『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
嘘つき。
あたし、人に見られると恥ずかしいからって言ったのに。
あなたはいつも
「ちょっとだけでいいから」
って笑って手をぎゅってするの。
あたしが「まだ?」「ねぇ、まだ?」ってきいても、
「うん、もうちょっとだけ。」って、あなたはぎゅってするの。
あたしがきくたび、あなたはぎゅってするの。
あたしがきくたび、あなたはぎゅっとしてくれるの。
迷路のような街を走り抜ける。
ゴーストの群れを爪で切り裂き、彼女の元へとひた走る。大丈夫、彼女のそばには頼もしい味方がいる。自分一人なら、どうとでもなる。
――そう、例えば消滅してしまったとしても。
自分の役目は彼女の道を守ること。
彼女の行く道、彼女の来た道。その道が間違いでは無かったと、その生をもって証明すること。その為に自分の、私達の仮初の生はある。
敵を屠り、道を開き、彼女をあるべき未来へ送る。
その為にこの爪は、この歌は、この生はある。
逆に言えばそれ以外の生は自分には有り得ない。
背中に熱を感じた。
ゴーストの見えない手が触れたのだろう。
――ここまでか。いい。私の代わりはいくらでもいる。
「×××××!!」
突如伸びてきた小さな手。小さい、だが強い手が私に触れる。手袋越しに伝わるのは微かな熱。
「はしって」
ゴーストを振り切り、駆け抜ける。小さな手の主は私を振り仰ぎ一瞬厳しい顔をしてみせた。
「いこう。みんなまってる」
――待ってる。
私の生は彼女のために。それ以外の理由など有り得ない。それなのに……この小さな、だが強い手の主の微かな熱を、その言葉を、一瞬でも長く感じていたいと思う自分がいる。
初めての感覚に、私は言葉を無くしてただ走るしか出来なかった。
END
「手を繋ぐ」
『手を繋いで』
ホールに流れ出したワルツの曲調。差し出された大きくてかさかさの手に自分のしわしわの手をそっと重ねる。彼と初めて踊ったのはもう何十年も昔のこと。足を踏んだり他の人とぶつかったりしていたこともしょっちゅうだった少年少女が今ではステップを淀み無く軽やかに踏める。美しい姿勢を保つために視線を交わさないままで、昔話をひとことふたこと話しては笑い合う。
「あなたと踊るのはいつも楽しいわ」
「僕だって同じぐらい楽しいよ」
ワルツにまだ終わりは訪れない。それまでは手離すことの名残惜しさを考えなくてもいいだろう。
暗い部屋の自室に籠もっていた。
今日は何もうまくいかなかった。
先輩には気にしないでと言われたけど
気にしないでと言うのは私には無理だ。
明日も失敗したらどうしよう。
私の失敗ですべてがぶち壊れるかもしれない
そんなことを学校から帰宅して考えていると
部屋の扉がノックされる。
「ねぇ、お母さんだけど。
帰宅してからどうしたの?学校で何かあったの」
「何でもないよ……ちょっと疲れただけ」
お母さんが心配しているのはわかるけど
今は誰にも会いたくなかった……
するとお母さんは誰かに何かを言っていた。
「ごめんね。せっかく来てくれたのに。
あの子。なんか帰ってきてから様子が変なのよね」
「大丈夫です。ちょっと様子見に来ただけなので」
「ごめんね。」
誰か来たみたいだ……
するとドアがノックされる。
「ねぇ。入っていい?」
幼馴染みが来た……
私は無言を貫こうとしていた……
ガチャ
「おじゃましま〜す」
「邪魔するなら帰って!!入る許可してない」
そう言うと
「まぁまぁそんな怒らないでよ。」
幼馴染みはニコニコと笑いながら私の近くに来る。
「今、誰とも会いたくないの。帰って!!」
そう私が言うと急に隣に座って私の手を繋いだ。
「急に手握らないでよ」
「えっ。いや近くにあったから。」
「嘘つけ。近くにわざわざ来たでしょ。」
「そうだっけ?まぁ細かいことはいいじゃん」
そんなことをいいながら幼馴染みは
私を見て……
「今だけは、近くにいさせて。
何も喋んなくていいから。」
……
「ありがとう。」
手は冷たかったけど辛い時に傍にいてもらう
ことがこんなに安心するのに気付いた日だった
「人間がAIに勝てるものはなんだと思いますか?あなたの意見を述べなさい。」
英検をはじめ、定期テストや、自分の考えを述べよ系の問題には必ず出てくるこの問題。
回答は実に様々である。わたしの今までの人生の中で、印象に残っている回答を二種類お伝えしたい。
ひとつは同級生の回答
「私がAIを作ればいいと思う。作った人には逆らえないコマンドを導入すればいい。」
もうひとつは国語の先生の回答。
「AIは人間の「察してほしい」という気持ちがわからない。たとえば、恋人と歩いている時に「今日寒いね。手が冷たくなっちゃった」と言われたら、みなさんなら「手を繋いでほしいんだな」とわかる。けれど、AIにはそれがわからない。
人の気持ちを、隠された心情をコミュニケーションの中から汲み取れるのが人間が優っている点だ。」
勇気を出して、手を繋いでみる。
振り払われるかと思われたけど、素直に手を握り返されて僕は安堵する。
この気持ち、伝わったかな。
言葉は交わさずともその手とキミの横顔でその温かさを感じて、心が躍った。
『夢の中で』
夢の中で手を繋いでいたあの人は、僕の初恋の人でした。
______やまとゆう
手を繋いで寒さを防ぎ、貴方とイルミネーション見たかったな……
昨夜未明
東京都足立区三丁目の
ビジネスホテルで
出張で一緒のホテルに
泊まっていた上司が知らない女性と
〝死んでいる〟
と
男性から通報がありました。
死亡した男性は31歳会社員の棚澤 イサムという人物で通報者の上司との情報が上がっています。女の身元はわかっておらず、現在警察が調査を行っています。棚澤氏と身元不明の女性との関係は未だ判っていません。現場近くに睡眠薬と見られる錠剤が置いてあり、左肩を救助用ロープを巻き、手を繋いで死亡していたことから〝心中〟と見られる可能性が高いと思われるとのことです。引き続き警察が調査を行っています。
俺はただの人殺しの会社員
頼まれたのだ
上司に私の心中の手助けをしてくれないか。と
最初は嫌だったなぜ嫌いな上司が知らない女と
死ぬ手助けなんぞやらねばならないのだ。と思
った。だがある提案をされたのだ。2週間ほど
前に俺がやらかした大きな罪を全て揉み消して
くれる。というのだ、俺は妻と可愛い娘を持っ
ている。ここでその罪がバレてしまえば俺は俺
の家族はどうなる想像するだけでも血の気が薄
れる。だから、仕方がなかったのだ。これで俺
の家は安泰だ。でもすぐに妻に違う男の影が見
えてきた。定時で帰るはずの妻が20時を回って
も帰ってこない、心配になり電話をしてみるが
繋がらない。仕方なくその日は娘と外食し、早
めに寝た。このような日が続きついには娘を連
れていき、知らない男と何処かに行ってしま
った。この出来事が俺の人生を狂わせたのだろ
う。出ていかれたことのショックよりも娘を連
れていかれたことの怒りの方が大きかった。俺
のたったひとりの娘を。それから1ヶ月ほどた
ったとき、会社の昼休み中に殺人鬼育成所とい
うサイトが目に止まった。そのサイトを開くと
ある住所が貼ってあった。休日そこに行ってみ
ることにした。
続く
あとがき
↓
毎回毎回テーマからズレててすみません。
ちなみにこれのテーマは〝殺人鬼養成所〟
とかですかね。 前回は特にごちゃごちゃ
でした。一応テーマも最初の方に入ってい
ました。見つけてみて下さいね!これ続き
が見たい方はもっとみたいの♥︎をおして教
えてください、お願いします。もっとみたい
方が少しでもいましたら続き書きますね!
もし、 ♥︎ が多めに増えた場合、明日ほどに
続きとテーマにそったお話を書こうと思い
ます!少しテーマからズレてしまうかもし
れません。そうなったら御免なさい。明日
もお楽しみに!!
主のひぐまでした ฅʕ •ﻌ• ʔ
「手を繋いで」
「ねえ、お母さん!手、繋ごう?」
「……」
「ほら、ね?もう寒くないよう、2人ぼっちだね」
「……」
手を繋いで、ぎゅっと強く握る。
もうボロボロで『お母さん』の代わりにならない。
それでも、僕が『お母さん』と言っているのは、唯一無二の存在だから。
お母さんしか、僕を認めてくれないから。
「お母さん、あのねっ、今日もねっ、喧嘩したの」
「……」
「うりゃあっ!って殴ったらね、アイツら、無様に倒れちゃって!さっきまでの威勢はなんだったんだ?って煽ってやった!そしたらさ、アイツらってば『しね!』とか言いながら逃げてやんの!あはっ、僕ってば強いなぁ」
「……」
「ね、凄いでしょ、お母さん!僕ねぇ、力だけは自信あるんだぁ!凄いもん、お母さんから貰ったこのチカラ。凄いもん!」
答えてくれないし、無視される。
一点を見つめては、何も動かないお母さん。
そんなお母さんが愛おしくて、話しかけてしまう。
ああ、もっと前から殺っておけばよかった。
これが『自由』なんだって、証明できたのにね。
ははは、ざーんねん。
【手を繋いで】
「うわぁ、人混みやばば」
今日は夏祭り。クラスで気になってる○○君と一緒にいくの!
まだかなぁ…
…もう何十分も経ってる。
(そろそろ花火始まっちゃうよ…。)
私は○○君を諦めて花火を見に行った。人混みに身をのせ、花火会場へと向かった。
目の前にいた恋人たちは手を繋いで「迷子なっちゃうわ♡」とか話してる。いいなぁ
(私も手、繋ぎたかったな(泣)
ぎゅ
誰かが私の手を取った。○○君だった。何をいまさら…。
息を切らして手を握る。「離さないよ」と
私は零れた涙を拭いて○○君に言う。
「私の手を繋いで?」
もっともっと、そばにいたかった。
もっともっと、してあげたいことも、してもらいたいこともいっぱいあった。
どれだけ長生きしたって、後悔することはいっぱいある。
だからなるべくやりたいように生きてきたし、いつ死んでも悔いはないって思ってたのに、結局最期に色んなことを悔いてしまうのは人の性なのだろう。
怖がる自分と手を繋いでくれたのは、最期の優しさ。
縁もゆかりもないのに、ずっと悪態ばかり吐いていたのに、その人は目に涙を浮かべて唇を噛み締めてくれてた。
湿っぽいのは嫌いだと言っていたのを覚えてくれてたんだろう。
「ありがとう、ごめんね」
そういえば初めて伝えたなと気が付いたのは、世界が暗転する直前だった。
『ありがとう、ごめんね』『手を繋いで』
9
【手を繋いで】
「君の味方だよ」
その照れた笑顔が子どもの頃とちっとも変わらなくて、おれは嬉しい。
ドキドキしながら君と手を繋いで、眩しい光と溢れる歓声を初めて浴びた時も、君はそう言ってくれたっけ。
いつだって君はおれの味方。
おれだって君の味方だよ。
人通りの多い交差点
はぐれないようにと
手を繋いで歩いた
月日は流れ
立場は逆に
あの頃と変わらぬ道を
手を繋いで歩く
差しのべられた手は
あたたかくて大きい
幼かったあなたを
今では見上げている
#手を繋いで
#55
外出すると
不安を紛らわすためなのか?
気持ちを落ち着けるためなのか?
スッと手を繋いでくる
頼られてる気がして
悪い気はしない
手の温もりを感じる
指先の感覚が拾う
手の甲がザラザラしてる
肌が弱いから
手のケアをしてあげないと
時にはしっとり手汗をかいて
緊張してるのかな
そう思う時もある
腹が立ってる時は
爪を立てられる
触覚だけで
喋らなくても
感じることが沢山ある
近い存在だから
気持ちをぶつけたくなるし
発散させたくなるし
本性を曝け出す
いつかは自立して
私の手を頼らなくなるだろう
だから、今は手を繋ぎたい
そう思ってる気持ちを大切にしたい
[ #40. 手を繋いで ]
子供の頃はよく一緒に遊んでいて、手を繋ぐことも日常的なものだった。私はあなたが好きだったし、一緒にいて楽しかった。
大きくなるにつれ、やるべきことがだんだんとわかって、私達の関係は昔のように純粋なものじゃなく、お互いたくさんの物を背負った重い物に変わってしまった。
久しぶりにちゃんと向き合ったパーティーで、そっと手を引かれ、二人でこっそりバルコニーに出た。
「踊ろう」
そう言うあなたの手をぎゅっと握る。
流れてくる音楽に合わせ、あなたの動きに身を任せ、踊る。
久しぶりに繋いだ手から温もりを感じる。楽しい時間が過ぎていく。
二人手を繋いで、そして――
バルコニーから、私は宙を舞った。
繋いだ手が離れた。
『手を繋いで』
もし
わたしに
恋人が
出来たら
手を繫いで
街を歩きたかった。
そういうしてる
カップルを見て
なんだか
見せつけられてるような
気がして
いいなぁ。
って
ずっと
思ってた。
いざ
恋人が
出来たら
デートが
嬉しくて
周りの
すれ違う人たちなんか
どうでも良くて
ただ、
あなたと
くっつきたくて
ねぇ、
手繋いでいい?
#手を繋いで
手を繋いで
がやがやと騒がしい喧噪
人混みの 間隙を縫って
僕は、君を捜す。
「夏祭りに行こうよ!」
そう言って 僕に夏祭りの
ポスターを差し出した君
毎年 夏に開かれる その花火大会
人混みが 予想されるそれに
僕は、最初は、行くのを渋っていた。
でも キラキラした君の笑顔をに
押され 僕は、渋々 了承したのだった。
スマホに掛けてみたが 何時まで立っても
出ない
決めておいた 待ち合わせ場所に
行ってみたが 来ない
僕は 二人で来たのを後悔していた。
せめて あと 数人のグループで
来て居れば もっと効率良く 人を
捜せただろう
あまり大事にしたくないが
警察に連絡しようか と
僕がそんなことを考えていた時
喧噪から 離れた 神社のお地蔵さんの
後ろに 蹲っている 人影を
見つけた 行ってみると 君だった。
「やっと 見つけた!」
僕が 呆れ声で言うと君は、
「えへへ ドジっちゃった。」
君は、頭を掻きながら 照れくさそうに
僕に向けて舌を出した。
見ると浴衣姿の君が揃いで 履いて来た
草履の鼻緒が 切れていた。
見ると 君の白い素足に 赤いマメが
出来ていた。
「はぁ~」と僕は、ため息を吐き
君の前にしゃがみ 背中を見せた
すると その態勢で なんのつもりか
分かったのか 君は、頬を赤く染め
「別に 子供じゃないんだから
おんぶなんてしなくて良いよ」
ぷいっと顔を背けて言う
「心配掛けさせた人が何言ってんの
ほら 早く乗って!」
僕が促すと君は、渋々と言った感じで
僕の首に 両手を絡ませ
僕の背中に乗る。
そうして 元来た道に踵を返し
僕達は、帰る事にした。
そして 道すがら 僕は、
思う
来年も 君は、懲りずに
同じ事を言うだろう
そして 祭りの 明明とした
電飾に 燥ぎ 色とりどりの屋台に
燥ぎ 花火に燥ぎ
僕の存在など忘れて 一人でいろいろな
所を 駆け回るだろう
だから 僕は、思うのだ
来年また 二人で 祭りに
出掛ける事になったら
最初から 君と手を繋いで来ようと
君は、また 子供じゃないんだからと
言うかもしれないけど
僕は、もう それだけは、譲るつもりは
無かった。
君の好奇心の手綱を引く為にも
君が居なくなる感覚を 感じない為にも
その代わりと言っては、
何だけど 来年 君が誘って来たら
僕は、渋々と言わず 即肯定を返して
あげよう
毎年 君は、僕が 最初に渋るのを
分かってて誘うのだから
他の友達も誘えば良いのにって
勧めるけど 内弁慶の君は、
家族と 幼馴染みの僕にしか素が
出せない
だから最初 僕は、いつも君からの
誘いを渋っていた。
そうすれば 君は、他の人を
誘うだろうと 踏んで...
だけど結果は、いつも同じで
僕が誘いを 最初に断ると 君は、
途端に 尻込みして 体を硬直させて
しまう
僕から 助け船を出そうと
他の子に声を掛けようとすると
君は、僕の袖を強く引いて 強く首を
振る為 結局誘えない
でも 夏祭りには、行きたい
でも 一人は、寂しい
何とも我が儘な幼馴染みの要望を
僕は、十二年間叶え続けて居る。
まぁ 特にそれに 不満は無い
君の幼馴染み離れを夢見ては居るが
それは、いつになることやら...
甚だ 見当も付かないが
子供っぽいくせに
手を繋いだり おんぶされたり
子供扱いされるのを嫌う君
本当面倒臭い
でも いつになったら 幼馴染み離れして
くれるんだろうと 思いながらも...
決して 急かそうとは、しない僕も
実は 大概なんだけどね! なあんて!
「手をつないで」
60歳を過ぎても妻と外出するときは手をつなぎます。手をつなぐことで心がつながっていることを感覚的に確かめるのです。会話によるコミュニケーションは大事ですが、手をつなぐことによるコミュニケーションも負けず劣らず大事だと思います。
こっちに 手を繋ぐから
繋がった 手を繋ぐ 怖い
逃げたい 優しさの裏は
束縛 支配 払い除けたら
不安になり毒親は私を責める
痛みを 癒やして なんて
涙は 流せない 誰にも話せない
可哀想となる落ちさが嫌だからだ
ねぇ 求めてるのは
私を宛にしてる から 優しさと
冷たさ いつだって
要らやない 必要ないからな
なんて 突き離す なら遠くに
逃げていきたい 逃げていけるは
ない 毒親は私に 好きだから 大事だから
手をつかむ 握る 抱きしめる
私がやめて 突き離す 嫌いなのか
殴られる
行く場所はないからな 面倒みてあげるから 心配するな
助けて他者に話すは嫌
事情を話すと
無惨な 同情 可哀想になりかね
ない
だが 私は恋をした
毒親にばれたら 大変
好きを止められない
内緒で会える時間が幸せ
ある時 川沿いを散歩
緑大木まで 歩こう
夏草の匂い 川の空を舞う鳥
景色を眺め ゆっくり歩いていたら
ふいに 手を繋がれ 私は払い除けた
彼は唖然とした
僕いきなりだったごめん
暫くしたら 何故が私は涙が頬を
流れた この幸せは私はいけない
手を繋ながないで 毒親に
支配されてるのか 優しさか
頭は混乱
彼が 話した 伝えてほしい
大丈夫だから 私は家庭の事情
毒親との家庭の話しを
途切れ途切れ伝えた
彼は身内 親 弱い子供とか 虐待
多々ある現実を君が 連鎖かのよう
続く 世界に君もいるんだ
でも君を好きになって良かった
君は親を反面教師に 生きてきたんだ
いつか 許して いけたら
忘れていけたら 少しずつ
普通に 手を繋ぐ 幸せを
僕と叶えていこう
1人で抱えるな 親からいつだって
逃げていい
君の環境とか 関係ない
僕に君が クラスに馴染めない
僕に話してきた
はじめから 君を見つけては
見ていた 苦労抱え
人前で 笑う 君は やはり
好きだよ 怯えも 恐れも
ないまま 手を繋ぐ
僕に君を委ねて 情けなさ
弱さ あるけど
幸せになる権利は皆あるから
ふと たまに想い出す
あの頃 君と 恋して
良かった