忘れられない、いつまでも。』の作文集

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忘れられない、いつまでも。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/9/2026, 4:08:28 PM

異世界崩壊事変ーキノピーチ編ー 第一話:死者の入り江

キノピーチ「きゃあああーーー!ぶふっ」
 ぼふっと砂埃をあげて地面に顔から落ちたキノピーチは、ゆっくりと起き上がった。
キノピーチ「……砂浜?」
 頭をふるふると振って砂を落とすと、辺りを見回した。
 砂は柔らかく温かで、貝殻が落ちている。小さなカニもいる。
 そして、目線の先には、見慣れた緑の物体。
キノピーチ「土管がある……」
 キノピーチは立ち上がると、土管へ向かっていった。
 湖を渡らないといけないが、キノピーチは、特殊能力――二段ジャンプで越えていった。
 キノピーチは土管の縁に立つと、おそるおそる足を伸ばして、ゆっくりと入っていった。

⋈ ⋈ ⋈

 土管から出ると、また湖が続いていた。
 キノピーチは浮き輪で浮いて寝ていたクリボーを踏んで砂浜に着地すると、次の湖も越えていった。
 しかし、先がなく、下の方の海に飛び込むしかなさそうだった。
キノピーチ「腹をくくれ……!…スウゥ……。…ッ!」
 キノピーチは大きく息を吸うと、意を決して海に飛び込んだ。
 目をゆっくりと開ける。
 目に水が入って滲んでいるが、色とりどりのサンゴ礁が広がっていた。
 キノピーチの口の隙間から、少しの泡が出ていく。
 慌てて口を閉じると、腕でかきわけるようにして前に進んでいく。
 海の中には、プクプクやゲッソーがいた。あと、初めて見るトゲの生えた大きな丸い魚も。そいつはキノピーチを見つけると追いかけてくるので、キノピーチはサンゴ礁などを上手く利用して撒いていた。
 しばらく泳いでいると、透明な土管を見つけた。
 底に降りて大丈夫かどうか確認したあと、キノピーチは入っていった。
 どうやら、土管の中には水がなく、息ができた。
 やがて海中が見えてくる。
キノピーチ「わあ………」
 キノピーチが大きく開いた視線のさきには、ボロボロの4隻の沈没船だった。
 キノピーチは初めて見る大きな沈没船たちに、目を輝かせた。
 しかし、見惚れているときに、ガクンと体が止まった。
キノピーチ「……へ?」
 足を何かに掴まれているような気がして振り返ると……。
 手首から下がないたくさんの白い手が、キノピーチの足を掴んでいた。
キノピーチ「きゃああっ!!」
 キノピーチは咄嗟にもう片方の足で蹴ろうとしたが、頭を抑えつけられてしまった。
キノピーチ「ぐッ……!」
 何とか抵抗しようとするが、何も意味は無かった。
 土管にピキピキと亀裂が入っていく。
キノピーチ「う、そ……ッ」
 キノピーチが声を震わせて言うと、土管がバリンッ、と割れた。
 藻掻くが、それも無意味で底に引き摺り込まれていく。
キノピーチ「だ………ごふっ……!」
 暗い海中で引き摺り込まれていくキノピーチを、魚たちは無情に横切るだけだった。

5/9/2026, 3:54:41 PM

忘れられない、いつまでも。
好きなアニメの真似して遊んで、
交換日記にパンダのイラスト。
どこへもチャリで駆けつける、ごく普通の女の子。
一般人のまぁるいアンタを
こっちはいつでも晒せるのだから、
悪いことせず、躍進しろよ。我らが地元の大スター。

5/9/2026, 3:52:52 PM

あなたが家に来た時、まだとても小さかった。
手のひらの上で怯えていてとても痛かったけど、歩き出す姿はとても可愛らしかった。

毎日何十枚も写真を撮った。
基本丸まっていてイガグリやウニみたいだったけど、寝ている姿は顔が見ることができた。寝顔はいつも笑っているようで、天使のようだった。

でも、もう貴方が眠ってしまってもう2年も経つの。
未だに貴方に餌をあげなきゃとか、あなたの部屋を掃除しなきゃってたまに思うの。もう2年も経っているのに忘れられないのよ。貴方がまだ生きてるんじゃないかと錯覚しているの。だって、まだ若かったもの。もっと一緒にいられると思ったの。こんなのまだ早すぎるわ。

今でも貴方のことが大好きよ。
生まれ変わったらまた私の所へ会いに来て欲しい。

#忘れられない、いつまでも

5/9/2026, 3:51:17 PM

忘れられない、何時迄も

自分では、記憶力は壊滅的だと思う…必要な事は覚えられないのに、つまらないエピソードは、途切れ途切れに覚えている…
その時の光景は、ありありと浮かんでくるのに、相手の顔が浮かんで来ない…
幼い頃は、知らない人に話かけていたらしいのに、何時からか、吃音で揶揄われる様になり始め、人と接するのが怖くなって、他人の顔を見て話す事が出来なくなり… 
人の顔を覚えられなくなって来たのだろう…それなのに、記憶の断片ばかり、忘れられずに…

5/9/2026, 3:50:00 PM

10年は前になる。

もう顔だって覚えていない。

辿っても見つかりはしない。

名前も知らない夢のあの子は、

ただ空いた穴の存在だけを私に教えてくれた。




忘れられない、いつまでも。

5/9/2026, 3:46:18 PM

忘れられない、いつまでも

 有栖は、恨みがたまっていた。
「許さないわよ……私が楽しみにとっておいた一蘭のカップ麺を食べたことを……。最低一月は忘れないわよ。いいえ、忘れてなるものですか! いつまでも忘れないから!」

5/9/2026, 3:42:46 PM

悪意こもった行為の数々
その業にも気付かぬとは


理不尽に言葉で殴り付けられて
反省などは何も残らず



#忘れられない、いつまでも

5/9/2026, 3:24:58 PM

カメラをかざす。

小さな画面に縁取られる被造物が、寝息を立てている。

シャッターを押す。

途端、ふっと画面が黒に堕ちた。

最後のシャッターは、押せていただろうか。

それだけが気がかりだった。


冷たい霜が土に聞き慣れない音を作る。

一歩、一歩

その地を踏み締めるたび、
ぱり
しゃり
小さな音が弾ける

顕微鏡で見たくなるような、透明さの中に不思議が詰め込まれた霜。

触れればかじかんで、指先が腐り落ちる。

でも、ウジは集らない。

氷点下に生きるウジも菌もいないから。

冷凍保存された指先が、そのままに時が止まるだけ。


ずるい。悔しい。

誰なんだ。

そんなことを言うのは。

好き。嫌い。

誰の声なんだ。

鼓膜を剥がせば、

嗅粘膜を剥がせば、

脳を破壊すれば。

何も感じずに済むのか?

お前は、誰なんだ。

5/9/2026, 3:24:10 PM

No.1【忘れられない、いつまでも。】

いじめって辛いよ。

いじめられた側は忘れられない、いつまでもね。
人によってはそこまで傷ついていない人もいる。

逆にいじめた側はいつか忘れる人も居れば、
苦しいほどに後悔してる人もいる。

俺の場合はいじめられてて、ずっと覚えている。
いつまでも、高校生になっても。
大人になっても周りの人たち、みんな僕のことを
バカにしてるって、嫌でも信じたくなくても

そう思い込んでしまう。

こんな俺は居なくなった方がいい。そんな訳ない。
そんな考えが頭の中で出てくる。
どうしたもんか。
そんなに考えなくてもいいとふっと、そう思う。
今でもそう思えばそうだ。
浅く考えた方がいい、僕の考えはただの思い込み。
だけども体が勝手にそうする。

じゃあどうすればいいんだよ。

どうすれば、人と気軽のようにいじめられる前の頃と
同じような態度で話せれるのか。
どうすれば、人に気を許せれるのか。
どうすれば、頼れるのか。

分からない。

そう考えると苦しく、人間不信をする自分に嫌気を指す。
高校生になった俺はどうすればいいでしょうか。

5/9/2026, 3:14:40 PM

【忘れられない、いつまでも。】

一目惚れした人は印象深いかなぁ

後、一度は本気で好きになった相手は
やっぱり忘れない

色々あってもみんな素敵な人だったと思う
なんせ、私が選んだ人だもの♪

後…永遠のお別れになってしまったけど
交わした会話や表情が鮮明に思い浮かぶ人も
何人かいる



忘れられないし、忘れたくない…いつまでも。

5/9/2026, 3:11:39 PM

まぶたの裏に張り付いている景色がある。
 それは、幼い時分に起こった凄惨な事件だった。母親だった女と、父親だった男が、うつ伏せになって倒れていた。白いブラウスと白いワイシャツが、酸化した血液によって汚れてしまっていた。それを見下ろしている姉は、丸い頬を紅潮させて、うっとりと目を細めている。こちらを振り向いて、

「もう、大丈夫。怪獣はもう死んでしまったわ」


 そっか、そうなんだ。姉が云うのなら間違いはないのだろう。私も目を細めた。舞い上がり、姉の側へと駆け寄った。手を伸ばした。

 その手が、姉に届くことはなかった。その景色が、どうしても忘れられないのだ。いつまでも、ずっと、まぶたの裏に焼きついて、

5/9/2026, 3:05:16 PM

私は寝るのが大好きだ。
休みの日は暇さえあれば寝ているし、バスや電車の中でも寝ていられる。
ずっと寝ているから、夢を見ることが多いけど起きたらすぐに忘れてしまう。
覚えていても、友達が出てきたような、元彼が出てきたようなそんなやんわりしたことしか覚えていない。

でも、祖父が亡くなった数日後の夢ははっきりと覚えている。
夢の中で、私は父、母、祖母、そして祖父の5人で車に乗っていた。
ある地点で運転していた父は、車をとめた。
その後私以外の全員が車からでたから、私もつられて外に出た。
外に出た祖父は私を抱きしめ、私も祖父を抱きしめた。
その後祖父だけ歩いてどこかへ行き、私たちはまた車に乗った。

この夢がどんな意味を持つものかは分からないけど、私は目覚めた瞬間安心感に包まれた。
そして亡くなる前、ほとんど動くことも、話すこともできなかった祖父が夢に出て最後のお別れをしてくれた気がした。
きっと祖父は天国に行けたのだろう。

今後私がどれだけ寝たとしても、覚えていられる夢はほとんどないだろう。
それでも、この夢だけはいつまでも忘れない。

5/9/2026, 2:48:47 PM

お題『忘れられない、いつまでも。』

まだ私が小さかったころ。

夏休みに遊びに行った
おじいちゃんのお家で
どこからか祭囃子が聞こえてきた。

「お祭りだ!」

妹と顔を見合わせて
私たちはこっそりお家を抜け出して
音のする方へ駆け出した。

でも――
近くに聞こえていたはずのお囃子は
追いかけても追いかけても遠くて
気づけば
知らない道ばかりになっていた。

空はだんだんオレンジ色になって
セミの声がやけに大きくて
妹はとうとう
ぽろぽろ泣き出してしまった。

「だ、大丈夫だよ」
私はお姉ちゃんだから
精一杯そう言ったけど
本当は
私も泣きそうだった。

ぎゅっと妹の手を握っていたら
遠くから
「おーい!」って声がした。

振り向くと
汗をかきながら走ってくる
おじいちゃんの姿。

「見つけた!」

おじいちゃんは
私たちの前でしゃがむと
くしゃくしゃの優しい顔で笑って
「もう大丈夫」って
頭を撫でてくれた。

その瞬間、安心して
私はわんわん泣いてしまった。

お家へ帰ると
おばあちゃんが玄関で待っていた。

いつもは厳しいおばあちゃんが
その日は何も怒らず
「心配したんだからねぇ」
って言いながら
ぎゅーっと抱きしめてくれた。

私たちは何度も
「ごめんなさい」って謝ったけど
おじいちゃんもおばあちゃんも
「無事でよかった」って
何度も言ってくれた。

次の日。

おじいちゃんとおばあちゃんは
本当にお祭りへ連れて行ってくれた。

神社には
たくさんの提灯。

ゆらゆら揺れる灯りが
まるで魔法みたいで

子どもの私は
「ここは不思議の世界の入り口なんだ!」
って本気で思った。

今でも
遠くで祭囃子が聞こえると
あの神社へ
走って行けそうな気がする。

だから私は
祭囃子が大好き。

あの夏の迷子も
優しい手のぬくもりも
忘れられない、いつまでも。

5/9/2026, 2:48:34 PM

【忘れられない、いつまでも。】


昔、三途の川の橋を渡ってしまったことがあります。
きっと夢だと思うのですが、どうしても忘れられないのです。

私は小さい頃、大きな病気をしました。集中治療室に運ばれて、三日間目を覚さなかったそうです。
私はその三日間、夢を見ました。今でも夢の内容をはっきり覚えているのです。なぜかその場所の匂いや触ったものの感触もよく覚えています。まるで、本当にあったことのように。
小さい頃は本当にあったことだと思っていました。けれど親も友人も信じてくれないので、夢を見ていたのだといつしか思うようになっていました。
あれは一体なんだったのでしょうか…

その時の私は、自分がなぜ橋を渡っているのか、ここはどこなのか、何も分からずに機械のようにただただ歩いていました。確か、木の板でできた橋はじっとりと濡れていて、端々が腐っていました。橋の下の川は流れが激しく、真っ赤に染まっていて、白い服を着た人間が大勢流されていました。私は不思議なことに、そんな状況になんの疑問も示さず、橋を渡っていました。人間のうめき声と何かの怒鳴り声の混ざった空間は、まさしく地獄でした。

「君はまだ生きてるじゃないか。何をしているの?」

突然人に話しかけられました。でもその人は恐らく人ではありません。何せ、頭から角が生えていたのですから。きっと彼は獄卒、というものなのでしょうね。でも幼い私は何か普通の人ではないとは思いつつも、ここが地獄だなんて思いもしませんでした。
「ここはどこなの?」
私はその獄卒に話しかけました。やっと私は正気を取り戻したのか、その瞬間からみるみるこの状況が恐ろしくなってしまって、今にも泣きそうな、そんな心持ちでした。
「ここ?あー…ここはねーー…、君にはここはまだ早いよ。お家にお帰り。」
獄卒は少し考え込むような顔をした後、話をはぐらかすかのようにそう言って、私を引き返すように促しました。
「おうちはどこなの?わからないの。」
獄卒にそう言うと、獄卒は困ったように立ち尽くした後、私の目線に合わせるようにしゃがみこみました。
「じゃあ送ってあげよう。でも俺は君たちの住んでるところに行っちゃいけない決まりなんだ。代わりに車を出してあげる。それに乗っていけばあっという間だから。ついておいで?」
獄卒は私の手を繋いで、ゆっくりと歩き出しました。獄卒は顔こそ怖かったのですが、声色は本当に優しくて、爪が私に刺さらないように包み込むように手を握ってくれました。

そうして獄卒と歩いている間、私はいっぱい怖いものを見ました。白い服の人たちを怒鳴りつけている角の生えた大きな人。地面に染み込んだ返り血。人の骨。泣き叫ぶ声。私はそういったものを見るたびに「ひっ!」と小さく悲鳴をあげるものですから、獄卒がそういう時は必ず私の目を塞ぐように、顔の前に手をかざしてくれます。次第に獄卒に心を開いていった私は獄卒といろいろな話をしました。
「どうしてつのがはえているの?」
「これは生まれつきなんだ。ここではむしろ生えていない人の方が珍しいんだよ。」
「わたしね、さっきまでびょういんのベッドでねていたきがするの。なんでここにいるのかな?」
「じゃあきっと今も寝ているんだよ。これはきっと夢だよ。」
「そんなはずないよ!だってゆめならにおいとかわからないもん。」
「ううん、きっと夢だよ。匂いのある夢だってきっとあるよ。君は夢を見ている時、これが現実だって思うだろ?夢を見ている間は現実と夢の区別がつかなくなるものさ。」
「…ちょっとむずかしいかも。」
「そうだよね。ちょっと難しいかな。」
「きえちゃうの?もしこれがゆめなら、おきたらおにいさんはきえちゃうんだよね?」
「消えるよ。消えちゃうけど、消えていいんだよ。こんな悪い夢の記憶は。」
「ここのきおくはきえてほしいけど、おにいさんのきおくがきえるのはちょっといやだ。」
「…大丈夫だよ。本当に消えて欲しくないものは、いつまで経っても消えないものさ。」
「へぇ…。」
獄卒の言うことはたまによく分からないものがあったのですが、獄卒と話すのが何だか楽しくて、私はいつの間にか怖いのも忘れていました。

「それじゃあね?バイバイ。」
時代劇なんかでよく見る人力者のようなものに私を乗せた後、獄卒は優しく笑って手を振りました。
私は獄卒が名残惜しくて、獄卒の手をずっと話せずにいました。
「手、離してくれる?帰れないよ?」
「いやだ。おにいさんがきえちゃうの、いやだ。」
私は半泣きで獄卒にそう縋りました。獄卒は困った顔をして、いつものように優しく言いました。
「消えないよ?君の記憶からは消えるけど、俺はどこかにいるはずだから。いつか会えるよ。…でもあんまり早く会っても困るなぁ。君を迎えるための宴会の準備ができない。」
獄卒は冗談っぽくそう言って、私の手を優しく離そうとしました。でも私は離しませんでした。
「いやだ!きおくからきえちゃうのもいやだ!」
私はついに泣き出しました。獄卒はおろおろとしながらも、しっかり私の目を見て、「君が消えて欲しくないのなら、消えないよ。さっきそう言っただろ?消えて欲しくないものは消えないって。だからきっと君が本気で消えて欲しくないのなら消えない。ほら早く行かないと、本当に帰れなくなっちゃうよ?」と言いました。
私は袖で涙を拭った後、獄卒を見ました。獄卒は優しい顔で微笑んでいます。
「わたしがもういちどここにきたら、けっこんしてくれる?」
彼にとっては子供の戯言にしか聞こえないと思うのですが、幼い私にとっては清水の舞台から飛び降りるような思いで言った、プロポーズだったのです。
「うん。約束。」
彼は一瞬戸惑った後、笑ってそう返しました。
私は手を離しました。すると人力車が発車します。途端に私の意識は曖昧になってきました。ですが私は意識のある限り、彼に向かって手を振りました。彼も手を振りかえしました。そこから私の記憶は全くありません。気がついたら病院のベッドで家族と医者に囲まれていました。

本当に消えて欲しくないものは消えないのですね。
私は今日まで一日だって忘れたことはありません。私が今生きているのも、あの獄卒のおかげです。

私は死ぬのが怖くないのです。死んだらあの獄卒に会えるのですから。でもあんまり早く死んでしまうと、獄卒に怒られてしまう気がします。本当は綺麗なまま死んでおきたいのですが、しょうがないです。
長生きしようと思います。おばあちゃんになっても、彼は私との約束を守ってくれるような、そんな気がするのです。

5/9/2026, 2:44:30 PM

忘れない、いつまでも

 忘れない、いつまでも君を愛してる。
そう思っていてもきっと君がこの世界にいたことが消えてしまう日がくるだろく。
それはきっと仕方ないことだ。

 歴史上の偉人たちなら忘れられないのかもしれない。
でも、どこかで記録が途絶えれば彼ら、彼女らが成したことは何も残らない。

 君はこの世に生まれて何かを成したわけじゃない。
でも私が生きてる間は君がこの世界にいた事を覚えてる。
私の唯一の姉妹になってくれた。
だから少しでも長く生きて、君をいつまでも忘れないし、ずっと忘れたくないよ。

5/9/2026, 2:35:03 PM

あの面影を追い続けるばかり

目の前のことすら見えなくて、

固執なんて似合わないことして

それほど忘れられないから

思い出の欠片、拾い集めて抱えてる

*忘れられない、いつまでも*

5/9/2026, 2:33:38 PM

忘れられない、いつまでも。


出逢いは衝撃的で

過ごした日々はドラマチックで

別れは突然で


きっと 来世も覚えている。

5/9/2026, 2:33:26 PM

忘れられないそのあなたのの心はきっと誰かのためだけに闇になるのだ

優しさを育む生き物は何気ないとき忘れられてしまう…

5/9/2026, 2:32:47 PM

お題:忘れられない、いつまでも。

 二つ結びにしていた髪をポニーテールにするようになって、もうずいぶん経った。
 両耳の横でうさぎの耳のように黒髪をぶら下げていた学生時代のあの頃、私はずっと恋をしていた。
 同じクラスの近藤くん。かの有名な新選組の近藤勇と同じく勇という名前だけど、「ゆう」と読む、ということを4月の自己紹介で必ず口にしていた、童顔の男の子。
 勇という名前なのに、ほんわかと柔和で、たおやかに微笑む姿が好きだった。声変わりをしてもかなり高めの声で、合唱コンクールのときは男子で唯一ソプラノグループに入っていたっけ。
 隣の席で大して親しくもない私が消しゴムや鉛筆をなくして困っているときは、嫌な顔一つせずにさっと自分の筆箱から予備のものを貸してくれた。教科書を忘れた時も、机と机の真ん中の所に自分の教科書を置くのを嫌がらずにやってくれる貴著な男子だった。
 思春期に入ると男子の多くが、どことなく女子に対して距離をとるのが常のようになった。教科書を見せてと声をかければ煙たがられたり、外野から相手に気があるのではなどとからかわれたりしてげんなりする。
 幼い頃は男が女がなんてさして目くじら立てなかったのに、なぜ年齢を重ねたら性別の違いで爪弾きにされるのか、理解に苦しんだ。
 そんなふうに刻一刻と変化を続ける周囲の環境のなかで、けれど勇くんは決して揺るがなかった。女子だからと腫れ物に触れるような扱いをしてくることは決してなく、困っている人がいたらいつでも誰にでも平等な優しさを向けてくれる。とてもよくできた人だった。だからこそ、中学の頃の私がずっと意識していた人だった。

 だからこそ、同窓会の誘いが来たとき、一も二もなく飛びついた。
 とっくに誰とも連絡を取らなくなって久しかったけど、当時の友人と没交渉気味だからこそ、近藤くんに会える可能性がほんの少しでもあるならそれにすがりたかったのだ。

 立食パーティーの中で、私は常にちらちらと辺りを気にし続けていた。
 昔なじみたちとの久方ぶりの再会は、想像していたより存外悪いものではなかった。さして気まずい空気になる訳でもなく、あの頃こんな遊びが好きだったよね、あの漫画が流行ったよね、ドラマはこんなのが好きだったね、と、互いの間の空白を縫うように、思い出を手繰る質問が飛び交うのがちょっとくすぐったくて、当時の空気感が蘇ってくる感じもあって、何となく心地よかった。もうすっかりあの頃から変えて久しいのに、なんだか今も髪を二つ結びにしているみたいな、そんな気がしてくる。
 それぞれ数人ごとにテーブルが分けられていて、私のテーブルには近藤くんはいなかった。最初は各々の席のメンバーで食べて、語り合って、というのが自然な流れになっていたから、ここを離れて彼を探す、というのも中々難しい。
「あ、そういえばさっきびっくりしたんだけど」
「分かる、近藤くんでしょ?」
 こそこそと、同じテーブルの酒井さんと東さんが掌を扇のようにして内緒話をしているのに気づくのと、近藤くんの名を聞き取るのとはほとんど同時だった。
「あ、あの、今もしかして、近藤くんのこと話してた?」
 こちらから声をかけるのに少し勇気が要った。どもりながら尋ねると、当時もさして親しくなかった二人は、ちらとこちらの声かけに気づいて顔を向けてくる。温度がほとんど感じられない、無機質な目。
「――……ああ、うん」
「そういや、加藤さんはあの頃結構、近藤くんと仲良かったっけ?」
 関係の浅い東さんから見て、私たちはそんなふうに見えていたのか。今さらながらに過去の答え合わせをされたような気がしつつ、曖昧に頷く。
「どうかな。もしかしたらそうだったかも」
「じゃあ近藤くんのこと、知ってた?」
「全然気づかなかったよー、私」
「ウチもウチも、あれは意外だったわ」
「まぁでも、今ってそういう時代だもんね」
 要領を得ない話に小首をかしげていると、二人の興味は薄れたようで、こちらへの視線はすいと互いへと戻された。
 近藤くんの身に何があったのか、中途半端に聞かされた話で、余計に気になってしまった。
 特に親しい子がいる訳でもない飲み会は苦行と言っても差し支えなくて、軽く見渡す限りでは近藤くんも見当たらなくて、人疲れしてしまった私は一度、お手洗い休憩をとることにした。
 パーティー会場となっている地元のホテルの会食場を抜け出しても、誰からも気にかけられることが無い。気楽だけれど、それが少しだけ寂しかった。

 壁にあつらえられた鏡を、じいと見つめる。あの頃二つに結んでいた髪を、今は下ろしていた。そっと両手で二つ結びにしてみると、大人になったはずの私の顔が、瞬く間に幼く見えてくる。
「――あれ、もしかして加藤さん?」
 気づいたら背後に女性が立っていた。メイクを直しに来た人かもしれないと思い横にずれようとして、鏡に映るその人を思わず見つめる。
 見たこともない女性だった。でも、確かに見覚えがある。
「ああ、こんな見た目じゃもしかして分かんないよね」
 ハスキーな声でからからと笑っているその人を、私は確かに知っていた。
「ゆうです」
 近藤勇と書いて、ゆう、ってよく名乗ってたんだけど、覚えてないかな?
 その一言にハッとして、記憶のなかの勇くんと目の前の女性が結びついた。
「あ、の、近藤勇くん? よくノートとか消しゴムを貸してくれた」
「よかった! 覚えててくれたんだね」
 ほっと胸をなでおろす仕草をして微笑む姿は当時と変わりないように見える。
 でも、あの頃の勇くんはきちんと男子用の学生服をしていたし、髪も短く切りそろえていた。
 今私の目の前に佇む彼は、背中まで伸びる艷やかな黒髪をバレッタで留めていて、ひだがたくさんついた臙脂のスカートを可愛く着こなしている。何より、ここは女子トイレなのに彼は普通に入ってきている。
「えっと、勇くんはもしかして、女の子なの、かな」
「――……うん、そうなんだよね。勇って字は今は平仮名に変えて、女として生きてるんだ」
 当時も見た目は柔和で中性的のところがあったけれど、こうして本人が女性として振り切って服装やメイクを整えると、男子だった頃の面影がほとんどどこにも残っていない。たぶん、何も事情を知らない人が彼を見かければ、可愛い女子だとすぬ思うだろう。
「昔と違う姿で同窓会に来るのって、怖くなかった?」
 口について出たのはそんな失礼極まりない質問だった。会いたかったとか、もっと言うなら適切な言葉があったはずなのに、よりによってそんな言葉が出てしまった。
 なのに近藤くんはこんな私に嫌な顔一つせず答えてくれた。
「確かにちょっと勇気は要ったかな。でも、どうせいつか風の噂で親とかから本当か嘘か分からない話を聞かれるくらいなら、ちゃんと自分で姿を見せて事情を話して正しく理解してもらったほうがいいなって思ったから、来てみたって感じ」
 こんな小さな田舎町では、よその家庭のあれこれが貴重な会話のきっかけになりやすい。人の口に戸はたてられぬとはよく言ったものだけれど、田舎町だと娯楽が乏しいせいか、都会の何倍も噂の回りは早かった。だから近藤くんがそんな風に決断したのもとても納得してしまう。
「あのね、私、近藤くんに会いたくて同窓会に来たんだ」
 私も勇気を出して口にしてみると、彼(彼女)の口元がほころんだ。
「えっ、そうなの? 嬉しいな」
 相手に嫌がられていないことに安堵して、更に話しかける。
「近藤くん、いつも優しかったでしょう。当時の男子女子ってちょっと微妙に険悪というか距離があったけど、近藤くんからはそういうのを感じなくて、こちらが困ってたらいつも親切にしてくれて、私、そういうのが本当に嬉しかったんだよね」
 だから、また会えたらいいなと思っていた。ずっと君の姿を会場で探していたくらいには、待ち望んでいた。どんな好青年になっているかなと勝手に妄想していたけれど、実際は想像と随分違っていた。――でも。
「また会えて嬉しいよ。こんなに綺麗な人になってるなんて予想外だったけど、その服もメイクも似合ってて可愛い」
 メイクは自然な感じで、口紅も淡い茜色で、落ち着いた近藤くんによく似合っている。グレーのニットカーディガンも、シックな感じで今の彼の装いにピッタリだった。
「ありがとう。すごく嬉しい」
 照れたようにはにかむ姿に胸をきゅっと鷲掴みにされたような気がした。これは周囲の男子のハートも狙い撃ちされているのではなかろうかという気もしてくる。
 さらに勇気を出して、ひと言。
「――あのさ、ゆうちゃん。連絡先交換しない?」
 友だちになってほしいんだ。
 そう告げると、両手で顔を覆ったゆうちゃんが、ゆっくりと顔を上げて言った。
「勿論だよ」
 双眸の端がほんの少し光っているのを、見なかったことにした。

___
2026.5.8 23:32
途中爆睡してたので正確な時間は不明ですが、トータル40分くらいで書いたかな?

5/9/2026, 2:29:26 PM

【忘れられない、いつまでも。】
底抜けに明るく熱い人がいた彼の炎に絶えず照らされ
努力家負けず嫌いクールこの人のようになりたい幼き夢
あなたはいつもいつまでも私のヒーロー今日も並んで進もう
優しい子どもっぽい笑顔の君憧れ焦がれて忘れられない

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