宝物』の作文集

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宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/20/2023, 12:01:49 PM

宝物

どこまで走ってもお月さまが追いかけてくる!

ぼくが見つけた大発見だと思ったのに、とっくに解明されていたことを知ったときはがっかりしたものだ。

あれから、ぼくが考えることはありふれたことで、つまりぼくは特別でもなんでもない平凡な人間だという不安が、消えないシミのように心に居座っている。

だからあの子を見てどきんとしたときも、こんなふうに思うのはぼくだけじゃない。みんな同じだ、と自分に言い聞かせたんだ。
ぼくだけの特別じゃない、誰から見ても愛らしいあの子。
どんなに思ってもこちらを振り向いてくれないだろう。


だけどあの子は一目散にぼくに向かって走ってきた。
「わんわんわん!」
「あらあら。ジュリーはユウくんが気に入ったのね」

ジュリーはぼくのかおをペロペロなめてしっぽをぶんぶん振っている。宝物がぼくに向かって飛び込んできたんだ。

11/20/2023, 11:59:02 AM

人によって大切なものの対象は変わる。
・家族
・恋人
・友達
・推し
・ペット
・お金
・命
などと様々だ。
ボクの大切な宝物は心臓だ。命とはまた違う。心臓という臓器そのものが宝物なのだ。
ボクは小さい頃から心臓が弱く、臓器移植が必要だった。そんなボクに心臓をくれたのは亡くなったお父さんだった。もう声も思い出すことは出来ないけれど、いつまでもボクはお父さんに大切にされていて、ボク自身もお父さんが大切な宝物だ。


#宝物

11/20/2023, 11:58:49 AM

【宝物】

みんなが完全に寝静まった深夜1時。
僕は今日も、僕の宝物に会いに行く。

ガタンッ、、ギギギ、、

音に気づいたのか、黒い塊がコチラにかけてくる。

ニャオォン

『しーっ、、バレたらまずからね。』

黒猫。これが僕の宝物。

路上で倒れているところを見つけて、その金色の瞳に魅入られた様に動けなくなってしまった。

そこから惹かれるように家に連れて帰って、もう使われていない蔵の中で飼っている。

普通猫は懐かない印象だが、僕にならすぐに懐いた。
甘え方も上手で可愛い。

僕の大切な、宝物。

僕は大手企業の御曹司らしい。

草木は短く整えられ、専属の庭師もいる。
優しい使用人とお母さんとお父さんに囲まれて暮らしている。

この屋敷とみんなが、僕の大切なタカラモノ。

ーーー

いつから、こんなになってしまったのだろうか。

僕の前には倒れて動かない黒猫。

僕の手にはロープが握ってあり、縄の感触が妙にリアルだ。

あれ?今、、夢なんだっけ?
気がついたら此処にいて。

気がついたら猫は倒れてた。

ーー

ギギギ、、バタンッ

蔵の扉が閉まった瞬間、僕はハッとして周りを見まわした。

草木はボーボーで、何も手入れされてない。

そびえ立つ屋敷は廃墟と化し、肝試しに来たのであろう不届者達の落書き、飲みかけの缶、お菓子のゴミが散乱している。

今までの、綺麗な屋敷がない。
使用人も、お母さんもお父さんも。

『え、、?』

掠れた声を出すのがやっとで。
現実だと認めたくなくて。

でも地面に落ちている血濡れのナイフが全てを物語っていた。

そうだ。思い出した。
僕は、、

『アハッ、、アハハハハハハハハハ』

嗚呼、、タカラモノなんて、持たなきゃ良かった。
どうせ、壊したくなっちゃうから。

みんなみーんな、タカラモノ。

でもそれは、いつかなくなるから、タカラモノっていうんだよ。

そう。いつかなくなるタカラモノ。
なくなって悲しむより、なくして悲しむんだ。

僕は最後のタカラモノを壊しにロープを木の枝にかけた。

"僕"という、最後のタカラモノをね。

11/20/2023, 11:57:12 AM

恋人
家族
親友







わたしが
大事にしたい
人たち。






この中の
誰か
一人でも
欠けたら



今のわたしは





生まれて、
生き続けて、
いなかった。



みんな
大事。


そして、
わたし自身も
大事。


#宝物

11/20/2023, 11:55:16 AM

宝物

いいこともよくないことも
すべてが大切な宝物…

これから出会う新しい宝物に
ワクワクドキドキときめいて…

少しずつ…

11/20/2023, 11:54:45 AM

"宝物"

「…ん?」
 診察室、使ったファイルを仕舞おうと棚の引き戸を開けると、奥の方に何かが挟まっているのが見えた。手を伸ばして《それ》を掴み、棚から出して確認する。
 《それ》はすぐに分かった。一本の黒い万年筆。高級感のある黒いボディが、蛍光灯の光を滑らかに反射する。
 その万年筆は、俺が医大を卒業した時に貰った物だ。『いつか、これが似合う大人になりなさい』って言葉と共に、この万年筆を渡された。
 使った事は一度もない。けど、持っていると不思議と心が落ち着いて冷静になれる。俺の大切な物。
 それが何故こんな所から、答えはすぐに分かった。
 一ヶ月ほど前、資料の整理で沢山のファイルを仕舞った時に何を思ったのか、何故かポケットから出して棚の扉の近くに置いて、それを忘れて棚の奥へとファイルに押し込まれた。整理が終わった後無くなっている事に気付いて、思いつく所を全て探した。次の日も、その次の日も、一週間ほど探したが見つからず、諦めていた。
 まさかこんな所から出てくるとは、誰も想像できないだろう。
「良かった…」
──それと、…ごめん。
 万年筆を両手に抱いて、心の中で謝罪する。
 大切な物をおざなりに扱った事の申し訳なさと、自分への怒りを込めて。
 そして、一度棚から離れてデスクの上のペン立てに入れる。
──もう、離さないから。
 心の中で呟くと、棚に向き直って改めてファイルを棚に仕舞い、扉を閉めた。

11/20/2023, 11:54:45 AM

わたくしの宝物はあなた様でございます。

巧みな話術、豊かな才識、品のある仕草、そしてわたくしを包み込む広く温かな御心。
愛をささやき、肌を合わせるその瞬間は、わたくしにとって至福のひと時でございました。

ですがあなた様は恋多き、数多の浮名を流すお方。
わたくしの他にも契りを交わす女(おなご)がいることも知っております。そう…悋気など数えきれぬほどに。

恋しとよ 君恋しとよ ゆかしとよ
    逢はばや見ばや 見ばや見えばや

それでもわたくしが贈りました文に、馬を駆けて来てくださったあなた様をどうしてお恨みなどできましょうか。


わたくしの宝物はこなた様でございます。
宝物は人様にお見せすると盗まれてしまいますので、こうしてわたくしが常にお抱えしているのです。

そうですね…かれこれ100年ほどの月日が経ちますが、大事に大事にしておりますので、なんとかかすめ取られずに今にいたります。

たとえ骸になり果てようとも、わたくしの宝物は誰にも奪わせはいたしません。
昔も今も、そしてこれからも―――。


『恋しいと 君が恋しい 慕わしいと ただそれだけ
 逢いたい 見たい 見たら 逢えたら―――…』


【宝物】

11/20/2023, 11:54:22 AM

空想の中の私が見つける

空を飛び
山を超え
雲の中を行き
青空の中を駆け巡る

見てきた景色
すべてが新鮮で
ひとつひとつに
笑顔がこぼれるほど
感動し
涙が落ちた


ぽちゃん…………


そして、現実に戻る


いずれ見つける
私だけのもの

11/20/2023, 11:53:54 AM

[宝物]

お金(現金・クレカ)

スマホ
衣食住(家)
家族
友達
ペット
車(船・飛行機)

どれが
本当の[宝物]なんだろうか?

[宝物]に順位付けたら
[宝物]にならないんじゃないか?

11/20/2023, 11:49:04 AM

くちもいらない しゃべらなくても かんじられられたならそれでいい
ことばなんてそうおおくなくてもいい
だれかがじぶんのことばにわらってくれなくてもいい ただ、かぜをさわって だれかの
たのしむすがたをみていたい
だれもどりょくしない、そんなのはつまらないから
すこしずつでも こんなわたしでも すこしだけでも たまにはがんばれたら
うれしい はずかしい ここちがいい
るい あーむすとろんぐ の ばらいろのじんせい をききながらあさく、めをあけて 
しらないせかいのことをかんがえたり、いまふってるあめをながめたり
くちにもだせないようなことを うたにのせて はきだしたり
それがじんせいのすばらしさだと 思う
これがだれかのなにかにならなくていい
ただ、ただ、いまここにあるきもちとからだが まんぞくするまで
それをかんじるだけ
あのきょくの おなかをやさしくなでてくれるかんじがすきなの
くだらないあしたも どうしようもなくはやいじかんも
それをきくためにすぎるなら、 いいな
あさ、はっぱのにおいと まざりあった、水のにおいを 
なんびょうたったって そこにありかわらずゆれてくれる、それに
かんどうをした。
ああ、あのこにあいたい。くるしめられたならやさしくしてあげたい 
ああ、いますぐでてゆきたい。ただ今朝のあのばしょへ、ゆるされたわたしのいばしょへ
と。
ああ、いますぐに あれがしたい、ねむりたい、見たい、かぎたい、撫でたい、
愛をいいたい、でかけたい、ひきこもっていたい、すべてを楽しみたい。
あの、かれらの笑いがつくりだしたおきにいりのあるばむのひょうしのように。
つちにしにたい。

11/20/2023, 11:48:42 AM

私に大切なモノなんてない。
今の生活も、友達も、家族だって、捨てようと思えば今すぐにでも捨てられる。だって当然だけど、自分の人生を生きるのは自分じゃん?最悪でも、私っていう身一つあれば生きられる。

誰だってそう。
私なんかいなくても、あなたは生きていくし、生きていけるんでしょ?

私は一番になれない。だから、誰も一番にしてやらない。

私に大切なモノなんてない。
そんなもの無くても、生きていける。

……寂しさは少々ある。

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『愛』

11/20/2023, 11:41:18 AM

指輪の内側に文字が彫られている。

───────────────────────

友人に誘われて訪れた骨董市。
骨董市の会場は予想以上に人が多く、
真っ直ぐ歩く事が困難なほど人でごった返している。

友人はお目当てがあるとのことだったので、後で合流することを約束して、1時間ほどバラバラで行動することになった。
しかし、こんな真っ直ぐ歩けなくなるくらいなら友人のお目当てに付き合えば良かったと後悔が湧きあがってくる。
後悔先に立たずとはこの事か、チェッ。
心の中で舌打ちをしつつ、体は人混みに流されるままどこかに向かっている。
一体私はどこにたどり着くのだろうか。
ええい、ままよと人の波に流されていると、骨董市会場の隅に運ばれてしまった。
不本意な押しくら饅頭から解放された体は、もうヘトヘトだ。
骨董市がこんなに疲れるなんて聞いていない。しかも、まだ碌に見れていない。
初めての骨董市が人に流されて疲れておしまいだなんてあまりにも寂し過ぎる。
何か面白いものを見つけなくては、納得がいかんぞ!

自身を奮い立たせ、果たして自分は何処に辿り着いたのかと周囲を確認する。

人混みの疎らなそこは、シャンデリアのクリスタルパーツや、錆びついた鍵、時計の針、ドアノブ等細々としたものが売られていた。
端的に言ってガラクタの山で、自分のテンションが上がるようなものではない。
こういうのを買う人は、創作とかに使うのだろうか。そんな事を思いつつぼんやりと眺めていると、キラリと光るものが目に入った。

ベロアのリングケースだ。

石付からシンプルなものまで様々なデザインのリングが並んでいる。

四角い緑色の石は、エメラルドだろうか。
高そうだ。
ゴシック調のリングに使われている赤い石は、ガーネットだろうか。

石好きな自分がムクリと起き上がり、テンションが上がっていくのを感じる。
興味の赴くままリングを眺めていると
目端で何かが光っている。

サファイア系の青い石が付いているシルバーリングだ。
複雑なカットが施された丸い石は、光に当たって青、紫紺、水色と様々な色で煌めく。
爪からショルダーにかけて蔓草がデザインされている。繊細さが非常に自分好みだ。

値段は幾らだろう?

リングケースからその指輪を持ち上げると、値札とともにリングの内側に彫られている文字が見えた。

リングのメーカーだろうか。
値札そっちのけで文字を読むと、
Du bist mein Schatz.

読めない。英語じゃない?

そんな時は文明の利器だ。
スマホの翻訳アプリを立ち上げ文字を打ち込む。

Du bist mein Schatz.
(ドゥー ビスト マイン シャッツ)
─君は、僕の宝だ─

このリングの持ち主がどうしてこのリングを手放したのかは、わからない。
愛していても別れてしまうことはあるし、本人は最期まで手元に遺していても、他者が売ってしまう事もある。
それでも、このリングは誰かに愛された人の持ち物だったことに変わりはない。
月日の長さはわからないけれど、宝物だった日々がこのリングにはあるのだろう。

私は誰かの宝物だったリングをソッとリングケースへ返した。

11/20/2023, 11:35:52 AM

この時期に
ここに存在していられること
こんなにすごいことはないんだ
このためにやってきたんだ
ここにいるだけで
本当に素晴らしいことなんだ


             〜宝物〜

11/20/2023, 11:31:49 AM

宝物


なんやかんや言ったところで
宝物でしょ
わたしってば


わたし自身にとっての宝物ですけどね

(とりあえずこの身体あっての生きてる自分だからね。たとえば、この腕と手があるからこそ可愛い猫に触れることができるんだし)

11/20/2023, 11:24:35 AM

13,宝物

       あなたの宝物はなに?

宝石?、恋人がくれたペンダント?、恋人との想い出?、愛しい我が子?、時間?…。

どんなにちっぽけなものでも、ある人のまえでは、それは一瞬にして価値のあるものになり、その人にとっての宝物になりうる。

     わたしの宝物はなにかって?

      わたしの宝物はわたしよ。
どんな宝石より、どんな大切な思い出より、わたしが1番の宝物なの。

  世界に1人しかいない、わたしはわたしの宝物。

         あなたもそうよ。
あなたは世界で1人しかいない。あなたはあなたにとっての最高の宝物。

だから前を向いて。自信をもって。わたしが保証してあげる。

あなたは世界中のどこを探しても、宇宙の隅々まで探したって2人目は見つからない、特別な宝物だって。

2023.11.20

11/20/2023, 11:23:41 AM

宝物は、
モノだけじゃない
ことは知っている

宝物は、宝物と
思っている人がいて
はじめて宝物になる
ことも知っている

前から…、ずーっと
考えてる

わたしにとっての
宝物を

早く手にしたいのに…

      まー

11/20/2023, 11:21:21 AM

〚宝物〛

もう二度と会えないんだね

長い間ずっと一緒にいてくれてありがとう

無愛想であけすけになんでも言ってしまう君の性格には悩まされたけど、昵懇の仲になった今思うんだ
根はいいやつなんだなって

私が人生のどん底に突き落とされたとき、不器用ながらに慰めてくれたよね
あれほんと嬉しかったな
変な気を遣われるよりずっと楽だった

君ってほんと人と関わるのが苦手だから、周りから「性格悪いヤツ」って誤解されがちだよね
そんな君の損な性格も全てが宝物

11/20/2023, 11:15:59 AM

『宝物』


 俺の妻はかわいい。
 子供も勿論かわいいが、妻がかわいくて仕方ない。

 夜明け前、目が覚める。外はまだ暗く、灯りがないと歩けない時間。身支度を始めると隣で寝ていた妻がもそもそと起きるのに気づいた。

「おはよう。ごめんね……早起きできなかった」
「はよ。寝てていいよ、疲れてるだろ。チビ共も起きると大変だし」

 子供が二人、すやすやと寝息を立てている。妻は子供の布団をしっかりと掛け直し、羽織を着た。

「寒いよね、今お茶淹れるから」

 この気遣い、愛しさが増すばかりだ。湯が沸くまでの間、後ろから抱き締めると「ばか」と照れながらも身体を預けてくれる。いつまで経ってもこんな反応だからかわいい。



 ──お茶を飲み終えると、兜を深く被り立ち上がる。

「いってらっしゃい。気をつけて……」
「ああ」

 一言で答えると、闇の中へ駆け出した。
 今日もまた飛ばなければ──この愛しい宝物たちを守るために、戦いに出るんだ。

11/20/2023, 11:12:54 AM

「あなたは私の大切な宝物なのよ?大好きよ」

母はそう言って愛おしく頭を撫でてくれた
そんな過去もあるっていうのに
一体なんなんだ!?

「あんた何のんびり寝てんのよ!
今日は塾でテストだっつーの!!!(怒)」

不思議も不思議
尻を蹴られて床に転がされている

ねぇ、何なの?
俺って宝物なんじゃねぇの?違うの?


#宝物

11/20/2023, 11:12:29 AM

『宝物』

友達? 仲間?
家族?
愛? 夢? 希望?

くそくらえだわ
笑わせんな
ちゃんちゃらおかしい

守るものなど 始めからない

与えられてもいない

「あなたは、パパとママの宝物」
上っ面だけの台詞など
喋れねぇようにしてやろうかな?

もう充分だろ 猿芝居
家族ごっこも終わりにしよう

お前は 奴隷だ 家畜だ と
罵り 蔑む お前らなんざ
ゴミクズほどの価値もない

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