くちもいらない しゃべらなくても かんじられられたならそれでいい
ことばなんてそうおおくなくてもいい
だれかがじぶんのことばにわらってくれなくてもいい ただ、かぜをさわって だれかの
たのしむすがたをみていたい
だれもどりょくしない、そんなのはつまらないから
すこしずつでも こんなわたしでも すこしだけでも たまにはがんばれたら
うれしい はずかしい ここちがいい
るい あーむすとろんぐ の ばらいろのじんせい をききながらあさく、めをあけて
しらないせかいのことをかんがえたり、いまふってるあめをながめたり
くちにもだせないようなことを うたにのせて はきだしたり
それがじんせいのすばらしさだと 思う
これがだれかのなにかにならなくていい
ただ、ただ、いまここにあるきもちとからだが まんぞくするまで
それをかんじるだけ
あのきょくの おなかをやさしくなでてくれるかんじがすきなの
くだらないあしたも どうしようもなくはやいじかんも
それをきくためにすぎるなら、 いいな
あさ、はっぱのにおいと まざりあった、水のにおいを
なんびょうたったって そこにありかわらずゆれてくれる、それに
かんどうをした。
ああ、あのこにあいたい。くるしめられたならやさしくしてあげたい
ああ、いますぐでてゆきたい。ただ今朝のあのばしょへ、ゆるされたわたしのいばしょへ
と。
ああ、いますぐに あれがしたい、ねむりたい、見たい、かぎたい、撫でたい、
愛をいいたい、でかけたい、ひきこもっていたい、すべてを楽しみたい。
あの、かれらの笑いがつくりだしたおきにいりのあるばむのひょうしのように。
つちにしにたい。
11/20/2023, 11:49:04 AM