束の間のひととき。
この心のどこかにまだある危機感を、忘れてはいけないと分かっているけど
でも今は、真っ暗な空に包まれて小さく光る
私の四角い部屋が、私を甘やかします。
誰かそこに存在しているわけではないのに、YouTubeで見た可愛いアニメーションや、
キラキラと鳴っているきれいな音楽のおかげで、私のために私を慰めてくれる誰かが、
妖精のような何者かがいるように感じます。
頑張るね、頑張る。そう言って重たい頭を上げてどこかへ向かう。
次の瞬間、朝の光がやってきて冷たい空気が鼻をくすぐってくしゃみが出ちゃう。
そんな明日を想像します。
新年という名前なのに、すごくその境界線が平べったい。
ただ明日だってことか。
何も気負わず、いつものように、「明日」へ進んでいくことにします。
彼女たちに会ったのは随分前?かな。
彼女の歌声、彼女の動き。彼女たちの本髄に触れて、
知って、新しいことを知れて。
そうやって私のリアルすぎる毎日に、2次元みたいな鋭い風が通り抜ける。
それは直線。
どこにも絡まらない、細いけど太い線。
その線の描く風が、私の毎日に淡く、期待という名のキラキラを飾って。
豊潤な音ともに勇気をくれる。
ありがとう。
そしてその風に追いつく、いや、追い越すスピードでそらへ進みます。
そんな難しく考えずに、私の核心を信じて。
あなたが居ても、居なくても、
心の中は空っぽで。
期待する分だけ少し人生は楽しく感じられて、
少ししたあと、そんなことが幻想だって強く感じてしまう。
そのどうでもいいって目つきが、より一層寂しくて。
頑張って形にしようと頑張るけど、それは柔い粘土のようで、
すぐ歪に曲がったり、折れ曲がっていく。
私がクソなことぐらい、毎日わかってるよ。
それでも、こびりつく汚れみたいにずっと引き摺りながら生きている。
だってそれしかできないもん。
そうやって、何とかして生きていかなきゃいけないもん。
価値がなくても、私なんかのワガママで。
だって、生きていたい。
あなたが居ても、居なくても。
でも、あなたが居てくれたらいいのに。
キリキリキリと頭痛がしてる。
脈を打つごとに痛みは増していき、体勢をぎこちなくミリ単位で動かす。
何時間も寝てもう眠くないのに、口をあんぐり開けて、
上の方を見てぼーっとしてる。
淡々と流れるボカロを聴いて、
それにホッとして頭を壁に預けると天に昇るような気分です。
突然最近は出てこなかった自分の暗い部分が、
人間なら当たり前の感情が、今 止めどなく溢れてる。
痛いのか気持ちいいのかよく分からないけど、
雨雲が部屋を青暗くして、いい感じで。
とにかくちょーきもちい。
あんまりキモいから言いたくなかったけど、
「気持ちいい」
彼の振り向いた顔が目に刺さって。
キューブのような視界も、囚われた思考も、
やわらかいフラッシュライトでぼやかしてくれる。
私に話しかけないで。私を見ないで。私を見つめないで。
バカにしてるのは知ってるから、でも今頑張ってるから、
こっち見ないで。
そんな風に今日一日中思ってたんだ。
イライラして、いつの間にか足が貧乏ゆすりしてて。
そんな尖った私に、また色んな試練が起こって。
泣きそうになりながら現実見た。
それを乗り越えて、不安定な基盤のもとたくましくなったと思ったら、
やわらかいのに照りつける太陽の下で、
やわらかく笑う君を見た。
ふわふわして、何がどれが現実なのか分からなくなったよ。
頭がパンクするほど難しいことばかり入ってくるのが人生だと思ったのに、
そんなに難しいことじゃないかのよう。
ゆるふわな4コマアニメみたい。
シワの寄った眉間と不機嫌に曲がった微笑みが、
もとの幸せな私の顔に戻って。
誰でもなく、私でもなく、あなたのために
子供らしく、頑張ろうと思った。
バカ真面目なバカだけど、とても純粋で、天才になれると信じてる。
何も楽しくなくて、不安ばかり悩みばかりがあったのに、
あなたのおかげで、今までの不幸と比べると割には合わないけど、
笑えた。
良い一日のエンディングになったよ。