安らかな瞳』の作文集

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安らかな瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/15/2026, 8:58:32 AM

昨日はお酒を飲んでたくさん話し込んで
ちょっと暖かくなってきたから窓が開けっぱなしで
心地よくて、そのまま寝ちゃった
起きたらあなたと目があった


✒︎(安らかな瞳)

3/15/2026, 8:54:42 AM

「常春の庭はどうでしたか」

 満開の桜を風が柔らかく撫でて、またひとひら花弁が舞う。右へ左へ不規則に弧を描きながら音もなく玉砂利の上に落ちる。僅かに積もったそれらが季節外れの雪を思わせた。

 よく磨かれた板張りの濡れ斑で私は一人、庭を眺めている。目を覚ましたときから変わらない景色に今もまだ夢をみているのではないかと錯覚する。
遠くから雷鳴が微かに響いて、枝に止まっていた鶯が飛び立つ。柔らかな花の香りに混ざってじっとりとした水の気配が庭を満たしていく。あれだ、花の濁流。香りが濃くなるあの感じ。

 降り出す前に室内に下がる。道具のない文机と飾りのない棚、空の床の間。緋色の座布団だけが色を持っていて空虚な部屋の中で浮いている。
部屋を突っ切って廊下に出る。小さく軋む廊下は等間隔に並ぶ電灯のおかげで薄明るい。突き当たりの壁に額だけがかけられていて、向かって左は庭に、右は建物の奥に繋がっている。
 さあさあと微かな雨音が響いている。その音から逃げるように奥へと歩を進めれば、大きく開かれた襖の前に出て自然とその中に視線がいく。
立派な雛壇に向かって緋毛氈が引かれ、早咲きの桃の花が両脇にところ狭しと生けられている。手招かれている気がしてゆっくりと雛壇の前まで進んだ。

 シャン

 鈴の音がして、目を閉じ頭を垂れる。そうしなければいけない、それが当たり前、常識。

 「おかえりなさい」

 頭に添えられた手がそのまま優しく撫でてくれる。
 泣きそうになって目元に袖を当てたけどつるりと頬を撫でただけだった。思わず顔をあげて撫でてくれた手の主をみる。細められた目と目があって、何も言えなかった。
 感情の凪いだ、人形のようなその目に映るものを信じたくなかったから。



               【題:安らかな瞳】

3/15/2026, 8:42:21 AM

『安らかな瞳』

私を見るあなたの目が、
あまりにも幸せそうで照れてしまった。
たぶん、私も同じような目をしているんだろうなって
余計に頬が赤くなるのを感じた。
幸せだなぁと思う。

3/15/2026, 8:40:07 AM

隣に座るあなたと、ふわりとした空気につられて気が緩んだのだろう。
「しまった」と思った時にはすでに、生ぬるい感触が頬を撫でて落ちていた。
楽しげに話していたあなたが、はたとこちらを向きその目が僅かに開く。
こんな時、いつもよく動く舌は動いてくれない。
数回瞬いたあとにゆるりと細くなる目。
私は何も言えず、そっと視線を外した。
今はその瞳に映さないでほしい。
あなたの中ではずっと笑っていたいから。
今はその瞳で見つめないでほしい。
安らぎを求めて、縋りそうになるから。
ただ、カラン、と氷の溶ける音が響いた。

《安らかな瞳》

3/15/2026, 8:35:39 AM

"安らかな瞳"

朝起きてこれはおかしいとすぐに思った

息が苦しい

腫れ上がっていると感覚でわかるほどに喉が痛んでいる

頭が熱くてツキンツキンと痛み、対して首から下は冬用の布団を被っているというのに震える程に寒い

喉が渇いた

「くそ…」

1人しかいない暗い部屋で、掠れた声が響く

そんな声も籠って聞こえて、耳もおかしくなっていることに気付いた

なんとか布団から起き上がると、次第に関節が痛む
呼吸をするたびにヒューヒューという音が聞こえて、具合が悪いことを否が応でも自覚させられる

台所へ向かい、コップを手に取る

蛇口の下にかざしたその手は震えていて、今にも落としてしまいそうだった

水が音を立ててコップの中に落ちる

半分を満たしたところで水を止めた、それ以上入れては落としてしまいそうだったから

慌てて両手で包み込み、近くの椅子に腰を下ろす
水を一口嚥下すれば喉が痛み、腫れているせいか空気まで一緒に飲み込んでしまった

不愉快な感覚を飲み下し、ふぅと息をつく
ふと隣の窓ガラスが目に映る


涙で潤み、蕩け切った瞳を見つけて
恋をした時、人はきっとこういう瞳をするのだろう


と、思った
鼻も頬も赤くなり、髪は無造作に束ねられている

私は喉の不快感に咄嗟に咳をする

荒いやすりをかけられたような喉の痛みに悶える
その痛みから出た涙を拭い、残りの水を捨てて部屋に戻った

3/15/2026, 8:35:09 AM

こんな夢を見た。心霊スポットに行こうと友人に誘われ、私は廃墟にやって来た。友人いわく、入った人間が必ず変死体で見つかる呪われた場所らしい。
「それを分かってて、何で連れてきた。まだ私は死にたくないんだが」
「そりゃ、肝試しだよ。気になるじゃん、変死の原因」
「そりゃ霊の仕業…」
「そんなわけないよ。霊は人間に触れないのに、どうやって人間を変死させるのさ」
オカルトが好きな割に、妙に現実的なやつだ。
「霊の仕業じゃないなら、何だと思うんだ?」
「んー、この廃墟自体に有毒性の塗料が使われているとか?あ、吸ったらまずい成分が含まれた建材を壁に使ってるのかも!ねえ、君はどう思う?」
「だったら、尚更行かない方がいいだろ。今すぐ帰ろう」
「えー、ガスマスクとゴーグル持ってきたのにー。だったら、僕だけでも行く」
彼はむくれた顔をして、スタスタと廃墟に向かっていく。流石に一人で行かせるのは危険だ。私は慌てて彼を追いかけた。
「結局、来るじゃん。何だかんだ、気になってるんでしょ?」
彼はニヤニヤしながら、ガスマスクとゴーグルを渡した。着用すると、ゴーグル越しに彼を睨む。
「そりゃそうだろ。一人で行かせて死なれたら、寝覚めが悪い」
「はいはい」
彼はスマホのライトを起動し、先へ進む。しばらく廃墟を探検したが、特に目ぼしいものは見つからなかった。
「見つからないねえ…」
「ただの廃墟探検だな…」
「あとは…」
彼は『立入禁止』の札がぶら下がったトラロープの先の階段に視線を向けた。
「あそこだけど…」
「立入禁止だな」
「でも、原因が分からないじゃん。噂通りなら、僕たち変死するらしいし。何も分からず死ぬくらいなら行ってみようよ」
呪われた場所だからって、流石に悲観しすぎな気もするが。どうして彼は死に急ごうとするのか。
「まだ死ぬって決まってないだろ。もしかすると、変死体になる原因にまだ遭ってないだけで」
とにかく帰りたかった。まだ死ぬ気なんかない、彼を説得して帰ろう。
「君は、ここで見つかった変死体ってどんなのか知ってる?」
彼は立入禁止の向こうを見つめながら、質問してきた。
「…いや?」
「死因は老衰なんだってさ。じゃあ変死体なわけじゃないよね。でも、見つかった人たちは十、二十代の若者ばかり。簡単に言えば、体の内部だけが老化して寿命を迎えたって感じ」
「見た目は若いままってことか?」
「そう。だから、僕は有害物質でも出てるんだろうと思ってた。それだったら苦しげな顔をしてそうなんだけど…」
「けど?」
彼は不安げにこちらを見た。スマホに何か文字を打ち込んでいる。
「表情がおかしいんだ。安らかな瞳をしているのに、口は叫ぼうと大きく開いている」
「何だそれ」
「僕が思うに…」
彼は続きを言わずスマホを見せた。
『見てはいけないものを見た。しかも今、階段下から何かが上がってくる音がする。逃げよう』
私が読んで理解する前に彼は私の腕を掴み、走り出した。そのまま振り返らず逃げ帰り、ファミレスで夜明けを待った。その後解散したが、まだ私も彼も死ぬ気配はない。

3/15/2026, 8:29:02 AM

格子の向こうに
紫と白の花びら

私の瞳を君に貸す

かつての隔たりは
溶け合って
君の一部も私のもの

蔓日々草が咲く


#169「安らかな瞳」

3/15/2026, 8:23:51 AM

グループで集まり楽しい時間の時
その時はみんな安らかな瞳をしている
また次回の会が開く時
その時それぞれの楽しそうな瞳で
みんな話ている時は
生き生きして本当に嬉しそうだ

3/15/2026, 8:23:42 AM

安らかな瞳

厳かな装飾が施された、教会に吊るされている鐘の音が、正午の訪れを街ゆく人々に伝える時。
和やかな教室に響く鐘の音が、昼食の時間になったことを教える時。
あくびを一つ。目を擦る。
君を見て、笑う。

3/15/2026, 8:16:27 AM

ある日、俺の下に猛犬がやってきた。
猛犬とは言っても、比喩だ。来たのは、俺より20センチは背が高く、細身ながら無駄のない筋肉のついた大柄な体付きの男。
組織の中で誰も制御できず、半ば島流しのように、俺の部隊へ送られてきた。
俺達の部隊は、いわば終着地点。使えない、制御できないと判断された問題児達が集められた、どうしようもなく、けれど暴力的な強さを秘めた部隊。
元々爆弾のような部隊だ。今更猛犬の一匹や二匹増えたところで、何の変化もない。
今だって、先にこの部隊に送られていた問題児にちょっかいをかけられている。
「お、新入り〜?どっから飛ばされてきたの?罪状は?」
「……また増えんのかよ……使えねぇなら殺すからな。俺の邪魔すんな。」
よりによって、ウチの中でも特に面倒なのに絡まれているようだ。
組織の風俗を乱すとして送られてきた軟派な男と、誰にでも突っかかるのでどうしようもないと判断された男。別方向に面倒で、何故か2人一緒に居がちなのがまた面倒だ。
「……うるせー……来て早々説教かよ。つーか、こんな終わってる部隊派遣されるくらいならさっさとここ辞めりゃ良かったわ。」
既にバチバチと火花が散っている。いい加減、止めに入ったほうがいいだろう。
かつ、とわざと革靴の足音を鳴らして背後に歩み寄る。3人の喧騒がぴたりと止んで、三対の目がこちらを見つめた。
「あれ、たいちょーじゃん?何、新人の躾でもしに来た?」
その声を無視して、新入りの元へまた近寄る。
そして、全力で、壊しにかかるつもりで、拳を顔面に叩き込んだ。
「……うっっわ……分かってたけど……やっぱたいちょーえげつね〜……」
数メートル吹き飛んだ新人の腕を掴んで引き起こす。何が起きたか分かっていないようだったが、気絶はしていない。猛犬と言うだけあって、それなりに頑丈なようだ。
「いいか。これまでは叱るやつも居なかったんだろう。だが、ウチに来たからには徹底的に躾けてやる。お前だけ特別扱いは無しだ。」
かなり厳しく言ったつもりだった。だが、奴の反応は予想外だった。
どこか遠くを見つめて、恍惚としたような、心底嬉しいような気配を滲ませて、逆立っていた瞳の棘が消えた。
「……はい。」
穏やかな瞳は、新たな波乱を静かに広げていく。
俺は叱られて喜ぶ彼に若干引きつつ、黙ってとりあえず頷いておいた。

テーマ:安らかな瞳

3/15/2026, 8:10:10 AM

ずっと隣で。

僕は美智子と結婚して、娘の菜帆を授かり楽しく暮らしていた。
5年後、美智子の乳がんが発覚して入院している。
がんは進行しステージ4でもう手遅れだ。
病室で美智子がベッドに横になっている。
僕と菜帆は見舞いに来た。
「貴方ごめんなさい…。菜帆をお願いします」
美智子はベッドから体を起こして言った。
「僕だけでは無理だよ。美智子がいなきゃ駄目だ!ずっと隣でいてくれ!」
僕は懇願した。
「私もそうしたいけど…。もう無理みたい…」
「ママ、早く元気になってね」
菜帆が美智子の手を握って言った。
「分かったわ、ママ、諦めずに頑張るからね!」
数ヶ月後、美智子は天国に旅立った。
だが、いつまでも悲しんでいられない。
僕が菜帆を一人で立派に育てるよ。
これからは僕が父親と母親の二つの役割をしなければならない。
料理はカレーライス、ビ−フシチュー、シチュー、肉じゃがしか作れないからレパートリーを増やさないとね…。

3/15/2026, 8:03:31 AM

『安らかな瞳』

旅立った子は「かまってちゃん」だった

誰かが座るとすぐ膝に乗ってきた

彼を失って、もうあの重みを思い出せない

彼女は彼を失って、すっかり変わってしまった

喜びを爆発させてくるくる回ることもなくなったし、

しっぽも振らなくなった

うるさいほど吠えていたのに、ほとんど声も出さない

私の喪失と彼女の喪失は、同じようで全く違っているのかもしれない

それでも数ヶ月すると彼女は彼女なりの落ち着きを取り戻した

彼女は残りの日々をただ受け入れて、一日一日過ごしている

その静かさが今の私を支えている

3/15/2026, 7:37:58 AM

安らかな瞳

その目に目蓋がなかったらどうだろう。
ただの眼球は私たちにとっては恐怖の対象だと思う。
瞳が優しいのではなく、目蓋と瞳と白目の比率が程よいと心地よく感じるのだろう。

3/15/2026, 7:33:59 AM

スピリチュアルなんて知らないし

      今はまだ興味が無い 知らない事を

      一旦置くには都合がいい だから

      不敬があるかもしれないそれを承知で
 
      「恐らく幸運・運の良さなんてものは

      プラス思考。感情量に起因するものだと

       思う」

3/15/2026, 7:29:29 AM

休日、寝起きで日差しを浴びたくて外に繰り出す。
まだ寝ぼけていて認知がはっきりしていない。
そんな中、眩しすぎる程の日光を浴びながら散歩していると、いつもであれば全てがオーケストラのように刺激的で騒がしくて消耗してしまう自分が、まだその刺激に対しても鈍感で、その時だけ安らかな瞳で街中を眺めることができる。

3/15/2026, 7:24:16 AM

慈愛に満ちた幸せを噛み締めているときに出てくる顔つき

3/15/2026, 7:19:58 AM

君を見る時は、いつも胸が高鳴った。
君と話す時は、いつも心が軽かった。
君も同じだと、思っていたんだ。

思ったとおりだった。
何処か遠くを見つめる瞳は安らかで。
開いた口からは優しい歌が聞こえる。

でも、君を連れ去ろうとする者がいる。
俺と君を離そうとする者がいる。
だから俺、終わらせておいたよ。

「さあ、また来る前に行こうか……相変わらず、かまってちゃんだね、君は。仕方ないな、今日も君を抱えてあげるよ」

【■かぬ君と、共に永久を】

3/15/2026, 7:07:47 AM

あなたの 安らかな瞳を みていたら
少し 落ちついてきたようです。

ありがとう。



わたしは
ただ 穏やかに ありたいだけなのに


どうやら いまのままでは
それは 叶わないようです。


ただ 穏やかに あるために
いま
破壊が 起きているのでしょうか?



もう消えたと 思い込んでいた 痛みや
もう赦せたと 思い込んでいた あれこれ

それらは まだ 
わたしの中に
たくさんたくさん 残っていたようです。


ああ
くるしい
ああ 
つらい
あちらこちらで
叫びがきこえてくるようです。


きっと
わたしだけでなく
みなも そうなのでしょう。




ただ 穏やかに あるために
ただ あたたかな 光であるために
いまは 辛抱のとき なのでしょう。

3/15/2026, 6:47:49 AM

貴方の美しい安らかな瞳
二度と開くことのない瞼の奥

3/15/2026, 6:30:25 AM

おばあちゃん。
私のおしめを替えてくれて
膝の上に座らせてくれて
段々目線の高さが私より下になった
若かった自分の話も理解をしてくれた
いつでも穏やかに接してくれて
最期のお世話をさせてくれたおばあちゃん
こうして思い返すと、私を見るあの目は
とても穏やかだった
安らかな瞳というものは、きっとそこに愛がある
自分もそんな瞳で大切な人を眺めていたい

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