子猫』の作文集

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子猫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/16/2023, 5:42:13 AM

「仔猫」

 小さな命が生まれたよ
 生き抜くには過酷な世界に
 どうかなんとか生き延びて
 小さな一生を全うしてください
 私の知らない世界の片隅で
 今日もどこかでひっそりと

11/16/2023, 5:07:11 AM

目が、あった。

 真夜中の教習所裏、見渡せど足音は無く、故に寂れた筈の場所。だがそう、思った。
 東京郊外の住宅街なのだから、街灯はちりつきながらもそこかしこに灯って、月明かりを集めた眼が光れるような明度ではなく。
 それでも、瞳孔が大きく開いた、怯えたような視線が、確実に私を見ていた。

 なぜか、息が詰まった。

 まじまじと見つめ返す。藪に逃げ込む手前だったのだろうか。私が踏み潰せば死んでしまうような、小さな小さな身体が、あった。
 尖った鼻と、がたいの割に大きな瞳と耳を持つ、哺乳類。猫だ。生まれて幾ばくかの、猫。

 私は、おまえの何倍の体長を持つのだろう。おまえを喰らうイタチやカラスより遥かな巨人が、おまえを見ている。

 だがそれは、決して私から眼をそらさない。

 沈黙に耐え兼ねたのは私だった。そろりと一歩踏み出せば、すかさずそれは身を翻し、藪の中へと消えて行った。

 そうしてやっと、詰めていた息を吐き出した。

 自分が喰われるのではなかろうか、とは思わなかった。ただ、あれが可哀想なものか。私はああは生きられまい。
 
 ……あれは、野良猫なのだろうか。暗がりでよく姿も見えなかったが。ただ、あれは強かに生きていくのだろうかと、ぼんやり思った。

【子猫】

11/16/2023, 4:38:12 AM

お久しぶりです。本日は、お題を無視しての投稿になります。申し訳ありません。
とある書きかけのシナリオの冒頭を。必ず書ききるという意志の元、こちらにあげさせていただきます。






君の答えは、言葉を選ばないのなら、どうでも良いのだ。
私は人に何かを問えるほど、高い椅子に座ってはいない。どころか、自分だって答えあぐねているのだ。どうして正解を知ったような顔で、微笑めようというのか。
だから、回答なんてしなくていい。

ただ、ほんの少しだけ。想いを巡らせて欲しかった。
君が見ているつもりで見ていない何か。
君が誰にも見せてもらえなかった何か。

疲れるだろう。面倒くさいだろう。
そうして深く、傷付くかもしれない。

私は君を、どうしようもないほどに傷付けるかもしれない。

それでも、透いた濁った、紛れもない君の頭で、想像して欲しかった。充分にあり得る『かもしれない』噺を、一つ、君に届けたかった。

見下げればきっと容易く、想い描ける筈だ。
それは君が、気付きたくなかったと嘯く君が、端から全て、知っていたから。


責めるわけでは決してない。そんなことはできやしない。

だがどうか、どうか君が少しばかり、弱く在ってくれと。私は願って止まないのだ。


……斯くあれと、焦がれども。

11/16/2023, 3:58:27 AM

子猫だった頃のリリィを思い出さない日は無い


真っ白でふわふわで、頼りなくちょこちょこ歩き回り
コテンと眠りにつくリリィ

大好きなミルクをたくさん飲んで
なかなか哺乳瓶を卒業できなかったリリィ

今日みたいな冷える日は
ストーブの前で温かい風を独り占めして
その真っ白の毛をほんのり茶色に焦がすリリィ





突然のお別れをすることになるなんて
予想などしてるわけもなく…

ただただ、もう一度リリィに会いたい
抱きしめたいという思いが募る

11/16/2023, 3:41:01 AM

【 子猫 】

好きな動物を聞かれて、いつも『猫』と答える。
そっけない態度、でも寄り添いに来たり。
気ままな感じがたまらない。

君との出会いは雨の日だった。
公園の片隅で、震えながら丸まっているのを見つけた。
手持ちのタオルで拭きながら、急いで家に帰ったなぁ。

やんちゃな時期になると、家中走り回ったり隠れたり。
もう少し大きくなってからは、美猫にふさわしくなった。

君と最後まで連れ添いたかったけど、叶わないかも。
まさか、自分の方が先に逝くのかもしれないなんて…。
それでも、大事な君と離れたくない。
いずれは誰かの世話になることは分かってるけど、
君を感じていたいんだ。
鳴いて、存在を主張してくれたあの時から、君の虜だよ。

温かいなぁ… ふわふわだ…

今日も、腕枕で一緒に寝ようね。

11/16/2023, 3:22:02 AM

子猫を拾った。
美味しそうにミルクを飲む小さな塊は、どうやら親とはぐれたみたいだった。
決死の思いで鳴き叫ぶその声に、私は目を逸らすことができなかった。
これからどうしたら、そう悩む私に対し子猫はそんなことつゆしらずに腹一杯の腹を見せて一言鳴いた。
人間の怖さを知らないその目。手放したら一体どうなってしまうのかとふと嫌な予感がよぎる。
とりあえず動物病院行こうか、私は子猫を抱えて外へ歩き出した。
これが私と愛猫との出会いである。

11/16/2023, 3:06:13 AM

『子猫』



「猫飼いたーい!」

大型ホームセンターのペットコーナーで、子猫を指さして息子が言った。


「だーめ。」


「なんで?なんでダメなの!?」


「和弥、世話出来ないだろ?」


「出来るもん!」


「絶対出来なくなってパパやママが世話する事になるだろ。トカゲの時もそうだった。」


昨年、近所で見つけたトカゲを暫くケースに入れて飼っていた息子。

最初のうちは物珍しくお世話をしようと触っていたものの、結局は親の俺達が餌になりそうなクモを取って食べさせようと試みていた。

もう逃がすぞと言うと友達と一緒に飼ってるのだからダメだと怒り、餌を食べなかったトカゲは命を落とした。


『命を預かるって事は責任を伴うんだぞ。』


大泣きする息子にそんな事を言ったが、小1だった彼にどれだけの事が理解出来たか分からない。



「パパも猫ちゃん好きでしょ?」


ペットコーナーから離れながら、息子が聞いてくる。


「好きだけど…。」


確かに俺も子供の頃から猫が好きだった。


母親に息子と同じように「猫飼いたい!」と言った事もある。


当時、俺は小学2年生。


母は俺がまだ物心が付かない時に離婚してシングルマザーになっていた。

俺と母はそんな訳で母の実家に暮らし、フルタイムで働く母と祖父母と住んでいた。


『お祖母ちゃん、猫の目が怖いから苦手なんだって。だからダメ。』


『自分でお世話出来る大人になったら飼いなさい。』


猫を飼いたいと言う度に、そんな事を言われて断られていた。


一度、俺が息子にさっき言ったように、母から


『どーせ途中でお母さんが世話することになるでしょ?』

と言われた事がある。


その時、『いいじゃん!』と何も考えず、返事したら『お母さんは出来ないの!命を預かる事には責任が伴うの!』と今まで猫を飼いたいという訴えに対して諭すように言うだけで、強く怒った事のなかった母が珍しく怒った。


何を言ってるのか、子供心によく分からなかったが、それ以降母に猫を飼いたいと訴えることはなんとなくやめた。




あれから30年以上経って、子どもを持つ親になった今なら分かる。


『命を預かる事は責任を伴う』


ただご飯を食べさせればいいだけの話ではない。


一緒に遊ぶ、出来るように教える。


一緒に悲しみ、泣き、笑い。


時には叱り、そっと見守る。


彼が成人するまでは…と思う。



母もきっと同じ気持ちだったのだろう。



俺が小1冬、2週間程母が入院したことがある。


『ガンっていう悪いものが出来たから、こっちのおっぱい取ってきたんだよ。』

と、退院後お風呂に一緒に入った時に母が話してくれた。



その後、それまでと何も変わらず、数十年と歳を重ねた今も元気に過ごしている母。


当時の母の気持ちを想像すると、いつ再発するかという恐怖、いつまで元気で子どもを育てられるかという不安、いつまで子どもの成長を見守れるのだろうという悲しみ…色んな事を考え、感じていたのだと思う。



母に『お母さんが面倒みればいいじゃん!』的に言った時に酷く怒ったのもなんとなく今なら想像が出来る。

猫の寿命を考えた時に自分が生きていられるか分からないと思ったのと、病気になってしまって小学校低学年の俺を成人まで育てられないかもしれないと自分を責めての発言だったのかもしれないと…。



「猫は飼えないけど、お祖母ちゃんの家の近くに保護猫カフェがあったな…行ってみるか?」


「猫ちゃんに触れるの!?行きたい!行く!!」


さっきまで猫が飼えないことにしょんぼりしていた息子の目が輝き出す。




「よし、じゃあ今度の休みに行こう!お祖母ちゃんにも会ってこよう。」


「うん!」



テンションが高まった息子が俺の腕を両腕でグイッと掴んでくる。



いつまでこんなしてくれるかなぁ…。



願わくば健康で元気に彼が大人になるまで見守りたい。


そんな事を思いながら、息子と手を繋いでホームセンターを後にした。

11/16/2023, 2:58:35 AM

子猫

子.丑.寅.卯.辰.巳.午.未.申.酉.戌.亥

年賀状を 書いてて 私は、思う
猫年も、あったら良かったのにと
よく聞く十二支の 物語で
神様の宴に 招待された
動物達が その宴に来た順番で 
干支を 決められたって
その際 宴を開く日付を 鼠に
間違われて、教えられ、
猫は、宴に、来られ無かったって、
だから 猫は、鼠を追い掛ける様になったとか何とか...


「でも...十三支じゃ語呂が悪いよね...」
そんな意味の無い事をぐるぐる考えていると 「ニャア~」私の膝の上に
飼っている 子猫が乗って来た。

そうだ! と私は、閃いた。
丁度 今年は、子年だ
だったら... 私は、子猫の右前足を
朱肉に 乗せる そして...
年賀状の上に ピタッと猫の前足を
貼り付け 離す。

「できた!っと」年賀状には、
見事な猫の肉球スタンプが、出来上がっていた。

子年に 横入り
これで ささやかな猫の復讐が 出来たかな? なんてね!

私は、可笑しくなって 子猫と
顔を見合わせた。
子猫は、丸い 大きな目を私に
合わせて 首を傾げるばかりだった。

ハッピーニューイヤー
今年もよろしくね!!

11/16/2023, 2:51:54 AM

子猫

道端に段ボールに捨てるれている子猫。
家に連れてかえりたいが、難しい。
家へペット禁止だし、
ペット飼ってくれるところ探そう。

11/16/2023, 2:51:31 AM

子猫

昔、捨てられていた子猫を拾ってきた事がある。親に見つかると絶対に怒られるので、自分の部屋の押し入れの奥にスペースを作って入れていた。
子猫はお腹が空くと泣くんです。
そんな事当たり前なのに、これなら絶対に見つからないと思い、学校にも行った。学校から帰ると、母が押し入れの子猫はどうしたの?と私に詰め寄る。
元のところに置いて来なさい。と言われ、泣きながら置きに行った。飼ってあげるなんていうハッピーエンドで終わらなかったその事実は、私の心の中にいつまでも燻っている。誰かが、きっと飼ってくれていると思いながら。
母が悪い訳ではない。生き物を飼うって本当に大変な事だ。
大人になって自分で犬を飼っている私は、その大変さを知っている。
でも、子猫を見ると幼い頃の事を思い出す。
少し切ない思い出です。

11/16/2023, 2:32:30 AM

「あ゛ーーーあああ……」

外での仕事。仲間と打ち合わせしてっとちょっと離れたところで君の悲鳴にも似た叫び声というか泣き声というかなんというか聞き慣れた声が聞こえてきた。

「…行かなくていいの?」
「…理由、わかんだろ」

まぁね、と仲間が笑う。やれやれ、そうは言っても行ってやらないと後で拗ねられる。それも可愛いけどな、と思いつつ俺は過保護だねぇと笑う仲間のところから君に近づいた。
立ち尽くす君の足元に可愛い子猫が2匹にゃん。
彼は猫が苦手なのだ(嫌いではなくあくまでも苦手と力説する)まさににっちもさっちもいかない状況。

「かーわい!」
「こ、ここの、飼い猫だって!笑顔で!係の人!去って行った!」
「まぁこの世に猫が苦手な奴がいるとは思えねーもんな。アレルギーの人ならすく立ち去るし」
「た、たちさりたい!」

でも猫は彼の足元を行ったり来たり。俺はしゃがみ込んで猫ちゃんに手を伸ばす。

「ほーれほれほれ、このおにーさんはこんなに可愛い君たちが苦手なんだよー」

子猫たちが俺の手に近づいた隙を見てささっと俺の後ろに逃げる君。俺はぷぷっとひと笑い。

「まったく、猫みたいなおにーさんなのにねぇ」
「ねこじゃないもん」

そう不貞腐れつつ俺の背に隠れる君はますます猫みたいで、みんなが見てなかったらなでなでするのになーと俺は思ったわけでした。




▼子猫

11/16/2023, 2:29:48 AM

「動物ネタ、このアプリ、珍しいよな……」
5月11日あたりの「モンシロチョウ」に、8月22日あたりの「鳥のように」。たしか「鳥かご」なんてお題もあったが、この3個しか記憶に無い。
某所在住物書きは慌てて、今回投稿用にと事前に用意していた文章を書き直しにかかった。
ガチャ爆死の心境である。やはり事前準備からの、最後の数行にお題を付け足して終了なスタイルは、完全にギャンブルであった。

もう止めよう。懲りた。物書きはため息を吐いた。
「で、こねこ……?」

――――――

飼い猫の写真を見ていると、瞳にせよ毛色にせよ、「子猫の頃はこの色だったのに、今コレだもんな」なこと、ありませんか、そうですか。
未だに近所の子猫に写真を撮らせてもらえない物書きが、こんな苦し紛れのおはなしを思いつきました。

最近最近の都内某所、「猫又の雑貨屋さん」という名前のお店に、自称人間嫌いの捻くれ者が、職場の後輩と一緒に、買い物に来ておりました。
「いや、本当は、もっとキッパリ言うつもりだったんだ。カンペだってそういう風に用意していた」
「はいはい」
「信じていないだろう。本当だ。証拠もある」
「はいはい」

捻くれ者は、名前を藤森といいました。
詳しいことは前作や、過去作9月13日あたり参照ということで丸投げして、
要するに藤森、諸事情あったのです。
執着強い解釈押し付け厨に惚れられまして、心をズッタズタにされまして、
それで区を変え職を変え、縁切って逃げたら「勝手に逃げないで」の、「もう一度話をさせて」です。

9月14日、近所の稲荷神社でパンパンかしわ手を叩き、神様に決意表明のお参りをりして、
その覚悟を神様が聞いちゃったか、狐のイタズラか。
このほど、先日、無事一応、初恋相手とのトラブルに、藤森勝利で決着が、ついてしまったのです。

てっきり相手がゴネて無理矢理復縁させられると、
思ってばかりだった藤森。今のアパートを引き払う準備を、全部、整え終えてしまっておりました。
つまり、自分で買ったものを全部処分して、部屋をデフォルト家具のデフォルト配置に戻してしまっておったのでした。
勝っちゃったからどうしよう。一度処分してしまった家電と家具を、また新しく買い直しましょう。

「悪縁断絶、おめでとうございます」
リメイク着物のかわいい服を来た女の子が、にゃーにゃー、藤森に接客します。
「新生活セット、シーズン外でお安くなってます」
どうして藤森の背景を知っておるのでしょう。
女の子いわく、にゃーにゃー、稲荷神社の末っ子子狐に聞いたそうです。
稲荷神社の末っ子子狐とは、なんでしょう。
細かいことは気にしないのです。
「お部屋の物を全部買い直すなら、オススメですよ」
にゃーにゃー、にゃーにゃー。
女の子は慣れた様子の営業笑顔で、ごろにゃん右手を頬に当て、お金カモンな招き猫ポーズをしました。

「しっかりした子だね……」
着物の女の子に店内を案内してもらいながら、藤森の後輩、言いました。
「『猫又の』雑貨屋さんだからかな、ちゃんとコンセプト守って接客してるし。手慣れてるし」
女の子から「稲荷神社の狐」のワードが出て、非常に思い当たるところのあった藤森。
後輩に冗談めいて、自分の見解を言おうとしますが、
途端女の子と目が合いまして、言葉を引っ込めます。

「猫又の雑貨屋さん」の店員さん、かわいいリメイク着物の服を来た女の子は、
ごろにゃぁん、ちょっと暗い含み笑いの瞳で、藤森のことを見ておったのでした。

猫又の雑貨屋さんで、女の子がにゃーにゃー接客するおはなしでした。
どこにお題の子猫が居たかは、まぁ、まぁ。にゃーにゃー。多分ご想像のとおりでしょう。
おしまい、おしまい。

11/16/2023, 2:27:41 AM

あなたと私では生きる時間の流れが違う。あなたがひとつ年を取る度に、私は4倍以上の年月を経る。
あなたの時間はゆっくりなのに、私の時間は光の早さで過ぎていく。

幼い私を抱いていたあなたは、その温かな手のぬくもりのままで、老いた私をその腕に包み込む。

けれどね…捨てられた子猫だった私を、あなたが拾って救ってくれたあの瞬間を、私は一度も忘れたことはない。あなたの腕の中で潰えるこの時でさえ私はまだあの時の子猫のようにあなたの指をぺろりと舐めた。

あなたは私の頭を撫で、頬をさすり、喉をくすぐる。
ああ、あなたに出会えたことが、私の生まれた意味なのかもしれない…。

あなたにとってはほんの数年でも、私にとってはすべての生を捧げた…あなたを愛した生涯でした。


【子猫】

11/16/2023, 2:18:24 AM

私も余りに幼く、綴りつづりしか覚えて居ないのですが
夜空に浮かぶ星の中で月が一際目立っていた夜の事でした。
私はまだ子猫だった頃だったものでしたから、
母猫が来なくなってしまってから、非常にひもじ
く、
ひょっとしたら餓死するのでは無いかと、
不安に駆られ、無闇矢鱈に声を出して居たのを覚えております。
暫くそうして居ると、遠くから足音が聞こえて来まして、
段々此方に近付いてきているようなのでした。
私は、自分の居場所をその者に知らせて良い物なの
かと本能的に、幼稚な心でその疑問の答を探していました。
その内に、此方に気付かれてしまったようで、
その者は、2本の足で器用に此方へ駆けて来ました。
その時幼いながら死を覚悟したのを印象深く感じています。
しかし、その者は当然の如く私を優しく抱き上げ、
懐から小さなパンを取り出し、地面に置かれました。
行動と見た目の違いに戸惑いつつも、飢えて死ぬ事の方がなんせ怖く、私は警戒などせず、遠慮なく齧りつきました。
直ぐに食べ終わってしまった私は、
(その頃はこの食べ物が何かも知りませんでしたが、)パンがもう一度欲しく、
その者に縋り付き少し前より大きな声を出してお願
いしました。
ところが、その者がもう一度地面にパンを置くことはなく、私をまた抱き上げ、歩き始めました。
その者の腕の中では、
視界が高く無理矢理飛び下りて逃げる事は
考えませんでした。
暫し経って、腕の中から外を覗いてみると
夜なのに何故か明るい、大きな大きな小屋のような場所に入るところでした。

お題/子猫

ーーーーーーーーーキリトリ線ーーーーーーーーー

夏目漱石の[吾輩は猫である]
を思い浮かべながら書きました
自分勝手で済みません!

11/16/2023, 1:53:02 AM

子猫。今日はお題を完全に無視してちょっと書いて終わりにしよう。

 いつもは夜勤終わったらちょっと寝るんだけど今日はなんか寝るタイミングを逃して徹夜した感じの眠さ。

 てか夜勤なんだからいつも徹夜なんだけど。なんかうまく言えない感じで頭がふわふわして頭が回らない感じ。要はただの寝不足だな。

 とにかく眠くてだるいんだけどなんか寝る気分じゃないんだよな。今さらか、みたいな。

 なので今日はもうちょっと起きてから寝る。

 それはそれとして昨日電気あんかが届いた。早速昨日試してみたけど悪くない。

 ただ致命的な欠点があって買った電気あんかが電源がないタイプだった。

 温度調整だけで電源切りたい時はコンセントを抜くしかないという仕様。

 こんなごみを買ってしまうとはうかつだった。商品はよく確認して買わないと安物買いの銭失いになると学びを得た。これから気を付けよう。

 しかし短めに書くつもりがわりを普通に書いちゃったな。別にいいけど。

11/16/2023, 1:06:37 AM

子猫は本当に愛らしい生き物
大きくなっても、その愛らしさは変わらない

11/16/2023, 12:49:03 AM

ゴロゴロ
ゴロゴロ
ぬくぬく
ぬくぬく
もさもさ
もさもさ

温かくて
柔らかくて
心地よくて
人見知りもしない

一緒にぬくぬく

振り返ったら
赤ちゃんって
子猫に似てたんだなぁ





(2023.11.15/子猫)

11/16/2023, 12:30:08 AM

子猫


子猫が一匹、ニャアニャアと鳴いている。
その子猫は動画に出てくる猫だ。
僕が好きでよく観ている動物バラエティー番組のYouTube動画の映像だ。

子猫がまた鳴いた。子猫のお世話をしているタレントが子猫をあやしている。
観ていて和む動画だ。
癒しをいっぱいもらっている。
動物ってなんてかわいいのだろう。
特に犬と猫の子供のときのは本当にかわいい!
だって、まだ小さいし、ニャアと鳴いたらもうメロメロだ!
かわいくて仕方ないだろう笑笑
タレントさん達も子猫達を見てメロメロ✨😍✨になっているくらいだ。
かわいいよなぁ!子猫って!
はぁ、また動物を飼いたいな…。

終わり

11/16/2023, 12:23:52 AM

ソイツとは駅の路地裏で出会った。段ボール箱があって、しゃがんで覗くと一匹の子猫が入っていた。
薄汚くて目も見えてるんだか分かんないくらいの小ささ。触るとゴロゴロ喉を鳴らした。案外人に慣れてるのかもしれない。しかし酷いやつもいるもんだな。そんなふうに他人事に考えながらもその場から立ち上がる。きっとそのうち心の優しい人が現れるさ。健闘を祈る。
だがもう一度ソイツの頭を触ろうとしたが、蹲って顔を上げなくなってしまった。よく見ると小刻みに震えている。そう言えば今日は今季1番の冷え込みとか言ってた気がする。こんな小さいやつをこのままここに朝まで放置してたら無事じゃ済まない。

仕方ねぇな。

「ほら、行くぞ」
段ボール箱ごとソイツを持ち上げた。ぴくりと小さな体が動く。ブルーの瞳が俺を見つめる。しかもよく見ると。
「お前……綺麗な眼だな」
右はブルー、左の眼はエメラルドグリーンの色をしていた。オッドアイだ。珍しいこともあるもんだ。
「きっと神様からのプレゼントだな」
なら尚更、こんな所でくたばってる場合じゃねぇよな。腕時計を見るともうすぐ夜の6時になるところだった。近所にある動物病院にまだ間に合う時間だ。うちに牛乳ってあったっけか。つーか、こんなチビだと何食べるんだろ。急に親心が湧き出している。抱えた段ボール箱の中を覗くと2つの色違いの目がこっちを見つめ返していた。
「名前……どうしようかなぁ」
考えながら夜の繁華街を歩く。今日から2人か。よろしく、えーと、まだ“名無し”。

11/16/2023, 12:01:44 AM

その子は家の縁側で寝ていた。温かい陽のひかりが優しくその子を包み込む。すると、つややかで柔らかな毛並みがきらりとひかる。丸くなった背中をお日さまがあたため、すやすやと子猫のような寝顔で眠っている。
時に笑い、時に泣き毎日大発見の連続。起きたらまた大冒険の始まり。あなたのいる毎日が私の生活に潤いと発見を与えてくれる。すくすく育ってくれてありがとう。
陽のひかりに包まれた柔らかな髪の毛を優しく撫で、あなたの成長を見守る。

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