子猫』の作文集

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子猫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/15/2023, 12:37:50 PM

テーマ:子猫 #365

子猫を拾った。
小さい体で精一杯母猫を呼んでいた。
しかし近くに母猫らしき猫はいない。
冷たい雨の中、このままでは死んでしまう。
そう思って家に持って帰ってきたものの、
生まれてこの方、
猫を買っていた経験がない。
友達に言ったら笑われた。
なんでそんなことをしたんだ、と。
でもそう言ってからハッとなった。
そうか、お前も似たものだったからか。
そう気がついたのだろう。
私もまた、
捨てられた子猫のようなものだった。
幼少期の話だが。
だから放っておけなかったのかもしれない。
雨に濡れながら母を呼ぶ子猫を。

11/15/2023, 12:36:15 PM

子猫
小さく、柔らかい
大切な命。
大人の女性の1日らかそれより小さな小さな
壊れやすい体
懸命に生きようと泣いている。
瞳は閉じられていて。
愛くるしいその姿に、つい頬が緩む

11/15/2023, 12:34:01 PM

#102 子猫


ママはボクをぎゅーってするとき、

ぼくのことを「ママのこねこちゃん」っていうんだ。

ごはんをたくさん食べてるのに、
のびるばっかりで、ほそいし、かるいから、って。

それから、
大きくなったねと、まだまだ小さいねを
くりかえしながら、あたまをなでてくれる。
たまに、ながくなったね、ってわらう。


ママがいうのは、
今は、ママのボクだけど、
もっと大きくなると「ボクのボク」になるんだって。

でもママは、ずーっと「ボクのママ」なんだって。


さっき、こどものはがぬけたんだ。
ボクのこゆびのつめより小さかった。

ママは、「あかちゃんのときから、いっしょだったのにね」って、
ちょっと、ううん、すごくさびしそうだった。
でも、そのあと「おめでとう」って言ってくれた。


わかってるよ、ママ。
大きくなったら、ボクはボクのになるんだよね。
でも、まだ、ママのボクだよ。

ママのこねこちゃんって、ぎゅーってしよ?


---

子ども目線なので、ひらがな多め。
簡単な漢字と句読点で調整しましたが、
読みづらかったらすみませぬ。

11/15/2023, 12:33:38 PM

その澄んだ瞳にうつるもの、

それはどんな景色?

何色が広がっている?

優しい笑顔は見える?


これから体験する君の世界が

豊かなものでありますように

11/15/2023, 12:31:22 PM

みゃおん。

小さな鳴き声に視線を上げれば、塀の上の子猫が此方を見下ろしている。
生まれてから大体二、三ヶ月程度か。
少し汚れた黒い毛並みに、星のように輝く金の瞳。
どうやら野良ではないようで、首に小さな鈴が括られていた。

「……何処の子?逃げてきたの。」

手を伸ばせば、逃げることなく擦り寄ってくる。
指先が鈴に触れて、ちりんと可愛らしい音がした。

「お前の飼い主、きっと探してるよ。」

そう言えば、反論するようにみゃおと鳴く。
苛立ったように首を振るその仕草に、見覚えがあった。

「……お前、あいつに似てる。」

此方の都合はお構いなし、考えなしで強引で、人の人生を散々狂わせて。
それでいて、呆気なく死んでしまったあいつに。
気に入らないことがあると、首を振って文句を言う、猫のようなあいつに。

みゃぁお。

嬉しそうに目を細めて、手の平に顔を擦り付ける姿が、あいつと重なって仕方ない。
あいつはもういないのに。
こんな小さな猫に、死んだ男を重ねて何になる。

「……ねぇ、お前。海行くの、好き?」

訊ねる声が震える。
あいつは海が好きだった。
何処までも、際限なく続く海の広さが好きなのだと。
そう言って笑うあいつが、好きだった。
確かに、好きだったのだ。

にゃあ。

「……ふ、はは。」

ゆらりと子猫の尻尾が揺れる。
思わずこぼれた笑い声、子猫の姿が涙で滲む。

「おまえ、わざわざ、あいにきたの。」

子猫は機嫌良さそうにもう一度、にゃあ、と鳴いた。


[子猫]

11/15/2023, 12:24:25 PM

甘ったるい声で鳴きながら、その曇りを知らない青い瞳をこちらに向けてくる。私は勝手に引け目を感じるけれど、向こうの目に映る私は濁ってなんかいないはずだ。曇りを知らないとはそういうことだ。でも、自分も黒いのだと思い込んでしまうとしたら、それは申し訳のないことだと思う。


/お題「子猫」より

11/15/2023, 12:23:52 PM

学校に行くふりをしてサボった。こういうことをしたのは初めてで罪悪感もあった。とぼとぼ歩いていると、子猫に会った。その子猫は、足元に来て懐いてくれた。学校をサボらなかったら、こんなことはなかったかもしれない。たまには、こういう日があってもいいかもな。

11/15/2023, 12:21:37 PM

「みゃあ!」

え、ウチに子猫!?
振り返った先で彼女が笑った

「そろそろ私を飼ってはくれないかなぁ?
みゃあ!彼氏クン?」

あのー…
きみは責任重大な子猫になりますけど…(汗)


#子猫

11/15/2023, 12:21:28 PM

今、家には子猫がいる。
とてもかわいくて、天使みたいな子だ。
雪を拾ったのは初雪の日だった。
俺は、仕事の近道で路地裏を通っていた。そしたら急に
「ミャオ」
と猫の声が聞こえたんだ。
その子は毛布もない(飼ってください)の文字が書かれた段ボールの中に
一人寂しそうにしていた。 
「ミャオ…」
俺に小さな声で助けてと言うように声をかけてきた。
「……しかたねーな。」

今ではあったかいこたつの中で丸くなって気持ち良さそうに寝ている。

11/15/2023, 12:20:14 PM

#子猫

子猫が俺の足元に擦り寄ってきた。

可愛いなぁと撫でようと手を伸ばすと、するりと逃げられてしまう。

これも猫の可愛さか。

11/15/2023, 12:15:37 PM

みゃーみゃー、と。
可愛らしい鳴き声が聞こえてきたから、そっちの方を向いてみる。

そうしたら、青色のお皿をこっちに寄せながら、物欲しげにつぶらな瞳をキラキラと輝かさせていた。

そういえばご飯の時間だったね。

そう言いながらお皿に餌を入れると、小さい身体で、もぐもぐと勢いよく食べだした。

しっぽも揺れているし、時折こっちを向いて嬉しそうな顔をする。

ふふ♪可愛いな〜。

---二作目---

「猫って可愛いよなぁ...」

学校からの帰り道、ふらっと現れた一匹の小さな子猫。
首はも付いていないし、きっと野良猫だろう。

「ふわふわだし、こうやって撫でると擦り寄ってくるし」

「...それはお前が動物に好かれいるからだろう?普通なら野良猫はすぐに逃げ出してしまうからな」

「ん〜そうなのか...ま、なんにしても可愛いってことは事実だからな♪」

嬉しそうに、楽しそうにそう言いながら、わいむはそんな子猫を優しく撫でている。


「...俺からしてみれば、お前も同じなんだがな...」

「?何か言ったか?」

「...いや、何も言ってない」

...少し前に可愛いものと可愛いものの組み合わせは最強だとか
なんとか聞いたことはあったが...あれって本当だったんだな...
なんて頭の隅で考えながら、俺は戯れているわいむと子猫をそっと眺めていたのだった。

#子猫
119作目
(内容思いつかなくて変な感じになっててすみません( т-т)もう少し表現力とか豊かにしたい...)

11/15/2023, 12:08:29 PM

〈子猫〉

 子猫を拾った。
 いや、正確には勝手についてきて、勝手に住み着いてしまった。
 僕はたまたま同居人になったそいつと一緒に暮らすことにした。急いで納屋から猫用トイレやケージを出す。僕が子供の頃に飼っていたねこのものだ。捨ててなくて本当によかった。あとは、ご飯や猫砂を買いにいけば、とりあえず大丈夫なはずだ。
「こういう子はね、まずは動物病院につれていかないと」
 病気を持っている可能性があるからね、と彼女が言う。
「わかってるよ」
 ぶっきらぼうに返す。彼女は気にするそぶりもなく、食器棚を勝手に漁っている。
「このへんに、ねこのごはんをいれるのにいい感じのお皿があったよね」
 僕はそれを眺めながら、子猫を抱き、キャリーにいれる。あたたかい。いのちの温度。
「じゃあ、病院つれていくから」
 いってらっしゃーい、と手を振る彼女を見て、僕は一人暮らしの家を出る。

11/15/2023, 12:06:36 PM

友人で、相棒で、子供で、兄弟で。
そうなって欲しいのと、そうだったのと。
今ではもう、そう願うことも烏滸がましくなってしまったけれど。
”子猫”を見かける度に思い出すのは。
いつも一緒だった、かれらのことだったりするんだ。


子猫

11/15/2023, 12:04:57 PM

子猫-(11/15)

お題とは違うが、話さないと心が爆発しそうなので、書かせてもらおうと思う

実母とは2ヶ月に1回会っている
母の受診の、付き添いの為だ

いつも見ていると気付かないものかもしれないが、定期的な間隔をあけて会っていると、その変化に気付く

(認知、進んだ気がする。。)
そう思った

2ヶ月で変わるものなんだな。。
複雑だった

実父は他界し、私はひとりっ子
彼氏も配偶者も友人もいない
親戚はあてにならない

この先きっと、
「あんた誰やったかな」
と、言われる日がくる

それでも長生きはして欲しいが、やはり今後認知症が進んでいくことを考えると、苦しいものがある

同じような境遇にある人でないと、この気持ちは分からない
普通に生活している人からの、慰めや共感しようとする言葉は、決して嘘では無いだろうが、そこには心から共感する力なんて無い

いや、そもそも全く同じ境遇にいる人なんていないんだから、分かってくれる人なんていないんだ

わたしはひとり

この先どう生きれば良いのか

最後に自分自身の事で泣いたのはいつだったか
涙も忘れた無感情のわたし

11/15/2023, 12:02:28 PM

朝、アパートの隣に住む友人に呼び止められた。
「なぁ。猫でも拾ってきたか?」
「はっ?」
オレは間抜けな顔をしていたと思う。猫…拾ってないけど。オレが口を挟む前に、友人は肩をがしっと掴んできた。
「みょーに甲高い声で夜中ににゃーにゃー聞こえてきてうるさかった。内緒にしとくからバレないようにな。メスは気が荒いからな。メスは」
そしてばちんとウィンク。
「ね、猫…」

自宅に帰ると、その猫と思われてしまったものが丸まってくつろいでいた。

11/15/2023, 12:01:30 PM

あなたが差し伸べてくれた手に顎を載せる
あなたが顎を擽ってくれる度に私の胸はポカポカして
とても心地よくなるの。
あなたが私に構ってくれない時はとてもとても寂しくて
足や身体に頬擦りをする、そうすればあなたは
仕方ないな。
なんて顔をしながら私の頭や頬を撫でてくれるのだ。
優しくて美しい私のご主人様。
あなたは少し頑張り屋さんみたいで、たまに凄く疲れて帰ってくる
その度に私は心配してしまうのだけれど、
偶にしつこすぎてあなたを怒らせてしまう。
ごめんなさい。 けれどあなたが心配なのよ。

けどあなたは怒っても、暫くしたらごめんねと言いながら私を抱き締めてくれる。
あなたの体温はポカポカしててとても心地が良いの。
あなたの匂いはいつも違う匂いがするけれど、それでも私はあなたが大好きなのよ。
他の人の所に行っても許してしまう。
私はあなたの帰る場所なのだから。


あなたが怒って私に着けた傷も
愛してくれている時の痕も全部が全部愛おしいの。
甘い声で心地の良い声で私の事を「子猫」と呼ぶあなた。
あなたが私に子猫を望むのなら、私は一生懸命あなたの子猫になるわ。
それが私の生きる全てなのだから。

すきよ、だいすき。あいしてる。

テレビをつけたまま寝てしまったあなたに囁く。
視界の端に映る行方不明のニュースなんてもう私には必要ない。
外の世界なんて必要ない。

私は子猫 あなたの居るここが私の世界。

にゃーん。 ………なんてね。

11/15/2023, 12:00:16 PM

300字小説

お礼参り

 木枯らしが吹くと思い出す。小学校の頃、通学路の途中にダンボールに入れられ捨てられた子猫。友達数人とコッソリ飼うつもりだったが、あっけなく親に見つかり『命の責任』について、みっちりと叱られた。
 その後、子猫は一時的にうちで保護し、動物病院を経て、貰われていった。

 今年も木枯らしが夜の町を吹き抜ける。就職し、実家を出で、生まれた町を離れた私の、一人暮らしのマンションのガラス窓を揺らす。
『にゃー』
 夜中、目が覚めると、布団の上によぼついた猫が。その額のハート型の黒い毛はあの時拾った猫そっくりで。
 あの時はありがとう。お陰で良い猫生を送れた。
 不思議とそう聞こえた鳴き声の後、布団から降り、猫は消えていった。

お題「子猫」

11/15/2023, 11:56:51 AM

私、ネコアレルギー。
可愛いとは思うけどね。
子供の頃は実家にタータンっていう
トラ猫がいたの。
私は家族みんなに
なんで女が生まれたんだ、とか
誰にも顔が似ていないし、
何で家の子なのって、言われてたの。
だから、悲しくなっちゃって
いつもいつも玄関の前で泣いていたの。
でも、泣き言を言う私の隣には
いつもタータンがいて、
いいタイミングで、相槌打つみたいに
ニャーニャーって言ってさ。
私の救いだったのを覚えているよ。
今は昔の話。。
忘れたいのかな。。

11/15/2023, 11:56:22 AM

"拾ってください"



雨の中、お母さんからおつかいを頼まれて小学2年生の私は買い物に出た。


お店の前まで来た時その文字を見つけたんだ。


中には子猫一匹が入っている。



こんな雨の中ギリギリ屋根が合ってまだ濡れていないけど、これ以上の激しい雨が降ったら濡れてしまうかもしれない。


そうなったらこの子猫ちゃんはどうなる・・・・・?




雨にびしょ濡れになりながら震える猫ちゃんが思い浮かんだ。



ダメだっ。
そんなの可哀想。


うちに持って帰ろう。

お母さんはダメっていうかもしれない。
でもこの子猫をほっとくわけにはいかないし、
説得しよう。




「ごめんね。ちょっと待っててね。」



サッと自分の上着を脱いで傘で囲うようにして
私はお店に駆け込んだ。



えっと。卵。牛乳。豆腐。こんにゃく。プリン。


よしっ。


ぱぱっと頼まれたものをカゴに入れてレジへ走った。



でもレジに行ってから子猫ちゃんが脳裏にチラついて。



急いで、猫用の遊び道具と食べ物を買った。


これでいいよね。


子猫ちゃんのことを思い出して思わず顔を綻んだ。


今度こそ、レジに向かってお金を払って外に出た。



傘を退けて子猫ちゃんが無事かを覗く。


けど・・・・・・・・



いないっ!

なんで。


もしかしてあの雨のなか出ていっちゃった?

寒くないかな。
濡れてないかな。
病気にならないかな。



そう考えると悲しくて悲しくて涙が溢れた。


すると



「ニャァ〜」



さっきの子猫ちゃんが足に擦り寄ってきた。


あぁ、よかった。

いなくなったわけじゃなかったんだ。


「もう。心配したのよ。帰ろう私と。」



かわいい。クリクリした目を見て優しくそういうと。

ありがとうっと言うようにニャーと鳴いた。




片手に荷物。片手に私の上着で包んだ子猫ちゃんを持って家に向かった。






「ダメよ!もといたところに返してきて!」


やっぱりダメだって言われた。


「お願いお母さん。私がお世話するから。
しかもこの子まだ子供なの。
拾ってくださいって書いてた。
これからずっと1人なのかもしれない。
私はお母さんがいて悲しくないけど、この子は悲しいかもしれない。だからいいでしょ?」



必死に頼むけど。



「ダメよ。」



聞いてくれない。


じゃあ、


「私この子と外にいるから!
この子を飼ってくれないんだったら私もこの子と外にいるの!」


「なにを言ってるの。
ダメに決まってるでしょ。風邪引くわよ。
その猫は置いてほら。体拭きなさい。」


「いやっ!」



どうしても離したくなくて。この子と一緒にいたくてお母さんを見つめると。



「はぁ。仕方ないわね。」




渋々うなづいてくれた。



よかった。



「これからはずっと一緒よ。」





子猫ちゃんを見てそう言った。

11/15/2023, 11:56:16 AM

子猫も可愛いけれど
どちらかと言えば
子犬派かな

彼は子犬のように
私の後ろを
ついてきた

可愛くて
愛しくて
たまらなかった

元気にしてるかな
ちゃんとご飯食べてるかな
風邪引いてないかな

母のように心配してみる

余計なお世話だと
君は怒るだろうな

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