あなたが差し伸べてくれた手に顎を載せる
あなたが顎を擽ってくれる度に私の胸はポカポカして
とても心地よくなるの。
あなたが私に構ってくれない時はとてもとても寂しくて
足や身体に頬擦りをする、そうすればあなたは
仕方ないな。
なんて顔をしながら私の頭や頬を撫でてくれるのだ。
優しくて美しい私のご主人様。
あなたは少し頑張り屋さんみたいで、たまに凄く疲れて帰ってくる
その度に私は心配してしまうのだけれど、
偶にしつこすぎてあなたを怒らせてしまう。
ごめんなさい。 けれどあなたが心配なのよ。
けどあなたは怒っても、暫くしたらごめんねと言いながら私を抱き締めてくれる。
あなたの体温はポカポカしててとても心地が良いの。
あなたの匂いはいつも違う匂いがするけれど、それでも私はあなたが大好きなのよ。
他の人の所に行っても許してしまう。
私はあなたの帰る場所なのだから。
あなたが怒って私に着けた傷も
愛してくれている時の痕も全部が全部愛おしいの。
甘い声で心地の良い声で私の事を「子猫」と呼ぶあなた。
あなたが私に子猫を望むのなら、私は一生懸命あなたの子猫になるわ。
それが私の生きる全てなのだから。
すきよ、だいすき。あいしてる。
テレビをつけたまま寝てしまったあなたに囁く。
視界の端に映る行方不明のニュースなんてもう私には必要ない。
外の世界なんて必要ない。
私は子猫 あなたの居るここが私の世界。
にゃーん。 ………なんてね。
11/15/2023, 12:01:30 PM