奇跡をもう一度』の作文集

Open App

奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/2/2024, 2:23:58 PM

作品No.185【2024/10/02 テーマ:奇跡をもう一度】


奇跡 なんて
そうそう起きるものじゃない

たまたま上手く弾けただけ
たまたま指が滑らかに動けただけ

だから
「もう一回」なんて言わないで

あの奇跡はもう一度
起きるものではないのだから

10/2/2024, 2:18:02 PM

「奇跡をもう一度」

 奇跡というものに、お目にかかったことはない。
後から考えるほど、それは必然だったから。
もしも奇跡 があるのなら、もう一度はないだろう。
  私自身が引き起こせず、目に見えない何かが決めるのだろう。

10/2/2024, 2:18:01 PM

奇跡をもう一度

貴方と出会った奇跡をもう一度
貴方と話始めた頃に戻りたい
楽しく話してた頃に戻りたい
もっと自分から話しかけてたら良かったな
後悔もあるけど楽しかった思い出なんだよね

10/2/2024, 2:17:20 PM

遠い昔の記憶。あんまり面白くない学校に行って、唯一の楽しみな趣味の話を友人として、感情を共有して。
クラスが同じだった頃、毎日集まって話していた。気がつくと、とても遠い所に行ってしまった。もう話すことは無いかもな。グループを開いてすぐに表示される、数年前のやり取りを眺める。
メッセージを送る手段はいくらでもあるが、なんだか声をかけられない。思い出はキラキラと輝いているけれど、今はどうだろう。皆変わっていく。土地も、人間も。昔の光景は全部。地元に帰ってきたら連絡するね、と送られたメッセージから下には、何も文章がない。
思い出は思い出のままでもいいかもな、と最近は思っている。けれど、もしも、と思うことはなくもない。身長も肩書きもすっかり変わった、制服じゃない6人で、もう一度どうでもいい話で笑い合う。きっと机上の空論とは、こんなことをいうのだろう。ほろ苦い唾を飲み込んで、アルバムを閉じた。

10/2/2024, 2:17:19 PM

【奇跡をもう一度】

もしあの瞬間をもう一度、

一回だけでも体験できるのなら

あわよくばあの瞬間からやり直せるのなら

そんなことになったら僕は全てを捨てて

きみのためだけに僕の全てを使うだろう

絶えず鳴り響く心音もきみへ捧ぐ音楽に変えて

流れる血液も一滴も残さずに

それくらい衝撃的な経験だった

思い出さない日は無いほどに

そうだ、今からでもその事を書き起こせば良い

誰に見られるでもなく僕ときみだけの

稚拙で不恰好な形にして

あの時が確かに存在していたと知らしめるように

ああ、でも毎夜あの日の夢でも良いほど

あの奇跡をもう一度この目で見たいのだ



2024-10-02

10/2/2024, 2:16:18 PM

詩(お題)
『奇跡をもう一度』


奇跡をもう一度?
奇跡をもう一度?
二度も言いたくなった
そんな、きせき
一度も無い、ヤツもいるんだ
コンチクショー!

10/2/2024, 2:16:09 PM

【奇跡をもう一度】

常識では思いがけない不思議なできごと。

別にそんなものを求めているわけじゃ無いけど。

まぁそんな奇跡は何かしらの行動をしなければ作り得ない

だから俺は今日、手始めに外に出た。

久しぶりに浴びる日差しに目が眩んだ。

壮大な広い視野と、家の中とは全くどこか違う空気に足がすくみながらも、一歩ずつぽそりと歩いた。

目の前から来る人に不意にビクついた。

空を見上げて深呼吸した

まっすぐ堂々と歩いた

通りかかった人が見えなくなった時、腰が抜けた。

「まあ、車通りは少ないから…大丈夫だな」

あたりが暗くなった

「な、んだ…!?」

月明かりがほんのりと俺の顔を染めた

まるで突如として太陽と月がひっくり返ったみたいだ。

ん、なんだ?

俺は、真っ赤な紅色に染まった金縁の、やけに肌触りがいい羽織りを羽織っていた。

「こんなんいつ…」

「にゃぉおーん」

「猫?」

鳴き声が聞こえて振り向くと、
終わりが見えないほどの数の猫の行列がこちらへ向かってきていた。

「……は?」

俺の頭や眼のどこかしらがイカれてしまったわけではなければ、おそらくその猫たちは二足歩行で、それぞれ日本の繊細な刺繍が施された着物を身に纏い、それは決して派手ではなく、謙虚で嫋やかで、節々の完璧で品性のある所作をしているのだ。

「まるで家臣とか仕人のような…でも猫…。ねこ…?」

頭がおかしくなりそうだ。いや既におかしいのだろうか?自分で自分の状態を疑わずにはいられない。

「さあ若様、今夜の夜風は一段と冷えます。お身体に触ることのないよう、早く屋敷にお戻りください。」
先頭に居た、大半の猫らが着ている着物とはまた別物の格好をし、提灯を持っている黒猫が俺の目をまっすぐ見てそう言った。

その眼は繊細で大きいビー玉みたいな、正真正銘の猫の眼だ。

なんだか…この、心臓がひっくり返りそうな気分はなんだろう

気分が悪い。

こんな変な光景を目の当たりにしてるからか?

「若様?」

「嫌だ。あんな屋敷に戻りたくなど無い。」

!?

なんだ、勝手に言葉が……———





「はし…おい!倉橋!!」

「はいぃい!?」

「授業中に居眠りをするな!」

「え…?」

嘘だろ?どういうことだ?だって俺は不登校で、引きこもりで、ついさっき外に久しぶりに出て…

「全く…」

男は呆れたように鼻をフンと鳴らして教壇へと向かう。

「倉橋くん、居眠りなんて珍しいね。疲れてるの?」

隣の席にいる女の子に声をかけられる。

「え、っと」

誰だ?なんだ?



あ、この子は…俺の好きな子だ
ここは教室で…
あの男の人は…社会科の先生で、俺は今授業中だ。

「倉橋くん?」

「あはは…そうかも。疲れてるのかな」

「そっか、あんまり無理しすぎないようにね。」

「うん。ありがとう。」


なんだ、すごい怖いな

夢の錯覚で現実との感覚が曖昧になってる。






あれ…本当に夢なのか?

この感覚はなんなんだ?

忘れていたような

消えていたような







やがて放課後になり家に帰ってからもそんな不思議な気持ちで過ごした。


「散歩でもするかな」

夢で見た、外に出てみて歩いた道は、俺の家の目の前のこの道だ。

普通に歩いてみた。

なんともなかった。





「なんだ、つまんないの」

「若様?」

力強く振り向いた。

すぐ横で話しかけられたようだ

耳をおさえた。

その耳は熱を帯びていた。




「なんなんだよぉ…」

10/2/2024, 2:13:57 PM

「嘘だろ……、ほんとかよ」
 唖然として、彼は高層マンションがある方を見上げた。
「どうしたの?」
「いや、ーーいま、あのベランダに干してた布団が吹っ飛んだ」
 空っ風に煽られて、と答える。
 彼女は彼の視線を追った。
 でも、そこには青空が広がるばかり。目に眩しい秋晴れ。
「何それ、冗談? 大真面目な顔して」
 笑顔になってそう言うと、
「いや、まじだって。ほんとに今布団が飛んだの、ふわぁって」  
 身振り手振りを加えて、あっちでこうぶわって魔法の絨毯みたいに、と食ってかかる。
「はいはい、面白い面白い」
 いなす彼女にムキになった。
「信じてないだろ、俺が嘘ついてると思ってる?」
「だって、どこにも布団なんかないじゃん」
「ううう」
「君がそんな冗談、真顔で言うタイプだとは知らなかっよ、ささ、行こ行こ」
「うー。ホントなのに〜」
 彼は、話を信じてもらえない悔しさに地団駄を踏む。
 二人はちょうど信号待ちに差し掛かった。
 すると、「ああああっ」と彼が声を上げて前方を指差した。信号の向こう。植え込みの辺りを。
「うっわ、びっくりしたア、……今度は何?」
 彼女が身をすくませる。
 彼は目を見開き、指をブルブルと震わせて言った。
「いま、犬が犬が、歩いてて、棒に当たった!」

#奇跡をもう一度

10/2/2024, 2:12:33 PM

奇跡をもう一度


(本稿を下書きとして保管)


2024.10.2 藍

10/2/2024, 2:10:30 PM

題 : 奇跡をもう一度

いま、大学生の私にとって、
学生生活はとても貴重であり、青春でもある。

特に、高校時代は青春を送っており、週5しか無いことが残念あった。それくらい楽しかったのだ。
リボンを長くし、生徒指導の先生に怒られ、
授業中や休み時間はふざけ合い、
体育では思いっきり走って笑っていた日々。
本当に幸せだった。
もちろん、嫌なこともあったけどね。

高校では、地元の友達も知り合いもいない高校に進学した。新しい友達を作りたかったからだ。
誰も知らない土地で。その結果、
かなり多くの友達を作ることができた。奇跡だと思う。なぜなら、周りは地元民で固まることも多く、初日は孤立してしまっていたからだ。
しかし、恥ずかしく思っていることを隠し、勇気を出した結果、
一生の友達ができたのだ。自分の勇気を讃えたい^_^

あの頃に戻れたら、、
そう思って3年経つ。
まだ、3年だが、これから歳をとるごとにこの数字は増えてゆく。懐かしく、一番青春を感じるあの時代に戻りたい。しかし、時間を戻すことはできない。
だからこそ、これから先も高校時代とまでは行かないが、目一杯楽しんで死にたい。

知らない職場、知らない土地で知らない人と出会い、
奇跡をもう一度起こし、一生の友達ができるように、
勇気を出して声をかけ続けて行こうと思う。
最終的には恋人が欲しいものだ笑

運命の人に出会うという奇跡が起きますように。


ps.なんか、よくわからなくなってきて変な文章になりました^_^

10/2/2024, 2:10:08 PM

滅多に起こらないことだから奇跡というのだろう。
勝てないと思われた相手に一矢報いてみせたことも奇跡と言うなら、通じ合うわけがないと思われた相手と心が通じ合ったことも奇跡と言っていい気がする。

奪われて、取り上げられて、全て手をすり抜けていった。諦めて、飲み込んで、「何一つ自分の物にはならないのだ」と無理矢理自分を納得させた。
そうではない現実が、いま目の前にある――。
こんな現実、二度と無い。
これが奇跡で無かったら、何を奇跡と言うのだろう。

「××××××」
向けられる笑顔、名を呼ぶ声。
自分だけのものが、ようやく出来た。
この奇跡を守る為なら、何を敵に回しても構わない。
「·····いま行く」
そんな決意を胸に秘め、男は歩き出した。

END


「奇跡をもう一度」

10/2/2024, 2:09:12 PM

貴方は遠くの手の届かない場所に消えていってしまった。
いつかどこがでまた会えたら、、
会えたなら。
来世でも一緒に。
あの奇跡をもう一度。

10/2/2024, 2:06:26 PM

【奇跡をもう一度】


奇跡なんていうものは一度で十分。
『あの奇跡をもう一度』なんて願うからろくでもないことになるんだ。




─────────────────
何かもう少しこの続きを、と思ったのですが、上手く書けないのでまた今度。

10/2/2024, 2:04:20 PM

門を出たあとまっすぐな道で君と目が合った
頭が真っ白になった
けど、その瞬間
君に駆け寄っていた

なぜだろう?
こんなにも帰り道が明るいのは…

電車のテールライトが遠ざかるのをずっと見ていた

帰ってからもずっと気持ちが高ぶっていた

こんなありふれた学校帰り

人は奇跡と呼んでくれるだろうか…



結局、数週間何もなかった

今日もまた
奇跡をもう一度
そう願いながら、門をくぐっている…

10/2/2024, 1:58:25 PM

奇跡って同じ経験は二度とおこらないと思えるから奇跡なんじゃないかな。再現性のないもの。でも望んでしまうのは分かる。

10/2/2024, 1:57:37 PM

貴方とまた会いたい
でも、もう会えない
なぜなら、貴方と出会った時に
もう使ってしまったから

奇跡はいつも起こらないから、奇跡と呼べるの

10/2/2024, 1:56:43 PM

あの夏の日、
とある街の、とあるバス停で

もう二度と会えないと思っていた君に出会った。
うっすらと雨の匂いの染みた二車線道路に
いつかの淡い想いが、しまったはずの記憶が、
ちらつくように喉の奥を刺す。
どうしようもない、あの夏の日の思い出。

だけれど、どうしてだろう、君の、君だけの
けはいが、せなかが、もうどこにもいない。

あの街と、あのバス停と、あの二車線道路と、
いっしょに押し流されてしまった君の輪郭を、
ただ、ただ、ただ、ただ、
いつまでも、いつまでも、追っている



(奇跡をもう一度)

10/2/2024, 1:53:37 PM

『奇跡をもう一度』

この世が闇になってもうどのくらいになるだろう。
少し前までは、
微かな光の筋が見えていた気もするのに。

闇は真っ黒じゃなくて、
蒼っぽかったり、
グレー味を帯びていたり、
深い翠色だったりする。

奇跡があるとするならば、
もう一度光がみたい。

目を閉じているわけじゃない。
耳を塞いでいる訳でもない。
それでも届かない。

だから奇跡を祈る。
だから奇跡という名がある。

10/2/2024, 1:44:25 PM

奇跡をもう一度


私とあなたが出会った奇跡。

10/2/2024, 1:42:12 PM

この街には、『たそがれ屋』という飲み屋がある。
 夕暮れという短い時間に、たそがれている人だけが入れる、幻の飲み屋だ。
 そこを訪れた人は、静かに酒を飲む。

 人生には困難の連続だ。 
 困難に直面したとき、人は立ち向かい、あるいは逃げたりする。
 だが時として何もできず、たそがれるしかない時もある。

 そんな時に打ってつけなのが、『たそがれ屋』。
 ここに来た人は、この店で静かに過ごして心の傷を癒すのだ。

 そして今日もまた一人、『たそがれ』を纏った客がやってくるのだった。

 ◇

「大将、やってるかい?」
 そういって暖簾をくぐるのは、タケ。
 この『たそがれ屋』の常連だ

「ははは、タケさん、また来たのかい?」
 台の向こうで、大将が苦笑いをする。
 無理もない。
 この『たそがれ屋』の常連ということは、タケには多くの苦難がを経験したという事なのだから。

「それで今日はどうしたんだい?
 また彼女にフラれたかい?」
「そうなんだよ。
 大好きだったのに……
 くそ、いつものくれよ」
「ほどほどにね」

 そう言って、大将は熱燗を出す。
 タケは失恋したとき、いつも熱燗を頼むのだ。

「それで何があったんですかい?
 お話聞きますよ」
 大将はタケに話を促す。
 店の性質上、客の愚痴を聞くのも仕事のうち。
 話すことで、心の傷が癒えることもあるのだ。
 しかし、タケは首を振った。

「いや、今日は大将の話を聞きたい」
「私の、ですか?」
 大将は驚いて目を見開く。
 愚痴を聞いたことはあっても、聞かれることは無かったからだ。

「いいんですか、タケさん?
 お話聞かなくても……」
「いいんだ。
 今日はそんな気分なんだ」
「しかし……」
「何でもいいんだ。
 もっと大将の事を知りたい」
「はは、情熱的ですねえ……」

 大将は腕を組んで考え始めた。
 一分ほどの沈黙のあと、大将は口を開く。

「そうですね……
 では私がこの店を開いた話でもしましょうか」
「お、いいね
 誕生秘話ってやつだ」
「私の若い頃、三十歳くらいのことです。
 大きな会社に勤めていたのですが、サラリーマンに嫌気がさしましてね。
 親戚の伝手を借りて、店を開くことにしたんですよ」
「へえー大胆だなア。
 俺は、そんな勇気はないよ」
「いいえ、蛮勇です。
 その証拠に妻に愛想をつかれてしまいました」
「え、大将結婚していたの?」
「昔の話です」

 そう言うと、大将は持っていたグラスの水を入れて飲み干す。
 まるで覚悟を決めたように……

「若さで気が大きくなっていたのでしょう。
 ですが妻は、そんな私を置いて家に帰ってしまいました。
 10歳になる子供を連れてね」
「大将……」
「妻は正しかった。
 案の定と言うべきか、始めてからも赤字続き。
 すぐに資金は尽きました
 引くわけにもいかないが、このままでもいけない。
 だから、他の店と違いを出すことにしました」
「それが『たそがれ』?」
「はい、目論見は当たり大繁盛です。
 喜んでいいか分かりませんがね」

 大将は、そこで言葉を区切り、上を向く。
 大切な記憶を思い出すかのように……

「そしてある程度余裕も出来たとき、私はある決心をしました。
 かつても家族にまた会おうと……」
「大将……」
「今でも覚えています。
 あの時も今日みたいに真っ赤に染まった夕暮れ時、私は妻の実家に赴きました。
 玄関のベルをを鳴らすと、出てきたのは大きくなった息子でした。
 ですが……」
「……」
「息子が私を見て『何しに来た』と……」
「それはお辛いでしょう」
「はい、私は酷いショックを受けました。
 もちろん、仕事にかまけて今まで会わなかった私が悪いのですけどね。
 私はそのまま逃げだしてしまいました」

 大将はコップを起きて外を見る。
 熱が入ったのか、大将の顔は少し汗ばんでいた。

「これで私の話は終わりです。
 おや、もう外が暗いですね。
 長く話し過ぎたようです」
「本当だ。
 早く帰らないと電車に遅れる」
「今日は奢りでいいですよ。
 私の話に付き合ってくれたお礼です」
「そんな悪いよ。
 俺から話を振ったのに。
 払うよ」
「どうぞ、今日の所はお帰り下さい」
「……大将、なんか怪しくない?」
「そんなことありませんよ」
「おい!
 いつまでまたせるんだ!」

 タケと大将が押し問答していると、突然店の奥から男の子が出てくる。
 年恰好は10歳くらい、顔はどことなく大将に似ていた。
「飯の時間だぞ、早く来い!」
 
 タケは、大将の顔をまっすぐ見る。
 大将は、今まで見たことがないくらい焦っていた。
 なかば答えを確信しつつも、タケは大将に尋ねる。

「誰です、彼?」
「私の息子です。
 実はこの店、妻の実家のものでして」

Next