『奇跡をもう一度』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
幼き日の思ひ出、畳の匂い、揺れる稲穂。
つないで、つないで、つむいで、つむいで。
遺伝子とかDNAとか、そんなもの理解していないような時代から。続いてきたんだろう。
でも式に表せないんだよ、記号にならないんだよ。
長い休みに訪れる非日常。
きれいな、見慣れない景色。
親と重ねる、愛おしいものを見つめる瞳と頭を撫でる手の重み。
愛されて、いたんだね。愛されて、いるんだね。
だからお願い。今度は昔話じゃなくて、ぼくが話すよ。
手を繋いで、散歩にいこう。
ぼくの大切な人をそだてた、かけがえのない人よ。
その瞼をあげて、もういちど光を。
「奇跡をもう一度」
小学校の時の初恋……
逢えるなら会いたいなあ
会って…あの時「好きだったなー」って
会話の中でポロッと言いたい
それができたら何だか幸せだと思う
【 #奇跡をもう一度 】2023.10.03
季節は冬真っ只中。
寒い中、車椅子を押しながら坂を進んでいくのは、なかなか辛いものがある。
しかも夜の道で街灯も少なく視界も悪い。
頼まれてもなかなか引き受けづらいものだろう。
しかし、俺はこれを絶対放棄するわけにはいかなかった。
『はっ、ふ、ぅ……』
「……憂?苦しいなら戻っても……」
『なに、言ってんだっ……また、ここに……くるっ
……って、決めた、だろうがぁ、』
俺は足と腕に力を入れながら、気合いで車椅子を押していく。顔は見てないから分からないが、きっと真っ赤になっていただろう。
それくらい力を込めた感覚があった。
「でも……憂は帰宅部だし、昔だって私に腕相撲勝てたこと無いじゃn」
『おいこら!!ここで喧嘩売るんじゃねぇ!!』
車椅子に乗っている女、結衣はさりげなく煽る。
いつもこんな感じで、悪気があって言ってるわけじゃないのが余計に腹が立つ。
だが、こうして結衣が煽ってくれたおかげでさっきよりも力が入るようになった。
徐々に進む車椅子を見て、後ろを向いてた結衣は大人しく前に向き直した。
「憂って、昔から頑固だよね。」
『あ?うる、せぇ。お前だって、頑固だろ。』
「いーや、私よりも憂の方が何倍も頑固。決めたことは意地でも通すし。」
『一度決めたのに、やり通さないのは、嫌なんだよ。』
彼女はもう一度振り返ってこちらを見る。
「ほら、頑固。」
ニヤッともニコッとも取れる彼女の笑顔。
昔はよくイラついたものだが、最近は愛らしさを感じる。
照れ隠しも込めて、合っていた目をそらし、車椅子を押すのに専念した。
ついに坂が終わって平らな道を少し進むと、大きな公園に着く。
「わぁ……」
彼女が見渡す。
時刻は18時。
日はとっくに沈んで、外は真っ暗。
大きく開けたその公園は、街並み全体を見渡せる高台になっていて、家の明かりが綺麗に景色を彩っていた。
『見る約束だったろ。』
「うん……また来れるだなんて。」
一年前、彼女がまだ車椅子に乗っていなかった頃。
ここに来たことがある。
その時、約束した。
「また、ここに来ようね。」
彼女の言葉を俺は叶えるために、今日はここに来たのだ。
彼女の口から白く息が吐かれる。
真冬なのもあり、鼻も赤い。
「憂!!」
『ん?』
「ありがとう。」
彼女は満面の笑みで言った。
あぁ……また見れた。
調子の悪くなる前と同じ、“無邪気な彼女の笑顔” という名の奇跡を、もう一度見たかったんだ。
#奇跡をもう一度
「奇跡をもう一度」
君に出会えたことは私の人生において最上の幸運であり、不幸でもあった。あの偶然の出会いを、君は運命だ、奇跡だと言った。つまりは偶然と偶然が合わさり、結果として奇跡的に良い方向へと働いたのだ、と。
それまで私は運命だの奇跡だのというものを信じちゃいなかったけれど。でも、確かにあのことは特別だった。衝撃的とでも言おうか。それによって、私の物の見方もすっかりと変わってしまった。変えられてしまった。世界には常軌を逸したことが起こり得るのだ。私の世界は、突然に広大なものになってしまった。それは喜ばしいことに見えたが、次第に恐ろしさへと変貌した。
私は、臆病なのだ。それを自覚させた君が憎い。愛しくて、憎くて、堪らない。これが全て夢幻の類であったのだと願いたい。君の存在ごと知らずに、あのままの私でいられたなら、と。今からでもそうなれたのなら、と。君の言う奇跡が再び起こらんことを、請わずにはいられないのだ。
🕊️静かな場所で
だれかの心臓の音が
きこえていたら
きっとそこはいいところ
本当はさみしい
その言葉が
ただの鳴き声になる
鳥に生まれたかったな
秋です🍂
最果タヒ✨
「長袖の詩」
🕊️🤍🕊️🤍🕊️🤍🕊️🤍🕊️🤍🕊️
栗の季節なので、君の大好物のモンブランを作ろうと思う。
私も好きなので少し多めに。
しっとりフワフワの薄めに焼いたジェノワーズ生地に、砕いた蒸し栗入りの生クリームを均一に塗る。
下に敷いたシートを利用しクルリと巻いて、戻らないようにテープで固定、残った生クリームと一緒に冷蔵庫に入れた。
モンブランのモンブラン的なあれ、……マロンクリームを作る。
栗の味を楽しみたいからバニラは無し砂糖は控え目、それで十分、栗の優しい甘みと香りが口いっぱいに広がっていく。
しっかりと裏漉しして、絞り袋に入れてから冷蔵庫で冷やす。
上にのせる栗は流石に市販品、ブランデーの効いたマロングラッセを買っておいた。
早く帰ってこないかな、とキッチンで湯を沸かしながらマロングラッセをパクりと口に入れた。
テーマ「奇跡をもう一度」
奇跡をもう一度
奇跡は突然に
巡り合わせてやってきて
その時はよくわからず
ただ戸惑うばかり
願えば願うほど
叶った時の"奇跡感"は強いけれど
願うほどに叶わない
奇跡は二度来るのだろうか
もう一度と乞う者に
奇跡をもう一度
私は若い頃から作家になる事を目指し、自分の作品を様々なところに投稿していたが、ぱっとせず才能がないと諦めかけていた。そんな私にある出来事がおきた。
ある夜、その日も行き詰まっていると、机の端に小さいおじさんが座っていて、考え込んでいたと思うと、急にスマホの上に乗り、ぴょんぴょん跳ねながら何か文字を打っていく。ぴょんぴょん、時々、息切れしながらも、どんどん打っていく。その文章を読むと実に面白い。それを夢中で原稿用紙に書き写す。それを三日間。ちょっとした短編小説が出来上がった。
その作品をある出版社に送ると、直ぐに連絡が来て、遂には本になり、本屋に並ぶ事となった。売れ行きも上々で、僕はついに作家デビューする事ができた。
まさに奇跡が起きた。
出版社からは第二作目をお願いされたが、あれは僕の作品じゃない。小さいおじさんの作品だ。以前に書いた、僕自身の作品を出版社にだしてみたが、却下される。
(あーどうしよう、また小さいおじさん、出てこないかなぁ)
奇跡をもう一度。
奇跡なんてそうそう起こるわけがないと諦めかけた時、机の端に小さいおじさんが、、、。
キターーーー!助かったーーー!
そしてまたスマホの上でぴょんぴょんぴょんぴょん。
僕は君の幻覚です。この間の作品はあなたが自分で書いたものです。だから諦めないで、楽しく小説を書いて。君なら絶対に書ける!大丈夫!
貴方の幻覚の小さいおじさん
そうか、小さいおじさんは僕自身なんだ。あの作品は僕の作品なんだ。よし!書いてみよう!
ありがとう小さいおじさん!
あなたがいることが、当たり前すぎて何も気にしていなかったの
ご飯も適当
掃除も適当
隣にいても
甘えてきても
催促されても
たまに猫可愛がりして、気分次第で邪魔だと追い払って、あなたの気持ちなんて考えたことなかった
あんなに大好きだと言ってくれていたのに
毎日大好きだと言ってくれていたのに
受け取るだけ受け取って何も返していない私は、それが後々打ちのめされるほど後悔することだなんて本当に気がついていなかった
あの日、あなたがいなくなって、でも、あなたがくれたものはそれが普通で当たり前だったから、寂しかったけどまだ特別だったってわからなかった
気がついたのは、次の出会いがあって
隣に来てくれなくて
甘えてくれなくて
催促だけはいつもされて
ご飯も掃除も何も言わないけど雰囲気で完璧を求められて
猫撫で声で名を呼んで、機嫌を取っても
それでも
大好きって言ってくれない
大好きって思ってくれてるかもわからない
大好きだけど、少しも返してくれない
あぁダメだってわかってる
でも毎日比べてしまう
もう一度会いたい
もう一度抱きしめたい
何度も願う
もう一度
もう一度
私に愛をください
『もう一度奇跡を』
奇跡をもう一度
彼女との出会いは、まさに奇跡だった。彼女は私の人生に突如現れ、心を奪っていった。彼女の優しさに触れるたびに、私の胸は高鳴るような感覚に包まれた。
しかし、その奇跡はあまりにも短かった。彼女は病を抱えていることを告白し、余命宣告を受けていたのだ。私は彼女のそばにいることを選び、彼女と共に過ごす時間を大切にすることを決めた。
日々、彼女との時間は幸せで満たされていった。彼女の微笑みが私の力になり、彼女の存在が私の支えとなっていった。しかし、彼女の体調は次第に悪化し、彼女は入院生活を送ることになった。
深夜の病室。彼女の痛みを少しでも和らげるため、私は彼女の手を握りしめる。彼女の瞳には苦しみがにじみ出ていたが、彼女は頑張って笑ってみせる。
「ありがとう、いつもそばにいてくれて…」
その言葉が、まるで花のように私の心を染める。彼女のためにできることがあるのならば、それは彼女を幸せにすることだと思った。
ある日、医師から彼女の病状が悪化し、手術をしなければ生きられないと告げられた。彼女の心臓には奇跡が必要だった。
手術当日、私たちはお互いに強く手を握りしめ、祈り続けた。心の中で、奇跡を願い続けた。
手術が終わり、彼女は意識を取り戻した。彼女の顔には生き生きとした輝きが戻り、私たちは喜びに包まれた。
「奇跡だよ、本当に奇跡だよ」
彼女は言った。私たちが信じた奇跡が現実となった瞬間だった。
しかし、幸せは長くは続かなかった。奇跡的に手術を成功させたものの、彼女の闘病生活は続いた。彼女の体力は次第に衰え、私たちの時間は少なくなっていった。
ある日、彼女は穏やかな顔で微笑みながら最後の言葉を告げた。
「ありがとう、愛してる。」
彼女の手が冷たくなっていくのを感じながら、私は彼女を抱きしめた。
奇跡はもう一度起こることはないだろう。しかし、彼女との出会い、彼女との時間は私にとっての奇跡だった。彼女との恋は、胸を糞にする痛みも含めて、私の人生の大切な一ページとなったのだ。
彼女は今はいないけれど、彼女がくれた思い出が私の中で生き続ける。そして、いつか必ず再び奇跡が起こることを信じて、私は彼女を忘れない。
こんな自分の文章でも、❤️のま―クをいただけることが奇跡です。奇跡をもう一度などもったいないです。
目標に向ってがんばっている皆さんには、奇跡ではなく当然の恵みがあらんことをお祈りしています。
そして奇跡をもう一度と願うかたには、その願いが届くようお祈りします。
奇跡をもう一度
布団の中からでもわかるくらいの強い光が
覚醒しきってない頭を刺激する。
光が見えないくらいに布団を深く被ろうとすると、すごい勢いで布団ごと引っ張られる。
いきなり開けた視界に目の奥がじんじんする。
やっと慣れてきた目に映ったのは
陽に反射して輝く湖
眼の前の光景に呆然としていると、後ろから草を踏み分ける軽い音が聞こえた。
まるで自分のことが見えてないかのようにそのまま横を通り過ぎる。
まだ幼さの残る顔立ちの少女が湖の淵に立つ。
湖はキラキラ光って少女の影を映し続けている。
「----.------- ---」
湖の中の少女が
一瞬
こちらを
見据えた気がした。
「エモネタ多い気がするこのアプリだけど、何気に『奇跡』とか『運命』とかは、3月から今までならコレが初出だったのな……」
まるで、何度も引いてSSRは揃った常設ガチャの、何故か1枚だけ出てこないSRのようだ。某所在住物書きは過去投稿構分を辿り、今まで一度も「奇跡」が出題されていなかったことに気付いた。
「俺としては『もう一度奇跡』なんざ、10年前の例の、『あと一度だけ』から始まる歌と、それこそソシャゲのリセマラよ。
必要SSR2枚抜き。確率約0.05%が2枚。ほぼ奇跡じゃん。……『奇跡をもう一枚』よな」
まぁ、結局挫折して妥協したけど。物書きはポツリ、呟いてスマホをいじる。
――――――
酷い低確率のポジティブな現象が、己のまったく期待せぬ状況で発現することは、「奇跡」と評しても良いのではなかろうか。
最近最近の都内某所、某アパートの一室。
部屋の主を藤森というが、朝食と、スープジャーに詰めて職場へ持っていく昼食としての、オートミール入りのポトフを、
「……何を入れた……?」
作ったのは良いものの、
仕事で少し蓄積し始めた疲労と、それに起因する寝ぼけ眼で調理して、
そろそろ使い終わるであろう調味料を、処分のためにポイポイ目分量で投入したところ、
これが藤森の味覚に超絶ヒット。
「コンソメと、コショウは確実に入れた。
……どれだけ?どの程度?」
藤森は、後日同じ味を再現したくて、懸命に調理工程を思い出そうとするが、
「コレ入れれば美味い」をつまんで振って、落として入れて。入れた種類はギリギリ分かっても、入れた分量が出てこない。
「……しちみ?」
スープをひとさじ、すくって味見用の小皿へ。
舌にのせた黄金色は、入れた記憶のない少々のスパイスを伴っていた。
諸事情により、10月末で部屋を引き払おうと考えている藤森。
キッチンの調味料を今月で使い切り、退去時の荷物を軽くしようと画策している。
他者に提供する料理であればいざ知らず、それこそ丁寧に丁寧を重ねた調理と調味にもなろうが、
自分ひとりで食うものなど、それこそ自分ひとりが納得できればそれで良い。
そろそろ無くなりそうな粉があれば優先的にブチ込み、あと1回使えば容器を捨てられる顆粒があれば問答無用で放り込む。
それが今回は良くなかった。
分量不明と分量不明が、煮込んだ野菜と肉の出汁に対して、ああなってこうなって、どうなって。
一部カオスなランダム要素。これを忠実に再現するのは、まさしく「奇跡」の2字であろう。
なにより寝ぼけた頭と、「所詮自分単独」の大雑把で作ったメシとあっては。
「だめだ。わからない」
分量不明と分量不明。それから野菜と肉とオートミール。この確率的奇跡をもう一度。
藤森は悩んだが、結局時間内に解は得られず、
味覚の幸福とレシピの悶々が午前中ずっと残る結果となった。
昼休憩、イタズラに藤森のポトフをひとくち盗んだ、長い付き合いの後輩は、
「メッッッチャ奥の奥に、メッッッチャかすかにウスターソースの味がする」
と申告したが、
そもそも藤森の今のキッチンに、ソース類の在庫は無い筈である。
奇跡をもう一度
人間に奇跡を起こすことなどできない。
奇跡だと思うほどの稀な時にたまたま成功する、人間の仕業だ。
それでも欲しい。
奇跡的な成功を、奇跡的な喜劇を!
ああ、神様。
奇跡をもう一度、起こさせて下さい。
どうやって成功させたのか分からないのです。
一度、合格出来たんだ。
今度だって。
/奇跡をもう一度
『 アセビ 』
ツヤツヤと光るロングの髪
ミカンのように丸っこい目
絹のように白くて繊細な肌
彼女は生まれてきたことが奇跡だと世界から言われていた
そして僕はその彼女と交際をしている。
別れろと言われても僕は頑張って親と彼女の親を説得した
「ごめんね。私のせいで...」と君は言い張るけど僕は君のためならなんだってできる。
でも今日の朝彼女は階段から転落した。
医者に重症だと言われた。
僕は神にもう一度彼女に奇跡をと願った奇跡的に彼女は起き上がった。
彼女の口からでた言葉は
「あなた、だれ?」
『 犠牲 』
奇跡をもう一度起こせるなら
僕はタイムスリップして
産まれた頃に戻りたい.......
有り得ないことだらけだった。
誰かから伝え聞いた「普通の生活」なんてものとは縁もないし、そして多分その誰かは死んだ。
顔も名前も覚えていないからそうだろう。
そんな世界で生きてこられたのは、まさしく「奇跡」としか言いようがない。
振り返ればあまりにも多くの「奇跡」は起こっていた。
いや、起こしてきた。
起これば生、無ければ死
なら「無い」という事は無いとなる。
馬鹿げた主張だと笑えばいい。
手も足も出ない時は馬鹿げた事を言うしかないからだ。祈るしかないからだ。
「奇跡よ起これ、起これ」と。
後は魂が削れる程に祈るしかなかったから、いま僕たちはここにいて。
仮に祈らずとも助かっていたとて、魂を差し出せない生に意味なんてあるのだろうか。
そんなもの、助かったなんて言えるのだろうか。
詭弁だ。
それでも僕たちがこの両足で立つには必要な事なんだ。
「奇跡をもう一度」
●「おい知ってるか?どうやらあっちの世界に逝っ
たら人生逆戻りになってるらしい」
◯「逆戻り?」
●「死んじまった歳からまた人生始まるんだって
よ」
「遡っていくんだ、だからどんどん若返ってい
くわけよ」
◯「へぇ〜、だけど、最後はどうなるの?赤ん坊に
まで戻って、そのあと一体どうなるの?」
●「母ちゃんの腹ん中に戻んだよ、また生まれるん
だよ、この世に」
◯「ぼく、また生まれるんか」
「母ちゃんのお腹の中、すごく心地よくて、ぼく
生まれたくないなぁ・・・」
「あれ?ぼく、なんでお腹の中での記憶あるんだ
ろう・・・」
●「おーい、聴こえてるか?元気に生まれてこい
よ〜母ちゃんも父ちゃんもお前に会えるの楽し
みにしてるぞ」
◯「あれ、父ちゃんの声が聴こえる・・・なんだ、
えっ、ぼくまた生まれるんか?」
「嫌だ、ぼくまだ生まれたくない、ずっとここに
いたい」
「またあの世界で、あんな思いしたくない、父ち
ゃんに酷いめにあわされるんだ」
「嫌だ嫌だ嫌だ・・・」
「なんだか、眠くなってきた・・・あれ、ぼくっ
てだれだ・・・?」
「まだ生まれたくない」
奇跡をもう一度。奇跡か。なにも思い付かないな。ドラクエで奇跡の剣なんてのがあったなー、くらいのもんだ。
しかし昨日今日と朝は寒い。でも昨日の夕方は暑くて結局エアコンをつけちゃったな。まだ冬用の寝具に変えるのは早いか。
最近バイトが忙しくてまいる。ウーバーのせいでやること増えすぎて仕事量がパンクしてるわ。割りにあわん。
こんなんが続くならやめちまいたいけど学がなけりゃ技もない。今のところをやめたところでもっとひどいところで働くはめになるのが落ちだろう。
ろくに教育もしない猿のような親から産まれたのが不幸の始まりか。まともに親ができない貧乏人が子を作るなという話だ。