夫婦』の作文集

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夫婦』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/23/2024, 10:16:22 PM

「夫婦」

「ニンゲンしゃ、おはよー。」
「……毎度毎度早起きなこった。おはよう。」

「じゅいちがちゅ にじゅーににちはねー、いいふーふのひ なんだって!」「あー、なんとなく知ってる。」

「ニンゲンしゃんにはなかよちのこ いないの?」
「いないよ。そういうの興味ないんだ。」
「えー?ふーふのひと、ちあわちぇしょーだったよー?」

「……どうもそういうの、面倒でさ。」
「しょーなの……。」「それじゃ……。」
「⬛︎⬛︎ちゃんと ふーふ なたら?」「「??!!!」」

「意味わかんないよ。流石にそれはない。子どもと結婚する趣味はないから。」「ニンゲンしゃんと⬛︎⬛︎ちゃ、おにゃーいだとおもうの。でもだめなのー?」「ああ。だめなものはだめ。」

「ぜっ、全否定じゃないか!!!別に気にはしていないが?!!キミとだったらうまく暮らせそうなどと思ったが!!!キミのことだって大好きだけどね?!!」「⬛︎⬛︎ちゃー……。」

「それにさあ!!!仮にだが!!!宇宙規模で見ても!!!ボクほどの優良物件は存在しないよ?!!相手としていいと思わない?!!……冗談だけどね?!!」

「……大好きってったって、それは『観察対象として』だろ?」
「ひどーい!!!ボクはキミをひとりの助手として、友達として、生命体として愛しているというのに!!!」「愛が重い」

「というか!子猫の姿で話されるとなんか混乱するからやめてくれ!」「ニャー」「とぼけるな!」「ニャー?」「……。」

「ニンゲンしゃん、⬛︎⬛︎ちゃん。」「「ん?」」
「しょれ、ふーふげんか?」
「「違う!!!」」

「よちよち、⬛︎⬛︎ちゃ、ふられちゃったのー。」「勝手に振られたみたいになってしまったが、違うからね?それに、もし振られていたとしても、別に気にしていないよ?だから慰めないで?」

……。どっちかというと、夫婦じゃなくて親子か……?
割とよく分からない関係だけど、正直言って居心地は悪くない。
直接口にはしないけど。

これからもよろしく。

11/23/2024, 2:35:14 PM

「月が綺麗ですね」

しゃらしゃらと光が柔らかく降り注ぐ道。
都会の中にあっても幻想的なのは人がいないからか。
それとも。
見上げた月はただ静かに微笑むだけ。

かけられた声に振り返ろうとすると、指が頬に当たる。答える方が先らしい。

「そうだな。もう青くはないですね……なんて答えはどうだろう」
「ふふ、私相手でなければ幻滅されますよ」
「伝えたい人に伝わればいいんだよ」

コロコロと笑う声が恥ずかしく、結局後ろは向けない。いつもそうだった。格好つけて、からかうように笑われて、どれだけ喧嘩してたってどれだけ話してなくたって最後にはいつも彼女が勝っている。
けれど、足取りは決して早めず。月夜に2人、彼女と同じ歩幅で歩いていく。
ずっと変わらない距離。横を見ると付かず離れずの影が一緒に歩いていた。街頭や、雲なんかで形だけ変わっていっても、結局根っこは離れられず元の形は結局同じだ。
空には満ちた月。昔答えた時のように、青くも小さくも無いけれど、決して消えることは無かった変わらぬ形。そんな明かりに照らされて2人歩くのが本当に心地いい。今も、昔も。

そんな時間もそろそろ終わりのようだ。
遠くに家の暖かな灯りが見える。そこまで行けば、またそれぞれのことをしなければならない。
そう考えると、何故か足取りが緩くなっていく。自然、彼女が後ろから背中をつんつんと押してくる。

「どうしたんですか?」
「勿体ないなって」
「何事にも終わりがありますよ」

寂しげなその声に振り返りたい衝動を抑える。胸の中に1つの静かな嵐が至る所を傷つけていく。懐かしさすら感じるその痛みについに足を止めてしまう。月明かりすらその姿を雲に翳らしてしまい、辺りは少しばかり影が薄くなった。

ふぅ、とため息をつく音。
そして、背後からいつか答えた問いが形を変えて、再度投げられた。

「月が綺麗ですね」

不器用だった。自分も彼女も。
だから、多くの言葉は要らなかった。
自然と笑みが浮かぶ。

「ずっと見惚れていました」

くすり、という声と共に辺りは明るく染っていく。
知っていたとも。だから答えは伝えた。
そのまま家の灯りへ歩を進める。きっと彼女は着いてこないだろう。いつの間にか雨が降っていた。

そう思っていたから。

「ええ、死んでも直りませんね」

その、背中の温かさも受け入れることが出来たのかもしれない。それが消えることも。



目を開けると、心配げな息子の顔が飛び込む。
次いで、孫や、義娘の顔。
さっき貰った明かりは、まだ顔に残っている。

「ただいま」

薬品香るベッドの上。窓の外には変わらない形があった。

【夫婦】

11/23/2024, 12:23:27 PM

〜夫婦〜
夫婦って
目に見えるもの以上のものがあるんだろうな
1人が自由だし楽
相手に振り回されたくない
けどその分その人がいることで挑戦できるし
新たな世界をみれるんじゃないかな
きっと自分にとってプラスになること
それが恋じゃなくて愛なんじゃないかな

11/23/2024, 12:19:59 PM

「わたくしと夫婦《めおと》になって下さい」

そう言って、見知らぬ少女はにこりと笑った。


「え?なんて?」
「わたくしと夫婦になって下さい」

思わず聞き返せば、先ほどと寸分違わぬ台詞が返ってくる。
やはり、聞き間違いではないようだった。

「誰かと間違ってない?」
「いいえ。あなた様と夫婦になりたいのです」

人間違いでもないらしい。けれどどんなに記憶を漁ろうと、目の前の少女に覚えはなかった。
どうしよう、と内心で焦る。
今は誰もいないとはいえ、公園で、しかも年端もいかないであろう少女に結婚を迫られるのは、周りの目が怖い。この様子ではごっこ遊びや冗談ではないのだろう。微笑みながらも真剣な眼差しは、早く答えろと急かしているようだ。
断るのは当然として、どう答えるのが正解なのか。出来るだけ少女を傷つけないような断り方を考える。だが何一つ思いつかず、そうしている間に側に来た少女が笑みを浮かべたまま、手を取り引いた。

「では、参りましょう」
「参るって、何処に」
「決まっているではありませんか。わたくしたちの屋敷に帰るのです」
「待って!ねえ、本当に待って」

参りましょう、と歩き出そうとする少女を必死で止める。このまま流されてしまうわけにはいかない。

「まだ何も言ってないし、あなたの名前も知らないんだけど!」

きょとり、と首を傾げ、不思議そうに目を瞬かせ。けれどその表情は次第に憂いを帯びていく。

「わたくしと夫婦になるのはお嫌ですか」
「嫌というか、知らない相手と結婚するのはハードルが高いというか。見た目的に無理があるというか。出来れば普通がいいというか」
「でも旦那様はこの年頃の童がお好きでしょう」

悲しげに伏せられた目に酷く心が痛むが、それよりも誤解を生みかねない少女の言葉に焦る。心当たりがないわけではないが、そもそもが仕事で相手をしているだけだ。

「お忘れですか。弱ったわたくしを旦那様が救って下さったではありませんか。傷の手当てをし、痛む体を優しく撫で摩り、大丈夫だとお声をかけ昼夜を共にしたでしょう。わたくし、あの時に決めたのです。旦那様と夫婦になると」

記憶にない。いや、心当たりが多すぎてどれだか分からない。
狐か、狸か、はたまた猫か。人に化けられるのであれば、鼬や狢も当てはまるだろうか。

「ですからわたくしと夫婦になって下さい。それとも既に心に決めた方がおられるのですか」
「それはいないけど。そういうのじゃないけど、何というか」
「でしたら何の障害もありませんね。この姿がお嫌であれば、別の姿に変えれば良いだけの事です」

ふわり、と微笑んで少女の姿が揺らぐ。
大きくたくましくなっていくその姿に、思わずひっと声を漏らして後退った。
これは逃げた方がいいやつだ。

「何処へ行くのですか、旦那様」

けれど走り出すより速く、少女だった男に腕を掴まれ、そのまま引かれて抱きしめられる。
息苦しさに腕を叩くが、さらに強く抱きしめられて頬ずりをされた。

「何してるんですか。先輩」
「ん。楽しそうだったから」

何が、とは敢えて聞こうと思わない。どうせいつもの思いつきなのだろう。
男との付き合いはそれなりに長いが、知っている事はほとんどない。こうして触れあいを好んでいるが、何を考えているのか、その表情からは全く見えてこないのだ。

「相変わらず化かし甲斐があるなぁ。心当たりを必死に探して、周りの目を気にして。焦って…全然オレに気づかなかったなぁ」

愉しくて仕方がないのだろう。彼がこうして人を化かして遊ぶのはいつもの事だ。
はぁ、と溜息を吐く。逃げ出す事を諦めて彼にもたれかかれば、良い子と髪を撫でられた。

「人間とは何でこうも馬鹿なんだろうね。オマエは可愛いし愉しいからいいけど」
「先輩」
「簡単に化かされ、騙されて死んでいく奴らを守る必要なんてあんのかねぇ。退屈しのぎになるかと思って付き合ってはいるが、そろそろ飽きてきたぞ」
「先輩」

腕を叩く。笑んではいるが、どこまでも冷たく鋭い眼を見据えて口を開く。

「そろそろ離してください」
「嫌だと言ったら?」
「この場で舌を噛み切って死ぬ」

はっきりと告げれば、彼は耐えきれずに声を上げて笑った。

「それで死ねない事は分かっているだろうに。何度試した。オレに体も魂も弄られて、オマエという存在以外を奪われて。あと何度試せば理解するんだろうか。本当に馬鹿で、愚かで、惨めで」

分かっている。そんなこと。
何度も試した。無駄だと笑われても繰り返し続けた。
それでも敢えて言葉にするのはただの意地であって。そして確認でもある。
彼がまだ、人に興味を持っているのか。それとも全てに飽いてしまったのか。

「そんな憐れなオマエが、オレは一等好きだよ」

戯れを口にする。何度も繰り返されたやり取りだ。
そう言えば先輩と後輩という、ごっこ遊びを始めたのも彼だったかと思い出す。結局は全て彼の遊びの一つなのだろう。
飽きたら捨てる。そして思い出す事もない。ただそれだけ。
その時が来るのを待つだけだ。


「じゃ、行くか」
「……何処に?」
「言っただろう。オレ達の屋敷だよ。しっかり断らなかったのはあれだが、受け入れはしなかったからな。及第点ってやつだ」

何を言っているのか。彼の言葉はいつも突拍子もないが、これはまるで。

「オマエが受け入れたなら、誓約を違えたとして爺共を縊れたんだがなぁ。仕方がない。何もしなくとも爺共は近くくたばるだろうし、今暫くは従っておいてやろう」

残念だ、と。然程思っていないだろう事を呟いて。
有無を言わさず抱き上げられる。下ろせと藻掻く体を意に介さず、歩き出す。
可哀想に、と弧に歪む唇が囁いた。

「オレに捧げられたばっかりに、死ぬ事も出来ないなんてなぁ。でも心配すんな。結納は眷属共と盛大にしてやるから…ま、雨を降らせられないのは残念ではあるが」

当たり前だ。雨を降らせるのは狐であって狸ではない。
溜息を一つ。唯一の望みが絶たれた事を受け入れられない気持ちごと吐き出した。

「永遠に大切にさせてもらうぜ?オマエさん」

上機嫌な求婚の言葉に、彼に凭れる事で応えとした。



20241123 『夫婦』

11/23/2024, 11:14:37 AM

5夫婦

きっといつかはなれればいいのだろうか

そんな風に思えたらいいのだろうか

見つけれるのだろうかそんな人を

きっと無理だと諦めていたいそんな概念

11/23/2024, 10:29:30 AM

夫婦

そんな形の仲になったことはないが、
ある人の苦難から幸せまで人生の最後が来る日も側にいた事がある

アーレントは性別がなく、特定の国で生まれた存在でもないため契約をすることはあるが人間たちの決めた関係になるとは限らない

人間の一生は短く、アーレントにとって瞬きをするよりも短く感じるものだ

それでも人を愛し側にいて…彼らの灯火が消えれば落ち込む

彼らはアーレントが不老不死であることを知っているから、共に過ごす時間に悔いを残さぬよう全力で関わってくれる

一枚一枚、アルバムのページをめくりアーレントは笑む

たとえ夫婦でなくともかけがえのない家族であったと

11/23/2024, 10:04:33 AM

彼らのことを夫婦と呼び出したのは今は遠くに居る彼らの幼なじみだった気がする。若い頃から刷り込みのようにその言葉を聞いていた僕らはそれを自然に受け入れた。

彼らのどういうところが夫婦かと言えば、言葉の要らぬ関係であることを僕は挙げる。テレパシーでも使っているのかなと思うほどあの人たちの間に言葉は無い。挨拶、といってもおぅ、と言って目線を上げるだけ(しかも目は合わせていない)だ。
でもきっとお互いのことをよく見ている。
そもそも旦那(と呼ばれる方)は嫁さん(と呼ばれる方)をチラチラチラチラ見ているし(声かければいいのに)見られている方も、あれ?と何かを旦那が探しているそぶりを見せると「コートのポッケ」とボソリ呟く。旦那があぁ、と声を出す。
お目当てのものは見つかったらしい。ありがとうくらい言えばいいのに。

彼は普段から物凄く察しの速い人であるというのが大前提だが、でもこれは異常だ。だって何を失くしたのかあの人は口にしていないから。つまり彼だってあの人のことをしっかり見ているのだ。言わないけど、あの人の行動を見て、『そのままポッケに入れたこと忘れそうだな』と思っていたということだ。
言葉にすればいいのに。僕達に対する世話焼きなおかん基質はどこに行ったんだろうか。

ーーなんだかんだ2人とも照れ屋やからなぁ!

と、ギターを弾いていた彼がが言った。

ええ、それってそういう風に括ってしまっていい問題なんだろうか?もしそうだとしたら……

ーー愛でたい夫婦やな!

身長の高いぼくらの末っ子がそう言って豪快に笑った。

11/23/2024, 10:00:36 AM

31. 夫婦

人生の最難関チャレンジ、婚約。簡単に解消できない契約。別に当たるのも大変な契約。だから余程のことがなければ契約を切らずに夫婦で居続ける。月日が流れていけば二人の中で上下関係が生まれ、片方は心の何処かで怯えながら暮らす。相手の醜い内面に日々直面する。互いに窮屈そうに見えて、しかし二人ともこの契約に納得していそうなのが不思議で仕方ない。

自分はどうなるのだろう。一人で生きるのか、誰かと生きるのか。どちらの未来も考えるのが怖い。自立も共生もできない大きな赤子が今日もすくすく育っていく。

11/23/2024, 9:58:38 AM

あと6日。今日は家族について。
そういえば、私には父がいない。
居るといえばいるが、誕生日にご飯を食べさせてくれるだけの人は、親戚のおじさんに改名してやる。

家族というものが嫌いだ。私の「欠け」のはじまりだから。
一時期他人を見て「家庭がいいから」と難癖を付けるぐらいには嫌いだったが、嫌いとは妬みの現れとはよく言ったもので。憧れてはいると思う。

幸せな家庭
暖かい食卓
家族旅行
仲のいい姉妹
家に帰る喜び

字面だけで胸焼けしそう。やめる。
これを読んだ家族仲の良い貴方、どうかそのままで。家族仲の悪い貴方、どうか私に生き方を教えてください。

こんなだから結婚にもあまり希望がない。悲しい。
こんな私でも人並みに幸せになりたいと思う。むしろかな?
自分がそうでなかった分、自分の子供は幸せにしてあげるとか、無理。生きていた時間が増える程、似ている、と感じる。無理。もう無理。私の血をここで終わらせたい。

でも彼氏はいるんです。女子高生ですから。そんな年頃。
向こうも家族仲は良くないらしく、結婚願望ナシ。でも父がいて、兄妹仲もそこそこなら文句言うなやーーーいと思ってますが内緒。

「欠け」は、私を1人で生きていけるように育ててくれました。ほぼ私の親です。スパルタでした。
そして私は、そこで得た「強さ」を他人に押し付けるようになった。ほらね。カエルの子はカエル?そんなのです。

こんな幸せを呼ぶようなテーマの時に、皮肉ばっかりで申し訳ないと思いつつも書く。
こんな感じで誕生日までカウントダウンしつつ、自分の人生のトピックを取り上げております。未成年にしがみつきたいですね。全く。

11/23/2024, 9:56:00 AM

俺の妻は、小さい。身長は、俺の身長の半分以下だ。
 俺の妻は、幼い。…いや、法に触れてるわけじゃないし、俺がロリコンなわけでもない。単に、彼女の外見年齢がそう見えるってだけだ。
 俺の妻は、かわいい。じゃなきゃ一目惚れなんてしねぇよ。
 俺の妻は、気まぐれだ。気まぐれっつーか、そういう体質っつーか。最初は俺も少し戸惑ったが、今じゃそこも愛おしい。
 俺の妻は、強い。まじで怒らせたら死ぬ。雷が落ちるどころじゃない。隕石が落ちる。
 俺の妻は、弱い。強い力を持ってるとはいえ、身体は幼いままだ。俺だって伊達に鍛えちゃいねぇし、護るべき時はしっかり守る。
 俺の妻は、寛容だ。…いや、俺の妹が極端に厳しいからそう思うだけか?しゃーねーだろ、巨乳ってのは男のロマンが詰まってんだからよ。…ボコボコにされるから口が裂けても言えねーけど。
 俺の妻は、嫉妬する。ってかこれはまぁ、普段の寛容で積もった不満が爆発しかけてる証拠だな。あれ以上は身体が▒▒▒しねぇらしいから、やっぱ気にしてるんだろうか…。…▒▒▒の本は、もっと人目の付かねぇどこに置くか、うん。
 俺と妻の間には、▒▒▒がいる。名前は▒▒▒。まぁ妻が産んだんじゃなく、▒▒▒から来たとかいうトンデモ設定付きだが。▒▒▒は確かに俺達譲りだが、誰に似たのか元気だけは▒▒▒。
 俺の▒▒▒は、▒▒▒に住んでいる。そこには▒▒▒以外にも▒▒▒がいて、▒▒▒と▒▒▒がそこの▒▒▒とくっついたりしたな。
 俺の▒▒▒は▒▒▒に▒▒▒。▒▒▒だが、▒▒▒、▒▒▒。
 ▒▒▒の▒▒▒は▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒




 …俺は、誰だ?


(「▒▒▒▒▒」―炎が消された銀―)

11/23/2024, 9:53:03 AM

(下書きとして一時保存)


20241122.NO.104「夫婦」

11/23/2024, 9:51:55 AM

夫婦

元々は他人
縁があって
生活をする

そして当然
色々ある

終わりの時は
皆、それぞれ

11/23/2024, 9:49:46 AM

No.184『夫婦』

私の理想の夫婦は本音をぶつけ合える夫婦。
隠し事をされるのは辛い。

11/23/2024, 9:47:08 AM

夫婦 

幸せな人生。結婚したのですから。私は今、とっても幸せ。
幸せだから、きっとこんなに涙が溢れるのです。
そう。だから、だから毎晩涙がこぼれて。

嗚呼、会いたい。あの人を今すぐ抱き締めたい。

11/23/2024, 9:38:12 AM

これまでまだ先だと遠ざけてきた言葉だが、
ついにはっきりとした輪郭を帯びて迫ってきている。
なれるかな、なれたらいいな。
まあなれなくてもいいか。

(夫婦)

11/23/2024, 9:33:02 AM

遅くなりました。なう(2024/11/25 02:22:27)
▶22.「夫婦」

21.「どうすればいいの?」
20.「宝物」
:
:
1.「永遠に」近い時を生きる人形‪✕‬‪✕‬‪✕‬

---

仕入れ屋との道すがら。
森の浅い部分は人の立ち入りが多く獣の類も少ない。

‪✕‬‪✕‬‪✕‬は、まだ話す時間はあると判断した。
「聞いてもいいだろうか」
「おう、なんだ」

「どうして薬草の場所を教えてくれるんだ」
「そんなことか。まぁ暇つぶしにはちょうどいいな」


仕事で言えば棲み分けできるからだ。俺の専門は食材で、しかもこれから行く所よりもっとやべえ場所に生えてるもんだ。だからあんたに教えても平気なんだよ。
俺の事情から言えば、俺には妻がいるんだがよ。
昔に高熱を出したことがあってな。
この辺の浅い場所に生えてる解熱の薬草じゃ効かなかったんだ。
薬師に連れてったら熱が下がらなきゃどうにもならねぇで死ぬって言われてよ。
今回の薬草は、その薬師から教わったんだ。森の深い所に生えるやつなら治るってよ。ただ取りに行くやつが少ねぇんだ。あんときは俺が取ってきた。

俺はあいつが死ぬのは嫌だった。
んで、そんなやつは他にもいるだろ?
だから薬草を取りに行けるやつが増えれば、困るやつが減る。
そういうこった。

「そうだったのか」


この国の人間の平均寿命は50〜60歳、
15歳で成人し3〜5人ほどの子供を持つ。
種の保存という観点から見れば、子が独立したあとまで夫婦が一緒にいる必要はないはずだ。

人形には、何故わざわざ夫婦という縛りを作ってまで他人と一緒に居ようとするのか分からなかった。

だが仕入れ屋の話から、添い遂げる相手というものが大切な存在なのだと‪✕‬‪✕‬‪✕‬は感じ取った。
もちろん1人の話から判断するのは早計だし、
何事にも例外はあるだろうが。


「あなたの奥方は、どんな人なんだ」

人形は、時間の許す限り夫婦について知ろうと話を聞き続けた。

11/23/2024, 9:32:24 AM

キープさせていただきます。

今週は忙しいので、もしかしたらずっと書けないかもしれません。申し訳ないです。

一番身近な夫婦といえば、大抵の人は両親を連想すると思うのですが、その2人の関係性ってとても自分の恋愛観に影響を与えるんだなと成長するたびに実感しています。

11/23/2024, 9:18:31 AM

平凡な「夫婦」の目の前に、一匹の悪魔が現れた。
時間帯は夜で、男はベッドで寝ている。
女の方だけが目撃した。

「そんな男で一生添い遂げる気か。もっと裕福になりたいだろう。途中で捨てちまいなよ」
「そうね、その方がいいわね」

女の方はすんなりと了承した。
悪魔はケケケ、と笑った。
男は一途だが、女の方はあっさり。
夫婦の関係は、こんな風にあっさり切られるものだ。

「良い男に、紹介してあげるよ。来な」

悪魔は手を差し伸べ、夜空のもとでデートをすることにした。しかし、女はそれを断った。

「どうして断る?」
「たしかに、この男は貧相な性格よ。おそらく5年がそこらで飽きてしまう。でも……」
彼女は、手を伸ばした。
「『これ』以上に良い物なんて、要らないの」
「ちっ、これだから人間は」

悪魔は開け放たれた窓から退散した。
男のモノは長いほど魔除けになる。
女の夜もそれで長くなる。寿命も長くなるのだ。

11/23/2024, 9:15:06 AM

休日の昼、リビングでのんびりテレビを見ていたら、自分の部屋に籠もっていた夫がリビングに入ってきた。

「なあなあ、これ見てくれよ」

私に見せるように、何かを差し出している。それは、本のようなものだった。表紙をよく見ると、『アルバム』の文字。端の傷み具合などから察するに、結構古いものに見える。

「アルバム?いつの?」
「そう、アルバム。それもまだ結婚して2、3年くらいのやつ!」
「10年以上前のってこと?」
「そうそう!部屋の整理してたら見つけてさー、めちゃくちゃ懐かしい写真だらけだよ!」

夫は興奮した様子で、アルバムを開いて見せた。
夫が開いたページには、巨大なダムを背景に私たち2人が一緒に写った写真があった。

「これ、黒部ダム行ったときのじゃない。懐かしい!」
「だろだろ。このとき、めっちゃ暑かったよなあ」
「そうだったねえ。でも、そのおかげでダムの放水がすごい気持ちよかったんだよね」
「うんうん」

ページを捲る。

「あ、これ、秘境の温泉行ったときのじゃん」
「あー、これな。マジで秘境だったよな」
「山の中だったもんねえ。ここ、露天風呂が離れてて、夜に森の中歩かなきゃいけなくてちょっと怖かった」
「露天風呂までの道、マジで怖かったよなあ。その道で本当に合ってるのか不安になったもん、俺」
「あれは不安になるよね。露天風呂自体は最高だったんだけど」
「確かにあれは最高だった」

ページを捲っては、写真から溢れてくる思い出に、ふたりして浸って、たくさん語り合った。


アルバムを全部見終わる頃には、青かった空は橙色に染まっていた。
夫とともに、2人で過ごした思い出を振り返る時間は、とても穏やかで楽しかった。


「最近旅行行けてないな」
「そうだね。また行きたいな」
「近い内に行こうよ。行きたい場所考えといて」

夫がそう言って微笑んだ。私もそれに頷いて、微笑み返す。

この人と、たくさんの思い出を共有してきた。この人とは、楽しかったこともつらかったことも、笑って振り返ることができる。
これからもこの人とふたりで、思い出を積み重ねていきたいと、強く思った。

11/23/2024, 9:11:39 AM

ふたりでひとつだよ なんて
うそだよ うたかたのまぼろし
ふたりはふたり どこまでもまじわれない

 身も蓋もない話
 心の底から信頼しあう
 絆を結べる夫婦って
 どのくらいいるの

#夫婦

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