『友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ねーねー、一緒帰らん?」
そう言って声をかけられた。
「うんいいよー」
そう言って、鞄を背負い着いて行った。
「なあ、なあ、俺ちょっとイラついてんだよねー今日。だからさぁ、ストレス発散としてよぉ、盗みしようぜ!最高にスリルがあっていいだろぉ!?」
急にそんなこと言うから驚いた。
「え、ちょっ、と」
「な、行こうぜ!」
強く手を引かれる。ほどけない。
「ダメだよ!!!」
思い切り、手を振る。
「いった…なんだよ!ノリ悪ぃな!!」
怖い。でも勇気を振り絞らなきゃダメだった。
「ダメ…!本当に、イライラしてもそんなこと絶対にやったらダメ!お願い!」
「…なんで止めんだよ、おい!」
「〝友達〟だからさ!!!」
「…!」
彼は黙った。もう何も言えない。僕は、伝えたいことは伝えた。
「…ご、ごめん…止めてくれたのに…酷い態度取って…」
「…大丈夫。絶対やらないで。…ねね、今からゲーセンに行こうよ!パンチングマシーンで勝負しよう!」
彼は目を見開く。そして口元を歪ませて答えた。
「…おう!俺に勝てるかなあ?」
「へへ、勝ってみせるよ!」
――――――今日も、僕の〝友達〟は楽しそうだ。
友達になりたいから始まって
恋人になりたいになる
その道のりは、遠回りで
そこには沢山の苦悩があった
だけど、それでも
貴女と友達のままでいたくなかった
学生時代は
友達って呼べる人がたくさんいた
大人になってからも
たくさんの人と出会い
一緒に出かけたり、食事をしたり
繋がっている人はいるけれど
あの人たちは友達といえるだろうか
友達の定義ってなんだろう
友達だと思えたらー友達ー
それでいいのかな
#友達
#10
友達、でいたかった
親友と呼んでしまった
いつしかそれは
「しんゆう」と読まなくなった
私の幼なじみはヒーローだった。
プリキュア好きな子で
毎朝ブランコでプリキュアを熱唱していた。
ピンチには颯爽と駆けつけて
真っ向から闘った。
「あんたが悪く言われるのが一番やなんだよ」
なんて決め台詞を言って。
いつでも味方でいてくれた。
距離は離れてしまったけど、
あの子が傷つかないように
楽しくいられるように
ヒーローにはなれないけど、
一番落ち着ける場所でありたい。
#友達
私の仲の良い友人は地元から離れて市内の方に住んでいます。
なので、なかなか会えないのですが子供たちもその友人のことが大好きで会うと一緒に楽しく遊んでいます。
これからも生涯大切な友人であれるように、お互い
タイミングが合う度に遊びに行こうと思います!
子供も含めてこれからもよろしく頼んます!
彼女は、いつも母親に追い出されていた。
私は、彼女の存在しない友達。どうやって生まれたのかわからないけど、気づいたら彼女のそばにいた。
なんのために生まれたのか、どうして生きているのか――そもそも、私は生きているといえるのか。
私は、わからない。ずっとわからない。
「友達」という関係は、とても都合がよすぎると思う。彼女もそう感じているようだった。
「友達」というだけで、なにかを押し付けられたり、利用して、挙句の果てに裏切ってくる。
あれを都合いい関係じゃないというなら「友達」なんていないほうがいい。
それをいうなら私と彼女の関係もかなり都合がよすぎる関係なんじゃないかと感じたりする。
私は、彼女の“何“だったんだろう。
「友達」よりも深いけど、「家族」よりも心許ない。
存在しないしない私に生きる理由があるのなら、きっと彼女にとっての生きる意味だ。
全ての答えを知ることができたら、この関係にきっと名前をつけることができるだろう。
そのときは、私は彼女のそばにいるのだろうか。
例え、別れがくるとしても、私は彼女の幸せを願うだろう。
だって、彼女と私は同じだから。
友達
それは
とても心強いものだけど
ふとした瞬間に
壊れる関係
300字小説
慌てん坊のジミー
もうすぐハロウィン。村のあちこちに飾りが飾られ、お祭りの準備が始まっているのに僕の気は乗らない。
「……ジミー」
一番、仲良しの友達のジミー。あんなにハロウィンを楽しみにしてたのに、秋の初めに天国に旅立ってしまった。
大きく息をつく。と、耳に聞き慣れた足音が聞こえてくる。
カボチャの被り物にローブ、手にホウキを持った子供が道の向こうからやってくる。
「Trick or Treat!」
聞き覚えのある声に思わず吹き出す。
「ジミー、ハロウィンは六日後だよ」
しまった! と言うようにカボチャ頭を振って、子供はくるりと僕に背を向け、道を戻っていく。
「ハロウィンには一緒に回ろうね!」
潤む視界の小さな背に僕は声を張り上げた。
お題「友達」
#友達
何も言わず何も聞かず
ただ、泣いてるのをうんうんと
背中をさすってくれる
間違っている時には
間違っていると指摘してくれる
テストの点数とか負けたくないと
闘争心や負けず嫌いを引き出してくれる
頑張れない時には、
無理しなくていいよ、自分のペースでいいからねと受けとめてくれる
手作りのプレゼントやサプライズをしてくれる
助けてくれる、支えてくれる
そんな素敵な友達がいて私は幸せだ
私には最近できた友達がいる。いつも黒い三つ揃いのスーツを着て、左耳には少し派手なピアス、髪は茶髪混じりのオールバック。身長も私よりめちゃくちゃ高く、そのうえ年齢も10個上。友達だと言っていいのか迷うくらいだが、彼はそう言って欲しいらしい。
だからしばらくたった頃、思い切って家族に紹介した。すると何を勘違いしたのか、娘はやらん!!と父が怒り出し、母と妹はお祝いだと騒ぎ始めてる。その様子を見てた彼は、なんだか嬉しそうに笑っていた。
俺には最近できた彼女がいる。俺より10個下で、朝は大学に行き、夜はバイトと幼い妹や家族の為に、忙しい日々を送っているようだ。彼女にはあえて友達と呼ばせているが、俺の中では彼女である。もちろん告白は...していない。もちろんちゃんと近いうちするつもりだ。
だが、その前に俺の素性を知ってもらおうと、親父やその周りの者達に紹介するため、家に連れて行った。すると彼女は何を驚いたのか、目を回しその場で倒れてしまった。その様子に親父はケタケタと笑い、周りの者は急いで部屋へと彼女を運んで行ってしまった。
君と僕は友達だった。
そして僕は君に恋をして、
君と僕は恋人になった。
たくさんの時間を共有して、
たくさんの好きを君にあげて、
たくさんの思い出を作った。
そして…
いつしか僕と君はすれ違い、
僕と君は友達に戻った。
それでも僕らは変わらずにいるのだと、
隣で笑い合う関係がいつまでも続くのだと、
―――そう、思っていた。
君がほかのだれかをアイスルマデハ…
僕ではない誰かに想いを寄せて、
君が好きの言葉を小さく囁く。
君の幸せそうな顔を眺めて、
僕は静かに嗚咽を漏らす。
友達でいいなんて…本当は思っていなかった。
けれどその「友達」という二文字だけが、
僕らを繋ぐ唯一のものだったから。
僕は今でも、君の友達を続けている…。
【友達】
君と歩く日曜日。日差しがぽかぽかで気持ちがいい。大きな公園はぽつぽつ家族連れがいるくらいで人少ない。みんなもっと遠くに遊びに行ってるのかな。いつも混む公園だから珍しいな。
君はスタスタと歩いて行く。ちょっと先のお店でご飯食べるんだよ。散歩ついでに歩いて行こうぜって君がいうからさ。
ちょっとだけ先を行く君の背を俺は追いかける。君の手が目の前ぷらぷらしてて手ぇ繋ぎたいなとか思うけど、ダメに決まってる。
外にいる時、俺たちはただの友達。友達同士は大人になったら手なんか繋がないんだよ…。
「どしたよ、早く行こうぜ。お腹ぺこぺこー」
君が振り向いて俺に手を伸ばす。ちょっと怯んだ俺の肩に、君は突然腕を回して抱き寄せた。
「ほら。な? 急ご」
友達同士って手は繋がないけど、だけどなんと! 肩を抱くのはありなんだ?
君はポンと俺の頭を軽く叩いてその腕はすぐに離れるけどもね、けどもこれだけで十分なんだよ。
だって俺たちは外では友達だからね!
▼友達
人の命はお金では買えないくらいの価値があるけれど
友達はもっと凄いものだと思う。
大切なもの同士が仲良くできるのは、
本当に幸せだし嬉しいこと。
友達がたくさんいる人もいれば、
あまり多くない人もいる中だけど
友達が多い人はそのことに感謝した方がいいと思う。
当たり前のことはいつかなくなるかもしれない。
当たり前のことに感謝する
それはいいことだと思う。
だっていいと思うことはなんも悪くない。
いいと思っているってことは信用してるってことで
自分が友達になりたい。仲良くなりたい。
そう思ってる人なんじゃないかな。
私の言ってることは合ってるか分からないけど
今言ったことが現実になったらいいな。
「友達」
友達がいない僕
1人ぼっち
僕ハ
ダれにタヨれバいいノダろウ......?
うーん、友達…。以前に似たようなテーマで書いたなあ。2回くらい。
今日はちょっとパスします。
「友達」というテーマについて
友と呼ぶ人はいなくても
友とは呼べない友よりも
友とは呼ばない友がいい
/お題「友達」より
#友達
いない。
半世紀生きても未だに“友達”の定義が解らない。
が、いないと思う。
他人への興味のなさが“異常”に無いみたいなのだ。
自分ではずっとこうだし、他人の事は解らないからね、これが普通って思っていたら、“普通ではありません”と言われる程度にはズレているらしいのだ。
普通の友達ってどんなんだろう?
普通に友達作れる人は、羨ましいよ。
普通に生まれたかったな。
宇宙の中心で友情を叫ぶ
「...ここをこうして、こっちをつなげて...」
頑張って組み立ててきたネコの言葉翻訳機があと少しで完成する。前回、3ヶ月かけて試作品はネコの言葉を人間の言葉ではなく、イヌの言葉に翻訳してしまった。前々回の試作品の完成には1年を費やしたが、ネコの言葉を聞くと勝手に会話しだしてしまった。これも失敗だ。
「よし、完成だ...!」
これまでなんども失敗作をつくってきたからか、今回の試作品の完成には1ヶ月しかかからなかった。
「おーい、ギコくん!新しい試作品が完成したぞ!今からネコを探しに行こう。」
助手のギコくんは寝室から出てきて言った。
「カッツ博士、もう夜の11時ですよ?明日にしませんか?」
「何を言っている!どうせ今回も失敗すると思っているんだろう。今回はいつも以上に自信作なんだ。さあ、ネコを探しに港へ出かけるぞ、ギコくん。」
「前回も前々回も、そのまた前の試作品のときも『ついにこのときがきたぞ!』『今回こそは成功するに違いない!』って言って失敗してきたじゃないですかー...」
「今回こそは自信があるんだ!さあ、行くぞ!」
「はあ、仕方ないですね...」
そうして私の助手のギコくんは港へ向かった。港には漁のおこぼれを求めてたくさんのネコが集まるのだ。夜中でもたくさんの野良ネコがいるに違いない。
「着いたぞ、ネコちゃんはどこかにゃ〜」
「博士、様子がおかしいですよ。ネコが全く見当たりません。」
いつもならそこら中にいるはずの猫がいない。もう日付を回ろうとしている時間だ。流石のネコも眠りについているのだろうか。
「これはおかしい。ギコくん、もう少し奥へ進もう。私はネコたちが崖下の洞窟で寝ているのを知っているんだ。」
港を海岸沿いに進むと波に削られた岩場があり、その先には波に侵食されてできた崖があるのだ。そこには長い時間をかけてできた洞窟がある。洞窟といっても10メートルくらい進めば行き止まりの、小さなほらあなのようなものだ。
「カッツ博士〜、どうして僕を先に行かせ...ってなんですかあれ!?」
「な、なんだあれは、人か...?」
ネコを探そうと入った洞窟の奥は、洞窟とは思えないほど明るかった。その光の中心にはヒトのようなものが横たわっている。そう"ヒトのような"だ。
その肌はくすんだ緑色で、手足はヒトとは思えないほど痩せ細っていた。耳があるはずのところには何もなく、代わりといっては変だが、髪の毛のないつるつるした頭から綺麗な円錐の形をした5cmくらいのツノのようなものが2本生えている。
「これは、間違いない。宇宙人だ。」
「う、ううう宇宙人!?!?に、逃げましょうよ、起きたら殺されるかもしれません!!」
「大きな声を出すな、ギコくん!宇宙人が起きてしまうだろう!!」
案の定だった。不気味に輝く光の中心に横たわる緑色の物体が私たちの声に反応して動き出した。宇宙人はヒトと同じように2本の足で立つと、私たちの方を向いた。
「¥々>9々|+*23」
何かを語りかけているようだが、全く理解できない。どうやら地球人である私たちヒトとは異なる言語を話すようだ。
「ひいいいい!博士、僕はもう限界ですうぅぅ!!」
そういってギコくんは洞窟を出て走り去ってしまった。
「おい、待つんだ!」
私は助手の背中に向かって叫んだが、一足遅かったようだ。彼の背中は夜の闇に消え、ここには私と緑色の宇宙人だけが残った。ああ、私の人生はここで終わりなのか。そう思ったその時だった。
「キミタチハワタシノテキカ?」
私のポケットから突然機械のような声が聞こえて来たのである。そう、ついさっき私が完成させたネコの言葉翻訳機である。どうやら今回もネコの言葉翻訳機を作ることには失敗したようだが、偶然にもこの宇宙人の言葉を翻訳する機械を作ってしまったらしい。
「いいえ、あなたの敵ではありません。私はあなたの友達になりたいのです。」
ダメでもともとだ。私は翻訳機に向かって話しかけた。
「<〆°82○・〒:々2・€2〆|^^^||=+%」
もはや言葉としても認識できない、意味不明な音の羅列が私の試作品から発せられた。
「☆☆%°>〆〆〆〆×○===」
どうやら宇宙人には伝わったらしい。細長い手を振り回しながら答えてくれた。
「ソレハウレシイ。ワタシトキミハトモダチダ。」
喜んでくれたようだ。それにしても細長い手を無造作に振り回して喜ぶ姿は、ヒトのそれとは随分と違って君が悪い。そんなことを思った矢先だった。
「ヒュンッ」
風が吹き抜けるような音がしたかと思うと、宇宙人は私の目の前から消えていた。振り返って見上げると、暗い夜空に光る星たちに混じって、不気味に光る緑色の光がどんどんと遠ざかっていくのが見えた。おそらく自分の住む地に帰るのだろう。
それから私は、ネコを探していたことも忘れて研究所への帰路についた。正直に言って何が起こったのか、全く理解が追いついていなかった。
研究所に着き、玄関を開けるとギコくんが飛び出して来た。
「博士、生きてたんですか!!てっきり僕が逃げたから死んでしまったのかと...」
いつもの私なら私を置いて逃げた恩知らずな助手を叱りつけていただろう。そして宇宙人の言葉を翻訳することに成功したことを自慢げに報告していたに違いない。でも私は疲れ切っていた。非現実的な事態を理解できずにオーバーヒートした脳が、早く眠りにつきたいと悲鳴をあげている。
「あ、ああ。なんとか生きている。今日は休ませてくれ。すっかり疲れ切ってしまったようだ。」
私はそう言ってまっすぐ寝床に向かった。
「ドーンッ!ガラガラガラ...」
なんだろう、大きな音がする気がする。
「ワーッ!キャー!助けてくれー!」
なんだ?夢か?研究所の前で交通事故でも起こっているのか?こっちは宇宙人との出会いで疲れ切っているんだ。もう少し寝かせてくれてもいいじゃないか。そうは言ってもここまで騒ぎになっていては寝付けるわけもない。疲れ切った身体を奮い立たせて上半身を起こした。
「な、なんだこれは...」
目に飛び込んできたのは、何台もの空飛ぶ円盤と、そこから放たれる光線、そして数えきれないほどの緑色の生物。そう、昨夜の宇宙人が地球を侵略しにきていたのだ。
「ど、どうなっているんだ、や、やはり悪夢を見ているのだろう。」
そうして強く頬をつねってみるが、目は覚めない。本当に現実だと言うのか...?
でもひとつおかしなことがある。宇宙人の侵略によって360度全てが焦土とかしている。しか私が寝ているベッドとその周りは全くの無傷だ、と思っていたのだがついに私の前に一体の宇宙人が現れた。
「==<〒€=7+・%+・:=・¥÷×」
「ヤットオキタネ、トモダチ。」
どうやら翻訳機をポケットにしまったまま寝てしまっていたらしい。宇宙人の言葉を翻訳した機械音が聞こえてくる。
「%々+:×+++・〒・2・8…・+・€」
「キミハテキジャナイシ、ワタシタチノコトバヲワカルカラ、コロサナイデオイタヨ、トモダチ。」
この宇宙人は昨夜洞窟で遭遇した宇宙人らしい。彼の友達である私は攻撃しないでくれていたようだ。
「+^÷%7:+2・+:°÷〆6:×=%・〒€○・2÷々8÷552々」
「キミイガイヲスベテコロシタラ、キミヲツレテワタシタチノホシへカエル。コノホシハバクハツシテナクナルカラネ。」
私は彼らの星へ連れていかれるらしい。あまりの衝撃的な光景と展開を飲み込めない私の口からは十分な言葉が出なかった。
「そ、そうか。ありがとう、友人。」
「+==々|<☆€×・%3€<」
それでも翻訳機はきちんと翻訳してくれる。宇宙人は昨夜と同じように手を振り回して喜んでいる。
私は彼らの宇宙船に乗せられて地球を脱出するまで気を失っていた。そしてまるで当たり前かのように彼らの星へ辿り着いたのである。
彼らの星へ辿り着いてから、もう数年が経った。彼らの話によれば地球は完全に爆発してなくなり、その影響で太陽系もろともブラックホールになってしまったらしい。この星の名前は"☆○♪→>>"、ヒトの言葉で「友情」という意味だ。
この星の人々は友情をとても大切にする。私はあの夜、あそこで出会った緑の生物と友達になったおかげで命を救われたのだ。
ああ、友達は命と同じくらい大切なんだなあ。
そんなことを身をもって体感した、そういうお話である。
*宇宙人語に特に規則などはありません。ごめんなさい。
友達
あいつと居ると、何をするにも楽しかった。
只々普通にご飯を食べる時間も
買い物に行く時間も
強制参加の学校行事も
親に強要され続けた「勉強」と言う行為も
生意気なクソガキだし、年上相手に敬語も使えなくて、異常なまでに妹を溺愛してる変なやつだけれど、
あいつが居れば、どんな時間も楽しくて、最高の一時になっていた。
辛くて、苦しくて、でも誰にも相談出来なかった事も、あいつになら相談できた。
優しく受け止めてくれたから
アドバイスもくれたから
何より話を聞いて、一緒に悩んでくれたから。
どっちが年上か分からないような関係だったけれど、凄く心地よかった。安心できた。
でも、でも。
俺はもう、あいつの友達ではいられない。
...だって、俺は友達であるあいつに、
持ってはいけない特別な感情を抱いてしまったから--。
続く?かも
#友達
100作目
:あとがき:
祝!!100作目突破~!!!
はい!皆様おはこんばんにちわ、無偽瑠と申します。
今回は(私にとって)このアプリで話を書き始めて100作目記念なんですよ!
いやーまさかこんなに続けられるとは思っていなくて、自分自身でも驚きです(笑)
それもこれも、見て下さっている皆様のお陰です!本当にありがとうございます。
...100作目ということで特になにかするという訳でもないですが...
これからもグダグダとお話を書いていきますので、見てくださる方はどうぞよろしくお願い致します♪