霧夜

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友達

あいつと居ると、何をするにも楽しかった。

只々普通にご飯を食べる時間も

買い物に行く時間も

強制参加の学校行事も

親に強要され続けた「勉強」と言う行為も

生意気なクソガキだし、年上相手に敬語も使えなくて、異常なまでに妹を溺愛してる変なやつだけれど、

あいつが居れば、どんな時間も楽しくて、最高の一時になっていた。


辛くて、苦しくて、でも誰にも相談出来なかった事も、あいつになら相談できた。

優しく受け止めてくれたから

アドバイスもくれたから

何より話を聞いて、一緒に悩んでくれたから。

どっちが年上か分からないような関係だったけれど、凄く心地よかった。安心できた。


でも、でも。
俺はもう、あいつの友達ではいられない。

...だって、俺は友達であるあいつに、

持ってはいけない特別な感情を抱いてしまったから--。

続く?かも

#友達
100作目

:あとがき:
祝!!100作目突破~!!!

はい!皆様おはこんばんにちわ、無偽瑠と申します。
今回は(私にとって)このアプリで話を書き始めて100作目記念なんですよ!
いやーまさかこんなに続けられるとは思っていなくて、自分自身でも驚きです(笑)
それもこれも、見て下さっている皆様のお陰です!本当にありがとうございます。

...100作目ということで特になにかするという訳でもないですが...
これからもグダグダとお話を書いていきますので、見てくださる方はどうぞよろしくお願い致します♪



10/25/2023, 11:32:04 AM