『友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達ってなんだろう。
信頼出来るから、友達?
自分が楽しいから、友達?
自分が有利に立てるから、友達?
引き立て役にできるから、友達?
皆さんはどう思っていますか。
ちなみに僕は猫とぬいぐるみが友達です。
なんでかって、、
裏切られたり、嫌われたり、暴言吐かれたり、
気を使ったり、、しなくてもいいからね。
まぁ、僕みたいな生き方もあるってこと。
別に人じゃないとダメってわけじゃない。
好きなように生きてればいい。
人生ってそんなもんだよ。
1度きりの人生ゲームだと思っている。
おかしいおかしい絶対におかしい!!
なんであの女が主役なわけ!?
3年生だから?でもそんなの私のかわいさの前では関係ないのに!お姉様なんて呼ばれてちやほやされちゃってるけど、あの女が演劇部の看板女優なら私は学園のアイドルじゃない!!それに練習だって一生懸命やったわ、その私が主人公の親友役だなんて!よりにもよってあいつの一番近くで演技しなきゃいけないの?配役考えた奴頭おかしいんじゃないの!?
だから、
「きゃあっ、麗子先輩、ごめんなさい!」
大道具につまづいたふりをして思いっきり足を踏みつけてやった。そしたらあの女、
「あらありすさん、気になさらないで。私たち『親友』だもの。それより制服が汚れてしまっているわよ。これ、お使いになって」
私の手をとってハンカチを渡すふりをして、すごい力で手の甲をつねってきた。本当にムカつくし握力50kgくらいあると思う。
10/25「友達」
友達は、あーちゃん。うさぎのぬいぐるみ。小さな頃からずっと一緒。いじめられがちな私の心をいつでも救ってくれた。
ある日、そのあーちゃんが動き出した。そしてしゃべった。
「なっちゃん、遊ぼう」
それは、人が聞けばメルヘンで素敵な話だったかもしれない。けれど私の心はスッと醒めた。
あなたも、私を認識するの?
あなたも、自分の意思を持つの?
あなたも、私を煩わせるの?
その瞬間から、あーちゃんは私の友達ではなくなった。
神様の気まぐれに傷ついた私は、本当に本当に一人になった。多分、永遠に。
(所要時間:10分)
【友達】
だってホントに友達だもんな。
俺ら友達だもんな。
先輩後輩で仕事仲間で友達。
それから恋人ってのも付け加えていいだろ。
一つくらい付け加えたって邪魔にはならねーと俺は思うんだけど、君はどう思う?
友情と愛情、どっちか選ぶんじゃなくて、どっちもアリだろ。
先輩後輩で仕事仲間で友達で恋人。
ほら、そんな深刻な話じゃない。
俺ら、仲良しってことだよ。
友達だから、
この言葉
時に美しく時に残酷
あなたがどんなふうにふれるのか
しりたいなんていえるはずもなく
私は今夜も
“友達だから、”
気の合う人に友達になろうと言われたら嬉しい
付き合ってる人に友達に戻ろうと言われたら悲しい
仲の良い人に大事な友達だよと言われたら嬉しい
好きな人に大事な友達だよと言われたら寂しい
人間の感情はつくづく自分勝手だ
朝一番に思うのは「ああ、わたしって他人といっしょに住んでるんだよな」ということだ。それも決まって、洗面台で。多分、昨日の夜、ドライヤーで乾かしているときに落ちただろう、長くて白い髪の毛をつまみあげながら思うのだ。
ゴミ箱へと捨てるとき、別れへのたしかな胸の痛みを覚えつつ、もう何度目かになる溜め息をついて、自分をごまかす。
わたしは、神経質だ。同居人の由紀ちゃんは「潔癖症なだけじゃないのぉ?」なんてぷっくりした唇で言うけど、そうじゃないと思う。だって潔癖症なひとは、お金も素手で触れないっていうし、電車のつり革も持ちたくないって聞くけど、わたしは平気だ。ただ、自分が当然のようにできることが、相手にとって当然じゃない、っていうのが、人一倍気になって仕方がないだけなのだと思う。
だからこうして由紀ちゃんの髪の毛が洗面台に残されていると(しかも何度も何度も、ちゃんと捨ててねって注意してるのに)、わたしはひどくうなだれる。これから仕事に行くというのに。散々だ。
朝からうなだれたくなんかないのに、由紀ちゃんはわたしのお願いなんてものを平気で忘れてしまう。残酷。無慈悲。
形ばかり怒ってみせても、ごめんねぇー由梨ぃ、って妙に間延びした甘ったるい声で終わらせる。その声にほだされてなにも言えなくなるのは、この世界でわたし一人だけじゃない。由紀ちゃんと付きあう男たちもそう。多分、一昨日まで由紀ちゃんと付き合ってた男(わたしは嫌い。真面目に働いて、ある程度の収入があって、ふたりの記念日には由紀ちゃんがお望みのホテルの高級レストランを難なく予約するような、いかにも由紀ちゃんの「理想の彼氏」だったから)もそうだっただろう。その前も、その前の前の男も、きっとそうだ。
ごめんねぇ。その一言で、はいさようなら、だ。
身支度を終えてリビングに戻ると同時に、由紀ちゃんがふらふらと起きてきた。髪を乾かして寝たことは想像に難くないのに、変な寝癖がついている。
月曜日。美容師の由紀ちゃんは、今日は仕事がお休みだから寝癖がついていても慌てたりしない。
おはよう、由紀ちゃん。声をかけると、返ってきたのは朝のあいさつじゃなかった。
「ねぇ由梨、頭いたぁい」
「お酒弱いのに飲むからでしょ」
「だってさ坂元さんが、彼氏っていうか元カレとのお別れ記念に奢ってくれるんって言うんだもん。奢りなら飲まなきゃ損じゃない?」
坂元さんは、由紀ちゃんが働く美容院の店長だ。仕事終わりに、遅番だった従業員全員で鴨肉を食べに行ったらしい。そしてお酒に強くもないのに、由紀ちゃんは赤ワインのグラス一杯分で千鳥足になり、家に帰ってきたのを覚えている。
「お別れ記念ってなにそれ」
ゴソゴソと痛み止めの薬をリビングで探す後ろ姿を追い越し、わたしはキッチンでグラスにお水を注ぐ。
「お別れ記念は、お別れ記念だよ」
「由紀ちゃんからフッたんだよね? 普通、悲しむのはフられた相手の方じゃないの」
「もう由梨ってば、考え方が潔癖すぎるー。悲しい日を記念日にしちゃいけない決まりないじゃん。世の中には追悼の日もあるぐらいだよ」
「考え方が不謹慎。元カレ、死んだわけじゃないでしょ。っていうか由紀ちゃんはズボラだよね。今日だってまた洗面台に」
ねね、それよりさ、見てみてぇ。由紀ちゃんがわたしの隣に並び立った。せっかくお水を渡したのに、グラスをキッチンに置き直しては、自分の髪を一房つかんで無邪気に笑っている。
「ほらー、由梨のだぁいすきな『由紀ちゃん』だよー?」
仕事終わってすぐ、坂元さんに染めてもらったんだから。
昨日の朝まで、由紀ちゃんの髪は茶色だった。元カレが好きな色だから、茶色の髪にしていた。でもわたしは、由紀ちゃんに一番似合うのは、コレだと思っている。白にも見える、ハイトーンの金の髪。美容師的なコメントをするならめっちゃ傷むけどねぇ、と由紀ちゃんは言うけれど。
わたしは、この色が好きだった。いつだったか、ずっとこの色の由紀ちゃんがいいな、なんて言ったことを由紀ちゃんはいまだにずっと覚えてくれている。覚えてくれてはいるけど、由紀ちゃんは「カレシ色」に染まるのが大好きだ。
だから由紀ちゃんが誰のものでもないときは、わたしの好きな由紀ちゃんに戻ってくれる。わたしだけの由紀ちゃんになる。
だけどまたすぐ、由紀ちゃんは誰かのものになる。洗面台に落ちる髪の毛一本すら、誰かのものになってしまう。新しい髪の色を見せびらかしながら、ごめんねぇ、とショックを受けるわたしに、甘ったるい声で謝るのだ。
「似合う?」
「うん、似合ってるよ由紀ちゃん。かわいい」
ありがと、やっぱりわたし、由梨がすきだなぁ。
由紀ちゃんが抱き着いてくる。はやく薬のみなよ、と言いながら、わたしは由紀ちゃんの後ろ髪を撫でる。撫でられると気持ちがいいのか、由紀ちゃんは頬をすり寄せた。
ずっと、このままで。それは由紀ちゃんが世界で一番苦手とする、神経質な呪いだ。
テーマ「友達」
『友達』
ナイショの秘め事 隠し事
「友達だから…」
便利な言葉
私は
気付いていないふり
証拠集めに勤しんで
あなたの目の前突きつける
その日を思い
ほくそ笑む
いったい何人の
お友達がいらっしゃるの?
そろそろ 限界
復讐へのカウントダウンは
まもなくよ
「なあなあ、お前ってさ!」
「なあ、ここってどういうこと?」
「おーい、お茶!何っつって」
「そういえばさ、」
「おれ、ずっと言ってなかったんだけど」
僕は君のことを友達だと信じて疑わなかったよ。
「だっておれら"友達"だろっ」
そう言ってはにかんだ君の笑顔を忘れられない。
君は僕に話しかけてくれた。
君は僕を笑わせてくれた。
君は僕といて楽しいと言ってくれた。
君は僕を、"友達"と呼んでくれた。
…なのに、
心のどこかで恐怖を感じ
あの日の事が遠く離れたように
今目の前にいる君が、初めて会った人みたく思ってしまう。
僕にとって初めての"友達"は、
「おれ、お前のこと騙そうとしてた」
詐欺師だった。
「ごめん。友達に、こんなことするんじゃねぇよな。ごめん。」
そっか、君も、僕を、
_2023.10.25「友達」
…だと思ってくれてたんだね。
友達
友達って沢山いる人が素敵な人ですか。
それとも
友達は少ないけれど、
一人一人を大切にできる人が素敵な人ですか。
どちらも素敵な人だと思いますよね。
だけど
今いる友達は心から友達って言えますか。
本当はお互い嫌いな一面もあるともいます。
それは生きてる人誰でもそう思います。
ですが
互いを認められる存在が1番だと思います。
互いが互いに、自分に合わせようとして傷つけ合う
事なんてせずに
互いが互いに尊重出来ると1番良いですね。
#友達
トモダチ…なんて都合のいい言葉
昨日までの恋人も
サヨナラという言葉の魔法が
トモダチに変えた
元の見知らぬ二人に戻れたら
もっと楽なのかもしれない
でも、あなたとの思い出
消えてしまうのは少し寂しくて
だから 今日からトモダチに変えてしまおう
いつか街ですれ違ったら
トモダチなら手を振りあえるでしょ…
笑い合えるかも知れない
トモダチ 都合のいい言葉
私はわたしに魔法をかけるの
あなたはワタシの大切なトモダチ
「ラーメン食って帰ろうぜ」
少し強めに叩かれた背中はさっきよりもしゃんとしたみたいだ。
No.2 友達
「友達」
私には友達が1人だけ。
ほとんどの他人が嫌い。
どうしてこんな複雑な心で育ってしまったんだろう。
いつからこんなに人を愛せなくなったのだろう。
#49
「友達だから相談できると思ってるんだ。
訊いていい?」
バニラシェイクを飲もうとして止める
「いいけれど、どんなこと?」
「好きな子がいてね、
その子に好きかどうか訊いてみて欲しいんだよ」
「えー…他力本願?」
ぷらぷらするストローを指で弄りながら
目が泳ぐ
「他力本願じゃないよ。
今ので確信したから相談に乗ってよ。
"友達"から"彼女"なるつもりはないかな?てさ…
君の気持ちに」
目の前で舌をべーっと出す
今から"元友達"になった"彼氏"に笑った
#友達
友達-(10/25)
他人・知り合い・友達・親友・心友
友達、つくりたいと思う。
求めるものは人それぞれ。
裏切らなくて
お互いに話できて
気楽にいれて
信頼できて
優しくて
相手を思いやる行動発言ができて
そんな、求めたら駄目だ。
自分自身がそうならなければ。
なんて、カッコつけたこと言ってると思う。
ふざけんなと思う。
そんな簡単に求められる人になんてなれない。
努力してるつもり、、、だけど。
ひとりは嫌だ。
信頼できる人がいないのは嫌だ。
一緒に遊びに行ける人がいないのは嫌だ。
おひとり様なんてどこでも余裕だけど、ずっと寂しい。
ずっとずっと孤独。
こんな私じゃ、友達なんてできないね。
#34 友達
ボーイフレンドなのに
彼氏にはなれないんだな、
2023/10/26
友達の規定ってあるのかな
どの程度
お互い、自分や相手のことを
知っているかっていうことかな
一般的にいう
友達っていう枠組み
それ自体が
心を追い詰めたりする
「友達がいないってね」
友達っていう表現ではなく
老若男女関係なく
ペットだって
植物だって
そばにいてくれるとホッとする
そういう存在
それでいいんだと思う
子供の頃は友達たくさんに
憧れてた
今は違う
数より気の合う、好みの合う友達
だったり
環境が変わって出来た友達
環境が変わっても友達でいてくれる友達
どの友達にも共通して言えることがある
一緒にいたり、話したりしてると
すんごく楽しいってこと──!
(2023.10.25/友達)
欲張りな大人たちのパレットには
蘇ることのない
永遠の青
『友達』2023/10/26/73
ねぇ、ねぇ、そこの貴方。そう、貴方の事。
初対面のところ悪いんだけれど、私と友達になってくれないかい?
急に無理なお願いをしてすまないね、私、友達というものを知りたいのだよ。
辞書で調べた方が早い?いいや、私は友達というものは辞書なんかで理解できないものだと考えていてね。実践しないと分からない気がしたのだよ。
だから、よろしくね。これから。
『友達』