刹那』の作文集

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刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/29/2026, 8:17:02 AM

甘い脳裏を遊ぶ残花が

「私には幸などしゃらくさい」

だとか

そう苛んだ"刹那"

浮き足立つくらいの

如何しようも無い

地獄

‪__なきそ『花めかない』

4/29/2026, 8:05:27 AM

刹那 調べてみた
ごく短い一瞬という意味だそう。なんか儚いな
少ない時間を生きる蝉や桜は悲しいと思ってるんだろうか。それともただ淡々と生きてるんだろうか ふとそんなことを考えてしまった。今や100年時代といわれる人生を生きてる私たちは果たして、日々大事に過ごせてるのかな。しなきゃいけないことに追われて気づいたら終わってる これもちゃんとした人生の中の1日だけど、ほんのちょっと余裕がある日は いつもの景色をゆっくり見てあったかいご飯を食べて少しだけ自分に優しくしてみてほしい。そうすると
心に余白ができて、今日はいい日だったなぁ で
終われるかもしれない。 1日乗りきったみなさんが、ふっとひと息つける時間になりますように

「刹那」

4/29/2026, 7:41:04 AM

チリリと燃える線香花火に
手を伸ばした

刹那の存在である火玉が
私の手のひらの上で悠久の存在になってはくれないかと
おもってしまった

手のように伸びる火花が
私に威嚇し

私もまた、
そんな火玉が愛しく
彼の最期を見届けんと
手を引っ込めた

0,013秒のこと

お題/刹那

4/29/2026, 7:32:08 AM

楽観主義者だから

そんな事になるのだろう

そんな推察も
無能なサイクルの中では

ただの徒労だ

繰り返し繰り返し
虚飾の感情と

刹那的幸せ

どうしたって
まともになれない頭では

今の感覚に適応するので
精一杯だ

幸せだって
適応出来なければ

死に至る原因だ

終わりは常に
刹那の瞬間から

4/29/2026, 7:22:26 AM

刹那の憂い。伏せがちな
君の瞳は僕を避けるばかり。

4/29/2026, 6:50:05 AM

"刹那"

朝起きる
アラームを止める
ベッドから出る
顔を洗って歯を磨く
服を脱いで制服を着る
パンを食べる
牛乳で流し込む

身だしなみを整えて、鞄を持ったら靴を履く

電車に揺られながら、スマホのパスコードを入力して
君からのLINEを返す


それが、私の日課だった。


どうでも良いことすら報告して、おちゃらけて
私を笑わせてくれる君からの通知が好きだった。

君からの通知が来るたびにそわそわして、嬉しくなった。

今度はいつ遊びに行こうか?なんて会話をして
君との日々を楽しんだ

君が儚くなってからは、どうしようもなく日々が通り過ぎていく。置いてかれている。

パスコードを入力して、電源を落として、また意味もなくスマホを開く。

どうでも良いことがどれだけ私に取っては素晴らしいことだったか


いつも私を置いていってしまう君には
ずっと笑っていてほしい。

4/29/2026, 6:49:38 AM

こんな夢を見た。父親に、お古のカメラを譲ってもらった。新しいカメラを買ったので、使って良いらしい。インスタントカメラやスマホのカメラ機能しか使ったことのない私は、大興奮で色々な物を撮影した。最初は、手ブレの酷いものやピンボケの写真が多く落ち込んだ。だが慣れてきたのか、少しずつ綺麗に撮れるものが増えていった。被写体の一番素晴らしい瞬間を切り取る、刹那の美しさを自分のものに出来るのだ。それから私はどこに行くにもカメラを首からぶら下げ、出先で写真を撮りまくった。
「うん、いい感じ。今回もいい写真が撮れたな」
満足し帰って現像すると、変なものを見つけた。
「あれ…?何だろ、この光…」
出来上がった写真を見ると、風景に重なるように白い光が写真の左上を覆っていた。
「光の反射かな…」
次の写真を見ると、また同じ場所に白い光が写っている。その次も、そのまた次も。
「近くに何かあったっけ…」
いや、そんなはずはない。撮影時に、邪魔になるような物はなかったはずだ。白い物なら尚更目立つので、気付かない訳が無い。
「…?何これ、ちょっと動いてる…?」
写真が後になるほど、白い光が少しずつ中心に移動している。ちょうど、学生時代に教科書やノートの隅に描いていたパラパラマンガのようだ。そして、白い部分に黒が混じり始めた。それはまるで、人間の…。
私はそれ以上写真は見ずに、霊感のある友人の家に写真を持っていった。友人は写真を見ると、眉をひそめた。
「これ、幽霊とかじゃないね。何も感じないし」

4/29/2026, 6:46:41 AM

ゴールデンウィークなど、刹那です。
始まったと思ったら、休みはもう終わるのです。
と、長期休暇への嫉妬だの羨望だのを、コロコロ転がす物書きです。
今回のお題は「刹那」とのこと。それっぽいおはなしをひとつ、ご紹介します。

「ここ」ではないどこか、別の世界に、「世界線管理局」なる厨二ふぁんたじー組織がありまして、
ここの法務部執行課、実動班特殊即応部門は、
ちょうど、ひとつの事案を抱えて、そこそこ忙しくしておったところ。

管理局に、「管理局をドチャクソに敵視している組織」が勝手に潜り込んできたのです。
勝手に潜り込んできた組織は、名前を、世界多様性機構といいます。
機構の連中は管理局の局員を誘拐して、
管理局全体を、揺さぶろうとしたのです。

ところで
その日に限って法務部は
早朝からの緊急出動がひっきりなしでして。

「舌にのせてるハズのアーモンドの感覚が遠い……」

頭を抱えたりデスクに突っ伏したり、
今朝からの副部長は、アレアレコレコレ立て込んで、随分忙しいなと思っていたところ。
決裁箱の隣に急きょ設置したらしいナッツの小皿から数粒つまんで口に放った彼が、
小さな声で、呟きました。
あんまりアレコレ有り過ぎて、自分で何を食っておるか、自覚できていないのです。

それでも法務部執行課としての仕事は既に半分が終了して片付けられて、
あとは折り返し、残りの半分だけのようでした。

刹那、カクン、副部長の小首が傾きます。
早朝からのミーティングとミッションで、疲労しておるのです。
刹那のカクンは疲労なのです。
決して、SAN値の減少ではないのです。

「おい。無事か」
副部長がどこか別の世界の、別の誰かと誤接続して、ケタケタ急性バグなどしておったので、
たまらず部長、声をかけたのでした。

「……ブジ、『附子(ブシ)』?………何故私は部長からその話題を振られているのです?」
「『大丈夫か』と聞いたんだ。『附子(トリカブト)』の話なんてしてない」
「あぁ、そうです、していない、何の話でしたっけ?異郷訪問説話ですか?英雄の黄泉路探訪譚ですか?」

「しっかりしろ。『そこ』から戻ってこい」
「戻ってこい、モドッテコイ、……あぁ、黄泉路の方ですね、……もう少し時間をください、これを片付けてから、ゆっくり………」
「逆に奥に行ってどうする」

「わぁ。ツバメが正気度喪失しまくってる」
その日の5回目の尋問作業から戻ってきた査問官には格好の見世物だったらしく、
イタズラ相手を見つけた査問官、ダイスロールがどうだの1D10かしらだの、楽しそうです。
ねーねー、見えてるー?
ツバメ副部長くん、君の「ナカ」に誤接続して居るのは、どこの世界の誰かなァ?
と、目の前で手なんか振っています。

刹那、カクン、副部長の小首が傾きます。
疲労ギリギリでも、査問官の声は聞こえるのです。
刹那のカクンは疲労なのです。
断じて、SAN値の減少ではないのです。

「すっごい。レアだ。カラスがこんなに疲れてる」
「その疲れてるやつの前で、そんなにはしゃぐな。そっとしてやれ」
「そっとできるわけないでしょ。わー、わぁー」
「……。」

きゃいのきゃいの、
騒ぐ査問官は楽しそうですが、
逆に、副部長は虚ろ目ながら至極迷惑そう。
鍵付きの引き出しの、鍵をあけてそれをずらし、
アンゴラウサギとドクロマークの鍵付き小箱を取り出してぶつぶつと、

……、「アンゴラウサギとドクロマーク」?

刹那、カタン、副部長が部長の方を見つめます。
虚ろな目が、それでも部長に、
「ゆるしてください」と要請しています。
刹那のカタンは最終警告なのです。
断じてSAN値直葬で脱落したのでは、ないのです。

刹那の副部長が、薄く笑います。
笑顔は明らかに、間違いなく、乾いているのです。

4/29/2026, 6:39:50 AM

テーマ : 刹那

 刹那ってワードの響きが、なんかカッコいい……

4/29/2026, 6:23:18 AM

今。
一瞬。
束の間。

刹那。
すぐに過ぎてしまう時間。

瞬きをする間の時間。

君が僕に笑いかけてくれた気がする。

刹那の幻だったのだろうか。
気付いたときにはもう、君はいつもの仏頂面に戻っていた。


4/28『刹那』


俺の生きる意味。
なんだろうな。
俺の生きる意味?

うーん。
特に思いつかないけど、
こうして人の身を得たってことはさ、
あんたを守り抜くためにここにいるんだと思うよ。

だから、今はそれが俺の生きる意味なんじゃないのかな?

4/27『生きる意味』



どちらが善で、どちらが悪か。
それは立場の問題に他ならない。

僕から見ればきみは悪だし、
きみから見れば僕は悪だ。

そしてあの人は唯一の善だ。
きみから見ても、僕から見ても、
真っ白なあの人は、無垢なあの人は、善だ。

あの人を守るために僕たちは、
互いを悪とし戦っている。


4/26『善悪』


ひらん、ぴかっ。

音にしたらそんな感じだろうか。
空を一閃の光が裂き、闇に消えていった。

「流れ星だ!お願いごとしないと!」
「流れ星ぃ?そんなのに願って何になるんだ」

師匠がタバコをつまみながら僕に煙を吐きかけた。

「ゲホッ、何に願っても叶わないのなら、刹那の流れ星にくらい願ったっていいでしょう!」
「あぁん?んなもんは自分(てめぇ)で叶えるもんなんだよ」

師匠はまた僕に煙をぷはぁと吹きかけた。
僕は咳き込んで涙目になりながら、反抗するようにもう一閃光った流れ星に心のなかで願い事を呟いた。


4/25『流れ星に願いを』

4/29/2026, 6:09:49 AM

『刹那』

三つの願いを

星の刹那に託す

君の願いまでを

唱える暇はないけれど

きっと同じ星に

託しているだろう

今日は少し冷えるらしい

風邪をひかないように

夜空を眺めてて欲しい

4/29/2026, 5:49:00 AM

刹那って、
あんまり日常では使わないな〜
みんなはどんな時に使っているの?

刹那主義=今の充実を重んじること
う〜ん
使わないな〜

4/29/2026, 5:12:42 AM

「ところで」
「ところで?」

「ゼノンのパラドックスが思い浮かんだが、75分の1秒らしい」
「え?刹那にそんな単位的な意味が」

「知らんかった。まあそれはさておきゼノンのパラドックスは無理か」
「無限に折り畳めないからなー」

「うさぎと亀とか矢とかなんかった気もするけど」
「追いつかれてしまう」

「もうダメだ」
「なに?締切に?」


お題『刹那』

4/29/2026, 5:00:07 AM

題:もっと一緒に居たかった

 皆と過ごした時間は一瞬だった。記憶のほんの一欠片。
(もう全然思い出せないよ)
 胸が痛む。悲しい。
 こんな感情は無かった。
 空を見上げる。
 夜空の中央に輝く一等星。今のリンクにはまぶしすぎるくらいだ。

――この感情は、あなたがくれた。立ち止まっていた俺を、そっと照らしてくれた。

 一等星を彩るオーロラは、英傑達に見えた。
 懐かしい顔が浮かんでくる。
(また皆と、会いたいよ……)
 その場でうずくまって泣く。
 もう遅いのに。
 皆と過ごした時間は、あまりにも一瞬で、あまりにも楽しかった。
 変わらず星が、昔も今も輝いている。

 皆さんお久しぶりです、彗星です!
 いや~やっと映画公開されましたね!(←言うの遅っ)私はもう観ました!神の一言に尽きる。ロゼッタ様出てきたとき、「フォォォォォ↑!」って心の中で歓喜しました。(誰か分かってくれる人……!)
 まあ、そういうことです!(意味不明ですね)
 ♡10ついたらゼルダのちょっ感動するストーリーでも書こうと思います!それか、♡15ついたらマリオカートのロゼッタ&リンクの恋愛ものでも書こうと思います!
 これからもよろしくお願いします!

お題『刹那』

4/29/2026, 4:50:39 AM

『刹那』


夢物語を終えたこの先にはなにがあるのだろう。

幼い頃に大好きで、よく母親に読み聞かせしてもらったひとつの物語。何度も読み、もうボロボロだ。数カ所は破れてしまっている。
僕は音にならない深呼吸をし、ゆっくりと目を伏せた。
どれほど綺麗な空言でも、物語の糸はほどけ、やがて無に還る。

僕はようやく重たい体を持ち上げ、背伸びをした。
心の音が止まってしまったこの部屋はもう二度とあの時のような光になることはなく、ただ、僕自身を苛む檻となる。
部屋中に散らばった紙は全て真っ黒に塗りつぶされ、ふと目に入った時をも閉じこめる幼き頃の写真はビリビリに破かれ、もう、あの時には戻れないのだと、見せしめのように突きつけられている気がした。

ベッドから降りようとしたその瞬間、全身の倦怠感に焼けきれるような喉の痛みが走った。どうやら、身体が重かったのは心だけの問題ではなかったらしい。
だが体温計などがこの家にある訳もなく床を這うように栄養ドリンクを片手にし、ただただ無心で仕事机へと向かった。
この世で成し得たいものなど存在せず、ただ自身に残された時を1刻1刻数えている。
それがタイピング音と脳を蝕むような痛さが重なっていた。

『僕はお前を一度も母親と思ったことがない!!
もう、二度と関わらないでくれ!!!』

ふと思い出した言葉に、僕はため息を着いた。
母親と最期に口を交わした言葉だ。

太宰治の人間失格を思い出す。
友人に借り、初めて読んだ時は意味がわからなかった。これのどこが失格なんだ。と。なんと人間らしい行為だ!と言ったのを覚えている。
それを友人に言えば大笑いされた記憶がある。

人間はどうやら、自分自身を卑下する癖があるようだ。
当時の僕には到底理解ができなかった。
まさか、自分までもが人間失格と言われるような言動をするなんて、思いもしなかっただろうな。

『永遠』という言葉に惹かれていた当時。

何百年前に神童と呼ばれ、未完のレクイエムを残した天才音楽家。
交響曲第十番。断片だけを残し、この世を去った楽聖。
音楽には終わりがない。
人がいる限り永遠に紡がれる。
僕がそれに魅了されるのにはそう時間はかからなかった。

だが、残念なことに僕には才能がなかった。
そして、音楽と言うものに出会い、僕は、僕の人生を破滅させたと言っても過言では無い。

絶対音感がない、手が小さい、声が小さい、そういった物理的な問題では無い。
僕には、明らかな熱意が足りていなかった。
耳はそれなりによかった。
それこそ、ピアノの音が僅かにでもズレていれば僕は音楽そのものに興味をなくし、ピアノ椅子から離れた。
母親はそんな僕に気を使って年に3回以上調律師を家に招いた。
その度に僕は目を輝かせ、意気揚々とピアノを弾いていた記憶がある。
だが、僕は、明らかに努力する才能がなかった。
それに対して音楽への執着は醜かった。

「くそ……頭いてぇ……」

酷くなる頭痛に頭を掻きむしり、2本目の栄養ドリンクを放り投げた。
栄養ドリンクは万能薬と洗脳させた脳はとうに現実に戻っていたらしい。
今までは飲めば多少楽になっていた頭痛も、全く治る気配がない。
ただ意味もなくその瓶を睨みつけ、僕はパソコンの電源を落とした。
流石にちゃんと固形のものを食べようとデリバリーを頼もうと考えたは良いものの、ふらふらと立ち上がったその瞬間世界が暗転した。

頭を強打し、視界がぼやけ、全身の力が溶けていくかのような感覚に襲われた。

その瞬間僕は理解した。
僕は、ようやくこの世を去れるのだ。
駆け巡る走馬灯に聞こえてくる愚者の声。
もう、僕は、何もしたくない。


最後に脳裏に映ったのは、母親の作ったハンバーグだった。

4/29/2026, 4:41:42 AM

ここから離れた校庭で立って友達と談笑している彼女を

僕はただ、ただ見つめていた。


『憧れ』とでもいうべきか。

僕は彼女の才能にいつも嫉妬する感じている。

『恥ずかしい』とでもいうべきか。

しかし、僕は彼女を遠くから見つめるだけで
「おはよう」すら言えない。


彼女を好きだと肯定しているけど、

彼女と何かしらの関係を持ちたいとは否定する。


関係を持ってしまったら彼女と何か事故が起きた時、

僕は対処できない。


それを恐れて今日も彼女を見つめてる。

だが、今日はそれを破られる日だった。


彼女にバレないように見つめている最中、

刹那に彼女と目が合った上、彼女が口角を上げたのだ。


そして、彼女は友達に手刀を切り、こっちに向かってくる。


(今までのことがバレたのか?)


戸惑い目が泳ぐ僕の前に立って彼女は

さっきよりもわかりやすい笑顔でこう言った。


「あなた、いつも本読んでるよね?

 私も小説が好きなんだ。誰が好きなの?」


僕は突然のことで僕はここから逃げてしまおうと思った。

こんなチャンス一度でもあるかないかわからないのに。


「ぼ、僕は太宰治が好き、です」


二重のキリッとした目を大きく見開き彼女は言った。


「奇遇だね!私も好きだよ、太宰」


それからのことはよく覚えてないけど、

関係を持つことにためらっていた自分を少し悔やんだ。


話を聞くと彼女には年上の彼氏がいた。

それと僕は関係ないかもしれないけど、

意志の弱い自分を心の中で蹴った。

4/29/2026, 4:36:24 AM

草樹生い茂る森で
私は何を求めるのか
木の葉がサラサラと揺れる静寂の中で
踏みしめた枝がポキリと折れた瞬間
どこかぼんやりとした世界にいた私は
自身の心の輪郭も
血塗られた心の色も
ありありと思い知らされる
今も手に残る感触
あの女の断末魔
ぬるっとした汗と返り血
私があの女を刺したその刹那の歪んだ顔が
脳裏に焼き付いて離れぬ

4/29/2026, 4:21:29 AM

あの一瞬、あの刹那。
あの子たちが目配せした目が怖かった

4/29/2026, 4:14:06 AM

刹那

普段の生活の中で
「刹那」で時間や状況を表すこと、ある?
調べてみたら、サンスクリット語で仏教用語
「極めて短い一瞬の時間」「人間の認識領域を超えた一瞬のこと」

「あっという間」「瞬時」「瞬く間」「咄嗟」
で良いのでは?

「刹那を生きる」と言わなくて
「いまこの瞬間を一生懸命に生きる」と言うと思う

私にとっては、小説の中にしか出てこない
「せつな」と読めるけど、出てきたら、
スマホで検索して意味を確かめるくらい
馴染みのない言葉だ
もちろん、ほぼ使うこともないだろう

こうして、お題としてもらって
改めて知る言葉の何と多いことか

4/29/2026, 3:59:29 AM

『刹那』

駅のホーム、閉まりかけたドアの隙間から、一瞬だけ視線が絡まった。

見知らぬ人。
けれど、その瞳の奥にある寂しさが、鏡のように自分を映した気がした。

心臓が跳ね、指先が微かに動く。
何かを言おうとしたのか、あるいは手を伸ばそうとしたのか。
自分でも分からない。

やがて、無情な電子音が響き、ステンレスの扉は閉まった。
ホームから何事もなかったように電車が滑り出す。
加速する風景の中に、その影は瞬く間に溶けて消えた。

「今の、は……」
呟きは騒音に掻き消された。

瞬きにも似た、刹那の邂逅。
それなのに、こんなにも喪失感が残る。

二度と交わることのないだろう軌跡を想い、いつものように手すりにもたれて息をついた。

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