"刹那"
朝起きる
アラームを止める
ベッドから出る
顔を洗って歯を磨く
服を脱いで制服を着る
パンを食べる
牛乳で流し込む
身だしなみを整えて、鞄を持ったら靴を履く
電車に揺られながら、スマホのパスコードを入力して
君からのLINEを返す
それが、私の日課だった。
どうでも良いことすら報告して、おちゃらけて
私を笑わせてくれる君からの通知が好きだった。
君からの通知が来るたびにそわそわして、嬉しくなった。
今度はいつ遊びに行こうか?なんて会話をして
君との日々を楽しんだ
君が儚くなってからは、どうしようもなく日々が通り過ぎていく。置いてかれている。
パスコードを入力して、電源を落として、また意味もなくスマホを開く。
どうでも良いことがどれだけ私に取っては素晴らしいことだったか
いつも私を置いていってしまう君には
ずっと笑っていてほしい。
4/29/2026, 6:50:05 AM