箱庭メリィ

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今。
一瞬。
束の間。

刹那。
すぐに過ぎてしまう時間。

瞬きをする間の時間。

君が僕に笑いかけてくれた気がする。

刹那の幻だったのだろうか。
気付いたときにはもう、君はいつもの仏頂面に戻っていた。


4/28『刹那』


俺の生きる意味。
なんだろうな。
俺の生きる意味?

うーん。
特に思いつかないけど、
こうして人の身を得たってことはさ、
あんたを守り抜くためにここにいるんだと思うよ。

だから、今はそれが俺の生きる意味なんじゃないのかな?

4/27『生きる意味』



どちらが善で、どちらが悪か。
それは立場の問題に他ならない。

僕から見ればきみは悪だし、
きみから見れば僕は悪だ。

そしてあの人は唯一の善だ。
きみから見ても、僕から見ても、
真っ白なあの人は、無垢なあの人は、善だ。

あの人を守るために僕たちは、
互いを悪とし戦っている。


4/26『善悪』


ひらん、ぴかっ。

音にしたらそんな感じだろうか。
空を一閃の光が裂き、闇に消えていった。

「流れ星だ!お願いごとしないと!」
「流れ星ぃ?そんなのに願って何になるんだ」

師匠がタバコをつまみながら僕に煙を吐きかけた。

「ゲホッ、何に願っても叶わないのなら、刹那の流れ星にくらい願ったっていいでしょう!」
「あぁん?んなもんは自分(てめぇ)で叶えるもんなんだよ」

師匠はまた僕に煙をぷはぁと吹きかけた。
僕は咳き込んで涙目になりながら、反抗するようにもう一閃光った流れ星に心のなかで願い事を呟いた。


4/25『流れ星に願いを』

4/29/2026, 6:23:18 AM