冬になったら』の作文集

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冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/17/2023, 12:00:54 PM

冬になったらコンポタ飲も。


みなさんすきですか?

コンポタージュ。


冬の飲みものと言われて真っ先に思い出すのは私はコンポタです。

でもあれ飲むのむずいんだよなぁ。


一粒残さず飲みたいのになかなかね…………。




はい。好きだって言う人ハート💕よろです。

11/17/2023, 12:00:14 PM

#38『冬になったら』

 今年もこの季節になったね
 一緒にしたいこといっぱいあるよ
 こたつ出してぬくぬく温まりたいし
 イルミネーションも見に行きたい
 ケーキも作っちゃったりしてさ
 プレゼントはどうしよう
 誕生日とクリスマス近いもんね
 欲しいものは何?
 今までより何かもっと
 特別なものを渡したいな

11/17/2023, 11:56:55 AM

冬になったら、何をしましょうか。
冬になったら、どこに行きましょうか。


冬になったら。貴方は何処へ行くのでしょうか。
こんなことを聞いても答えは返ってこないけれど、それでも貴方の声を探すきっかけにしたくて聞いてしまうのです。



また一つ、貴方が居ない季節を迎えてしまいました。

それは儚い雪のようで、手の温度に耐えきれず溶けてしまう。きっと今私が見ている世界は幻想そのもの。
びゅうびゅうと私の横を通り過ぎていく風は、冷たく痛く。それを受け止められても、貴方が居ない現実だけは受け止めてあげられない。弱い。私は弱い。
今も貴方はどこかで笑っているのでしょう。そうに違いない。きっと、温度の下がったこの街でコートのポッケに手を入れて、可愛い白い息をふわふわと出し、ほっぺは赤いリンゴのように熟しているのでしょう。
私はそれを見られないけれど、きっとそうに違いない。


冬になったら、何かが変わると思っていた。
貴方の居ない現実を受け止めて、前に進めると。

けれど、そんなことは無くて、貴方が居ない季節をただ葉っぱのように風に飛ばされてしまうのみ。
本当に冷たく痛く。私の意思など関係なしに、全ては流れのって進む。



貴方は、今どこに居ますか。
ちゃんと、ご飯を食べて、寒いながらも胸をはり、笑顔で生きているでしょうか。
きっと、本当は私も季節のように変わりつつある。けれどそれは、良い方向なんかじゃなくて。
貴方の背を追い求めて、雪のように溶けてゆく。



冬になったら、貴方に会いに行きましょうか。

11/17/2023, 11:51:18 AM

冬に向かう頃に切なくなる…

俺だけではないと思うけど…

「1989」そんな好きな歌が思い浮かぶ

冬のはじまりな季節に…


今日夕方に訃報…

好きな歌のアーティストが…


悲しくて悲しくて…



年末の音楽祭の大賞に選ばれた歌




アルバム「野球少年が好きだった」を

貸しレコード店内で初めて耳にした中学生の頃の俺…



若い頃に切なくなる恋をしては…

あなたの歌に胸を締め付けられ

切なくなる恋が加速がして…

好きを告げて…

玉砕した事も…(笑)



最近は歳を重ねて…

最近少しやる気が終わっていた…


今日夕方…

若い日の痛みと憧れが…

俺に向かう何かを思い出させた!

優しい強い歌声に…



「うつ向かないで行こう!」

「とりあえず笑らおうよ!」



今日も…

星くずの帰り道に…

1989に…

健全安全好青年に…

君の丸いお尻が許せないに…

まゆみに…

プロポーズに…

言えずのアイラブユーに…

インザネーオブラブに…

愛はチキンカツに…(笑)

愛は勝つに…


強くて優しく歌う声に励まされて…

KANさん ありがとう!!!

11/17/2023, 11:48:50 AM

"冬になったら"

「…へくしっ!」
 ぶるり、と寒さに震え、くしゃみをする。すると足元から「みっ」と小さな鳴き声のようなものが聞こえた。驚いて机の下を覗き込んで足元を見る。
 居室のケージに入れていたはずの子猫が何故か足元にいて俺のくしゃみに驚いたらしく、目を見開いて俺を見上げながら固まっている。
「お前っ!どうやって出てきた!?…けど、驚いたよな?悪ぃ…」
 子猫に謝り、キーボードの脇に置いている箱ティッシュから1枚摘み取って鼻をかむ。
 きっと先程、替えのボールペンのインクを取りに居室に行った時だろう。布を被せてケージを覆っているので、中にいたかどうかは分からない。つまり、あの時既にケージの外に出ていて、それに全く気付かず部屋を出た時に滑り込むように扉の外に出てしまったのだろう。
 だが幸いか、それ以降患者が来ることはなかった。
 こいつの脱走対策をこれからどうするかは、今は置いといて…。
 少し前より着込んでいるし、ストーブもつけているというのに、まだ寒さを覚える。やはり日に日に寒くなってきている。
 街を歩いていても、街路樹の葉がはらり、またはらりと道に落ちて、歩道はまるで赤や黄色の鮮やかな絨毯が敷き詰められているようで、木の枝は葉がほんの数枚程度で寂しい様子のものが幾つも。
 まだ少し先だが、天気予報で雪マークを見るようにもなってきた。
 冬はもうすぐそこまで来ているのだと実感する。
──これぐらいなら、もう少し厚手のものを出すか。……でも…。
 足元の子猫を見る。元の調子に戻ったらしく、自身の背中をせっせと毛繕いをしている。
──俺は着込めば平気だけど、こいつは……。
 子猫は、
 体温調節が上手く機能しない。それに、冷気は下に集まる。平気な顔で毛繕いをしているが、地面に近いところを歩く子猫にとっては堪える寒さだろう。
「……」
──隙間風とか、対策しなくちゃな…。
 ひょい、と子猫を両手で持ち上げ、シャツの裾をたくし上げて子猫を服の中に入れて、Vネックの襟元から顔を出させる。
 一先ず、応急処置でなるべく高いところに、それと俺の体温で少しでも暖を取れるように、と服の中に入れた。
 余程ぬくいのか、先程から気持ちよさそうに喉を鳴らしている。
 良かった…、と胸を撫で下ろす。…が。
──まだ業務中……。
 昼休憩まで、まだ約一時間ある。今患者さんが来たら…、恥ずかしくて消えたい……。
「みゃ」
 子猫は今の状況などつゆ知らず、短く鳴いた。
「全く…困った奴だな、お前」
 ため息混じりに呆れた声で、俺の顔の下で呑気に喉を鳴らす子猫に言う。だが
「みゃあ」
 と一蹴される。その鳴き声に、はぁ…、とため息を吐いて肩を落とす。
「仕方ねぇか…」
 と、子猫を服の中に入れたまま、デスクに向き直り業務再開。
──ケージの扉の鍵少し強くするか…。いや、扉以外から出た可能性もある。ケージ周りも軽く見て、隙間があったら閉じないと…。あとタオルケットも、もう何枚か追加で入れてやらなきゃ…。
 カタカタ…、とカルテに打ち込みをしながら、昼休憩にやる事を頭の中でリストアップしていった。

11/17/2023, 11:46:35 AM

あの子に会いたいな。
あの子さズタズタに潰したい。
潰してボロボロになって泣くきみを見たい。
自分より格下だって確信してただろ。
おれが弱いことを知ってただろ。
きみは何も出来なかったと悔やんでるだろ。
おれはきみが嫌い。
きみはどうかな。おれを友達だって呼んでくれたその瞳に嘘は…有っても無くてもどっちでもいい。
おれはきみを好きでもあった。おかしい、ってきみは笑うかな?
自分より格下で、小さくて、オドオドしてて、弱くて、理不尽で、苛ついて、そんなおれが、その辺の弱すぎるNPCのようなおれが!
主人公みたくなんでも持ってるきみに勝つ!
これ最高のシナリオ!
きみもそう思うだろ?
そう思えよ。

君に会いたいな。
君のズタズタな心に寄り添いたい。
寄り添ってボロボロになってる君をさらにボロボロにさせたい。
自分より強くはない。
君が弱さを悩んでいたのは知ってる。
そんなとき自分は何も出来なかった。
自分は君が好きだよ。
君はどうかな?君を友達だって呼んだときの瞳は優しさを含んだ水草のように暖かった。
自分は君を嫌いでもあった。なんで?、って君は言う。
自分とは違う強さ、弱さ、理不尽さ、想い、それら全てを持つと信じた主人公みたいな自分がライバルに勝つ!
王道で最高なシナリオ!
君もそう思うでしょ?
そう思ってよ。

おれが一番強いってことを証明する。

自分が君を否定する。


クリスマス
そんな 冬 になるかもしれない。

_2023.11.17「冬になったら」

11/17/2023, 11:45:24 AM

冬になったら

もうすぐ冬だねー!
冬になったらみんなは何する?
雪合戦とか、雪だるまとか作ったりするんだよね!そう考えれば冬ってとってもいい季節!寒いけど、人とおしくらまんじゅうし合ったりとかね!
私ももうちょっと元気に動けたらいいけど…まぁ現実はそう行かないよ。もうすぐガンでなくなるんだもん。
あと余命1ヶ月。あと1ヶ月で12月だなー。
冬になったらあの人と会える、かな。

2作目

11/17/2023, 11:44:37 AM

冬になったら

暖かいコートを着て、マフラーをぐるぐる巻いて、

白い息を吐きながら、頬と耳を赤く染めて、

外に出掛けよう。

11/17/2023, 11:43:20 AM

冬になったら
もう冬の季節か
時って早いな
冬風が少し耳に当たり冷たかった
それにクリスマスとか色んな季節があるのか
この冬らしい
真っ白な風景が私とってはなんだか
好きだった

11/17/2023, 11:42:46 AM

秋は匂いが好きだから朝、外に出たくなる。
冬は寒い。冬になったらきっとまた早起きは失敗してしまう。
早く起きるのは苦手な質だが嫌いな訳では無い。早起きは三文の徳とはよく言ったものだとしみじみ同意する。
しかし寒さに布団が合いすぎる。
友人は早起きは練習だと言ってのけた。確かにそうかもしれない。そうでないかもしれない。
私はそうでない方だから、彼がそう言うならそういう人もいるのだろう。願わくは私の上司であって欲しくはないが。

11/17/2023, 11:38:00 AM

最近は指先が震えるほど寒くなってきた。

 この時期は家の近くで知らない人をたくさん見かけるようになる。

 母様によれば、どうやら私たちの国は冬には力が弱まるらしいから、他の国から人を雇うらしい。

 魔力がなんとか?とか言ってたけど、ちょっと難しくてよく分かんなかった。

 それに、私も外に行ける機会が減るから冬はつまんない。

 (あーあ、また冬になっちゃうなー)

 私が窓に張り付きながら外を見ていると、母様が後ろから声をかけてきた。

 「……もうすぐ冬になるわね」

 「うん」

 「今年はね、とっても寒くなるから雪が降るらしいの」

 「ゆき?あの白くて冷たいやつ?」

 「そ。積もったら、一緒に遊びましょう?」

 「!本当!?」

 その言葉に私は窓から離れて母様の方を見る。

 「えぇ、本当よ」

 「やったー!」

 それを聞いた私はさっきまでとは全く違う気持ちで窓の外を眺めた。

 (早く冬にならないかなー)


 ー冬になったらー
  ライト・オーサム

11/17/2023, 11:36:16 AM

『冬になったら』約束、ね。

冬になったら、豪雪地帯では雪の多さに悩まされる。まず初雪では普通タイヤの車が渋滞を引き起こす。冷え込んだ吹雪の日などは必ず各所で交通事故が発生したり学校や会社が休みになったりする。雪上進行の渋滞は具合が悪くなる。凸凹で揺さぶられ続けて一週間便秘になる。一週間も降り続けば毎日家や車庫前の雪出しに時間を費やす。山中の家では家庭用除雪機を購入しないと暮らしていけない。屋根の雪下ろしよりも、屋根から落ちた雪の片付けに労力がいる。町には雪を流すための流雪口や小説パイプがあるが、その水が出なくなれば道は大渋滞になり通勤もできなくなる。町中では雪のやり場がなくなって、除雪した雪を運ぶトラックの移動を見ることが日常化する。溶かすための塩を撒くから車が錆びやすい。大雪では四駆じゃないと乗り切れない時が多い。学校では場所にもよるがスキー授業がある他、スキー遠足なる行事がある。長靴が日常的。大雪の日に長靴を履いていないと何やっているんだアホがと思われる。雪が降らない都会で買った靴では滑って雪国を歩く事ができない。雪下ろしでかんじきを履かない人をバカと思う人がいる(足を雪に取られて屋根の上から落下するから)。
屋根の下を歩くな(落雪)という決まりがある。

しかしこの地帯でしか見れないものもある。
市や県などが取り扱う黄色い除雪機は大きくて、種類もいくつかあって結構面白い。あれが走る音が聞こえると、いよいよ本格的な冬が来ると思ってしまう。寒い吹雪の翌朝、晴れた日には、一面に積もった雪が朝日で輝いて、青空の下に真っ白な、まさに白銀の世界を観ることができる。青空を白い雪がふわふわと舞い降る天気雨ならぬ天気雪は、何度見ても良く、本当に美しい光景である。雪が数メートル積もれば外の音や風は遮断され、とても静かな日々を過ごすことができる。雪ウサギの足跡は昔より少なくなった。雪や氷の実験ができる。寒波が続いた後の氷柱(つらら)は1㍍以上になる。凍った雪の上を歩く凍み渡りは、だいたい朝7時半まで。氷が張った池の中でも魚が生きている。『かまくら』の言葉は、いくつになっても何故かワクワクする。

11/17/2023, 11:35:26 AM

冬になったら
繋いだ手をポケットに入れてくれる彼に
恋をして5年?

「こいつめぇぇぇ!!」
「うわっ寒い!やめてくれよぉ〜」

一緒の布団に入って
毎日懲りずに
掛け布団の取り合いをしている


#冬になったら

11/17/2023, 11:33:54 AM

300字小説

送り鬼

 俺の住む町は冬になると『雪鬼』が出るという。
 昔、ここが山沿いの集落だった頃、山に出かけ、不運にも凍死した猟師や炭焼きの魂が降りてきて、暖を求めて彷徨い歩くのだと言われていた。

 忘年会でつい飲み過ぎ、終バスで帰ってきたものの、待合室のベンチで潰れて眠っていたはずの俺の身体が、誰かの藁を編んだ簑のチクチクする背中に担がれている。ボソリボソリと藁靴が凍った雪道を踏む音と共に呆れた声が聞こえた。
『……あんなところで夜を越して、かかあや子を置いて、あちらに逝ってしまったらどうする』

 翌朝、妻の話によると、いつの間にか俺はベッドで寝ていたらしい。二日酔いの頭を抱え起きる。枕元から床に柿の実がころりと転がった。

お題「冬になったら」

11/17/2023, 11:32:48 AM

冬になったら貴方と手を繋いでイルミネーションを見に行きたいな,

11/17/2023, 11:32:15 AM

冬になったら、あなたはいない。
冬になったら、あなたがくれたもので私は生きる。
冬になったら、あなたは一番遠くなるけれど、
あなたとの別れは永遠ではなく、
また会える日が来ることを、私は知っている。


/お題「冬になったら」より

11/17/2023, 11:31:11 AM

冬になったら二人で温めあおう。
二人でいる喜びを噛み締めながら。

11/17/2023, 11:30:45 AM

「10年後の冬の日僕は待ってるよ?」

そう言ってくれたのに君は影すらも見せてくれないね。
今どこで何して、どんな事してるかなんて1ミリも分からない。
そっちは楽しい?私は君がいなくなった10年間私頑張ってね自立したんだよ?10年前じゃ考えられないでしょ?
ボロボロだった私を助けて愛をくれてありがと。でも、流石に約束破る人だなんて思わなかったなぁ。


知ってる?今日はね君と私があった日なんだよ?こんな寒い中よくベンチで寝てたよね。びっくりだわ。死んでるかと思って結構慌てたの覚えてるんだよ??


ねぇ、聞いて?私、好きな人が出来たの。あれ?言わなかったっけ?同じ部署のね先輩なんだけど、私の事しっかり受け止めてくれる人だよ?
君が私の事受け止めきれていないだなんて言ってないじゃん?
でも付き合ってるとかじゃなくてね、ただ好きなの。こんな学生みたいな恋、久しぶりだなぁ。


ねぇ。聞いてよ、私失恋しちゃった。いいように私利用されてた。私の友達の子が好きだったみたい。あぁ、こんなにぽっかり穴が空くことなんて無かったのに…私男運悪いよね。


久しぶりだね?3年振りぐらい?
聞いてこの3年でね私結婚して子供が1人産まれたんだ。
失恋しても割と生きていけるもんだね。教えてくれてありがとう。あの時の子供が帰ってきた訳じゃないけど、ちょっぴり嬉しいよ。



10年前…私は当時付き合っていた彼氏がいて婚約までして、妊娠までしていたけど、君が余命1年とか貰うから、私生きていけるか不安だった。
でもここまで成長したよ。この事は今の旦那さんも子供も理解してくれてるよ?、だけど墓参りはそろそろ控えようかな。また行けそうにも無いかな。
ていうかそばに居たのなら、少しぐらい見えてもいいんだよ?
その時は5人でご飯食べよ?
ぜひあの子もそっちで育ててよ。
来世は一緒になろうね。


そう言って、水を思いっきり墓にぶっかけてシオンの花を置いて帰った。

あの日から私はあの人よりも愛せる旦那さんと幸せな家庭を築いてる。冬が来る季節になるとふと、思い出すよ?


幸せになってね。
「来世の妻より。」

11/17/2023, 11:29:01 AM

冬になったら、あの日の話をするか。大寒の頃に南国に咲く桜の話をするか。お前と観に行ったあの桜の話をするか。花びらを分けて散らさず、ただ一緒になって頸ごとおちるあの桜の話をするか。
散り散りにならずに済んでいる。
散り散りになったらなったでいいのでは。
それでもまだ隣だ。まだ隣にある。
いまの俺らがあの桜の頸なのか、いまから分たれて散るのか、賭けてみるか?成立などしない賭けか?お前が握り返すその手の温度が答えだと、お前は知りもしないで笑う。だから俺も笑い返す。愛じゃない。親友じゃない。二人でひとつでもない。名前をつけられなくていいしつけられないと名付けて片付けてもいい。己の名前をつけられずに倦んでいた俺が、己の名前をつけざるを得ず倦んできたお前が。ただ相応しく、ただ互いに相応しくここに在る。

11/17/2023, 11:27:06 AM

寒くなって、ある所では雪が降って。
熊さん達も植物も、少しの眠りについちゃうね。
もしかしたら、お庭で元気に駆けている子もいるかもね。

赤い帽子を被った白いお髭のおじいさんが
鈴を鳴らしてランランと、お空を自由に飛びまわり、
いい子のお家に飛んでくるかもね。

でも、やっぱり。
暖かいお部屋の中で、こたつにみかんを用意して
極寒の冬を、ぬくぬく一緒に乗り越えていようね

---二作目---

冬はあまり好きじゃない。
そもそも寒いのが得意じゃないからだ。
出来ることならずっと家の中で布団にくるまっていたい。

---

「...ほら、そんな嫌そうな顔してないで夜ご飯の買い出し行くぞ」

「うぅ...もう部屋に戻りてぇ...寒い...」

「気持ちは分かるが、少しは外に出ないと不健康になるぞ?」

「学校行く時出てるんだからいいじゃねぇか...」

「そういう問題じゃない、いいからササッと買い物済ませるぞ...」

「...はーい......じゃあさ...手さみぃから手つなごーぜ」

「手袋は?」

「持ってねぇーの」

「ふーん...」

せいらは怪しみながらも、優しく俺の手を握ってくれた。
...なんだか今更小っ恥ずかしくなって、赤くなっているであろう顔を隠す為に
首に巻いているマフラーに顔を埋める。

...本当は手袋は持っているのだが...
寒さを理由に、少しだけ甘えてもバチは当たらないだろう?

#冬になったら
121作目

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