『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
優しくしないで
優しくしないでって、心の中では思っているけど
本人にはいえない。
言わないとわからないのはわかる。
言わないのも優しさの一つかなと思う。
優しくされるとなんで甘えてしまうのだろう。
「その髪型素敵だね」
知ってる。
「その服、似合ってる」
知ってる。
「差し入れありがとう。これ僕が好きなお店のスイーツなんだ。覚えててくれたんだね」
当たり前でしょ。
だって今の私の全ては、あんたに近づくために用意したものだもの。
父を害し、その影響で母を再起不能に陥らせたこいつに仇なすため、いつだって好機を狙ってる。
やろうと思えば差し入れに毒だって盛れるし、ナイフで刺すことだってできる。
いっそ捕まったって良い。
けれどこいつに近づいてから、ナイフを握る手が緩んでしまうことが増えた。
こいつが気に入るメイク、服装、仕草……何でも好きなものを把握してそれを実行してるだけであって、褒められるのは想定内だった。
それなのに褒められる度、嬉しそうに目を細められる度にどこか喜んでいる自分がいた。
最近では、本当にこの優男がやったことなのか疑問が頭をもたげている。
その度に馬鹿げた思考を追いやる。
確実にこの男なのだ。
例えナイフを持とうとする決意の手を、優しく取られたとしても。
……もう少し、こいつの意図を探ってやろう。
*********
今日も彼女は可愛らしい。
僕に笑顔を振りまくその裏で、戸惑いながらナイフを握っているのはわかっている。
彼女を手に入れるのに障害となる、彼女の両親を排除して正解だった。
想定外だったのは、彼女が僕が思うより積極的だったこと。
そして、僕に近づくためだけに自分を捨てて、毎日僕の好きなことだけをしてくれること。
彼女の願いなら、仇を討たせてあげてもいいんだけど、優しくする度に決意の手が緩み、葛藤する彼女を見ているのはとても楽しい。
あとどれだけ堕とせるだろう。
できるなら、もう僕なしでいられなくなるまで。
「取る手を振り解くまでの間」
⊕優しくしないで
優しくしないで
「優しくしないで」そんな台詞を俺の前で
吐いて泣き崩れる女に俺はムッと腹を立てた。
だったら人前で泣くなよ その時点で
気に掛けて欲しいって言ってる様なもん
だろうが!!
全くムカつく女だ!!俺がお前の幼馴染み
だからって 都合の良い時だけ体良く俺を
使いやがって!!
自業自得だろう 俺があいつは
やめとけと散々注意したにも関わらず
「あの人はそんな人じゃ無い」だの
一点張りだったくせに....
結果やっぱり捨てられてんじゃん
そんなに目を腫らして 傷だらけになって
バカみたいに「あの人は悪く無い」なんて
言い張ってまだあいつを庇ってる
もういい加減にしろ!!
俺はとうとう堪忍袋の緒が切れて
拳を机に叩きつけた。
すると幼馴染みのその女は、大きな音に
吃驚したのか目を丸くして涙を止めた。
「なっ...」と一音を出して俺を見上げる。
俺は、がばっとそいつの肩に自分の手を
置いた。
そいつは、びくっと体を震わせて俺に
殴られるとでも思ったのか ぎゅっと目を
瞑る。
俺は、そいつの耳元に唇を寄せて囁いた。
「お前の望み通りにしてやるよ!!」
と俺の囁きに意味が分からないと言う様に
小首を傾げる幼馴染み
お前の唯一である俺と言う安全地帯
どんなに惨めな状況になっても
散々な目に遭っても俺と言う安全地帯が
ある限りこいつは、また同じ事を繰り返す
だろう... だったら逃げ場を無くしてやる
俺は、幼馴染みを俺の部屋から無理矢理
追い出し鍵を掛けた。
ドアの外でも泣き崩れるものなら
警察を呼ぼうと覚悟まで決めて
幸いそいつは泣き崩れる事はなかった
足音が遠ざかりそいつが踵を返し帰った事を確認すると俺は決意した。
そうして俺は、何も告げずあいつの前から
姿を消した。
電話も拒否しラインやメールもブロックして完全にあいつに干渉するのを辞めた。
俺がいなくなったあいつがどうなったか
知らない またしょうも無い男に入れ込み
泣いているか 下手をしたら世の中の
無情さに耐えられなくなって命を絶って
居るかもしれない
けど俺には関係無い 悪いけど罪悪感も
湧かない。
寧ろ恨まれて 俺にお門違いの憎しみを
持って俺に復讐しに殺しに来た方が....
反抗する気概があったんだと見直すかも
しれない
何時だって俺はあいつにとって都合の
良い安全地帯だった。
しかしそれも もうお終いだ
俺を恨むなら勝手に恨め
殺したいなら殺しにくれば良い
お前の感情の捌け口になるのは
何時だって俺だった。
安全地帯になって優しく守るのはもう辞めだ これからのお前の人生がどうなろうと
俺には知ったこっちゃ無いし
興味も無い
それにお前が言ったんだぜ
優しくしないでってな....
これからはせいぜい蚊帳の外の人間で
居させて貰う
お前が俺を見つけ出して会いに来た時
殺意を向けられるのを楽しみにしてな
泣きながら俺に凶器を向けるお前の顔を
見ながら死んで堕ちてってやるよ
お前と一緒にな.....
【優しくしないで】
いつからだろう、クラスのみんなに僕が見えなくなったのは。
いつからだろう…いつ間違えたんだろ。
そんな時、転校生の君が来た。
僕のことが見える唯一の人間。
『隣の席だねよろしく。』
「…」
けど、いつかどうせ見えなくなるんだろうから、
関わらない。関われない。
「僕に関わらないで…」
転校生は諦めず僕に話しかけた。
他の人に沢山声をかけられてるし、僕なんかいらないだろうに。
『一緒にご飯食べない?』
「食べないです。」
『お腹すいてない?』
「…」
僕が去った後、すぐに他の人に昼食に誘われている転校生。それでいい。他の人と同じになってしまえばいい。
『ねえ、なんであいつのこと無視してるの?
気分悪いからやめた方がいいよ。
声掛けてくれてありがと、友達は自分で選ぶから。』
教室の外。中から聞こえるその声に胸が震えた。
やめて。やめてよ…。
幽霊世界に慣れてきたのに、今更戻れないよ。
君のせいで、世界が崩れてく。戻っていく。
ねえ、それ以上優しくしないで。
優しくしないで
数年前、行方不明事件に巻き込まれた彼女が保護された。
彼女は、吾妻典子さんは頭や顔、手足に包帯を巻かれていた。
この事件で怪我人は居たが、無事犯人も捕まり、死者も出なかった。
しかし典子さんが帰ってこなかった数年間、私は生きた心地がしていなかった。
彼女を迎えに病院へ行くとボロボロな姿で変わらないクールな表情で
「ただいま、朧さん。」
とだけ告げた。久々に彼女の声を、姿を見た時は目の前で抱きしめてしまいたかったが、優しくしないでと彼女に丁重に断れてしまった。
家へ帰ってきた時も彼女はいつものようにソファへ寝転んで飯を催促していた。
この数年間、食事もまともに食えていなかっただろう。めいいっぱいご馳走したい。
そう思い、長い白髪を結びキッチンへと急いだ。そんな私を見て彼女はまた優しくしないでと細い目で見つめた。
それから私は必死に彼女のために尽くした。
お腹が空いたなら大食いの彼女のために料理を沢山作った。傷が早く治るように丁寧に包帯を交換した。色んな話も……いや、典子さんは話すことがないからあまりそれはなかったが。
やはり彼女は優しくしないでなんて何度も話した。
それでも久々に彼女と共に過ごしたのだ。幸せが戻ってきたのだ。
優しくしないでなんて願い、聞くことはできなかった。
彼女と寝る夜も数年ぶりだった。悪夢を見るのなら、眠れないのならケアをしてあげたい。そう考えながら彼女から目線を外さず布団に入っておやすみなさいと呟き、部屋の電気を消そうとする。
すると彼女は私を睨みつける。無言で、ただ何かを告げるかのように。
彼女の行動を不思議に思うと、しびれを切らした彼女が私の胸ぐらを掴んだかと思えば視界がぐるりと回った。
気がつけば私の視界には包帯だらけ傷だらけの彼女が居た。重力で前髪が降りていた。
私はようやくそこで彼女が私を押し倒したのだと気づいた。
とっさの出来事で困惑して頭が真っ白になって何も考えることができない。
「優しくしないで。」
狼狽えていると彼女が振り絞った声で私に訴えてくる。
「の……典子さん……?何を………」
「痛くしてよ。」
彼女の細めた目が私を刺す。
「二人共ちゃんと生きてるって実感がほしい。」
そう言うと彼女は私の右手首を掴むと自身の胸へと当てさせる。
トク、トク、トクと心臓の鼓動が分かる。いつもより少し早くて、熱い。
そこでようやく私は先程から話していた彼女の言葉の意味が分かった気がした。
「」
彼女の腕を掴む。体重を支えてベッドに手をついている彼女の腕は冷たく痛々しく震えていた。
事件に巻き込まれているとき、帰れなかったとき、
彼女もまた、生きている心地がしなかったのだ。
「はしたなく求めてきてよ。」
そう告げられた。
私はガーゼを貼られている彼女の頬を撫でる。
お望み通り痛く、潰してやろう。
私は彼女を押し倒す。先ほどとは立場が逆になった。前髪をかき上げすかさず私は彼女に酷くそれでも優しく喰らいついた。
二人共生きている。また帰ってきた。そんな実感をお互い欲しがって。
なんとも品のなく、行為だろう。それでも求めたい。
お互い生きていると言う行為をしているとしていても。
「痛くしてほしい、けど、あたし好きよ。朧さんの優しい姿。」
私も好きですよ。不器用な貴方も、脳を溶かして必要以上に求める行為も。
ぎょろ、ぎょろ。不揃いに飛び出た目玉が忙しなく動く。滑らかな白い肌はもはや見る影もなくごつごつと隆起して、青黒く変色してしまっていた。研究所のような場所に拉致されて数年、度重なる実験を受けて、最愛の妻はもはや異形と呼ぶ他ない姿になってしまった。
何の目的か、俺だけはそのままの姿で生き残ってしまった。いずれ理性を失った妻の餌にでもなる予定だったのだろうか。日に日に姿が変わっていってなお、俺の偉大な妻は人間としての心を手放さなかったので、奴らにとっては期待外れもいい所だったろう。ざまあみろ。
しかしそんな日々はもうおしまいだ。突如、何者かに研究所が襲われたらしい。職員の阿鼻叫喚と血溜まりがそこらじゅうに飛び散って、それで研究所は静かになった。混乱の最中で実験室の扉の電子セキュリティも落ちたらしい。あんなに頑丈だった鉄扉は驚くほどあっけなく空いた。
「さあ、行こう」
妻へ手を伸ばす。外はもしかしたらここ以上に危険かもしれないが、留まっている訳には行かない。一刻も早くここから出て、妻を元に戻す方法を探さなければ。しかし妻は動こうとしなかった。
裂けた唇からありえない本数の鋭利な歯が覗く。妻は笑った。
「あなただけで行って」
黒板を引っ掻いたみたいな声で、しかしかろうじて日本語とわかる言語で、妻はそう言った。
「私はもう無理。長くは生きられないし、動きも鈍いもの。助からないよ」
「無理じゃないよ」
「優しいね、ずっと」
突然、視界がブレる。肩に衝撃があって、それから背中を強く壁に打ちつけた。いつの間にかくぐろうとしていた鉄扉が目の前にある。それから鉄扉の向こう側に座り込んでいたはずの妻が立っていて、ようやく妻に突き飛ばされたのだと気がついた。
「ごめんね。もう優しくしないでいいよ。早く逃げて」
「おい!」
「最後まで妻で居させてくれてありがとう。幸せになってね」
目の前で鉄扉が閉まる。どれだけ押しても引いても、体当たりしたってびくともしない。今の妻には俺の力では叶わない。
視界が明滅する。照明が切れかかっている。天井からミシミシと軋む音がする。この建物ももう長くは持たないらしい。
縺れる足で俺は走り出した。何も考えたくない。けれど、俺を生かそうとした妻の気持ちだけは裏切らないために、足をひたすら動かした。
(優しくしないで)
私は奥さんには悪いと思ってるのにずるずると
この関係を続けてる。
今日こそは別れたい事を伝えよう。絶対。
でも…どうしてかな。
あなたの声や姿を見る度に心が痛んで
やっぱり話せなくなってしまう。
ねぇ…お願いだから優しくしないで……
あなたの事離したくなくなるから…
なんだか疲れました。
大型連休も終わりに近づいてきて憂鬱です。
ただ、優しくされると成長の芽を潰されてしまう様な気がします。
なんで優しくせんで下さい。
優しくしないで
あなたはとても私に優しい。
声も眼差しもまっすぐで、疑う心配さえしなくていいほどに。
でもね、優しいからこそ近づきたくない。
だって私が泣けば、こぼれた嗚咽できっとあなたを汚してしまう。
お願いだから、これから先は優しくしないで。
優しくしないで
私の幼なじみは、ひとに優しい。
いや、もちろん良いことだとは思う。なんだけど……。
今日もまた、彼の後ろには、「応援団」という名の取り巻きがいる。
その視線はわかっていながら、こんなことを言ってきた。
「今日、一緒に帰れる?」
珍しいなと、その時はそう思っただけだった。
幼なじみということで、他より多少距離感が近いのは、私も彼も、当たり前のつもりだった。
けれど。
「ずるーい!!」
応援団は、そうは思ってくれていないらしい。なので。
「あの、さ。いいよ、もうあんまりかまってくれなくて。そんなにしてこなくて、大丈夫だからさ」
なんでもないことのように、私は苦笑しながら、そう言うと。
「いや、そんなんじゃないよ? 本当に、無理にしてるんじゃなくて」
「だって、ほら。あの子たちが不安になっちゃうよ」
「――違うから。俺が、かまいたいだけなんだけど」
え、なんか怒ってる。
ただ、どこに地雷があったのかがわからないから、困る。
「よく、言ってるよね? 自分のしたいことをしてるから、大丈夫なんだ、って」
まあ、そのお人好しの結果が、応援団に繋がるわけだけど。
「俺が。自分の意思で。気になる相手に優しくしたい。それだけのつもりで、いま声かけた」
「いやいや。簡単に「気になる相手」なんて言わないほうがいいよ?」
こちらとて、幼なじみの域をこえたくないのに。
「なら、好きなひと」
「……困るから、とても」
「なんで?」
「私ら、ただの幼なじみだよね?」
「俺は、お前のことそう思ってたのは、もうずっと前で。もういまは「好きなひと」になってんだけど」
「…………」
どうしよう。初耳だ。
でも。私はよくこう思っていた。
誰にでも、優しくしないで。
私にも、あんなふうに、いや、もっと。
甘やかして、くれたらいいのに。
それを、「両思い」と言わずして、なんと呼ぶのか。
22時38分。
宮下 蒼と書かれてる画面をスワイプする。
「もしもし」
「あ、瑠菜ちゃん、急にごめん!高野です!今、宮下と飲んでたんだけど、こいつ、瑠菜ちゃん来ないと帰らないとか言い出してさ」
蒼くんの名前でかかってきた電話は、高校のクラスメイトの高野くんからだった。
「分かった、どこにいるの?」
高野くんから居酒屋の場所を聞いて、蒼くんの迎えに行くことにした。
蒼くんに呼び出されるのはこれで何回目か、もう、分からない。
「蒼くん、帰ろ」
「あ〜!るな!なんでいるの〜?」
「蒼くんが高野くんに言ったんでしょ?」
「あー、そうかも」
ごめんごめんと笑う蒼くんは、ずっと変わらない。
高野くんに謝って、私は蒼くんを車に乗せた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( 蒼side )
「瑠菜、こっち方面違う」
「あってるよ、蒼くんの家こっちだよ」
2人の家とは反対方向に車を進める瑠菜を見て、咄嗟に違うと言ったものの、間違っていたのは俺の方だったらしい。
「あ、明日休みだよね、どっか行く?」
「ちょっと酔っ払いすぎだよ」
気をつけてねと心配してくれるところとか、俺のことをわざわざ迎えに来てくれるところとか、そういう優しさがたまらなくすきで、大切にしたいと思ってた。
「瑠菜、俺さ、付き合えてから幸せで、これからも瑠菜とずっと一緒にいたい」
瑠菜の顔は、見れなかった。
もう、とっくに酔いは冷めていたから。
「なに言ってるの、蒼くん。私たち、もう別れてるんだよ」
「あー、そうだったな、」
俺だけがずっと、瑠菜を忘れられないまま。
《優しくしないで》
【優しくしないで】
職場でまた仲のいい人が新しく出来た。
真面目で善意のあるサイコくんと
ズボラだけどしっかり者で元気な伊達男くんだ。
オレも2人も同じく新人で
仕事でも遊びでも仲良く過ごしていた。
仕事後は喫煙所でタバコを吸いながら
オレの旦那の愚痴や
仕事の愚痴に向き合ってくれてた。
この間3人でゲーセンに行ってボーリングをしたり
美味いラーメンを食べに行ったりした。
何しても楽しい3人組で居た。
そしてゴールデンウィーク到達。
サイコくんとオレは地元が同じなので
地元に帰って一緒にゲーセンで
サイコくんからハマっているアーケードゲームを
教わった。
地元に居た約1週間、
毎日そのゲーセンにサイコくんと通った。
ゼロから始めたそのゲームにオレもハマりだし
すぐに上達した。
サイコくん「さすが若者だね 上手くなったよ 」
オレ「そう?ありがとう」
同じゲームユーザーと仲良くなったりし
楽しかった。
一昨日、
サイコくん「オレ、明日早いしどこかに泊まるよ
君も一緒に泊まっていきなよ」
オレはその言葉に戸惑いながら困惑したが
どうせ冗談だと思い、真に受けなかった。
とりあえずそ気にせず
オレはいつもどうりゲームに没頭した。
そしていつの間に夜になり
時間もだいぶ遅くなった頃、
サイコくんの車に乗って連れていかれた場所は
まさかのラ🔞ホテルだった。
オレ「なあ…」
サイコくん「オレ達の仲だろ?そんな気ねぇよw」
オレ「ああ…」
でも3時間後、
オレ「なんで…//」
サイコくん「なんだろ…
そんな気なかったんだけど
欲には耐えられなかったよw」
オレは案の定に サイコくんに抱かれてしまった…。
オレ「ああ…オレは旦那居るのになんてこと…」
サイコくん「我慢できなくて食べてしまった…
でもその気になってしまって抱いた事に責任はとる。
不倫が悪いのはわかっている…でも
内緒でオレの『彼氏』になってくれ。」
一時の迷いでならそれっきりということにすれば
いいのに サイコくんは真面目すぎる男だった。
『善意のサイコパス』だった。
オレ「サイコくんがいいなら…//」
オレ達は次の日もデートし、
夜はまた同じラ🔞ホテルで乱れた。
オレ「優しくしないで…//
もっと…//」
オレは散々ベッドの上で激しく責められ
指やオモチャ、もちろん物で快感に何度も堕ちて
すっかり虜になってしまった。
その日も寝る暇もなく揺れ続け
あっという間に朝を迎えた。
そんなオレ達はこっそり付き合うことになった。
誰にも言えない関係が また1つ始まってしまった。
「優しくしないで!!」
触れた手を払いのける。
同情なんて、しないで欲しい。
貴方に愛されないなら、意味なんてない。
優しくしないで
Mの人かな?
はたまたハードハッスルタイプかな?
「優しくしないで!」
(好きになってしまうから!)
人妻とか恋人がいる女性のセリフ!?
女子供には優しくしてしまう(これはセクハラ?)自分にはスパルタな 徳博🤗
通算102作目
♡もっと読みたい♡1186♡記念号
心が踊る
体が火照る
あなたの優しさは
まるで魔法のよう
心が泣いて
体が沈む
他の人への優しさは
まるで針のよう
こんなふうになるのなら
あなたの優しさなんて
欲しくなかった
《優しくしないで》
#72
ねえ先輩、私に気がないくせに優しくしないでよ
先輩のこと好きって言ったじゃん
これ以上こんな勘違いさせないでよ
ねえ先輩、好きだよ
創作怪談 「優しくしないで」
こっくりさん、こっくりさんあの人の気持ちが知りたいです。
「わぁ、また難しい質問がきたよ」
手軽な降霊術で知られる「こっくりさん」をとある学校の生徒たち三人が行っていた。そこに、新米きつねは遣わされたのだった。
「これ、人間が十円玉から指を離したり、儀式を中断したら問答無用で祟んなきゃなんないでしょ。自分嫌だよそんなの」
人間好きな新米きつねにとって、荷が重い使命。だけど、逃げるわけにもいかない。長々と迷った末に心を決めた。
専用の五十音表の上で新米きつねは十円玉を念力をつかって動かす。「や」、「さ」、「し」、「く」、「し」、「な」、「い」、「で」
「優しくしないで。ふう、こんなもんかな」
三人はどよめく。そして、質問は続く。優しくしないでとはどういうことですか。テストで満点とれますか。学校で一番モテるのは誰ですか。
新米きつねはひとつひとつ丁寧に解答していく。
だが、三人は飽きたらしく「こっくりさん」を中断して帰ってしまった。新米きつねは社に帰れず、ポツリと教室に取り残される。
「は?散々質問しといて、おいてけぼりなんて。自分、全部答えたよね。ねぇ、ねぇってば」
新米きつねは悲しいやら悔しいやら。だんだんと腹が立ってきた。体の奥からどす黒い感情が湧いて来る。なぜ人を祟らないといけないのかこの時、新米きつねは理解した。とたんに 体が大きく、毛並みは荒く、爪も牙も鋭く硬くなる。
「祟ッテヤル」
新米きつねは教室の窓を破り、三人の元へ駆けて行った。
前編 (終)
優しくしないで
LINEでは冷たくなってしまった彼
会うと優しい彼
優しくしないで
紹介された人がいるの
その人とても優しかった
もう貴方を諦めて次に行ってもいいかもしれない
いつまでも脈がないのに、現実逃避してるわけにもいかないでしょ?
でも、キスも初めても全部捧げたいと思えたのは
貴方だけなの
次会った時は、優しくしないで、ものすごく冷たい態度をとってくれない?
じゃないと、ずっと貴方の事を考えてしまうから
優しくしないで
今あなたの優しさを受け取ったら
私涙が出ちゃうから
...ねぇこれ以上言われたら声上げて泣くからね笑
ありがとう優しくしてくれて
これからもよろしくね
─────『優しくしないで』
優しくしないで
苦しくて悲しくて嬉しくなってしまうから
優しくしないで
恨んで辛くて幸せになってしまうなら
優しくしないで
あなたを忘れられなくなってしまうから