世界の終わりに君と』の作文集

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世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/7/2023, 12:54:12 PM

部屋の壁に背を預けて、ぼんやりと練炭を眺める。
「…意外と、練炭って臭わないんだね」
「びっくりだよね」
〇〇はしばらく練炭に手をかざして温めていたが、すっと立ち上がって窓を閉めた。
「△△、平気?」
「うん。〇〇は?」
「ばっちり」
「そっか」
二人でぎゅっと手を繋いで、目を閉じる。睡眠薬も呑んだから、このまま深い眠りに吸い込まれていくと思ったら、〇〇が口を開いた。
「…ねえ、もし、生まれ変わったら、どうしたい?」
「…愛されたい。愛されて、大切に、されたい。何かに感動して涙を流せるような、優しい人に、なりたい。…〇〇は?」
「私はねえ、…△△と、幸せになりたい。幸せになって、世界の最後の日も一緒にいつも通り過ごすの」
「…いつも通り?」
「うん。学校が終わったら一緒にショッピングして、アイス買って、プリクラ撮って」
「うん」
〇〇の声が震えてきた。
「コイバナ、して、しょうもなく下らない話でバカ笑いして」
「うん」
「それで最後の最後まで笑って幸せでいるの」
〇〇の瞳から涙が零れ落ちた。〇〇は一瞬口元を歪ませてから、手を更に強く握って言った。
「絶対、なろうね」
「うん」
△△も握り返した。
二人は今度こそ眠りに入っていった。

6/7/2023, 12:51:49 PM

──何もかもメチャクチャだ

選択肢を間違えて大切な人を破滅に追い込み……
自分も犠牲にした……
それなのに世界を救うことは出来なくて
……一人の力の限界を知った

割れたクッキーのように
脆く
崩れる世界……

僕は君の傍にいる
出来ることなら君を抱き締めたまま
今日の終わりを
君に愛の告白をしながら世界の終わりを
告白の返事は聞かなくていいよ
どんな返事でも
僕は君の隣にいたいから──





(2023.06.07/世界の終わりに君と)

6/7/2023, 12:50:49 PM

“世界の終わりに君と恋する“
私達は、例え明日世界に終わりが訪れても、恋をし、愛を叫ぶ。私達の愛は、永遠だから。例え、どんな事があっても、私達なら、乗り換えられる。例えどんなに高い壁や、どんな試練でも…この先も永遠に幸せが続くと信じてる…だって、今がこんなにも幸せだから…改めてこれからも末永く宜しくね

6/7/2023, 12:47:42 PM

ぴぴぴぴ 、、、
いつもの朝だ。でも、今日はいつもより早く起きててしまった。好きな人に告白するからだ。
幼なじみで幼稚園からずっと好きだった人。いつも私達は一緒にいた。家も隣に住んでいる。

朝ごはんを食べていた。ニュースを見る。
「緊急事態です。地球に隕石が向かっているそうです。直ちに、、」
...は?隕石??
母親が呆然する。私の母親はいわゆる毒親だ。時に殴られることだってあった。

そんな事はどうでもいい!!

私はそのまま家を出た。頭は彼の事でいっぱいだった。外に出ると、なんと彼がいた。

嬉しい!!!もしかして彼も私と、、、
息を飲んだ。彼は隣のクラスのあの子と一緒にいた。

「隕石が降ってくるんだよねぇ、、私達、死んじゃうの、、!?」

「うん、、でも僕たち一緒に死ねるんだよ?」

「ゆー君、、」



こんなに隕石が落ちて欲しいと思った事は過去にあっただろうか

6/7/2023, 12:47:25 PM

世界の終わりに君と

砂と石に塗れたこの惑星には、ボク以外誰もいない。
昔はボクに似た、ボクより大きな生き物がいたような気がするけれどみんな砂になって消えちゃった。
もうどの砂の粒が彼らなのか分からないや。
もしかしたらまだ会えてない仲間がいるかも、と期待してこの惑星を旅している。
歩いても歩いても、砂と石ばかり。
あまりに何もないから石を重ねてみたり、どれだけ石が遠くに投げられるか試してみた。
砂で仲間を作ってみようとしたけど、彼らが混ざってたらなんだか申し訳ないから止めておいた。
どれだけ歩いたか分からなくなった頃、ボクは小さなそれを見つけた。
青々とした緑と淡いピンク色の花弁を風で揺らしたそれは、確か花というやつだ。
(初めて見た!)
昔、仲間が教えてくれた。
この惑星は花が育つには水というやつがとても少ないから、育ちにくいらしい。
だからとっても珍しいんだ。
ボクはしばらく花を傍で見守ることにした。
小さなそれは触れるとあっという間に崩れそうで、ボクは花から少し離れて座った。
たくさん歩いたから疲れたし、少し休むくらい良いよね。
「君は家族はいないの?どうしてこんなところでジッとしてるの?」
初めて見る花という奴は無口で、ボクが話しかけてもなーんにも言わないんだ。
「もしかして、君も仲間を待ってるの?」
だったらボクと同じだ。
花はきっとボクと同じで、仲間が迎えに来るのを待ってるんだ。
「一人は寂しいでしょ?君の仲間が来るまでボクも待ってあげるよ」
朝が来て、夜が来て、ボクは花と一緒に毎日を過ごした。
色んな話をしたんだ。
ボクの仲間や思い出の話や、旅の話。
(なんだか眠いなぁ)
その内、ボクは眠ることが多くなった。
花のやつ、全然話してくれないからボクばっかり喋って疲れたんだ。
少しくらい寝ても良いよね。
「ねえ、君の仲間が来たら、教えてね…会ってみたいんだ…そしたら、君も、ボクとお話、してくれるかな…」
君はどんな声でお話してくれるかな。
起きたら、君の仲間とボクの仲間がいてくれたら嬉しいなあ。


花の傍で、小さな砂の山が風に吹かれて宙を舞う。
淡い花弁が一枚、砂と踊るように空へ昇った。

6/7/2023, 12:46:23 PM

もし君にとっての世界の終わりと、私にとっての世界の終わりが同義なら。
 君と一緒になら、終わった後も続く世界に未練なんて無い。

6/7/2023, 12:45:25 PM

この星に生まれてきたことに乾杯。

二度と誰も味わえない「終わり」に乾杯。

誰も経験できない終わりに乾杯。

この国に生まれてきたことに乾杯。

出会ってきた人に乾杯。

思い出に乾杯。

そして

君に逢えたことに乾杯。

君な合わせてくれた運命に乾杯。

最後のいう今日を君と過ごせたことに乾杯。

一緒に入れることに乾杯。

この日
–世界の終わりに君と–

6/7/2023, 12:45:21 PM

君とは誰だろうか。私にとってその君と呼べる人はいない。世界が終わる最後の最後まで、きっと私は1人だろう。

6/7/2023, 12:38:37 PM

世界の終わりに君と
お互いの限りない夢を、欲望を
片っ端から埋め尽くしてやろう
偉大に見える全てのものを
ちっぽけだと笑いながら

6/7/2023, 12:35:53 PM

世界の終わりに君と

明日の話をたくさんしたい。

6/7/2023, 12:33:21 PM

世界の終わりに君ともう一度ツーショットを撮る。

二度と見れないけれど、思い出は消えないように。

6/7/2023, 12:33:00 PM

流星が 最後の合図
真空の 宇宙に散ろう 
さあキスをして

#短歌 #書く習慣 20230607「世界の終わりに君と」

6/7/2023, 12:24:40 PM

世界の終わりに君と
一緒に居れるなら
離れないように
抱きしめ合って
手もしっかりと繋いで
そして眠り着く

6/7/2023, 12:23:58 PM

“世界の終わりに君と”


『あら、こんにちは』
荒廃した都市の残骸の中で商人が一人。
土で汚れた手を払いながら静かに微笑む。
見渡す限り死体は転がっていなかった。
「最後の一人を埋葬してたのかい?」
商人は私の顔を見た。
そして静かに首を振った。
『いいえ。二人よ』
崩れた壁にもたれかかって、長い睫毛を伏せる。
私が隣に腰を下ろすと、商人は言った。
『ねぇ、何か御話を聞かせてちょうだい』
「無茶を言わないでくれ。こっちだって眠りたいんだ」
『…そう。それなら私が話してあげるわ』
商人が紡ぐ言の葉に私は静かに耳を傾ける。

そうね、これは少し前の事ね。
ある日突然、空が真っ赤に染まったの。
それで、建物が次々に崩れていった。
まるで見えない何かに砲撃されてるみたいに。
ほとんどの生物が死んでしまったわ。
粉々になって、跡形も残らず。
どうにか生き延びた人間もいたけれど、食料は限られてる。
大人達の醜い争いが起こったわ。
でもね、生き延びてたのは大人だけじゃなかった。
当たり前よね。
まだ幼い双子がいたの。
偉かったわ。あの子たち。
お腹が空いてるはずなのに、泣き出してしまいたいはずなのに、せっかく苦労して手に入れた食料を、笑顔で、何もしないで喧嘩ばかりの大人達に分け与えた。
毎日毎日数kmも歩いて、食料を探して。
両手にいっぱい食料を抱えて戻ってきて。
それを全部大人に取られて。
私、あの子達にご飯を分けてあげてたの。
だって、あまりに可哀想じゃない。
私があの子達にご飯をあげるようになっても、変わらず食料を探しに行ってたわ。
でも、子供の足じゃそんなに遠くへは行けない。
だんだん持って帰れる食料が減ったの。
また、大人達が争って、沢山死人が出たわ。
可哀想に、あの子達病気にかかってしまったの。
そんなんじゃ食料を探しになんて行けないから、私がずっと面倒を見てた。
残った大人は飢えてようやく気がついたのね、でも、もう遅かったわ。
水も、食料も、もう残ってない。
そうやって大人はみんな居なくなったの。
双子は、私が目を離した隙に死んでたわ。
二人仲良く抱き合って。
ピストルが落ちてたわ。
心中したのね。きっと。

『……ねぇ』

『………………ああ』

『眠ったのね。私も、あなたと一緒に眠ろうかしら』

6/7/2023, 12:22:50 PM

世界の終わりに君と。
君って誰かな〜自分にとって。

世界の終わりとしても、複数人はいて欲しい。

私は色々あったけど、まずは家族かな…。

色々ひどいことも言われたし、幻滅なんだけどギリ縁切るほどじゃなかったし。

イライラしたり、ホッとしたりしながらなんとなく縁は繋がってきた。

うーん人間関係って波があるしね、良い方に変わっていける人間関係が最後残ってると嬉しいな。

完全に疎遠になってしまった友は。少し寂しいけど今更連絡できない。いや、してもいいんだけど、なんとなく気が引ける。

どうしよ〜、とたまに思うけど結局何もできないな。

その人の代わりがいるわけではないが、人生ステージが変わると、
新たな人間関係が生まれるかもしれない。

人間関係は途切れたりもするので、
考え込むと少し悲しくなってくることもある。

でも人生大きく道を踏み外したりしなければ、きっとなんらかの形で人間関係は築けるだろうな。

健康で自立が第一で、健全な心があってこその人間関係だよね。
まずはそこをやっていけば、良い方向に向かっていけるかも。
あまり悩みすぎないようにしよう。

6/7/2023, 12:22:37 PM

彼がいない世界に価値はない。

そう思ってしまうほど、狂おしいほどに愛おしいほどに、
愛していた。幼稚園からずっとずっといっしょで、女子ともめ事があったときから
私は彼に依存した。

その彼が、
「死にたい。」
そう言った。
なんで相談してくれなかったの。
なに?誰が悪いの?
色々言いたいことはあった。
でもまず、

「いっしょに死んであげる。」

彼の気持ちの尊重がだいじなんだって。
なんかのサイトに書いてあったの。
嫌だ。彼に先になんて行かせない。
私のあとなんてもいや。

私の世界が終わるとき、君といっしょ以外に考えられない。
私の手で殺す以外、彼の死因がわからない。
呼吸が弱くなるところも、苦しそうな顔も、だんだん弱くなる心音も感じながら
ぜんぶぜんぶ見ていたい。そして、そんなところも愛してる。

すばらしいハッピーエンドだと思わない?

6/7/2023, 12:21:03 PM

閃く星が白い頬を赤く染めた。
「私と踊って下さる?」
 美しい人、と付け加えて彼女は僕に手を伸べた。断られるとは微塵も思っていない顔だった。にこりと微笑んで小首を傾げれば、緩く波うつ黒髪が頬の横で揺れる。若く、愛くるしく、スタイルもいい。そんな少女の誘いを誰が断るものかと自信に満ちて。
 断ったのだ。かつての僕は。
「それだけのために?」
「それだけのためよ」
 こともなげに彼女は答えた。窓の外で、また星が赤く閃いた。
 若く愛らしい女など愚かなものだと誰もが思っていた。思いこみを逆手にとれる程度には、彼女は賢かった。世界の手を取りひらひらと踊り続けて、とうとうここまでやって来た。
「それだけのことを許さない世界が悪いの。邪な世界は不幸になるべきでしょう」
「不幸かどうかも、もう分からないだろうね」
 星が閃く。星が。すべての生命を死滅させた毒の星が。
 僕は独りこの場所にいて、星が降るのをただ眺めていた。落ちた星が毒を流し、命が絶えていくのを、ただ見ていた。
 最初の星が降った時、僕はふと青いドレスの少女のことを思ったのだった。我ながら悪くない勘だ。
「本当は、あなたにうんと酷いことをしてやろうと思っていたのよ。そのためにいっぱい、色んなことを調べて」
 束の間、大きなあどけない目に淫らな色が浮かんだ。そんな視線なら散々向けられてきたから、今更何とも思わない。
「でも、もうどうでも良くなっちゃった。ねえ」
 私と踊って下さる、美しい人。彼女は歌うように繰り返す。
「喜んで」
儀礼的に答えて、僕は伸べられた手を取る。愛らしい顔に笑顔が満ち溢れる。
 閃く星が白い頬を赤く染めた。

6/7/2023, 12:20:25 PM

世界に靄がかかった時、終わりが近づいていることを知った。白の病室。窓辺に座る君の優しい瞳。その手に触れていれば私は幸せだった。苦しみも恐怖も乗り越えられた。一つ心残りがあるとすれば、君より先に行ってしまうことが申し訳なかった。
 やがて私の世界は光を失い、音を失い、感触までもが遠のいていく。暗い、暗い、海の底へと沈むんでいくように閉じていく。ゆっくりと、世界が閉じていく。
 最期に残ったのは君の微かな体温だった。私と君を繋ぎとめる温かな光。私には解る。君が微笑んでいるのが解る。君が私を愛していて、私が君を愛していることが解る。世界の終わりに君と手を繋いでいることが解る。
 ありがとう、愛しの人。一足先に向こうで待っているよ。君はゆっくりとおいで。私はずっと君のそばにいるから。

6/7/2023, 12:20:22 PM

明日、世界が終わるらしい。
それならば、と僕は外に出た。
外は雨が降っていて、僕は傘をクルクルと回し、弄びながら向かった。

着いた先は墓地。
かつて、交通事故にあった彼女が眠る場所。
花を買っていけばよかった、などと今更な後悔を少し感じた。

彼女の前に僕は腰を下ろした。
明日、世界が終わるのなら、きちんと君に謝りたい。

「ねぇ、──────。」

そう言って、僕は、ぼやけた視界で微笑んだ。



お題【 世界の終わりに君と】

6/7/2023, 12:17:17 PM

世界の終わりに君と

世界の終わりと言うと世界が終わってしまうことを想像してしまう。
世界と言うと地球。
この世に地球がなくなったらどうなるんだろう。
地球に住んでいる生態そのものが消えてしまう。

私自身消えてしまったら…無になるのか、はたまた夢になるのか。そんな事をふと頭によぎった今日この頃。
魂は生きているとよく言われているけれど、魂の中に意識は存在するのかな。魂になったら行きたい方向へ自由に行き交うことができるのかな。

離れてる人にも会う事、会話することはできないけど、存在は確認できるよね。
少し怖い話になったけど、会いたい人に会えるって何より嬉しいことなんだろうな。と思った。

世界が終わってもまた始まったら嬉しいのにな。

本当の私は何処へ行ってしまったんだろう。
いまの感情はきっと違う感情というのは明らかであって、感情を一度失ってしまったから今があるのかなと思ったりする。

またいつか再会できますように。
そして、まだ出会えていない人にも会えますように。

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