『不完全な僕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
不完全な僕
君と出会って早数年
あの日の幸せそうな君
今でもしっかり覚えているよ
けれど
君は僕との出会いに満足して
それっきり
触れてもくれない
わかってるよ
君は忙しい
同じ頃に素敵な出会いは他にもあった
そしてそれ以降の多くの出会いもある
でもどうか思い出して
今の僕は不完全
ここにいるだけじゃあダメなんだ
君に遊んでもらえて
少しずつ完全に近づく
どうかお願い
積みゲーのままでいる
僕を思い出して
遊んで!
クリア目指して!
(積ん読も含めてゴメンなさい)
テーマ:不完全な僕 #291
不完全な僕でも完璧を演じられるかな。
僕は君に問いかけた。
完璧なんて誰でもできる。
君は答える。
でも不完全な君は君にしか演じることができないよ。
完璧を求めるのは簡単。
でも不完全なことは悪いことなのか?
間違いやミスが悪いことなのか?
すべてが完璧なんてさ……
きっとつまらないよ。
不完全な僕
一つ、一つ、ピースを当てはめていく。
真っ白い部屋にぱちん、ぱちんと言う音が響いている。
ピースの形をよく見てはめた。――ぱちん、ぱちん。
ふと、形が合わず、はまらない部分が数ヶ所あった。
どんなにはめる場所を変えてみても、綺麗にはまらず。
一旦手を止めて、休憩を挟む。ぼーっと真っ白な天を見つめた。
そして、再開したが、変わらなかった。口をへの字にして、考える。
なぜこのピースは、はまらないのか?このままじゃ、完全にならない。
じわりと涙が出てきたので、右腕で涙をごしごしと拭う。
「大丈夫、大丈夫。落ち着いたら、はまる」
呪文のように唱え続ける。くるくると手元でピースを回す。
上にしたり、下にしたり、右にしたり、左にしたり。
探しても探しても、ピースがはまることはない。
「仕方がない、頑張ったけど、完全にはならない。不完全な僕」
ぽつりと小さく呟いて、その場に体育座りをする。
そして、はぁーっと長いため息を吐いてから、またピースをはめ始めた。不完全な僕から完全な僕になるために――
前回の続き
お題に沿ってないのであしからず。
少しグロ注意⚠️
その紐は、それから毎日のように目に入ってきた。
今日もまた、その紐は風に揺れている。
そんな詩的なことを思った直後。
ヒュッ ドン グチャ キャァァァァ
突然そんな音と共に、信じられない出来事が起きた。
目の前で、「何か」が落ちてきた。
強烈な鉄錆の臭いが鼻を覆い隠し、視界には真っ赤な大量の液体がうつる。
俺の頬には生温かい液体が飛んできていたし、耳には周りからの悲鳴が反響したのか、キィィィィと音がしていた。
しばらく固まっていた俺は、パトカーのサイレンで正気を戻し、現状理解に努めようとした。
だが、それは残念なことに「良い」方法ではなかったらしい。
襲いくる猛烈な吐き気、
情報過多による頭痛、
目を閉じても見えているように感じる凄惨な現場。
俺は、その場で意識を失った。
「不完全な僕」
「お嬢様、お茶が入りました」
猫舌な私でも飲みやすく、それでいてぬるいわけでもなく適度に温かい紅茶。何年も私に仕えてきた彼はいつも完璧に仕事をこなす。
彼の完璧なところは仕事だけではない。身嗜みはもちろん、一つ一つの仕草や言葉遣い、そして周囲への気遣いに至るまで全て美しい。
さらにその容姿に至るまで欠けることのない、神が私に遣わせた最高の従者だ。
そんな彼にも、一つだけ似合わないものがある。
「貴方もいかがかしら?」
「ぼ、僕は大丈夫です」
あれほどの美しい顔と声には似つかわしく、彼は自らを僕と呼ぶ。
これでこそ愛おしい、私の不完全な僕(しもべ)だ。
〔ねぇ、今度山でも一緒に行かない?〕
休み時間になり、チャイムが鳴った。
僕はキミの席の前に周り、しゃがんで上目遣いで訪ねた。
「え、山ってそんなに軽く行けないでしょ。」
キミは真顔でそう答えた。
僕は笑って、
〔いや、近くにある、あの小さい山だよ。
ほら、小学生の時とかに遠足で登ったでしょ?〕
そう言うと、キミは納得して頷いた。
その後に、
「久々に良いかもね。何時ぶりだろう、あの小山。
登るのって、今度の休みとか?」
かなり上機嫌そうな声が上からした。
僕は内心、デート!なんて、はしゃいでいた。
僕は出来る限り、ニヤケ顔にならないように、笑いかけた。
〔そうだね、そうしよう。あと、お昼とかどうする?
僕は、お弁当を山の天辺で食べたいなって。〕
するとキミから、嬉しい提案が来た。
「うん、いいね。本当に遠足みたいで懐かしいな。
お弁当、良かったら私が作って行こうか?」
僕は首を縦に何度も振った。
やった。キミの手作り。
〔うん、お願いします!僕、楽しみにしてるね!〕
そう言うと、キミは少し顔を赤らめて、
「そんなに期待しないでね。ちょっと恥ずかしい。」
俯いて言った。
でも、僕はしゃがんで居るから彼女の赤い顔がよく見える。とっても可愛い。やっぱり、好きだ。
今度こそ、告白したいなぁ。
いつも誘い方も格好良くないし、誘っても断られる事も
いっぱいあった。
キミによく、
「不器用だね、相変わらず。」
って笑って言われるし。
でも、笑われちゃうくらいに、
不器用な僕だけど、告白の時くらい、誰よりもカッコよく
決めて見せるから、
キミに、もう絶対に不器用って言われないくらいに、
僕なりに格好良くしてみせる!
不完全な僕を
僕は愛している
この不完全さこそが
僕を 僕たらしめている と思う
しかし
この不完全さを
時に恥じてもいる
そんな僕を
僕は愛している
不完全な僕
うーん、似たり寄ったりで思い付かない
毎日お題が届いて
どこかで色んな人が
「今回は○○○か」と
考えや想いをめぐらせたり
想像を膨らませていると思うと
なんだかおもしろいʕꈍᴥꈍʔ
不完全燃焼。
未だに。
とりあえず。
青臭く。
生半可な。
追求し続ける。
いつかきっと。
「不完全な僕」に続く、或いは似たようなニュアンスの言葉を並べてみる。
やっぱり甘くて苦くて、 懐かしくて空しい、とんでもなく魅惑的な香りがする。
もうずい分楽しませてもらいました。
お腹いっぱい、満足です。本当に。
完全に思い出したね。
幼い頃のこと。
言葉を覚える前のそのまた前の、
細胞が分裂するよりも遥か遠く遠く
まん丸だった頃の思い出を、
不完全の真反対のあの感じ。
頑固者の私と
八方美人のあなた
2人合わせて完全になる不完全な僕たち
//不完全な僕
『不完全な僕』
ねぇ!見てみて!素敵でしょ!
凄いわ!自分で作ったの?
そうだよ!私の弟なの!
………。
僕はお人形さん。
僕より何倍も大きいお姉ちゃんの遊び相手だ。
……数年の、ね。
完璧な人間なんているのか?
ロボットみたいに生きるより
バグを持ってる人の方が
きっと自由に生きられる_。
未完成の絵や、未完成のゲームなど、世の中には『不完全』なものがあふれている。
それと同じで、人間にも『不完全』な人がいる。
根拠は、この僕。
僕には、いくつも才能がある。お絵描き、数学、作文、英語……数えればキリがない。
で、なんで僕が不完全かって?
いい絵を描いたり、数学の公式解いたり、作文を書いたりできるのに、そのどれもが『不完全』なまま。描くのを諦めた絵は数知れず。未完の小説も、軽く2桁は越えている。時々頭の中で思い浮かんではふっと消えていく物も含めれば、3桁は確実だ。いや、4桁行くかも。
故に、僕は『不完全』な人間だ。
『不完全な僕』
不完全になってもいいのか、
そう自分に問いかける
だけど、悲しそうな家族の顔が浮かぶ
だからいつも、「不完全な自分」
で合ってはならないんだ
期待に応えなくては、と
思ってしまう
だけど、一人だけ不完全な自分をさらけ出せる人がいた
それはお祖父ちゃん
お祖父ちゃんは、親とは違って、少し頑固というかなんと言えばいいのか、ちょっと変わってるんだ
だけど、とっても優しい
お祖父ちゃんは、よくこう言ってた
「不完全なままでいい。どんな物でも絶対に欠けないことはない。いつか必ず欠けてしまうものだ。」
だから大丈夫だって、
そう、いつも教えてくれた
お祖父ちゃんの話を聞くたびに、世界が広く見えてくる、暗い気持ちも引いていくんだ、
そんなお祖父ちゃんが、大好きだった
ーだけどある日お祖父ちゃんは亡くなったー
両親は、お祖父ちゃんのお葬式から帰ったあと笑ってたんだ、「あの人が死んで、よかった」って。
そんな話をしていた両親に、怒りが込み上げてきた
今まで怒ったことなんてなかった
だけど、こればかりは、、
その時、両親は自分に気づいたようで
少し、焦りながら、「ほら、勉強でもしてなさい。」とか今のことなんて何でもなかったように言った
、ごめんね。お祖父ちゃん
何も言えなかった
怖いんだ。どう思われるか、って
そう、お祖父ちゃんとの写真をみながら
一晩中、すすり泣いた
ーごめんね、って
『お祖父ちゃん』
誰かがいないと
道を踏み外すのを
止めてくれる誰かを……
無意識にまっている
反抗期の度に
ツンツンしてるのは
不完全を修正起動に乗せるため?
暴走列車を降りて
通常運転
僕を包み込む愛情が
足りない部分を補ってくれるんだ
それなら僕は
不完全なままでもいい──
(2023.08.31/不完全な僕)
※戦争要素アリ
この前買ってもらったかっこいい服を着て、
うきうきで街へ出歩く。
兵隊さんも女の子も店員さんもみんな幸せそうで僕も嬉しくなる。
この前お母さんにもらったおこづかいでチョコレートケーキを買って、
家族みんなで食べるつもりだった。
カラフルなお店が可愛らしい。
『チョコレートケーキ?フルーツタルト?それともスコーン?迷うなあ。』
「好きなのを選びなさい。どれも美味しいよ。」
…突然、空から真っ黒で大きな【星】が降ってきた。
【星】は、床を燃やしている。みんなキャーキャーと嬉しそうに走っている。
外からお客さんが来た。パンパンとクラッカーの音を鳴らして
【黒い棒】を持った男の人が遊びに来た。
男の人は黒い棒でみんなを【赤いペンキ】で濡らしていた。
僕も真似して走ってみる。
キャーという歓声と、【赤いペンキ】と、燃えている建物を横目に。
花火と同じ臭いのする街から出ていった。
ーーーー
走ってどれほど経っただろうか。
もう何も食べたくない。
【あの日】から何年も経った。
あの【星】や【黒い棒】や【赤いペンキ】がなんだったのか、
僕は12歳になってようやく理解したんだ。
6歳のときの僕にはサプライズにしか感じなかったが。
家族に会いたい。
また、笑顔で笑いたい。
あの頃を、返してほしい。
…そうだ、会える方法があるじゃないか。
僕は、かつて拾った【黒い棒】を
頭に向けて、【トリガー】を引いた。
不完全で、無知な僕だから。
あの日、何も救えなかったんだ。
チョコレートケーキ、食べたかったな…
#不完全な僕
書く習慣/149日目。
「 不完全な僕 」…
不完全だ、
まだ…
欠点だらけの僕は
不完全だ
そう思った矢先に、
「諦めんなよ!」
と、叫び声が聞こえた…
「もうちょと頑張ってみろよ」
不完全な僕を
励ます言葉が飛んでくる
僕は、不完全から完全になるんだ
そう決意した…
「もっと、熱くなれよ!」
僕の赤い炎が頂点に達した!
621.8°C程度の火が、
青く透明に透き通り高鳴り!
1064.43 ℃以上の炎へと変わった
不完全な僕は、
不完全燃焼の僕は無事に
完全燃焼した僕になった。
私「酸素バーナーの炎をうけるがいい」
私「ハハ↑見ろ!金属がゴミの様だ!」
↑
金属加工中であった。
🗻
「あ…」^ω^) 🔥🔥🔥 💪🌞←(先生)
私「先生…もういいですそれ…
火事に…火事になりそうです」
🔥🔥
(^ω^)<あ〜!前髪が燃え燃えキュン
※こうして、前髪が少し短くなった私である。
・・・人体の欠点って多くね?
人間は、まだ不完全なのかもしれない
皆んな違って出来ることも違う、
だから、お互いの不完全を補いながら
成長していくモノなのじゃ…
( ^ω^ )「あ〜何かいい事言った。ワレ天災」
↑
一言余計で台無しに…
では、また明日…
燃え尽きたら灰しか残らないよ
#不完全な僕
いつからか解らないから、きっと物心がついた頃にはもう“何か”が欠落していた。
その何かは未だに何なのか解らない。
解っていたら今こんなに生き辛くない。
不器用な僕は…
いつだって貴女を困らせた
貴女の涙を拭うつもりだったのに
震える貴女の唇に触れてしまった
貴女は濡れた大きな瞳で
僕を見つめて…小さく笑った
ありのままでいい…
例え不完全な僕だとしても
貴女を愛する気持ちに
間違いはないのだから…
「不完全な僕」
そもそも不完全なのが当たり前なので、何をもって「僕」なのかが、わからない。この題名そのものが、破綻している。不完全であることを前提として生きる。どれだけ齢(よわい)を重ねたとしても、人は不完全である。若い人を前に多少、偉くなったように感じても、死ぬ瞬間まで、成長し続ける、そんな背中を見せるだけで良い。
本当に意識の進化した人は、自分の価値観を押しつけることはない。自分もまた、この世の全てを理解しているわけではない。そう悟っているからだ。この世の森羅万象から学びとる気概もなく悟ったような気になっているとしたら、それこそ間違いに違いない。
完全などない。それは不可能だ。生きている限り達成できない。そして死がやってきて、生まれかわり、また振り出しに戻り、最初からやり直すのだ。例外なく、全ての人がそうなのだ。残された人生の時間も学ばなければいけない。何故なら、生まれかわり、また振り出しに戻るけれど、今生で頑張った記憶を持って、果たせなかった使命を自分の魂に思い出させるためだ。
私は決して忘れない。来世では、必ず世を動かす地球人となってみせる。仮に手遅れとなっていても、その時に何が起こるのか、この目で必ず見てやる。そして、この記憶を宿したまま、生まれ変わってみせる。