『三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
三日月
満ちて、欠けて、消えて、新しく生まれる
そしてまた、少しづつ満ちていく
神秘的な力に満ちているもの
そのせいか
不思議とモチーフに取り入れがち
一番満ちている状態じゃないのに
どうしてそれを選ぶのかって?
だって、一番わかりやすいじゃない
シルエットだけでもそれとわかる
だから私は今日も
三日月の形のネックレスを手に取る
これは、地球に暮らす1人の男の話の、
最初の一言である。
〝__三日月は未完成なわけではない〟
この惑星とは違う、別の惑星。
それら全てと繋がっているのは宇宙。
部屋と部屋を繋ぐ廊下のようなもの。
「部屋」は一つ一つの惑星。
惑星ごとに別々の種族が住んでいる。
本当に、住んでいるのだ。
しかし、月には誰も住んでいない。
この世界にいる者は皆声を揃えて言う。
〝月は、欠けたり満ちたりして、危険だ〟
今の私達が見ても、
なにも危険だとは思わないだろう。
しかし、これは私達が住む世界とは別の世界の話だ。
まだ、月が本当はずっと丸いことを知らない。
だから、「月」という言葉は「不完全な者」
として、悪口にもなっていたのだ。
しかし、それに疑問を持った者がいた。
それが冒頭にでてきた1人の男だ。
男は、月を眺めるのが好きだった。
それと同時に、月も、男を愛したのだ。
月の神が。
月を愛し、月の神に愛された男。
月の神は、小さな、小さな妖精の大きさで、男の元に現れた。それは、男にしか見えないものであり、
それを全て理解すると、男は心底喜んだ。
今まで、それを他人に言ったことはない。
言ってはいけないと、男は思ったのだ。
そうして、5年の年月が経った。
とある、三日月の日の夜。
男は、月の神にこう告げられた。
〝月は、消えているのではなく、隠れている。〟
男は、その言葉の意味をすぐに理解した。
熟れ始めた片思いの酸っぱさに顔をしかめる。
好きだなんて伝えられず、縮まない距離にやきもきしたり、君が他の人といる所を見てヤキモチを焼いたり、苦しんだり。それでも君が好きだから、いつかこの酸っぱさが報われる日が来ますようにと、満月を待っている三日月に祈った。
三日月
修行中!!
昨年のクリスマスから、どうもリハトは現を抜かしておると、師匠に叱られてしまった、トホホ
で、ボクは、まやかしの、杜で精神統一とのをさせられている(^_^;)
それでなくても、何となく、薄気味悪い杜なのな〜とブツブツと一人言わ、言っていた、
『ハッ!?何んか言いましたか〜?!天使見習いのリハト君?』と、この神社の娘の中条しのぶさんは言った。
陰陽師の家系らしい、
ホントかな〜??
『何でも、ありません。』と、歩行は言った、言わされたかな(笑)
『よろしい。』
と、しのぶさんは、言った。
あ〜、もう2時間くらいかな〜、おやつが食べたきな〜(^q^)頭の中は、おまんじゅうでいっぱいになった。
中条しのぶさんは、ボクの隣に腰をおろした。ボクは、薄目を開けたわ
『何?』と、ボクは、言った、おまんじゅう食べる?と中条しのぶさんが言っでてきた。
『やめとく』、『ふぅ~ん、そっか、美味しいのにな〜』と中条しのぶさんは、言った。
(ボクの好きなおまんじゅうだぁ~(^q^))いけない、いけない!!
緩んでいた、胡座と姿勢を直した。( ・ิω・ิ)
ーーそのうちに、空には三日月が上っていた。
『はい、どうぞ、』と、おまんじゅうを中条しのぶさんは『もう、食べてもいいんじゃないか?と、言われた
『・・・、では、頂きま〜す🙏すみません』と、おまんじゅうを口にした、こしあんだぁ~(*´∀`*)
これは。師匠からの差し入れだからねえ〜^_^♫と、中条しのぶさんは笑った、
それと、暖かいお茶ね♫と、中条しのぶさんは置いて行った。
そば茶だった( ´ー`)フゥー...香ばしいなぁ〜(*˘︶˘*).。.:*♡
中条しのぶさんは、隣に座って言った、
『リハト君は、かすみが下界に帰って寂しい〜、!?』と、中条しのぶさんはボクに訊いた。
『寂しくないといえばウソになるなぁ〜・・・。でも、かすみさんのためなんだ・・・・・』
ボクは、半ば俯きながら応えた。
『愛だな〜』と、中条しのぶさんは、言った。
『リハト君、三日月にかすみさ〜ん、会いたいヨ〜と言ってみたらwww』と中条しのぶさんは言った。
『バカにしていますか??』とボクは中条しのぶさんに言った、さぁねと、中条しのぶさんははぐらかした。
『かすみさんだけではなくて、またみんなに会いたいですねぇ〜🎶』と、ボクは、言った。
『楽しかったもんねぇ〜🎶』と、中条しのぶさんは言った。
三日月の欠けている、部分はボクのかすみさんやみんなに会えなくなったロスかな〜・・・、🌙
ーーかすみさん、みんな、お元気ですか??また、何時かきっと会いましょうね(*^^*)🎶🌙
『リハト君、まだまだ、やることあるからねぇ〜、庭の掃除とか、床の雑巾がけとか〜フフ』
『はぁ~い』と、ボクは言ったが、痺れた立ち上がれなかった。トホホ。ぴえん💧
終わり
繊月は黒猫が夜を掻いた跡
/お題「三日月」より
愛はちゃんと言える時に
伝えるべきだと思うんだ、、
伝えず後悔するくらいなら
今、伝えなきゃなってね
別に明日死ぬわけじゃない
そんなスリルな生活はしてないさw
ただ、伝えるこは大事なことだと
【思い知らされたんだ】
三日月
貴方のことが好き
和かに微笑み 優しさが溢れだしてる時
自信に漲り力強い でも半分不安を忍ばせてる時
淋しさで今にも泣きそう でも芯の強さを見た時
後悔の念に覆われ 膝を抱え俯く姿を見た時
私の前で いつでも感情を正直に表してくれる
それはまるで月の満ち欠けの様
そんな中で 私は三日月の貴方が好き
新月から3日目
絶望の淵から這い上がり 心根の強さで
口角を上げ 微笑みを浮かべてる
そんな貴方にいつまでも寄り添いたい・・・
三日月は少し欠けているところがいつも中途半端な僕と三日月と良く似ている。ご飯を決めるのにも受験校を決めるのにも迷って中途半端に決めるので悪い結果になる。これらを直したいものだ。
【三日月】
あたし、パンの中ではクロワッサンが好き!
三日月型で見た目も可愛いし、何より美味しいの!
三日月なのに美味しいって最強だよね!
でもさあ、もしクロワッサンが満月型だったら、もっとたくさん食べられたのかなーと思っちゃう時あるなあ。
あ、それじゃあクロワッサンじゃなくなっちゃうか!
三日月。
見上げてもなお、雨の音。
雨の音が街に広がり、雲が居座る。
三日月の日。
だったはずなのに、何も見えない。
雲に遮られ、雨にも遮られ、
窓を開けれず、星も見えない。月が見たい。
その一心で車を走らせる。
車に雨粒があたり、バラバラと車に響く。
聞いていた歌さえも聞こえず、一人きり。
寂しいもんだ、いつもの友達の月すら見えないなんて。
約束できなかったかな。
「見えない。帰ろう。」
パラパラと雨粒が車にあたる。
弱まってきた気がする。視界もいい。
雲が去りははじめ、雨の音がはけていく。
車から雨粒も落ち始め、地面にあたる音が弱まる。
「あれ、止んだ。」
三日月、雲からかすかに光を見つける。
それだけで、心があけてくる。
写真を一枚、脳に刻む。
「よし、明日も頑張るか。」
135テーマ【三日月】
うーん、上手くいかなかった。
三日月
あんまりお目目がパッチリじゃなかった黒猫さん(ちょっとまぶたが重たい感じ)
その黄色い目は
夜空にうかぶ三日月に見えました
だから三日月を見るたびに
あの子を思い出します
三日月ってね
欠けてるんじゃないんだ
恥ずかしがり屋さんだから
隠れてるの
この気持ちと同じで
【三日月】
三日月はトルコの国旗に描かれている🇹🇷
オーストラリア発祥の三日月型のクロワッサン🥐
トルコVSオーストリアの戦争で勝ったオーストリアが「トルコを食べてやったぞ」とパンを食べてお祝いしたそうな。
女神アルテミス。
狩を好む彼女はいつも弓を持っていた。
弓と三日月が似ているから
三日月は彼女のシンボルなのだそう。
三日月は願いを叶えてくれる月。
輝きを取り戻した真新しい月という意味での新月
一月に一度2〜3時間の間しか見れないという。
だから三日月に願いを込めると、
やがて満ちて願いが叶えられるという。
月のサイクルと恋愛エネルギーの関係
三日月の段階では、恋愛における新しい可能性や願望を定めるのに適した時期で
感情が最も高まる時といわれてるみたい
他にもたくさん.
1つの三日月が形を変えて
様々な意味を持つようになったんだね。
知らなかったなぁ.
私にとっての三日月🌙ってなんだろう.
考えさせられるテーマだったな。
星降る夜空に映り出される、不完全な形の君
けれど、そんな君は
満ちた彼が、更に輝く手伝いが出来る
特別な存在なんだよ。
---二作目---
お前がどんなに、自分は不完全な存在だと言っても。
俺は、そんな不完全さも全て、愛おしいと思ったんだ。
#三日月
175作目
空に浮かぶしろくてちいさな球体に、ぽっかりと空いたおおきな穴。うまく中心を捉えきれなかったらしいそれは、しかし大きな影響を及ぼして、その日の球体はいつもとはまったく違う、変な形になってしまう。ぼくは、そんな球体が大好きだった。
父さんや父さんの友達はこりゃ変だ、とムリヤリ矯正しようとしてきたけど、見れば見るほど胸が高鳴るのを止められない。つまりは何も変わらなかった。あんなものに屈するぼくではないのだ、へんっ。
ささやかな丘に建つちいさな小屋。心安らぐぼくの居場所だ。そんな屋根にのぼって、ぼくは今日も空を見上げる。
みんなの嫌いな黒い歪み。
ぼくの大好きな月の窪み。
何度考えても、なんでみんながアレを好きになれないのか、ぼくには到底わからなかった。
▶三日月 #52
明け方、空を見上げる
きっとあの人も見ているはず
同じ空の下
離れていても、同じ三日月を見ている
どこにいても、はなればなれでも、
三日月を見上げるたび、繋がっているんだよね
三日月が空にぷかりと浮かんでいた。全く綺麗だとは思わなかった。月を見て綺麗だという、そんな当たり前にある日本人的感覚はとうの昔に消えた。
私の美意識はさながら三日月のように欠けてしまった。生意気な小娘を殺した、あの夜から。
あの子。
人を見下したような目つき、今でも覚えている。
入社仕立ての新人、ちょっと可愛いからって男どもからチヤホヤされて。お茶汲みも率先してやる健気な子。それに引き換え君は……と白い目を向けられる私。
これまで必死に努力してキャリアを積んできた。男社会の中でも果敢に挑んできた。女だからって馬鹿にしないでよと強気な姿勢でいた。私こそ、新しい時代に求められる人材なのだ。そう信じてやまなかった。
だが、結果は違った。どこへ行っても愛嬌のある子が可愛がられ、褒められる。実力なんて見てもくれない。
私の手柄を横取りしたと訴えれば、彼女は泣く。泣いて男を手玉に取る。狡い女。
狡い、狡い、狡い。
懇親会の帰り。彼女に馴れ馴れしく話しかけた。人通りの少ない道に出て、静寂のうちに投げかける。
「どうして、貴女は狡い女として生きられるの」
彼女は持ち前の愛嬌たっぷりの笑顔を私に向けた。
しかし、その顔はどこか引き攣っているみたいで、とても歪だった。
「使えるものは、なんでも武器にしちゃえばいいのよ」
毒々しい色の唇がぐにゃりと歪んで三日月になる。
「あたしもあんたも同じだよ」
耳元で彼女はそう囁いた。
私は、許せなかった。
許せるわけ、ないじゃない。
衝動に任せて、彼女の首元に両手を回した。
夜空には三日月が、私を嘲笑うかのように輝いていた。
*
三日月を見る度私は、あの気色の悪い唇を、狡い女の最期を、まざまざと思い起こす。
唇がぐにゃりと歪んだ。
マンホール
部屋の壁に耳を当ててみました。
外の、雨風の音が聞こえてきます。
大理石の床に寝転んでみました。
背中に冷たくて、硬い感触がします。
私は靴を履き、扉を開けました。
あなたは傘を差し、私を待っていてくれてます。
私はあなたの傘の中に入りました。
ふたりとも、歩き出しました。
世界は死んだように暗く、不気味です。
昼なのか、夜なのかさえ分かりません。
あなたはずっと黙ったまま。
私は壊れたラジオのように、ひとりぼっちで喋り続けますが、あなたは私をたまに見るだけです。
私たちは、知らない街に来ていました。
あなたは、マンホールを開けて、傘を閉じると、その中に入ってしまいました。
私もマンホールの中に入りました。
全てが楽になりました。
地下の世界は晴れ渡っていました。
あなたは初めて笑いました。
私も笑いました。
全てが楽になりました。
暖かくて、眩しい。
セックスとは異なる快楽に溺れました。
全てが、楽になりました。
夕焼けの赤い残光の残る空に、白い弓のようにして輝く月が浮かんでいる。そんな月を見て、私はまるで彼のようだな、と思った。私にとっては、見上げると首が痛くなるような場所にいて、それでいて清らかで光り輝くもの、それが彼という存在だった。
けれども、私が彼をそんなふうに──自分からは遠く離れた場所にある綺麗な価値ある何か、といった扱いをすると、急に不機嫌になるのだ。それは、私が意識したものであっても、また無意識のものであっても。また、そのどちらでもないものも。彼はその、静かな、それでいてよく通る声で、私に嘆息しながら言う。いくら美しい言葉で表現したところで、貴女が私から距離を置こうとしていることに変わりはないでしょう、と。
そうかもしれない、と私は思った。彼から離れたい──離れたところにいたい、遠くから見ていたい、という気持ちが確かに私にあるのだろう。どこかで私は彼を恐れたり、怖がったりしている部分があるのかもしれない。
それにしても、何だって彼はそれを私に許そうとしないのだろう。何度言っても遠巻きにするような聞き分けのない人間など、捨て置けばいいものを。問いかけるようにして空を見上げても、三日月は何も答えてはくれなかった。
お題:三日月
夜更けに二人でコンビニへ買い出しに出かけた帰り道。空には綺麗な三日月が浮かんでいた。
道中、ほとんど会話はなかったが、それは固苦しい沈黙ではなかった。無理に沈黙を破る必要を感じなかった。同じ空間を共有していることが心地よい。今まで、誰ともこんな気持ちになったことはなかった。猪野は不思議な男だ。