セーター』の作文集

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セーター』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/26/2024, 11:11:39 AM

チクチクする 羊毛のそれは

しっくり着こなせないまま

洗濯機で

子供サイズにまで 縮まってしまったよ

うふふ。


◇セーター◇

11/26/2024, 5:50:30 AM

#87 セーター

   [制服のセーター]

   高校のとき着ていた紺色のセーター。
   胸元に校章が刻まれて、なのに
   セーターがゆったり見えるから
   とてもかわいかった。

   当時は、よく秋に文化祭で箏を演奏していた。
   ステージに上がると
   皆セーターを着ていて、
   統一感が綺麗だった。

   先輩が真剣に箏を演奏する姿を見ながら、
   私もその音に合わせてもっと
   綺麗な音色を出そうと真剣になった。

   だからかな?
   今でも周りに流されず
   真剣に仕事ができるのは。
   あの時の先輩方のお陰なのかもしれない。

11/26/2024, 3:24:42 AM

「セーター」



私は冬があまり好きじゃない。
あの体の芯まで固めるような暗い気温が好きじゃない。

私はニットがあまり好きじゃない。
毛糸がチクチク刺さって痒くなるあの感覚が好きじゃない。

でもおばあちゃんは違った。
半分アメリカの血が流れるおばあちゃんは、みんなで集まるクリスマスが好きだった。
12月25日をまだかまだかと、編み物をしながら毎年楽しみに待ち続けてた。
私が冬が好きじゃないその理由を、おばあちゃんは冬が好きな理由として話してた。

だってそうじゃん!親戚みんな集まったところでなにも特別なことはないし、あまり関わってこなかった叔父さんとの会話とか気まずいことこの上ないし、私だって年頃なんだから友達とか…か、彼氏とかと過ごしたいかもしれないとか思わないの!?

だから言ってやったの。今年のクリスマスはおばあちゃん家に行かないって。友達と約束あるからって。

友達と過ごすクリスマスは予想以上に楽しかった。気温の低い中歩き回りたがる気持ちは理解できなかったけど、それでも特別な日になった。

         ・ ・ ・

年を越して年度が終わって新年度に入って一学期が終わった。

終わりの見えない宿題の山に目を回すけど、1番長くて1番好きなこの休みを宿題に費やしてる暇なんてなかった。
友達とプールに行ってお祭りに行って楽しんだ夏休みもそろそろ終盤。遊びから帰ってきた私をお父さんが呼び止めた。
母親似の私は、お父さんに1/4流れる白人の血はあまり受け継がなかったってことは誰もが1目でわかる。
くっきり二重でバシバシのまつ毛を付けた目を伏せたお父さんは重そうに切り出した。

おばあちゃんが今朝息を引き取ったらしい。

……なんで?いきなり?体弱めてたの?聞いてないんだけど。なんで?

一年以上会ってないおばあちゃん。どうしよう。顔も思い出せない。毎年クリスマスに聖書読んでくれてたっけ。どんな内容だったっけ。
思い出、全然ないな。
全然ないからかな。
なんで泣けないんだろう。

洗面所の鏡を見ても思い出せない。2世代経て薄まったおばあちゃんの血は、私には面影も残さなかった。

お葬式でも泣けなかった。
皆が棺桶にすがる中、私は思い出せないおばあちゃんの顔を見るのが怖くて部屋の後ろで突っ立ってた。

お葬式の翌日、遺品整理を手伝わされた。
1年半振りのおばあちゃん家。そういえばこんな間取りだったっけ。
整理中に尿意を催してもなかなかトイレに辿り着けないことから、いかに自分がおばあちゃんに関心を向けてなかったことを知って、なんだか罪悪感を覚えた。

おばあちゃんの寝室に来た。
毛糸が積まれたカゴと、自分で作ったであろうクッションが敷かれたロッキングチェアと、暖かいオレンジ色の光で周りを照らすアンティークのランプが置かれた角。
なんだか見覚えがあった。
そういえば私、おばあちゃんの手が好きだった。
シワシワだけど、柔らかくて湯たんぽみたいに温かいおばあちゃんの手が好きだった。
おばあちゃんの膝に乗せてもらいながら、おばあちゃんの編む姿を眺めるのが好きだった。

なんで今まで忘れてたんだろう。
あんなに大好きだったのに。
ほんとバカだなあ、私。

私の名前が書いてあるタグと一緒に、ワインカラーのセーターを、お父さんから渡された。
おばあちゃんがいなくなってから初めて涙が出た。
お父さんから隠すように、セーターで顔を覆った。
あの時と同じ、おばあちゃんの匂い。

今年のクリスマスは家族と過ごしてみようかな。

早く12月にならないかな。



私は冬がすごく好き。
外が寒いなか、家でみんなで温むのが好き。

私はニットがすごく好き。
おばあちゃんに抱きしめられてるような温かさをくれるこのセーターが好き。

11/25/2024, 2:00:25 PM

数本の棒針を操り、毛糸玉から色鮮やかな幾何学模様のセーターが編み上がっていくのを、少年はどこか夢見心地で眺めていた。

「そんなに見られると、ちょっと恥ずかしい」

手を止めて呟く少女に、はっとして視線を逸らし俯いた。

「ごめん。何だか魔法みたいで、すごかったから」

謝罪の言葉と共に正直な感想を述べれば、少女の頬が朱に染まる。
見れば、俯く少年の耳も少女の頬と同じ色に染まっていた。

「ありがとう。暇で始めたものだけど、そう言ってもらえると嬉しい」
「暇なの?」

意外な言葉に、逸らしていた視線を戻し少女を見る。つい先日出合ったばかりの間柄ではあるものの、記憶にある限り少女は果樹園や畑での作業に忙しくしていたはずだった。

「収穫が終わってしまうとね。やる事も少ないし、何より皆が外に出してくれなくなるから」

困ったようにはにかんで、この時期はやる事が限られて退屈なのだと少女は愚痴る。彼女の家の庭に住まうモノ達や何よりあの過保護な妖ならばやりかねないな、と少年は少女に対して甲斐甲斐しく世話を焼く彼らの姿を想像して小さく笑った。

「笑わないでよ。困っているんだから」
「大切にされている証拠だよ。いい事だと思うな」
「それは分かるけど、いつまでも子供扱いされるのは嫌なの」

精一杯背伸びをして少しでも大人に近づこうとする少女の姿は、傍目から見ればとても微笑ましいものだ。しかしそれが親を失った寂しさや不安から目を逸らすためのものだと言う事を少年は知っていた。
少年も母を失ったが、父はまだ側にいてくれている。失った当初は少女のように大人になろうと聞き分けの良い子を演じていたが、最近になり父と話す機会が増えた事で少しずつ父に寄りかかる事が出来るようになっていた。
だが少女は違う。彼女は今家の中で一人きりだ。時折現れる妖が、事ある毎に少女の世話を焼こうとしてはいるが、彼は結局は妖であり、人ではない。況してや少女にとって、親は母だけだ。妖も見た事のない父も、絶対的な信を置く存在にはなれはしない。


「どうしたの?」

黙り込んだ少年を、少女は少し不安な面持ちで見る。
それになんでもない、と首を振って、少年は話題を切り替えるために笑って口を開いた。

「桔梗《ききょう》はとっても器用だし何でも出来るから、俺も見習いたいなって思って」
「そんな事ないよ。出来ない事なんてたくさんあるし、樹《たつき》みたいに何でも知っているわけじゃないし」
「桔梗の育てたりんごはおいしかったし、編み物だって魔法みたいだ。十分すごいよ…りんごは無理でも、編み物なら俺にも出来るかな」

小さく呟いた思いつきに、少女はか細い声で教えようか、と答える。

「いいの?」
「いい、よ。でも、もうこれ以上、何も言わないで…今、すごく恥ずかしいし、変な感じなの」

同じ年頃の友人に純粋に褒められる経験がないせいだろう。少女の頬は先ほどよりもさらに赤みを増し、まるで彼女の育てた林檎のよう。忙しなく彷徨う視線に、少年は自分の言った言葉を思い返し、目の前の少女を見て、同じように頬を朱に染めた。

「あ、えと。その…ごめん」
「別に。私こそ……編み物、教えるんだよね。じゃあ、棒針、取ってくる」
「急がなくていい、よ。そのセーターが編み終わってからで大丈夫だから」

ぎこちないやり取りの後、互いに沈黙する。
気まずいような、こそばゆいような、何とも言えない空気に何か言わなければ、とどちらからともなく口を開き。


「邪魔するぞ、愛い子」

だが二人が声を上げるよりも速く。戸を開けた妖に、二人揃って脱力した。

「おや、本当にお邪魔だったかな」
「馬鹿っ!本当に馬鹿。出てけ!」

状況が飲み込めず首を傾げる妖は、だが悪い空気ではない事ににんまりと笑みを浮かべる。悪態を吐く少女を気に留めず部屋に入り込むと、二人の頭を無遠慮に撫で回した。

「うわっ」
「ちょっ、何するの!」
「仲が良くて何よりだ。どれ、儂も混ぜてはくれないか」

上機嫌な妖の言葉に少年は困惑し、少女は嫌そうに顔を顰める。頭を撫でる手を払いのけ、帰れ、と妖の背を押し部屋から追い出そうとする少女を少年は宥めながら、どことなく微笑ましげな彼女達のやり取りに苦笑した。

「編み物をしている所を勝手に見ていただけなので、混ぜるも何もないですけど」
「私がいいって言ったんだからいいの。それにこのセーターを編み終わったら、樹に編み物を教える約束をしてるんだから、さっさと帰って」
「つれないなぁ。儂がいても構わぬだろう」
「構うから!いちいち口を出してきてうるさいの!」

まるで思春期の娘と過保護な父親のようだ。少女が聞けば全力で否定するであろう事を考える。
きっとこれからも、少女の態度は変わらないのだろう。少年とその父のような関係には、少女と妖はなる事はない。
だが少なくとも、少女の表情はとても生き生きしているように少年には見えた。その関係は決して悪いものではないと知り、少年は自分の事のように嬉しくなる。

「俺は気にしないから。一緒でもいいよ」
「ちょっと何言ってるの!」
「そうかそうか。坊主はやはり優しい子だな。坊主もこう言っている事であるし、一緒にいさせてもらおうか」

笑いながら許可を出せば少女は驚いたように少年を窘め、妖は笑いさらに少年の頭を強く撫でる。
その強さに揺れる視界の片隅に、編み途中のセーターが見えて。
それは一体誰のセーターなのか。その送る相手を想像して、少年はまた小さく笑った。



20241125 『セーター』

11/25/2024, 12:35:26 PM

【セーター】

6月中旬、京都芸術センターに行った時の事だった。

初めての京都でワクワクしていた私はどこに行けばいいか分からず、芸術センターの中を歩いていた。
廃校になった小学校を再利用したという歴史がある芸術センターで学校みたいだと思ったけれど、私の知っているコンクリートが続く学校では無かったので嫌な記憶の数々を思い出すこともなかった。
引き続き歩いていると可愛い水色のセーターが落ちていた。小学生くらいのだろうか。無視して歩き続けようと思ったのだが、そういう訳にも行かないので拾って立ち上がると目の前に小学生くらいの女の子がいた。

「で、出たー!」
「お化けじゃないよ!」
「だよね、私霊感ないもん。あ、これあなたの?」
「そうだよ、お姉さんありがとう! ねえ、お姉さんはここに何をしに来たの?」
「どういたしまして、お芝居を観に来たの。って言っても夜に見るんだけど、それまでは行く所が無くて」
「じゃあ私と一緒に遊んでくれる?」
「いいよ」

用も無かったので小学生くらいの女の子と遊ぶことにした。かくれんぼにおにごっこにおままごと……。
誰でも1回は通るような遊びをした後、時計を見ると時刻は18時半。劇場の開場の時間が迫っているので彼女と出入り口で解散しようと思い、彼女を1階の出入口へ連れて行った。

「じゃあ、ここで……」
「葵、何してたの〜!」
「お母さーん!お姉ちゃんと遊んでたの〜!」
「すみません、ありがとうございます」
「あ、いえいえ。葵ちゃんじゃあね!」
「うん、じゃあね!」

葵ちゃんという小学生くらいの女の子はお母さんに手を引かれて帰って行った。私が東京に帰った後も彼女は元気に京都で暮らし続けてくれていると良いなと思っていると誰かに声を掛けられた。

「鈴木さんはさっきから独り言が多いぞ?」
「いるならいると言ってくださいよ!独り言なんて言ってないですよ、だってさっき親子が……!」
「そのシーンから僕は見ていたけど、そんな人はいなかったよ。ほら入らないと」

6月中旬、梅雨が来る気配もない京都で私は水色の一枚のセーターから不思議な出会い方をした。
一緒に遊んでいたはずなのに、他者から見たら彼女はいない人になってしまった。私にしか見えない親子だったのだろうか?
その後も彼女たちは何者だったのか、私が見たあの風景は何だったのかは東京に帰ったあとも分からなかった。

11/25/2024, 9:59:04 AM

セーターを解いて一本の毛糸にしたら母に叱られた。
 責任をもって自力で直しなさい、とも。

 物を壊して怒られるのは当然分かるけれど、わざわざ埃被った押し入れの中から棒針と編み物の指南書を引っ張り出してきて、自分で元通りにしなさいとはこれ如何に。

 残念なことに酷く不器用な僕は、早々に根を上げた。

「母さん、僕が悪かったよ。新しいのを買ってくるから、お小遣いくれないかな?」

 できるだけ穏やかなトーンで、そして母の顔色を窺いながら、慎重に交渉を持ちかける。

「新しい毛糸を買うならお小遣いをあげても良いわよ」
「いや、そうじゃなくて…………はい」

 僕の反論は、母の冷ややかな怒りの表情を前に、虚しくも呆気なく散っていった。無言で500円玉をひとつ貰う。

 500円では普通の厚手のセーターは買えないだろうと、僕は諦めて近所の手芸店まで自転車を走らせた。


「――あら珍しい。お兄ちゃん、何を作るの?」
「え……あ、一応セーター……です」

 手芸店の毛糸売り場で、ずいぶんと熱心に毛糸を物色しているおばあさんに、いきなり声を掛けられた。

「まぁ、セーター? 素敵ねぇ。自分で着るの?」
「た、多分?……というか、何も考えてなくて」

 まさか中学生にもなって、セーターを解いて母親に叱られたので自分で直すことになったんです、とは言えない。

 気まずそうに言葉を濁しながら目を泳がせる僕を見て、良かったら私からひとつ提案なんだけど――とおばあさんは悪戯っぽく微笑んだ。

「お兄ちゃんの作ったセーター、私着たいな」

 想定外すぎる提案に驚いて、僕は慌てて断りを入れる。

「え、あの、僕、凄い不器用で下手くそですよ」

「いいのよ。貴方が作ったセーターなら、どんな仕上がりでも喜んで着るわ。……私はそうねぇ、手袋を貴方にプレゼントするのなんてどうかしら?」

 編み物のお友達ができたらプレゼント交換してみたかったの、と言って、おばあさんは照れくさそうに笑った。

 編み物の友達、という響きに何故か、じんとした。
 小さな手芸店で出会ったというだけで、どうしてこんなにも特別な――家族や学校のヤツらには内緒にしたくなるような、嬉しさが込み上げてくるのだろう。


「――あ、おかえり。遅かったわね……どうしたの、その大きな袋」

「まぁ、ちょっとね」

 あんたまさか余計な物買ってないでしょうね、という母の詰問をさらりと流して、僕は部屋に駆け込んだ。

  2024/11/24【セーター】

11/25/2024, 9:57:24 AM

嵐山准にセーターを着せてはいけない


とかから始まるドタバタイチャラブストーリー書きたかった〜
あと3分で7時だから無理〜爆泣き〜

11/25/2024, 9:55:40 AM

貴方が死なないように冬はセーターを編んだ。

何気ない趣味のように見えて、実はそんな重さを孕んでいるのだ。手編みのゆるゆるのセーターで、寒さを凌げるわけが無いよなぁと今はひとり笑える。
でも、そのセーターが貴方と人生を共に出来る切符になったわけだから、誇らしくも思える。

もう着なくていいよ、と私が顔を赤らめ、
もったいないじゃん、と彼がかえす。
そんな冬の始まりを実は毎年嬉しく思っていた。

ところがとうしたのだろうか。
今年、我が家はまだ、冬を迎えていない。

ただ寂しいだけなら良かった。
ねえ、今年もあのセーター飾ろう、と誘えば済むのだから。でも違う。なんだか心配なのだ。
結婚してからも貴方の愛を感じない日は無かった。
けれど、転職して、今の会社についた時から、だんだん帰る時間は遅くなり、目の下のクマは大きくなった。
真摯に向き合って話していた食卓で会う回数も減り、
「仕事大変じゃない。大丈夫なの?」
と聞いても大抵は適当な返事しか返ってこなくなった。

ねえ、ほんとに大丈夫なの。
あのセーターが押し入れからついぞ出なかったら、それはもう貴方が今年の冬を乗り越えるつもりが無いってことじゃないよね。

私は大人になってしまった。
だから、今はもう貴方を寒さから守るためにセーターを編もうなんて思わない。
でも、今、私はセーターを編んでいる。

私はまた、貴方が死なないようにセーターを編んでいる。思いとどまって欲しいから。これを着て、寒い夜に2人で星を見る。そんな日が来て欲しいという重量を込めて。

セーター。
それは今や、趣味でも初恋でもなく、愛であった。

11/25/2024, 9:54:33 AM

『セーター』


『セーターを巻いてくれてありがとう』


キリリと、決めセリフを言った坂田銀時



『ちょーーーーーー!!!!!進撃の◯人
ミカサの台詞パクったでしょー!!!!!』


『良いじゃないかメガネ』

『メガネ…』

『マフラーを巻いてくれてありがとう』


キリリと、また決めセリフを言う坂田銀時 


『はぁ…』

息切れした志村新八は、こんなことを発言する


『この日記を書いている〇〇、今日の映画館で
進撃の〇人ポップコーンを求めて来たけれど
完売されてた。その代わりにグッズ売り場で僕の
銀魂グッズ…』



銀時
『映画館でガチャポンもあったしな。〇〇は、ガチャポン巡りが好きでさ。それでー、声優ガチャポンがインスタ情報で出たって〜、』


新八
『声優ガチャポン!?』


銀時『あー、でも、そのガチャで、〇〇は、のぶくん(岡本信彦)かみやん(神谷浩史)目当て』

新八
『あー!!!!!僕は!?』

 
??『(CV、岡本信彦)お前、グチグチうるせー!!!!!』

銀時『爆豪どした?』

爆豪勝己『このメガネ男マジうぜー』 

新八『……………(ガーン)』




銀時『メガネ、声優目指してるのか?』


私の本音
(うっちー(内山昂輝)、梶くん(梶裕貴)、まもちゃん(宮野真守)ガチャポン出ないかなー…)


死柄木弔『(CV、内山昂輝)うるせ〜奴らだ…メガネ』

エレンイェーガー『(CV、梶裕貴)メガネ駆逐してやろうか?』


夜神月/キラ『(CV、宮野真守)駄目だメガネのこいつ
早く何とかしないと』

志村新八『勘弁して下さいよー!』

ショートと名乗る轟焦凍は、

『(CV、梶裕貴)がてんひょうへき、かくしゃくねっけん。

と、
叫び
死柄木弔とエレンイェーガー、夜神月/キラに向けて、彼の個性である半冷半燃を出した。





志村新八
『えー!どうして銀魂の世界から違う人が!!??
3人とも凍った!?』


(死柄木弔とエレンイェーガー、夜神月/キラは轟焦凍の個性によって
凍った)


轟焦凍をビビった顔で見る志村新八


リヴァイ兵長
『(CV、神谷浩史)こんな世界で済まない』


志村新八
『その言葉、僕が言いたかった!!!!!』


私の本音
(志村新八メガネも好き。面白いから)

11/25/2024, 9:51:41 AM

深夜2時過ぎ。

少年はベッドから天井のライトへ手を伸ばした。
逆光で暗くなった手の甲を見つめながら呟く。

___今日もきっと眠れないけど、どうしようか。

誰に問いかけるでもなく、ただ独り言のように。
眠たくはないけれど何とかベッドに入って早2時間、眠りにつくどころか、むしろ脳は冴えていく一方だった。
素肌が冬の夜の寒さを感じ取り手を布団の中へ戻す。
何度か寝返りを打つも、やはり眠れる気配はない。

仕方なくベッドを出て本棚へと近寄る。
少年の最近の趣味は読書だ。
眠れない夜、読書はちょうどいい暇つぶしになる。
ひと月前と比べてかなり冊数が増えた本棚の中から、特に気に入っている1冊を抜き取った。
少年が最も尊敬する作家の代表作だ。

部屋の壁に面した勉強机の椅子に腰掛け、何度目かの出だしを読み始める。





主人公は少年よりも僅かに大人びた少女。
彼女は日が沈まなければ起きることができず、生まれてからというもの実家である館の敷地から出たことがない。

冬が近づいたある日、少女は月明かりの下でマフラーとセーターを編むことにした。
毎晩月光に照らされながら少女が日々の想いを語っていく物語であり、館の中の世界しか知らない少女の願いや葛藤が伺える。
少女は起きている間中ひたすらに編み続け、本格的に冬が来る前に編み終えることができると、それを同じ館に住む少年に贈った。

数日後の少年の誕生日、少年は少女から贈られたセーターを身につけ少女の前に現れる。
少年はマフラーを少女の首に優しく巻き付けると、少女の手を取って言う。

「外に行こう」

少女は驚きと遠慮で狼狽えるが、少年に手を引かれ、ついに外の世界へと足を踏み出す。
2人は一晩中、思う存分街を歩き回った。





少年はゆっくりと本を閉じる。
ふと時計に目をやれば、針は午前5時過ぎを指していた。

その瞬間、部屋の扉をノックする音が響く。

___はい。

少年が返事をすると扉が開き、1人の女性が顔を覗かせた。

「まだ起きてるの?そろそろ寝ないとなんじゃない?」

___姉さん。そうだね、もう寝るよ。

本を棚にしまおうと立ち上がると、姉さんと呼ばれた女性は少年の手元の本に目をやった。

「またその本読んでるの?本当に好きね」

女性がくすくすと笑えば少年が答える。

___当たり前だろ。姉さんの書く小説は他のどの小説よりも傑作だよ。新作の執筆は順調?

「ええ、こんな近くに一番のファンが居てくれてるおかげで、今回も良い話が書けそうよ。…それよりも、ねえ、そのセーター、もうボロボロじゃない」

女性の言葉を聞いて驚いたと言わんばかりに自分の服装を見ると、確かにところどころほつれてとても綺麗とは言えない。

___そうだね。もう5年も使ってるし、かなり小さいよ。

「新しいのを編んであげる。来月誕生日でしょ、それまでに仕上げるわね」

___そんな、姉さんは執筆で忙しいんだからいいよ。

少年は慌てて遠慮したが、女性は食い下がった。

「ずっと書いてるのも疲れるのよ。それに、これから冬だから夜が長くなるでしょ?私の時間も増えるから」

___姉さんがそう言うなら…。ありがとう。それじゃあ、僕の誕生日にはまた外へ行こう。姉さんが行きたいところに。

「ありがとう。優しくてかわいい弟が私のファンだなんて幸せよ。じゃあ、あと1時間くらいで日の出だし私はもう寝るわね。おやすみなさい」

___うん。おやすみ、姉さん。

部屋の扉が閉じ、今度こそ本を本棚に戻す。
再びベッドに潜ってみると、どうやら自分もようやく寝付けそうで、ゆっくりと微睡みに沈んでいく。
姉に貰った大切なセーターを撫でながら。


━━━━━━━━━━━━━━━

『セーター』

11/25/2024, 9:47:00 AM

寒くなってきたので、お母さんが冬物の服を出してくれた。コートや手袋、あったかい靴下。
 一番のお気に入りはおばあちゃんが編んでくれた真っ白なニットのワンピース。
 これを着ていると雪の妖精になれる。雪が降る日でも私を暖かく包み込んでくれる。このワンピースを着られるから、冬が楽しみ。
 早速着てみる。なんだか袖が短い。去年までのふわっとした感じがなくなっている。
「背が高くなったからね、今年はもう着られないかな」とお母さんは言う。
 
 まだ着たいよ。このワンピースがあるから、寒い冬も楽しく過ごせるのに。
 私はおばあちゃんに相談することにした。私のおばあちゃんは魔法使い。おばあちゃんの作った服を着ると私は何にでもなれる。春は蝶に、夏はひまわりに、秋は森の妖精になった。
 ワンピースを持っておばあちゃんの家に行く。
「任せておきなさい」とおばあちゃん。

 おばあちゃんの手は魔法の手。まずはワンピースの先をつまむ。するするするっと毛糸が解けていく。ワンピースだった毛糸はうねうねと波打っている。それをアイロンのような形をした機械にセットする。するとうねうねの毛糸は真っ直ぐな毛糸に早変わり。それを玉巻き機にセットする。玉巻き機をくるくる回すと綺麗な毛糸玉ができていく。するするする、くるくるくる、するするする、くるくるくる。おばあちゃんの魔法の手で5つの毛糸玉が出来上がった。
 「さあ、今日はここまで。続きはおばあちゃんがやっておくよ」

 数日後、おばあちゃんから家にいらっしゃいとお誘いがあった。おばあちゃんが出してくれたのは、雪のような真っ白なセーター。アラン模様のセーター。着てみるとフワリと暖かい。ワンピースの時より暖かさが増したようだ。
 素敵。これで雪の日も暖かく過ごせる。
「おばあちゃん、ありがとう」
そう言う私にもう一つと言って、同じ毛糸の帽子を取り出した。てっぺんに大きなポンポンのついた真っ白な牧師。ポンポンがうさぎのしっぽみたい。
「おばあちゃん、ありがとう。さようなら」
 私はうさぎの妖精になって家路を急ぐ。
———————-
お題:セーター

11/25/2024, 9:46:51 AM

セーター

青いセーター
これ以上は
言いたくない
君へ限定したくない
どの言葉を見ても
君へ関連させる
心に聞きたい
なぜ君なのか
もういい
嫌い
って思ってもいない言葉
を言っても
無理みたい
なぜ君なんだろう

11/25/2024, 9:46:47 AM

お題『セーター』

 祖母が私(わたくし)の名前を何度も呼んでいる。

祖母「可論(かろん)ちゃん、可論ちゃん」

委員長(可論)「何?おばぁちゃん」

祖母「今年の冬はすごく寒くなるらしいじゃない。だから今からお祖父さんの為に手編みのセーターを編もうかなって思うんだけど今年はどの色がいいかしら?」

手先の器用な祖母は編み物が趣味でセーターは勿論、手袋、マフラーを毎年手編みしている。まだ夏だというのに準備が早いなぁと毎年思っていた。

委員長「去年は、黒だったから。今年はベージュとか柔らかい色がいいじゃないかな」

祖母「ベージュ?……あぁ!?肌色ね」

祖母には聞き馴染みのない色だったが、すぐに理解してくれた。祖母は毛糸ボックスと書かれた箱から毛糸を探しいたがベージュ色は無かった。
すると祖母は少ししょんぼりした顔で––––。

祖母「明日お店に行こうと思うのだけど、珍しい色だ売ってると思う?」

委員長「大丈夫だよ。もし売ってなかったらネットで私が買うわ。だから心配しないで一度確かめに行ってみって」

その言葉を聞いた祖母はにっこりと笑っていた。

End

11/25/2024, 9:46:45 AM

「ちょっと、寒いな」
僕の家で、おうちデート中。
外が暗くなるにつれ、寒くなってきた。
「暖房をつけようか」
僕がエアコンのリモコンを手にすると
「まだ、エアコンを使うほどは寒くないから」
と、キミは言う。
「でも…」
そのままだと風邪引いちゃうかも。と思って辺りを見渡すと、ソファに置いたままのセーターが目に入った。
「良かったら、これ着て」
セーターをキミに渡すと
「ありがとう」
キミは嬉しそうに笑って、袖を通す。
「あ、あったかい」
長い袖をぷらぷらとさせるキミに
「こうすると、もっとあったかいよ」
僕は笑って、キミをギュッと抱きしめたのだった。

11/25/2024, 9:45:51 AM

セーター。

おうちにセーターが2着ほどある。
色はどちらもオフホワイトで、N店で買った量産品のやつ。職場だと、みんな着てそうな奴。
似たようなものを買っている人たち。

僕は臆病な性格のため、冬風が吹けてめっちゃ寒くなったな、という時に訪れて、冬服の商品棚のところへ出向いた。
長袖、パーカー、フリース……。
その一群にセーターがあった。
カラーバリエーションは覚えていない。1種類しかなかった、と思う。

僕はアトピー性皮膚炎という厄介な性質の持ち主なので、セーターとかいうもこもこの王様的な服は今まで買ってこなかった。
しかし、触ってみてもふもふで、もふもふに惹かれて試着してみたら、「あっ、いいなこれ」
ということで1枚だけ購入した。
ぽかぽかして、とても良かった。
洗濯しても、縮まない。いい奴だ!

ということで、その2週間後。
再びN店に寄って、そのセーターをもうちょっと買うことにした。
しかし、考えることは皆同じ、という風に、もうすでに品切れ中みたいだった。
何もない。しょんぼりとする。
2週間前には、これでもかといっぱい陳列されていたのに……。適当に長袖を見繕い、おうちに帰った。

その2週間後。
諦めてたまるかっ、という僕が三度訪れた。
もしかしたら仕入れされているかも、というものだ。
でも、見当たらなかった。
やっぱりないよなあ……と思っていたら、一着だけあった。
まるで見本のような感じだった。
棚に積まれている感じではなく、ハンガーに掛けられて、「私、コーディネートされてます」みたいなものだった。

値札は……、付いてますね。
じゃあ、失礼します。
と、脱がせるようにハンガーから取り外した。
レジへ。値引きとかは、されていなかったと思う。
そんなわけで、二枚目は思い入れがある。

11/25/2024, 9:41:11 AM

#セーター

あと数ヶ月でこのセーターの役目が終わる。

11/25/2024, 9:36:50 AM

仕事から帰ると妻がうきうきした表情で夕飯を作っていた。
そういえば今日、友人達と買い物に行くって楽しみにしていたな、と数日前の妻の発言を思い出す。
楽しめたのなら良かった。とコートを脱ぎながらソファーに沈み込む。

すると妻は料理の手を止めてくるりとこちらを振り返った。

「今日ね、新しいセーター買ったの!見て見て!」

そう言って料理もほっぽって買ったものを持ってきた。
そして、紙袋の中からジャーン!とでもいうように新しいセーターを取り出した。

それを見て俺はピシリと固まってしまった。
だって、そのセーターは…

「ちょっと寒そうだけど可愛くない!?」

いわゆる…

「…それ…」

童貞を殺すセーター、とやらだ。

妻はそんな事は知らずに純粋に可愛いと思って買ったのだろう。
とりあえず外では着てほしくないため(当たり前だが)しどろもどろにそのセーターがどういうものであるのか教えた。

「っ…!?ち、違う!違うから!!そういう意味で買ったんじゃ…!」

「分かってる…」

真っ赤になりながらわたわたとする妻が可愛いと思ってしまった俺は相当な妻バカだ。

とりあえず…ここは…

「…俺以外の前では着ないでね…」

そう言って妻をソファーに押し倒した。

ーーーーーー

セーター

11/25/2024, 9:34:15 AM

セーターは

あまり

購入しない。





ズボラだけど
ちょっと綺麗好きな
わたしは


毛玉が
出来るのが

嫌で嫌で。




はるべく
毛玉が
出来にくいもので
気に入ったデザイン
を選ぶようにして

あまり
お金はかけず

毛玉が気になったら
買い替える
ようにしている。




本当は
もっと
しっかり
お手入れをして

良いもの
を選べば
いいのだろうけど



良いものが
=自分の着たいもの
とは限らないし。



毛玉の出来にくい
じゃなくて

毛玉が出来ない
セーター!



いつか
現れないかなぁ。


#セーター

11/25/2024, 9:32:13 AM

体調不良が続いているため、キープさせていただきます。申し訳ありません。

セーターって可愛いものが多いんですけど、とにかくお手入れが難しいので、買うときは少し迷ってしまいます…。

11/25/2024, 9:27:22 AM

セーター



2本の編み棒を駆使して

祖母が編んでくれた

オーロラ色の毛糸のセーター

色が奇抜なのは

幼いわたしが選んだから

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