『スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スリル
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.11.13 藍
スリルなんていらないな。
だって考えてもみてよ、君が無自覚にその辺の有象無象に笑いかけて余計な虫をつけてくるだけで僕は毎日ひやひやしてるんだから。これ以上は心臓がもたないの。
ほら、また分かってない顔してる。
『スリル』
君は何をしてスリルを得る..
スリルなど、人間の欲求を満たしているに
過ぎないのだ
【スリル】
券売機の手前で袖を引かれた。
「ん、どしたー?」
振り返ると、俯いた頭の真ん中につむじが見えた。
「やっぱ、やめよう」
最初は、ボソボソ言う声の内容を聞き間違えたのだと思った。どうしてここまで来て急に、「やめよう」なのか分からなくて、もう一度「どした?」を言う。
「乗るのやめよう」
やっぱり「やめよう」と言っていた。
「体調、悪い?」
「違う」
「ね、もしかして……」
「言うな」
「高い所……」
言いかけた言葉を最後まで言わせず、早口で告げる。
「高い所は大丈夫だ」
「えーじゃあ、なに?」
「観覧車にスリルがあるって、逆にスゴイね」
「バカにしてるだろ」
「えー? どーして?」
「いい年して、観覧車、乗れないとか!」
「苦手なものに、年、関係なくない?」
「これはスリルなんかじゃない」
「お得じゃん? 絶叫系がいらないってことでしょ?」
「安上がりって言いたいのか」
「どして、そー捻くれちゃうの」
「スリルなら、多少なりともドキドキワクワクがあるもんだろ」
楽しくもなんともない。これはただの恐怖だ。
「イヤな思い出でもあった?」
「ない」
「まあ、夜でよかったね。多分」
「多分って、なんだ」
「夜をかき混ぜるスプーンになれるんだよ〜」
例えば。
隣りに座っている人の頭上から、食べ終えたトレーを落としてみる、妄想。
一瞬駆け抜ける背徳感とスリル。
そんなことを頭の中で繰り返している。
実際にはやらないけど。
昔は、スリルでいっぱいの人生だった
常にハラハラドキドキで
自分で勝手に作り出した妄想に勝手に怯えていた
今は、たとえどんなことが未来に起ころうとも乗り越えていけるし
その出来事から学べる気がしている
君に出会えたからかな
みく)えっ、、
みく(私は中学1年生。1ヶ月前に中学になったばかりだ。)
みすず)おっはー!!
みく)あ!!みすず!!おはよー!
チリンチリンチリンー!!
みすず、みく)?!
キキ〜!!
るな)おっはよー!!!
みく)もー!!脅かさないでよ!!毎朝毎朝!!
みすず)そーだよ!!
みく、みすず)、、、ぷっ、わははは!!
るな)????
みく)ほら、るなが着いて来れてないよ!!
みすず)あ、ほんとだ!!(笑)めずらしー!!
るな)えっ、えっ?ついて、、行けてるけどぉ?
みく)ついていけてない確定〜!!(笑)
みすず)あ、そうだ!あのさ、今週の日曜日空いてるー?
みく)空いてるよー!!
るな)もちろん!!
みすず)ならさ、登山に行こうよー!!
るな)いいね!!
みく)あ、チャイム鳴るよ!!また後で話そー、!
みすず)そうだね!!
るな)OK!じゃあ後で!!
〜休み時間〜
みく)みすず〜!!来たよー!!
みすず)あ!!みく!!
るな)私もいるよ!!
みすず)じゃあ、、、
みく)あ、ちょっと待って!!あの子、、
指をさす
るな)?
みすず)あ、あの子は、、確か、、工藤 まどかさんだったよね、
みく)あの子、、ずっとひとりだし仲間に入れてあげようよ!!
るな)さんせー!!
みすず)別に私はいいよ!
みく)じゃあ決まりね!!
まどかに近寄る
みく)えっと、、まどか、、さんだよね?私たち今週の日曜日に登山に行くんだけど一緒に行きませんか?
まどか)わ、私がですか?!どうして、?こんな何のチャームポイントもない私に?
みく)あ、あぁ、、え?
るな)ま、まあまあ!どう?まどかさん。行ける?
まどか)私は大丈夫ですが、、皆様の迷惑、、いや、邪魔で足でまといになるだけですし、、それに(ぼそっと話す)
るな)そんなこと無いよ!!じゃあ決まり!!まどかさん、来てね!
みく(なんか変わった人だな、、)
皆さん♡ピッタリ10突破致しました!!誠にありがとうございます!続きを書いて行きます( * ॑꒳ ॑*)(もう少し前に10行っていたのですが、遅れてしまいました💦)それでは!!お楽しみに〜!!
〜登山当日〜
みすず)あ〜、寒っ
るな、みく)おーい!!来たよー!!
みすず)おー!!
まどか)、、、
みすず)、、?ま、まどかさん?そんなに緊張しなくて良いんですよ?
まどか)あっ、あ、はい。何で私のような下級の人間を誘ったんですか?なぜ?なぜ?もっと陽キャをー、
るな)はーい、ストップ!!
みく)はーい、登るよー!!
みすず)そーだね!!まどかさん、深く考えないで良いですからね、まどかさんが楽しめるように合わせますから!!
まどか)合わせる、、か、、
みく)「遠くからみる」(?まどかさん、、)
〜しばらくして〜
るな)もー、疲れたよーぉ、、
みく)はーい、頑張ってねー
みすず)もう少しだからー!!
みく)まどかさん?大丈夫?楽しい?
まどか)あ、あ、まぁはい。
みく)、、、「苦笑い」そ、そっか、、良かった
るな)急斜面突入!!
みすず)危な!!
るな)押すなよ?押すなよ?みたいな?(笑)
みく)そんな事言ってたら落ちるよー(笑)
まどか)「ぼそっ」
みすず)ほんと、ほん、、
どん!!!
みく)えっ、、
るな)みすずっ!!!
みく、るな)「まどかを見る」
みく)「眉間にしわをよせる」まどかさん?「震える」
るな)みすずっ、、、(泣→号泣)
るな)どうしてだよっ!!まどか!!何してんの?!
どうしてくれんの?もう、もう、戻ってこないんだよ?「震える」
みく)「号泣」
るな、みく)ねぇ!!!
どん!!
みく、るな)えっ
落ちる
まどか)だって、楽しく無かったもん、楽しくなるように合わせてくれるんでしょ?「震える、苦笑い」
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます!
初めて5日目で63♡𝚃𝚑𝚊𝚗𝚔 𝚢𝚘𝚞!これからも続けていくのでどうぞ!よろしくお願い致します!!
「スリル欠乏症だな、おい治療の準備しろ」
医者は周囲の人間に指示を出す
医者は眼の前にいる、表情のない男に視線を向ける
無気力、無感動はスリル欠乏症の典型的な症状だ
スリル欠乏症とは、人体に欠かせない栄養素であるスリルが足りなくなる病気だ
これを発症すると、人生を無価値と考え始め、自分から何もしなくなる
重症化すると一人では何もできなくなり、自殺者もでる
予防法は常日頃からスリルを味わうこと
しかし、スリルとは危険と隣り合わせだ
人間社会が発展した結果、あらゆる危険が排除され、人類は慢性的なスリル不足になった
特に今年はひどく、連日スリル欠乏症患者が運ばれてくる
治療法は確立されている
スリルを味わえば良い
すなわち絶叫系が最適解
「先生、準備できました」
「よし、逆バンジー、やれ」
医師の指示で男が勢いよく、空へと飛び上がる
男がなにかを叫びながら、もがいているのが見える
「よし患者は正気に戻ったな」
「すぐに降ろしますか」
「いや、見たところ重症だ。もう少しスリルを味わってもらおう」
医者はもがく男を見上げながら確信する
自分はスリル欠乏症にはならないと
なぜなら自分には秘密がある
知られたら破滅する程の秘密があるのだ
その秘密というのは、私が医師免許を持っていないということである
バレるかもしれないというスリルは、この病気に対して良い薬だ
お陰で人生は楽しい
やはりスリルは人生を豊かにする
これだから医者はやめられない
コインが弧を描きながらギロチンの様にディーラーの手の甲に落ちてゆく。
今夜この一瞬に、文字通り命を賭けている。
その事実が私を酔わせてくるが、酔ったら明日は無いだろう。楽しい、楽しすぎる。
正直、裏か表なんか興味ない。
この瞬間、この高揚感が私を生かしてくれる。
さぁ、審判の時。
私は口を開いた。
#スリル
また、浮気してしまった。
でも彼女の落ち込む顔がゾクゾクしてたまらなくなる。
平気そうな顔しながら目元を腫らした顔がとても可愛い。
最低だと分かっていながらもこのゾクゾクを辞められない。
もしこんな愛想を尽かして私を捨てようとしてもそんなことさせるものか。
私たちはずっと一緒にいる運命なんだよ。
『スリル』
スリル
一昨日彼氏のスマホを見た。バレるかなーなんてスリルは感じなかった。普段からいつ見てくれてもいいよって言われてたから。寝てる間に見てん。そしたらどうよ。私と別れてから復縁するまでの間元カノにLINE送るか悩んで、付き合える女友達がいるか考えて。いなくて。付き合える人おらんし復縁しよって私のところに戻ってきたらしいやん。友達とのLINE見て知っちゃった。私には私以外好きになれへんとかどうだとか言ってきて復縁縋ってきたくせに。悔しい。そんなこと知っても好きじゃなくなれへん。インスタも見た。行ったことないって言ってたパチンコのストーリーあげてた。元カノと別れてから作った垢って言ってたのにストーリーのアーカイブは元カノとの思い出ばっかり。その子に振られてからは病みストーリーばっかり。なにがほんとでなにがうそなん。本人に思い切って言ってみたら友達とのLINEは意地張ってただけで私に言ってきた言葉がほんま。パチンコは友達と1000円分くらいだけ何回か行ったことある。アカウントは前使ってたサブ垢を本垢に変えただけ。元カノのLINE持ってないって言ってたのはブロックしてる=持ってないって考えやから持ってないって言ってたって。私はブロックしてるだけじゃ解除したら話せるからそれではLINE持ってるやんって考えしてたから。でも彼が言う言葉がほんまなんやったら。私が元カノにただただ嫉妬して狂って。それだけ。LINEはまだしもストーリーのアーカイブなんて見なかったらよかった。
ずっと階段を登っていると、ここが何階建てだったか分からなくなったので、ふと、外を眺めたくなった。
随分昇ってきたので相当、高い位置にいるとは思う。ゴールはあと少しだと思う。
外を確認できる窓はないかと探したら、一つ扉を発見した。扉には注意書きで、こう書かれている。
――――この扉を開いてはならない。あなたは登り続けなければならない。
私は、その注意書きに酷く苛立ちを覚えた。ここには理由がないじゃないか。私が登り続けなければならない訳を書かないまま、どうして行動を指示してくるのか。
しかし、どうもその注意書きは黄色い板に太字で書かれており、無下にするには警告色が強すぎるものであった。
どうしたものかと悩んだ末、私は扉をノックしてみた。
「誰か入ってますか?」
返事があった。
「入っているのはお前だぞ」
僕が身近でスリルを味わえるものと言ったら脚立。
脚立に乗って蛍光灯を交換する作業でもドキドキします。それも商業施設のような広くて天井が高い所でなく、狭い自分の家の廊下とかでも十分怖い。
脚立が倒れたり、バランスを崩して落ちたりしたらどうしようとか、近くにある階段で滑ってしまったら痛いだろうなとか想像してしまいます。
スリルを求める人のことを、私は理解できない。
例えば……登山。
山を登るのが楽しいというのはまだ理解できなくもないが、遭難や転落といった富士山ほど大きなリスクを背負ってでもすることなのか。
運動が苦手で、常にそういうことを考えてしまう私にとって、登山とは理解できないものだ。
でも山の頂上から眺める絶景には、興味がなくもない。
ほんとはダメだけど今だけは…
生活の中のエロティシズム
タブーを侵すときのスリルの快感
規制の強さは快楽の強さ
派手なアトラクションは必要ない
スリルはルールのある場所に常に存在する
いかなるルールもスリルの快楽を規制できない
@スリル
夏休み中の対決はどっちがスリルを味わえるか対決ね!
声を張り上げて言う君が、
妙に子供っぽくて僕もつい悪ふざけでノってしまった。
「あんなことやらなきゃよかった」
放火。昨日の深夜2時ごろ。家を抜け出して公園にこっそり火をつけた。もちろん大きく燃えちゃ困るから、落ち葉を集めて火をつけた。いくら勝負に負けたくなかったとはいえ、流石にやりすぎた。こんなのスリルなんかじゃない。ただの罪悪感だ。
次の日の夜。君から連絡が来た。
『〇〇公園に来てほしい』
僕が放火をした公園だ。
バレたのだろうか。
『ついたよ』
公園についても君の姿はなく、静かな夜が流れていた。
ちょっと早すぎたのかな。
その時、後ろから足音が聞こえた。
「遅いじゃないか」
君が来たんだと思って後ろを振り返ったら、誰もいなかった。確かに足音は聞こえたはずなのに、また静かな夜へと戻ってゆく。すると今度はあちこちから足音が聞こえた。僕をからかっているの?スマホの画面を開き、メッセージを送った。
『僕にイタズラしに来たの?』
メッセージを送って画面を閉じる。既読になっていたからきっと姿を現すだろう。そう思った瞬間、あちこちから聞こえていた足音は聞こえなくなった。
その代わりに、僕の後ろに気配を感じた。僕の体、腹部あたりから温かいものが流れているのにも気づいた。夜の公園でよく見えなかったが、その液体が何かわかったと同時に今まで感じたことのない痛みが僕を襲った。痛すぎて声も出ず、僕はその場に倒れ込みうずくまった。
やっとの思いで、僕の後ろの気配を確認すると、それは君だった。なんでこんなことを?君の目は笑っていた。そして僕に言った。
「今回の勝負は君の勝ち。
でもこれからの勝負は私の勝ちね!」
風呂気持ちよかったな~。
ここんとこ急に寒くなったもんだから、長湯しちゃったよ。
ちょっとのぼせたなと朦朧としていた。
身体をよく拭いて、パンツを穿こうと足を入れた途端
ぼてっ…
何かが足に当たってパンツから落ちた。
朦朧と霞む視界に飛び込んできたのは
カメムシーー!?ーーーーっいいっぎゃーーー
声にならない声をあげて、おののいた。
いや、油断しきった風呂上がりになんというスリル。
洗濯物をこむ時は目一杯はたこう。
◤誤った行為を◢
人々は在り来りな日常の内にスリルを求める。遊園地や旅行に行って、そのスリルを味わうのは良い。それはこの世界において正常なスリルの感じ方だろう。
そんなものでは足りなくて、もっともっとと手を伸ばす少年少女はスリルの炎に身を投げた。自らの身体が焼けていることにすら気づかないまま。
☆。.:*・゜
ふわふわとした心地に包まれて目を覚ます。自分を抱き留める手がどこにも行っていないことに安堵して、それでもこの後本当の愛を抱きしめに行くのだと思うと心は締め付けられた。涙は出ない。そういう約束だったから。
彼の胸に軽く頭を擦り付けた。私の匂いがついて、それに気づかれて、破局してしまえばいいのにと思った。彼は聡い人だから、そんな私のことも見越して、帰る前に風呂に入って、服を正して、ちゃんとキスマークがつけられていないか確認して、それから帰る。
愛しい妻と子どもが待つ家へ。
行かないで、なんて言えない。それでも、今だけは自分が一番近くにいる女なのだと優越感に浸った。今だけは、好きを心の中にいっぱい注げた。
「好き」
音にならない、口の動きだけの愛を彼へ捧げた。
☆。.:*・゜
何時からスリルが好きだったかと聞かれれば、物心ついた時からと答える。だから、こんな危険な仕事に就いた。
空爆警報が辺りに響く。俺はカメラを片手にシェルターへと逃げ込んだ。身に着けてはいるがどうにも心許ない防弾チョッキとヘルメットが、俺の所属を示していた。テレビ局所属の、紛争地域への特派員。
特派員になると言ったとき、親には辞めろと泣きつかれ、友だちには正気かという目で見られた。自分の精神が、一般と比べて異端に当たるのは分かっている。それでもこの仕事がしたかった。
すぐ先、目に見えるところに着弾する。必死に走っていなければ当たっていただろう。胸の高鳴りは緊張と恐怖だ。ここに来てから辞めたいという思いばかりで、なって良かったことというのは取り立てて思いつかない。それでも、この選択を間違っていたとも思わない。
右腕を見る。そこには血濡れの腕があった。たぶん、どこかで誰かの血が付着したのだと思う。手を握りしめて、直後に話を聞きに行くことにした。自分の後ろにうずたかく積まれた遺体を見ぬふりしながら。
テーマ:スリル
【スリル】11月13日
僕は今日4度目の自殺に挑戦する。なぜ4度目まできたかというと、
1度目は、予定していた日に母に止められ家を出れず、
2度目は、学校の昼放課に行こうとしたら弁当に珍しく誘われてしまい、
3度目は、誰かに背中を押された拍子に捻挫で足を痛め歩けなくなってしまった。
そのぐらいでやめるぐらいの覚悟かって?
いや違う。自分の思った通りの形で死にたいんだよ。
今日はとうとう屋上の上まできた。やっとこの世界から消えることができるんだ。
「ま、まって、!!」
誰かと思い振り返る。そこには2度目に失敗した原因の、僕を弁当に誘ってきたやつだった。
名前も知らないやつだった。
「誰だよ」
そいつが言う
「なんか最近◯◯君、様子がおかしいなって少し気になってたんだ。クラスの学級委員さ」
学級委員だからって自殺をとめる事までしなくていいと思うんだけどな。そう思っていたら、予想外の言葉がとんだ。
「足、大丈夫? それも僕がやったんだ」
「 、え?」
そんなことするやつだと流石に思えなくて意表をつかれた。背中を押してきたのはこいつだったのか。
僕はたぶんどこかで少し思ってたんだ。誰かが毎回止めてくれるかもしれないって、
承認欲求かなぁ(笑)
完璧に自殺できるのか失敗してしまうのか。そんなスリルがあって、こう、なんか、ヒュってする気持ち、わかる?楽しかったんだ。
でもだからって、その止め方は無いだろう?
#5
スリル
「お前、我を騙したな?」
『そんな、滅相もございません』
「貴様は嘘をついている。我の天理眼をもってしては嘘をつく事は許されないぞ」
『…申し訳ございません』
「貴様…いや、我が愛しい妻、グィネヴィアよ」
『はい。魔王様』
「一生をかけて我を愛すと、誓うか?」
『誓います。魔王様』
「魔王ではなく、ルシフェルと呼べ」
『わかりました。ルシフェル』
「…もう、どこにも行くなよ」
『はい』
「次何処かへ行ったら、首を斬り落とすからな」
『はい。気をつけます(あぁ、私の可愛いルシフェル、私を愛しているのね。私も同じ気持ちよルシフェル、愛しているわ。でも、ごめんね。私は天使族であり、この世界を救う大天使なの。天使族と魔人族は関わってはいけない存在、とても残念だけど、ルシフェルと戦わない為にはこの方法しかないの…ごめんね)』
その後、グィネヴィアは大天使の座を降りた。
そして、やがて大天使の座が空席になると、グィネヴィア以外の天使族はルシフェルにより絶滅した。