もう一つの物語』の作文集

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もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/30/2024, 12:20:53 AM

雨上がりの空

彼の優しさが私の体を包み、体温が上がる。
柔らかな声で話す彼は、私にとってとても心地よい存在。
子供のように可愛らしい寝顔も、笑顔も、すべてが愛おしい。

すやすやと眠る彼の頬に口付けをし、
仕事に出る時には彼を抱きしめて充電する。
「頑張って」と私が声をかけると、
彼も「頑張ってね」と送り出してくれる。

【もう少しいさせて】
彼の表情から伝わるその想いは、
私も同じように感じている気持ちだった。

#彼との朝

10/30/2024, 12:20:28 AM

「好きです!付き合ってください!」
「えっ、ほんとに?俺も…好きです…」

その場所代わってよ。

『自信持ちなって!すごく可愛いから!』
『ありがとう!告白頑張ってみる!』

可愛いとは、思った。
上手くいけばいいなんて、思わなかった。

(もう一つの物語)

10/30/2024, 12:18:41 AM

きらきらの宝石たち
また朝がきて皆で作る一日
夜がくれば皆でぬくぬく眠る

きらきらの宝石たち
そんな毎日を折り重ねて
いつかは素敵な夢を叶えてく

大人たちは優しくて
友達はいつまでもあたたかくて

たとえ危険だとしても皆となら
ただ幸せで満たされていく世界

そんな もしもの世界
ありえたかもしれない
もう一つの物語 消えた幸せの側面

きらきら星の涙
きらめく星くずを集めて

かがやきの夢を織り上げる
これはそんな奇跡を夢見て綴る

小さな宝石たちの残酷な物語

10/30/2024, 12:09:04 AM

僕には明るい未来が待っている。

いつのまにか前よりも涼しくなった
額の端が僕にそう物語っているから。

だけど僕はそれとは別のもうひとつ物語を今から始める。
明るい未来から逃れるため、端が頭頂部に繋がる前に。
クリニックの予約は18時にもう取れている。

ミノキシジルとフィナステリドが僕の物語を作り出す。

10/30/2024, 12:07:32 AM

もう一つの物語


人生は選択で
私には選ばなかった選択肢がいくつもある

幸いなことに
自分の選択を悔やんだことはない
ただ、違う選択をしていたらと
考えることはある

でもどの選択肢のどの物語も
結局同じ所に行き着くのではないかと思う
今はまだ過程で
違いを感じて苦しくなることもあるけど
これが好き
これをしたい
これはしたくない
そうやって積み重ねた結果は
どの道を通ったとしても同じになる気がする

選ばなかった選択肢の物語も
選んでいま歩んでいる物語も
エンディングが一緒なら
大した問題じゃないでしょう

10/30/2024, 12:05:14 AM

奇跡とか運命とか
そういう言葉を簡単に使う人 
信用できない 

#もう一つの物語(お題無視)

10/30/2024, 12:00:24 AM

私はこの街のヒロイン。小さい子が他の子からいじめられていたら、止めに入る。また、電車のホームにゴミが捨ててあったら、拾ってゴミ箱に捨てる。そのような、人から気づかれないような小さなことから、人を守るために戦う大きなこともする。しかしこれは私の理想であって、実際はやりたくても勇気がなく、見てみぬふりをしてしまう。もう一つの人生があったらぜひ街のヒロインとして人や社会に貢献したいものだ。

10/29/2024, 11:51:03 PM

彼はとても真面目で少し気難しく、いかめしい表情で面白いことを言う芸人コメンテーターだった。
その独特の雰囲気が視聴者やスタッフに受け入れられ人気者だったが、
芸歴が10年を迎える頃には次第に飽きられ始め、人気に翳りが見えてきた。

そこで彼はマネージャーと相談してイメチェンを図ることにした。
新しい芸風はヘラヘラした軽いノリで真面目なことを語るという、これまでと真逆のスタイルを目指すことにした。

しかしイメチェンした彼が初めて出演した朝のTVニュースで、大御所の俳優さんが老衰でお亡くなりになった訃報を、あろうことかヘラヘラしながら報じてしまった。
その時、スタジオ内は凍りつき、視聴者からの苦情がテレビ局に殺到した。
SNSでも大炎上してしまった。

彼は真面目な顔で真剣に報道をするべきだったのだ。

彼のイメチェン後のもう一つの物語は初日で終わってしまった。

「もう一つの物語」

10/29/2024, 11:50:31 PM

もう一つの物語。

……おい、むじーお題来たぞ。
これで何を書けばいいんや。
今回ほどはパスをしたいところだ。

こういうタイプは、エンド数が複数あるというゲーム形式のストーリーだな。
ハッピーエンド。ビターエンド、バッドエンド。
全部通してやってみた結果しっくり来なかったエンド。
作者だけが面白いと思ってるだけエンド。
ギャグに逃げたエンド。

など、さまざまなエンドがある。
僕は、こういうタイプは好かん。選択肢を間違えて、Dエンドに到達……なんて、より良い選択肢を選ぶために今の状態をリセットして過去に飛ぼうとするだろう。
ニート的に時間のあるやつがやりそうなちゃぶ台返しだ。
そんなことをしたら、今の状態が疎かになる。無責任になる。どうでもいいやとなる。

現実に「もう一つの物語」とか、いらねーんだよ。
そんな風呂敷広げっぱなしな仮定の話、想像しても辿り着けないなら、考えるな!

まあ、創作であれば、楽しいと言えば楽しいけど。
例えば、人身事故で通勤電車が「逝っとけダイヤ」になった時とか、「おっ、行き先変更したあ!」
と心躍ることがある。
あれ、現実にもあるようだな。もう一つの物語。
つまりあれだ。
条件さえ整っちまえば、並行するストーリーに乗り換えが可能だって話なのよ。

10/29/2024, 11:46:27 PM

子供の頃は自信がなかったので
よく もう一つの物語を考えた
兄弟が多くて服はお下がり
家も昔ながらの瓦屋根で
台風になれば雨もり
そこでお金持ちのひとりっ子ならと
考えるのである

近所に住む年上の女の子の話を
同級生はよく知っていた
あの おねえさんはひとりっ子
お部屋は2階のふた部屋
ベッドルームと勉強部屋
同級生はいいなと言った

あのお家なら
台風がきても大丈夫そうだ
すてきなレースのカーテン
2階に出っ張ったひとりっ子の部屋
この家のあととり娘

だんだん私には
閉じ込められたお姫様のように
見えてきた
ずっとここにいなければならないなんて
窮屈だなと思った

10/29/2024, 11:45:01 PM

もう一つの物語

夜中書いたのですがいつしかぐっすり。
気づけば夜明け前、外もスマホの画面も真っ暗。
やらかした。
しょうがないんです。
ただでさえ目が悪いのに、夜中画面の小さい文字打ちながら話を考えるわけですから。

あなたはだんだんねむくなる

懐かしき五円玉催眠術にかかるかのような状態。
なら昼間書けよと思いますが、これもしょうがないんです。
だって更新が夜7時じゃないですか!
次のお題なにかな?って気になって、アプリ開いちゃうじゃないですか!
寝落ちしても起こしてくれるような人いませんもの。
せめて下書き機能があったら……ならメモに書いてコピペしろよって話なんですけど。
そうなんですけど、一発清書したくなりません?

ここであれこれ言っても、寝落ちは避けられませんから諦めるとして。
すっかり忘れた物語はどうしましょうかね。


もしも私が寝落ちしなかったら。
ものすごい大作を書き終えて、たまたま読んだ出版関係者からお声が掛かり、短編集として書籍化されていたかもしれない。
そしてあまりの売れなさに自腹買取になり、狭い自室の片隅に本が入った段ボールが積まれている未来。


もう一つの物語。
それを選ばず、ぐっすりと寝ていたからこそ回避できた買取の未来。
まだ寝ぼけているのか、先日届いて置いてあった空の段ボールを見て慌てて中身を確認しようとし、柱の角に足の指がぶつかり悶絶中の現在。

どちらの物語も私らしいビミョーなオチ。

10/29/2024, 11:41:53 PM

お題『もう一つの物語』

 あまり好きではない乙女ゲームの『悪役令嬢』に転生した。
 ある日とつぜん思考が降りてきて、前世の記憶が走馬灯のように私の脳内をかけめぐったからだ。
 この世界はゲームの世界で、私は主人公の恋路を邪魔する悪役としてたびたびゲームに登場する。
 絵柄が好みだから買ったゲームだ。かわいいヒロインに、彼女をかこむ周囲のイケメンたち。だが、いざゲームをやってみるとシナリオはひどかった。主人公は主体性がなく、ただ立っているだけで周囲から攻略相手が寄ってくる。全員、そんな主人公に甘い。
 私は、そんな主人公に苦言を呈したり、私の婚約者である攻略相手にも進言したりしている。だが、ゲーム内ではそれを「主人公イビリ」と呼ばれる有様。プレイしていた時、この悪役令嬢だけはマトモだったなとはっきり思い出す。
 ゲームの通りに行くと、これから私は、女にだらしない婚約者に言い寄られる主人公に「あいつはやめたほうがいい」と言いに行っただけなのに、急に私が悪役にされて、いろいろあって追放されるのだ。
 なんとしてでも、主人公や婚約者、他の攻略キャラとされてる男とちゃんと話をしないといけない。私がこのゲームのもう一つの話を作ろう。そう誓ったのだった。

10/29/2024, 11:37:05 PM

紅茶の香り


ダージリン、アッサム、アールグレイ、イングリッシュブレックファースト。
数ある紅茶の中でも、アールグレイが一番好みだ。
あの香りと琥珀色に魅了されている。
紅茶を本格的に嗜む方々は、茶葉から淹れる方が大半だろうか。
私は気軽に、ティーバッグで頂いている。
フルーツフレーバーも美味しい。
かつて私に旦那様がいた頃…国立駅の大学通りから左に入った細い道沿いに紅茶専門店があった。
その時分は私も、贈答品や自分用にそのお店に通ったものだ。
3時のおやつと共に紅茶で一息つく一人のひととき。
紅茶の香りとともに、懐かしい思い出も蘇る。
いい思い出も、苦い思い出も…。
優しい人だったけれど、結局お別れしたのは私も未熟で相手のことを考える余裕が無かった。
彼も彼で自由過ぎる一面があった。
私が思うには、離婚は、一方的にどちらかが悪いというのはほんの一握りで、喧嘩両成敗よろしくお互いハーフ&ハーフ(飲み物繋がり)言い分があるのだろう…経験者は語る…なのである。
ひょっとしたら巷でも憧れの国立マダムになっていたかも知れない、紅茶に纏わる西武線沿線に住む名もなきマダム(!?)の独り言。

10/29/2024, 11:26:30 PM

山の彼方の遠くの町に
ある日旅立った君よ
秋の静かな川辺の道を
歩きながら想いにふける

セイタカアワダチソウと
ススキが綺麗で
空は朝方の雨が
嘘のようにきらめき始める

あの日もう一つの物語を
僕が選んでいたなら
僕の前の道はどこへ
続いていたのだろうか

山の彼方の遠くの町に
もうすぐ冬が来るだろう
白い世界になって
すべてをつ包んでいくのだろう


大学を卒業する年
夜のプラットフォーム
寝台列車日本海に
乗り込んだ

少しのお菓子と
お酒を少し
やがて暗くなった車内は
静まり返っていた

朝の窓の向こうに
朝焼けと幾重も
砂浜に寄せる波

そして田んぼの連なりと
池と森を繰り返し
踏切を通り過ぎ

やがて東北の小さな町についた
もう一つの物語が
そこにはあるような気がしたよ
もうずっとずっと昔の話

10/29/2024, 11:24:44 PM

「探し物は見つかったかな?」

「すみません。まだかかりそうです。
確かここにあったような」

ここは本屋。

「ちょっとそこの本でも読んでてください」

僕はそう言って

1冊の本を探しに行った。

ここには300万冊の本があるというのに





─────『もう1つの物語』

10/29/2024, 11:16:03 PM

もう一つの物語

パラレルワールドって知っている?
この世界はもう一つあるんだって。向こうの世界はこの世界と反対なんだって。私達の性格や性別、好きなもの、嫌いなもの全部。もし、向こうの世界に行ったら戦争なんてないかも!だってこの世界は一つになることはできてない。だから、この世界の反対に行ったら平和になるかも。
俺はもう一つの俺に会った。その俺は女だった。でも俺は男である。もう一人の俺はボロボロだった。そうか。反対側の世界に行くということは環境も変わるんだ。
もう一人の女の俺は言った。 私のミガワリになれ。私が不幸なんてユルセナイ。

10/29/2024, 11:07:52 PM

へー、今時は紅茶の香りの入浴剤なんてあるんだね。甘い香りは結構好きだから、今度購入してみたい、で、一度やってみたいのは、お風呂場でキャンドルに灯をともして、暗がりの中で紅茶に浸かりながらミルクを飲むこと、何だか、注文の多い料理店みたいな気分を味わいたい。それこそ、料理店の、もう一つの物語みたいな、バッドエンド後の、食後のデザート編みたいな、考えるとワクワクする。

10/29/2024, 10:53:28 PM

もう一つの物語

店を出ようとする背中に追いついて声をかけた。

ちょっと待てって。どうしたんだよ。

振り返った彼女の、鋭い視線が僕にぶつけられた。

なんであんたが来るの?あいつは?

まあ、僕もあいつが追いかけてくるべきだとは思うけど。お前が完全に無視してるから、代わりに聞いてきてって言われてさ。仕方なく。

視線が一層厳しくなった。

ぼ、僕に当たるなよ。とにかく、理由は?

彼女は僕を睨んだまま、渋々口を開いた。

さっきあいつのインスタ見た。

で?

端っこのテーブルにグラスが2つあった。片方に口紅ついてた。

……あ、ああ、そうか。ううむ。

決まりでしょ。浮気。

いや、待て。実は今日の宴会芸のために女装の練習をしていた、という真実の物語が……。

あるわけないでしょ。なに?あんた、あっちの味方なの?男はこれだから……。こういう時にかばい合うよね。

待て。わかった。一応、確認してくる。待ってろ。

僕は階段を上り、3階の宴会場に戻った。

他の同僚に捕まらないようにこっそりとあいつに近づき、さっきの話をした。

ゴニョゴニョ。

ゴニョゴニョ。

わかった。待ってろ。

僕は急ぎ足で一階に降りて、あいつの言い分を伝えた。

あれは、あいつの姉のグラスだってさ。だから完全に誤解なんだって。よかったな。

だが、彼女の視線はますます厳しさを帯びた。

お姉さん、確か結婚してアメリカに住んでるはず。

え?あ、ああ、そうだっけ?

そうだっけって、あんただって知ってるでしょ。

怒りが渦を巻いている。このままでは、何故か僕もその渦に巻き込まれそうだ。

わ、わかった。もう一回、もう一回だけ確認してくる。

僕は、駆け足で階段を登った。

ハァ、ハァ。ゴ、ゴニョゴニョ。

ゴニョゴニョ。

そうか。い、行ってくる。

一階に戻り伝えた。

お、お姉さん、離婚して戻ってきたんだって。住むところ見つかるまで一緒に住むって。

……本当に?

本当に。さっき僕が、お姉さんに電話して確認した。だから本当。よ、よかったな。か、完全に無実だ。

そうなんだ。なぁんだ、そうならそうと言ってくれればいいのに。

先程までの怒りは霧散し、表情に薔薇の花が咲いている。

じゃあ謝んなきゃ。わたし戻るね。

彼女は、颯爽と宴会場に戻っていった。

僕は、息を切らし、足を震わせながらまた3階へ戻っていった。


へとへとになりながら、席に戻った。どうなったかなと気になって視線をやると、周りのことなど気にしない、ラブラブなふたりに戻っていた。

なんなんだ。なんで僕がこんなにへとへとにならなきゃいけないんだ。

ちょっとイライラしながら、お猪口を傾けた。

大変でしたね。

声のした方を見ると、後輩の女性が労うように徳利を差し出してきた。

やあ、これはどうも。頂きます。ほんとにさ、自分達でなんとかしてくれって話だよ。

でも放っておけないんですよね、先輩は。

まあ、数少ない友人だからね。

フフッと後輩は笑った。柔らかな視線だった。

先輩って優しいんですね。

いやぁ、それほどでも。


あ、あれ?この雰囲気は……。

もしかして、もう一つ、新たな物語が始まったりして……。

10/29/2024, 10:52:39 PM

「何見てるの?」
女はスマホを見ている男にそう尋ねる。
「ゆうちゃんの写真だよ。」
自身の写真を見ていると理解した女は
「私の写真か〜。ふふ。」
と嬉しそうに笑った。


「何見てるの?」
抱きついてきた目の前の君は画面の中が気になるらしい。少し焦っていることを悟られぬよう、俺は静かにスワイプして女の画像から君の写真に切替える。
「ゆうちゃんの写真だよ。」
少しの間。
「私の写真か〜。ふふ。」
悟られていないようで内心ほっとした。
彼女が扱いやすくて良かった。
俺のプライドのために付き合った彼女には、俺に本当に好きな女がいることがバレては困るのだから。


「何見てるの?」
私は純粋な疑問をなげかける。
「ゆうちゃんの写真だよ。」
彼は嘘をついた。あなたの目に私はうつっていなかった。
「私の写真か〜。ふふ。」
私は上手く笑えているだろうか。純粋な女の子を演じられているだろうか。
彼が他の子が好きなことを私は知っている。それなのに私はまだ本気で彼のことを好いている。
だから私は何にも気づかない扱いやすい女の子をずっと演じている。これまでも、これからも。

ーーーあなたのそばにいるために。

No.2【もう1つの物語】

10/29/2024, 10:44:00 PM

「いてっ」
 突然、君に叩かれた。
「何で叩くんだよ。」
 君は理由も言わずに去っていった。

 バシッ
 君を叩いてみた。
 何故叩くのか、理由を聞かれたが言えなかった。
 構って欲しかった?
 話したかった?
 自分でも、叩いた理由は分からない。
 仲直りできぬまま、その日は過ぎ去っていった…。

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