紅茶の香り
ダージリン、アッサム、アールグレイ、イングリッシュブレックファースト。
数ある紅茶の中でも、アールグレイが一番好みだ。
あの香りと琥珀色に魅了されている。
紅茶を本格的に嗜む方々は、茶葉から淹れる方が大半だろうか。
私は気軽に、ティーバッグで頂いている。
フルーツフレーバーも美味しい。
かつて私に旦那様がいた頃…国立駅の大学通りから左に入った細い道沿いに紅茶専門店があった。
その時分は私も、贈答品や自分用にそのお店に通ったものだ。
3時のおやつと共に紅茶で一息つく一人のひととき。
紅茶の香りとともに、懐かしい思い出も蘇る。
いい思い出も、苦い思い出も…。
優しい人だったけれど、結局お別れしたのは私も未熟で相手のことを考える余裕が無かった。
彼も彼で自由過ぎる一面があった。
私が思うには、離婚は、一方的にどちらかが悪いというのはほんの一握りで、喧嘩両成敗よろしくお互いハーフ&ハーフ(飲み物繋がり)言い分があるのだろう…経験者は語る…なのである。
ひょっとしたら巷でも憧れの国立マダムになっていたかも知れない、紅茶に纏わる西武線沿線に住む名もなきマダム(!?)の独り言。
10/29/2024, 11:37:05 PM