もう一つの物語』の作文集

Open App

もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/29/2022, 10:10:18 PM

もう一つの物語


もっとこうしていれば
そこから始まる
もう一つの物語
選ばなかった未来
選べなかった過去
今という道の変化を描く
もしもと思う時がある
振り返る過去には
たくさんの分れ道
いろんな選択を経て
今ここにいる
正しさなんて
分からないから
思い描いてみる
もう一つの物語は
いつも幸せに届く
選んでる今に
ないものがある
光を掴もうと
選んできたはずなのに
なぜかここに
光は届かない
まだまだ歩かないと
辿り着けないのかな
想像と現実の狭間
辿り着けないところに
生きる意味を見いだすのか
選ばなかった選択に
間違いを認められないのか
今も気持ちは不安定
いつものことだから
不安定の安定感だけが
この道の正しさを示す

10/29/2022, 7:43:25 PM

ー もう一つの物語 ー


真夜中に遊んでた あの場所も

雨の日に入った あの店も

いまは無くなって


くだらない話をして

笑い合ってたお前も

今は居ない


くだらない話をして

笑い合ってたお前は アリシア

でも

本当の名前は知らない

10/29/2022, 6:02:26 PM

#もう一つの物語…

私は愛しているわ あなたを憎んでいる
何があっても… 浮気したでしょ
許せるわ 許せないわ
だって貴方しか 互いに慈しみ愛するって
愛せないんだもの 祭壇で誓い合った
だから… だから…
私だけを愛して… もう無理なの…


どちらも私のココロの呟き…

10/29/2022, 5:50:18 PM

私があの場所にいてもいいのだろうか
本当はいらないんじゃないか
正直迷惑なんじゃないか

それでも私と一緒に過ごしてくれてるのはなんで?
嫌いなんじゃないの?関わりたくないんじゃないの?
あなたのことが私には分からない…。

それでも少しだけほんの少しだけ期待してもいいですか?
また、あなたの過ごせる日々を。

10/29/2022, 5:15:19 PM

🍀もう一つの物語

私がもし今の学校に入学していなかったら。
中学と変わらず暗く楽しくない
学校生活をしていたかもしれない。
友達はきっと本だけ。


今の物語の世界を選択して心から良かったと思える。

10/29/2022, 4:53:37 PM

夢を見る。夢を見るのだ。眼鏡を外して、髪色も明るくて、全く着たことのないひらひらな服に目を包んで、外に飛び出していく自分の姿。ああ、あれは。きっともうひとりの私なのだろう。一度や二度であれば空想の延長線かとも思ったが、こうも何度も見てはそう思わざるを得なかった。もうひとりの私。もうひとつの人生。もうひとつの物語。今日もその夢の中、背中を見るばかりだった“私”が私に振り返る。

「あなたは、私?」

私は笑った。どんなふうに笑えていたかは、それこそ“私”だけが知っていた。


/もう一つの物語

10/29/2022, 4:50:25 PM

見つけた、誰かノ水槽に 心臓を入れて 赤色の水
スープになった 海藻がおいしそうにゆらゆらと

黒色のスープは 味が濃いのかな 底は見えず
ダークブラウンのスープは 赤色の具材かな

消失点まで歩いた はて ここは何色に染りゆく
笑いながら混ざりあった 暖かいスープ

隕石の手紙 すべて分かっていたのにね
手が溶けて 美味しくなさそうだな

わかっていたことは何も無いね
震える空気に混ざり会えない

信号が変わりゆく それはもう 記憶が飛んだみたいに
最後まで冷めないでほしい 暖かいゆらゆら

10/29/2022, 4:37:27 PM

家帰ってきて「チョコとバニラどっちかなー」って選んだとするでしょ。「うまー」ってなるわけ。んでなんやかんやして寝しなにさ、「……やっぱバニラも食うか」ってなるわけ。ババアから忠告するけどもこの場合2個目はやめとけ。このザマになりたくなければな!

10/29/2022, 4:30:12 PM

「もう一つの物語」


描いてみよう もう一つの物語 綴ってみる 孤独な世界 闇から闇底まで 落ちてゆく どんよりな空が霞んでゆく 何もない世界 問われるのは 生き方通り越して 全てに命が宿ってるか 全てに心が宿ってるか いま いま いま 問いかけてみる 僕は間違った道をあるいてますか? 或いはこの闇のように 闇のように 寂しく悲しく 生きていますか? 僕は 僕は あなたに会いたい 僕が愛したあなたに そして そして この闇底抜け出して 日の当たる公園で寝転ぼう そしてあなたと今を分かち合おう

10/29/2022, 4:14:50 PM

「もう一つの物語」

「熱闘甲子園」という番組が、毎年夏に放送される。

その名の通り、その日甲子園で行われた手に汗握る高校野球の試合を、ダイジェストで見せてくれるのだ。

でも私は、この番組の作り方に少し不満を抱いている。

1-2回戦あたりだと1日4試合。その全試合をダイジェストで放送するのだが、私が不満に思うのは、その攻防の合間に、ドキュメンタリー風のストーリーが語られることだ。

病気で出場出来なかったチームメイト。小学校から同じチームで甲子園を目指し、夢を叶えたバッテリーなど。皆それぞれの思いを胸に、ここ甲子園で戦っているのだ。頑張れと応援せずにはいられない。

ただ残念なことに、その感動の物語は、勝者側の話がほとんどだ。惜しくも敗退してしまった高校の物語はなく、とって付けたように、宿舎で涙を流しながら監督の話を聞くシーンとか、「来年また来ます」と抱負を語る選手のインタビューが数分流れるだけだ。

プロ野球ならそれも分かる。勝てば何度も決勝打のリプレイが流れ、ヒーローインタビューもある。CSで負けてしまった阪神は、矢野監督のコメントしかない。プロはそれほど厳しいのだ。

だが高校野球は違う。敗者にも仲間と共にここまで勝ち上がってきた物語があり、それは勝者の物語と比較しても、優劣をつけれるのもではないはずだ。

ドキュメンタリー風に語るのであれば、勝者敗者を同じように扱って欲しい。放送時間の関係で両方できないのであれば、試合の内容を公平にダイジェストで流し、最後に古田敦也が、「勝敗を分けたポイント」とかをコメントするだけにすればいい。

来年も「熱闘甲子園」を観ると思う。その時は勝者敗退とも、平等に扱われることを切に願っている。

10/29/2022, 4:14:03 PM

秋の夕暮れは、煙の匂いがする
僕はそれが好きだった

シャッターを切ればその匂いごと紙に映る気がして
ピントが合ったら、まるで生き急ぐかのように
小さな手に余るフィルムカメラで写真を撮ってた


じいちゃんは優れたカメラマンだった

ピカピカのレンズ越しに見える世界を
まるでその人が、肉眼で見ているように魅せる
そんな写真を撮る人だった

じいちゃんはマメな人だった
散歩に出掛けて撮った写真を現像して
何冊ものアルバムにしていた

僕はよく、じいちゃんの部屋でアルバムを見ていた
じいちゃんは、アルバムを物語だと言ってたっけ

季節が流れて、雨が降って雪が降って
雪が溶けたら花が咲いて、また枯れて枝になって
水が海に流れて、雨になって大地に戻って
また海に流れて・・・
世界を取り巻く全てが、物語なんや
そういう時の流れが一連の物語

わしらはその挿し絵を撮る係
人を撮るカメラマンは、人の物語を
動物を撮るカメラマンは、動物の物語を
自然を撮るカメラマンは、自然の物語を

わしはその物語が大好きでな
永年変わらないであろう桜並木だとか
一時間もせずに表情を変えてしまう空だとか
そういう物語に惹かれるんやよ

そのときの僕には、まだ理解ができなかった
困ったように考える僕を見て、じいちゃんは笑った

お前もなにか一つ、物語を撮れば分かるさ


じいちゃんは六年前に亡くなった
僕も就職して、家庭をもった

それでもカメラは手離さず持っていて
子供が生まれたときから
ずっと写真を撮り続けている

今更になって分かったかもしれないよ、じいちゃん

この子は僕の、もう一つの物語だ
この子が大きくなっていくと
きっとアルバムも大きくなっていって

なにか一つの物語を撮ると
全ての物語につよく惹かれていく

この子と一緒にいると
もっともっと物語が増えていく

それは、僕の愛すカメラで撮った物語
2、3ページしか埋まっていない
まだ始まったばかりの、もう一つの僕の物語

10/29/2022, 4:09:56 PM

『もう一つの物語』

今繋いでいるこの手を離したら
君との恋は終わり
気になるあの人との
物語が始まる

10/29/2022, 4:07:32 PM

もう一つの物語____

2022/06/08 想像日記


「アハハハ」

仮面を被っているような、
とても我慢をしているような顔だった。

「なんか最近、クジラが信じられない」

クジラは6月から変だ。急に泣いたり倒れたりそして、変な嘘をつき変な笑い方をする。それが怖くて少し、ムカついてしまう。

「えー、まじ?!」

ほら、今もだ。頑張って笑ってる。この前だって給食前に先生と隣の教室でなにか話していた。絶対になにか嘘をついていて絶対になにか隠し事をしている。途端に、私は不安になった。もしかしたら私がなにかしたんじゃないか。でも、そんな覚えないし、第一なぜ隠したりなんかするんだろう。そう、私は頭の中がぐるぐると回るだけだった。

クジラは、また給食を食べずに読書をしている。食欲がなくなるほどなにかしたのかな…。給食を食べ終えると急いで今、同じグループの女子二人とトイレへ行った。いつもはクジラと行くのだけれど今日はやめておいたほうがいいかもしれない。

「ねぇ、最近クジラ変だよね?」

「あー、確かに」

「うちらなんかしたかな」

「うーん」


(これは想像で相手の気持ちを書いているのでトイレのときは私は教室にいました。)



「ちょっと、距離おこ」

歯磨きから帰りまたクジラを誘ってトイレへ行った。そう言うと彼女はまた作り笑いをして固まっていた。あぁ、その笑顔、気持ち悪い。

「えー?どうして??」

「だって変じゃん」

「別に私はいつも通りなんだけどなぁー」

ほら、また嘘をつく。話しても駄目だと思った私は自ら彼女を避けた。でも、クジラは必死についてこようとする。そんなに私といたいなら嘘つかずに正直な気持ち言ったらいいじゃない…!




あとがき

私の親友の気持ちを想像して書いてみました。
もし、あのとき原因は親友の貴方だと言ったら
どうなってたんでしょうか…。

嘘をつくのはいけないことだとわかってます。
でも、話せる状況ではありませんでした。
初めての過呼吸や初めてのすべての食べ物に対しての吐き気。怖かったんです。苦しかったんです。

しょうがないと思う私は最低でしょうか。

10/29/2022, 3:57:13 PM

人生の分岐路。
越えてしまえる線が、
目の前にあった。
ここで私は変わる。
それは少し悲しいけれど、
私が無くなる訳じゃない。
変わってしまっても、
「もう一つの物語」が、
始まるだけ。
そうだよね?

10/29/2022, 3:50:09 PM

もう一つの物語

同じものが好き
性格も考えることも似てる
変わってるって
周りからよく言われる
けど僕と君は
全く違う
過ごす環境が正反対
僕は裕福に暮らしてる
君は貧しく暮らしてる
この先の未来もきっと
歩む道は一緒にはならない
僕は君だったかもしれない
そう思うと
偽善でなんでもいい
助けたいと思った
けど
何もできなかった
ただ見ているだけしかできなかった
君の苦しみを後になってから
知ることしかできなかった
僕は
何もできない無力な蝶

10/29/2022, 3:45:45 PM

あのときお前と帰り道が被らなかったら。


多分、それでもお前は俺の日常にいる。

でも。

きっと何かは違う、はず。


ただの日常の一コマみたいなものだったけど、お前にとっては何の特別さも無いかもしれないけど。

俺にとっては結構大事な事だったんだよね。


あのときお前に声をかけていなかったときの今を見てみたい気持ちもあるけど。



やっぱり今が、これが1番だって思うんだよね






〜もう一つの物語〜

10/29/2022, 3:45:09 PM

『もう一つの物語』


覗き込んではいけないよ。
それは隔てられた世界のもの
同じようでいて違うもの
君だけど君じゃない

これは約束だ。
君が君の物語を生きるように

10/29/2022, 3:04:26 PM

#20 空は、鰯雲に覆われていた。

青色の白色。バランスの良い美しい色だった。
あの"彼女"みたいに……。

クラスメイトの"彼女"は明るくて、いつも笑顔だった。心優しい人だけど、元気で天然なところもあるのが可愛らしい。
つい、そう思ってしまう。

でも、あの日、廊下を歩いていただけなのに、
見てしまった。一人で苦しんでいるところを。
 同じクラスになってから、俺とどこか似ているところがある気がしていた。同じ雰囲気があるような気がした。

だから、助けたいと。
俺自身、苦しく辛い時でも誰にも頼れなくて、ずっと一人で抱え込んできたから。本当は、平気なんかじゃないのに、平気なふりをするのが笑えるほど、うまくて……。
何も聞いていないけど、いつもの"彼女"の様子から、気持ちが痛いほどわかったから。

そして、「大丈夫…?」と声をかけた。

本当は、「大丈夫?」と言ってはいけない。
答えは、必ず「大丈夫」になるから。

けど、今の俺の立場と"彼女"との関係からして、
知ったようなことはいけないから、ただ、誰でも言ってしまいそうな言葉をかけた。
案の定、"彼女"は「大丈夫」。そう言ったけど、しゃがんでいた身体を起こして、走り出した瞬間にきらっと光が見えた。
それは、目から溢れ出した雫。綺麗だった。

走っていく、その背中にもう一度「大丈夫」と言った。
俺は、助けたいと思った。
………………きっと、"彼女"と同じ命だから。


___#12のもう一つの物語

10/29/2022, 3:00:53 PM

生まれた。この時から私はうるさかった。
朝も昼も夜もずっと泣いていた。
母はいつも笑っていた。













.........













小学生になった。低学年も高学年もうるさかった。
友達はできたが、学年が上がるにつれ私は嫌われた。
母の笑顔は少なくなった。













.........













中学生になった。少し自分を改めようと思った。
中学生なりに考え、殻にこもるようになった。
友達はできなかった。
母は真剣に悩むようになった。













.........













高校生になった。高校で全て取り返そうと思った。
でも、殻の中にいた私にそんな事は出来なかった。
母は病気になった。













.........













社会人になった。母のために働こうと思い、大学には行かなかった。顔色を悪くしてまで働く日々。
そんな私をみて、母は泣いていた。














.........













今日は、私の25回目の誕生日。
プレゼントをくれる人なんて、もう私にはいない。
もしいるとしたら、欲しいものがもらえるとしたら、私はこう言うだろう。













「もう一つの物語。」




母の、幸せな物語を――。

10/29/2022, 2:56:20 PM

「ひとり」
【お題】もう一つの物語

隣には、もうひとりの僕がいます。
いつもそれが見える。視界の端にチラチラと映る君は、僕の失敗を嘲笑うように成功していき、かと思えば時おり見せる優しさか憐れみかわからないその目は、僕の成功をまぐれとでも言うようにつまらないことで堕ちていく。

「トータルで言えば僕のほうが幸せかもね。おまえは僕しか見てないから」

確かに心のなかで呟いただけだったはずのその皮肉と負け惜しみでマーブル模様を描いた感情は、いつの間にか君に届いていて、蔑んだ目を向けてくるんだ。
やめて、痛い!

「そら見ろ、やっぱりお前も俺の言葉を気にしてる。はっきり『勝ち』って言えない人生だから、幸せなんてあやふやな言葉で対抗してるんだろう」

そりゃわかってる、どんぐりの背比べってやつさ。
きっと僕は脳みそが見えない管で繋がっていて、流れ込むあいつの思考と混ざりあった僕のあいつに対する感情は、本来あるはずの僕の自我を埋め尽くし脳内を支配していくんだ。

僕が僕でなくなる?アイツも僕だから心配いらない。僕は僕以外の何物にもなれないからね。

「それだよ。その不安が俺を鮮明にしていくんだ。お前は自分の自我を自分一人で抱えるのが不安なんだ。だから俺なんかを見てる。いや、想像してる。」

「どういうことだよ、お前はお前で好きにやってるだろ。そっちは並行世界みたいなものじゃないのか?」

「さあな、わからない。少なくとも俺はお前が生み出した。俺は一人じゃ寂しくて死んじゃうウサギさんとは違うから、お前を必要と思ったことは一度もないね」

………。

嘘つけ。だってお前は僕だもの。お前も一人が寂しいから、きっとお互い求めあっていたから、世界が曲がっちゃったんだ。



「僕」と「俺」
どちらの主張が正しいかなんてわからないけれど、今はこの不安を少しでも拭い去れるならどうだっていい。
真実が明るみになる必要は、必ずしもあるわけではないのだから。



自分に言い聞かせるように吐き捨てる
「お前も僕も僕だから、きっとどちらもどこまでもハッピーエンドは手に入らないだろうけど。」

Next