『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
生まれながらにして股関節が悪かった
ジャンプする事は禁止されていた
走ることも避けさせられた
小学生時代はまぁ聞き分け良く
あまり逆らわずにおとなしくしていた
…とは言え鉄棒の大車輪、ミニバスケ
こっそりやってましたが
禁止されると反発したくなるのが常
第二次反抗期の只中
中1のマラソン大会
学校の外を走るという
私にとって初めての
マラソン大会
コースの半分も、いや、
四分の一も走っていないのに
もう息が上がってきて
肩から首は呼吸の度に苦しく
こんなのいつまで続くの?!と前方を見る
吸い込まれそうなどこまでも続く青空が
この試練が永遠に続くよと答えてくる
クソっ
反抗期只中の私は辞めるわけにはいかない
喉から鉄の味
股関節がヅッキンヅッキン
それでも歩かないぞ!
クソっ
皆に追い抜かれ
これ、実は歩いてる方が早かったりしない?
と言うほどの遅い走り
ゴールのグランドの芝の上に仰向けに転がり
やっぱり冷淡な青空が教えてくれる
ーーーまだまだ先は長いぞ
どこまでも続いているんだぞ
ほら、ひ弱なちっぽけな反抗期ーーー
とは言え
反抗期進行中
ーーーどこまでも続く青い空ーーー
彼女は青い空を見上げて、自由を感じていた。彼女はいつもこの青い空を見ることで、自分自身を励まし、前向きに生きていた。
ある日、彼女は偶然にも彼と出会う。彼は優しく、明るく、彼女にとって理想的な男性だった。二人はすぐに意気投合し、一緒に過ごす時間が増えていった。
彼女は彼に心を許し、彼に自分の青い空を見せた。彼も彼女と一緒に、どこまでも続く青い空を見上げながら、幸せな時間を過ごした。
しかし、ある日、彼女は病気になってしまった。彼女は病気と闘いながらも、彼と過ごす時間を大切にした。彼女は彼に、自分の青い空を見せ続け、彼と一緒に未来を夢見た。
そして、彼女は静かにこの世を去った。彼は深い悲しみに包まれたが、彼女の青い空は彼の中に生き続けていた。
彼女の青い空は、彼女との思い出を彼に残し、彼を前向きに生きる力を与えた。彼女との出会いは彼にとって、どこまでも続く青い空のように、永遠の思い出だった。
「信じない」
完璧なんて信じない
完璧な善人がいるとは思えない
完璧な悪人がいるとも思えない
人は少しでも悪いことをしたら悪人だ
人が犯した罪はどんなに
多くの善行をしても取り返せない
1度してしまえば終わり
たったの1度だ
たったの1度も悪事を働いたことがない
そんなことは絶対にない
だから善人ぶるのはやめろ
吐き気がする
憎めば憎むほど醜くなり、病めば病むほど死を思う
さあ、何を始めようか。
終わりをはじめようか。
嗚呼、嗚呼、嗚呼、涙
ある日、広い公園で友達1人と遊びに行った。
この公園は、大きな湖があるのが特徴。
遊具だけじゃなくて、かげおくりをしたり、
湖を眺めて遊んだり、鬼ごっこしたり…
「1回休憩しよ〜!」
疲れた2人は、ベンチで少し休憩しようと
ベンチに座った。
上を見ると、どこまでも続く青い空が広がっていた。
2人は青い空に見とれていた。
「休憩終わり〜!じゃあ次、なーちゃん鬼!」
「え〜?もう終わり〜?じゃあ10数えるから逃げてー
10…9…8…7…6…5…4…3…2…1………行くよ〜!」
遠くへ…遠くへ…元気に走って行く2人は
どこまでも続く青い空のようだった。
「どこまでも続く青い空」
とある遊郭の一角でとある遊女と少女が話していた。すると女将がものすごい形相で襖を開け、遊女の髪を引っ張りそのままの状態で牢まで連れていった。その遊女の名は「玉音(たまのね)」。玉音は心優しく誰もが羨む美貌があった。どうやらその玉音は女将や周りの遊女から忌み嫌われているようだ。毎日のように嫌がらせや暴行を受けている。そして少女の名は「玉菊(たまぎく)」(後に「夕音(ゆうのね)」となる)玉音の禿である。2人はまるで親子のように姉妹のように静かに暮らしていた。さっきも2人で金平糖をこっそりと微笑みながら食べていたのだ。話を戻すがなぜ玉音が牢に入れられているのかというと禁忌を犯したのだ。普段から嫌がらせや暴行を受けている報復なのだろうか?いいや違う。この遊郭は妖怪の女将とその手下たちがやっている遊郭で自分たちは贄としてここに入れられた。玉音はそれに気づいたのだ。禁忌を犯したのは玉菊を助けるためにだったのだ。玉音は折檻の後亡くなった。玉菊には「間夫と足抜けしようとしたので折檻したが亡くなった」と伝えられた。玉菊は「姉さんは絶対にそんなことしない。」と思った。玉音は男を信じなかったからだ。
‐10年後‐
玉菊は水揚げされ「夕音」と名乗るようになった。そして玉音が亡くなった理由を調べていた。
あるひ夕音が玉音が捉えられていた牢に行った時その横に白い髪の老婆がいたのだ。その老婆は夕音を見ると「あ、あまぁぎぅ」と言ったのだ。夕音は気持ち悪くなりすぐに牢から出た。あの老婆はなんなのだろう気味が悪い…。でも、なぜか懐かしく感じる…。夕音はあの老婆について調べて言った。なんとあの老婆の正体は禁忌を犯し亡くなったはずの玉音だったのだ。禁忌を犯した理由は私(夕音)を助けたかったから。そして禁忌の代償として玉音は精神状態で姿が変わる化け物となったのだ。夕音はわかってすぐに牢に行き老婆の姿の玉音にこう言った「玉音姉さん…。玉音姉さんだったのね…。私を助けようとしてくれたのね…。ありがとう…。」と涙を流した。玉音が少し若返り60歳くらいになった「玉菊…。久しぶりね元気にしてたの?」と声をかけた。その時だった牢へと続く扉がバン!と開き女将が出てきた「この事実を知ったからにはあんた達を生かしておけない」と告げると強引に夕音と玉音を捕まえ縄で縛った。そうして湖に連れていかれ、湖に落とされた。2人は手足を縛られていたためあがく事も出来ずみるみるうちに沈んでいった。20メートルくらい落ちた時だろうか縄が解け2人は抱き合い、涙を流しながら同時にこう言った「来世では親子か姉妹になろうね。」と。
‐100年後‐
湖から抱き合った骨が見つかった。親子か姉妹だろうか?
湖の近くの木の近くに親子か姉妹に見える女とこども2人がいた…。
どこまでも続く青い空。
どこまでも続く青い空の
向こうで
ゆうはキャンプしてるのかな?
どこまでも続く青い空が
暮れたのも
綺麗な月は
一緒に見れたかな?
どこまでも続く青い空に、どこか寂しい気持ちを覚える。
こんなにも綺麗な青空なのに、どうしてだろう。
──ああ、そうか。色が足りないんだ。この空にも、僕にも。
[どこまでも続く青い空]
「ねぇパパ、なんでお空は青いの?」
「なんでだろうね?」
「お空の向こうには何があるの?」
「ずっとお空だよ」
「もっともっともっと向こうには何があるの?」
「パパも知らないなぁ?」
「僕知ってるよ!お空の向こうはね、宇宙だよ!お月さまがあって、お星があって、すっごい広いんだよ!」
「よく知ってるね!また教えてね!」
「うん!!」
【どこまでも続く青い空】
雲ひとつない、秋晴れの空。
心地よく、どこまでも続いているように見える。
実際、どこまで続いているんだろうか。
大きく背伸びしたレイは、今朝目の端で捉えた全国の天気予報を思い出して、嫌気が差した。
夢は夢のまま、だ。
それでいて、実現できない夢は、ただの夢。
レイは今日、生まれて初めてのファッションショーに参加する。
服飾やデザインをメインのコースにしていない進学校の文化祭。そこで、レイはやっと思いの内を全て吐き出せる。
ここに来るまで、思ったより大変な事を乗り越えないといけなかった。
何より、デザインとは全く関係ない事と向き合わないといけなかった。
ー結局、人として成長できた、のかもしれない。
レイはひとりごちる。
今、どこまでも続く青い空を遮断して、レイが描き出す新しい空が、開幕する。
風呂に入ろうとする時に、いつも癖で脱衣所の窓から空を見てしまう。時間帯によって色を変える空はとても澄んでいて、どこまでも続いているように見える。
けれど、風呂を出る頃にはその姿を暗闇に隠してしまう。暗闇があの色を攫ってしまった、私の好きな色は暗闇が去る時、再び色づくことだろう。
どこまでも続く青い空が、好きなのだ。
お終い
どこまでも続く青い空というものは、いつも私を励ましているように感じる。ほら、今だって、ここから一歩飛びだとうとしている私を、そっと励ましているように清々しい。まるで受け止めくれるよう。覚悟は決まっているから。後一歩、前に踏み出せば終われるんだ。
テーマ:どこまでも続く青い空 #344
どこまでも続く青い空。
今日は秋晴れ。
そこに飛行機が飛んでいく。
飛行機雲が青い空に線を描いていく。
白くてふわふわしているその線はすぐに消えてしまう。
そしてまた青い空に戻っていく。
白鷺が今度は通っていく。
大きく翼を広げながら飛んでいく。
一羽だけじゃない。
二羽、三羽とそれに続く。
白鷺もすぐに飛んでいってしまう。
そしてまた青い空に戻っていく。
『どこまでも続く青い空』2023.10.23
札幌。その二文字が見えた瞬間、僕たちは歓喜の声を上げた。
「あと少しですよぉ。お二人とも、がんばりましょう」
カメラマンがそうインカムで励ましてくれる。前を走る社長も親指を立てて合図をした。
しばらく走行していて、札幌と書かれたカントリーサインを超える。
「来たぞー、札幌ー!」
拳を突き上げて僕は叫んだ。ゴールの劇場まであと少し。
このグリーンのロードバイクとの別れも近い。予備日も入れての四日間という短い間だったが、この子はもはや僕の足となっている。
最初はこの企画は嫌だった。ただのテレビの企画ならともかく、動画配信サイトに投稿するだけの企画だったので、やる気などあるはずもない。
ましてやロードバイクまでまったく乗ったことなくて、普通の自転車とは違ったそれに、最初はどうすればいいかも分からなかった。幸いなことに新入社員の彼が普段からロードバイクを使っているということで、乗り方を教えてもらってからだいぶ楽になったものだ。
お尻が痛くなったり体の節々が痛くなったり、チェーンが外れたことなど数知れず、雨に降られたこともあった。それでも、泊まったホテルは快適だったし、大浴場も気持ちよかった。疲れたあとに食べるご飯も美味しかった。
大変な旅路だったが、楽しかった。
ここにきて疲れがドッと押し寄せてくる。足がもう動きそうにない。しかし、ゴールは目と鼻の先だ。
ありったけの力を使い、ペダルを漕ぐ。ゴールは、あと一漕ぎ。
「ゴール!」
ロードバイクから落ちるように地面に寝転ぶ。
「おつかれ。ゴールおめでとう」
声をかけられるまで気付かなかったが、とっくに現地入りしている仲間たちが笑顔で出迎えて称えてくれた。
荒い呼吸を整えるように、ふぅっと大きく息を吐く。
疲れた。すぐにでもホテルに入って、ベッドで休みたい。風呂にも入りたいし、これまで我慢していたビールも飲みたい。
欲求がいくつもいくつも湧いてくる。
いろいろ言いたいことはあるが、今はただ、このどこまでも続く青い空に抱きしめられていたかった。
どこまでも続く青い空。
僕たちはどこに向かえばいいのだろう。果てしなく続く道の上で、僕は立ち尽くしていた。
そんな僕の隣で君は、「まあ、なるようになるよ」と明るく笑う。
「仕事やめちゃったの?」
直球な質問に僕は目を逸らした。
「やめちゃったというか、まあ」
その、ええっと、と言葉を濁す僕を彼女が追撃する。
「やめたんでしょ?」
「はい」
彼女が箸でからあげをつつく。僕は喉の急激な渇きを感じて、慌ててグラスに手を伸ばした。
「わたしは向いていると思ったんだけどな」
彼女は箸をビシッと僕に向け、左から右に動かしてみせた。あの仕事は、君に、向いている、と小声で繰り返した。
「そうですかね」
そうだったなら。本当に向いていたならば、僕はいま無職にはなっていないだろう。その言葉を飲み込んで、僕は愛想笑いを浮かべる。
「まあ、また、いい話があったら紹介するよ」
彼女は僕をまっすぐ見つめて、唐揚げを一口で食べた。
このあとの記憶はあまりない。僕は「ああ、はい」と言ったのか、「ありがとうございます」と言ったのか。会計が普通に割り勘だったことだけは、のちの財布が語ってくれた。無職にはきつい出費だった。彼女は近々連絡をよこすだろう。なんにも考えずに僕は「はい」と返事をしてしまう未来まで容易に思い浮かぶ。きっとまた、向いていない仕事をしばらく黙ってこなすのだ。ああ、そんな人生なのだ。僕はそんなやつなんだ、と溢すと、君は「そんなことはないよ」と優しく声をかけた。
「いつだって選べる立場にいるんだから」
君は太陽のような笑顔でいる。
明日は、地元は晴れの予報。
青空が見れるんだろうな。
広くて、きれいな青い空が。
「どこまでも続く青い空」
二人して大草原の真ん中にいた。ポップは手を空に伸ばしてみる。
「でっけえな。世界は」
ポップの真似をして、隣に居るダイも片手を空に透かしてみる。2人が再会してから1ヶ月経っていた。
手ひらの向こうには、抜けるような青空がつづいていた。
「大事なもの一つ探すにゃ広すぎるぜ」
「でも空は繋がってるよ。いつかは見つかるって思ったろ。ポップなら」
「へへっ。詩人だな」
自暴自棄を起こした日もあった。無理がたたり空から落ちたことも。仲間にひどく当たった日もあった。飲めない酒に頼った日だってあった。
そろそろ別れの時間だ。
(そんな綺麗なもんじゃねぇよ)
見苦しい姿を見られなくて良かった。いや、ダイになら、のたうち回る自分を見られても平気だったかもしれない。
やがてダイが音もなく立ち上がり指笛を吹いた。
1人乗り用の飛竜が旋回しながら降りてくる。キィと鳴く立派な顎を撫で、手綱の様子をたしかめている。
「おれの勇者は世界をひとっ飛びだ。かっこいいねぇ」
「ポップもだろ」
なんだそれ。意味わかんねぇな。
「またな」「おう」
おれ達は拳をぶつけ合う。
次の瞬間おれの勇者は竜の背の人になっていた。
"どこまでも続く青い空"
「…しっ、これで準備完了っと」
今日の開院の準備をいつも通り全て終わらせた。開院時間まであと三十分ある。
──時間まで窓を開けて、外の新鮮な空気を入れようかな。
正面玄関から一番近い部屋に行き、部屋の窓を開け放つ。ビュウ、と秋の冷たい風が一気に吹き込んできた。
「…寒っ」
う〜…、と自分の肩を抱きながら寒さに身を震わす。
「うおぉ…っ」
ふと窓の外を見上げると、雲一つない、一面に澄み渡った青空が広がっていて、思わず声を上げた。
「……」
ふっ、と微笑む。
──良い事あるといいな。……なんて。
綺麗な空に少しの間見蕩れる。そろそろいいか、と窓を閉めて時計を見る。そろそろ時間だ。
正面玄関の扉の前に行き、扉の内側を覆っていたカーテンを閉め、扉の錠を開ける。観音開きの扉の片方を開ける。同じ冷たさなのに、先程と違って穏やかな風が吹き込んできた。
「ふぅ……」
その風の気持ち良さに、思わず一息吐く。空を見上げると、こちら側にも雲一つない青空が広がっている。
よし、と身を引き締めると、扉を閉めて診察室に向かった。
俺バカだから分かんねえけどよ、時差ってあるだろ?
そんで日が暮れる前に時差のある国に移動するってのを繰り返してたら、ずっと青空の下にいられんじゃねえか?
皆さんは、イスラエルの戦争、ご存知ですか?
そうそう、最近ニュースで取り上げられている事です。
最近ニュースで取り上げられていない、ロシアとウクライナだって今でも地獄のような戦が続いていて、それ以外の国だって……
同じ空の下に生まれたんだから、仲良くしようよ。
私は小学生ながらに思った。
こんなこと12年も生きていれば分かること。
小学生でも分かるのに、戦争をする大人達は何を考えているの?
戦争というのは、正義と正義がぶつかり合っている事。
大人には大人の考えがあって、子供には分からないのかもしれない。
こんな時に私たちは何が出来る?
未来ある私たちなら、この世界を変えられるんじゃないか。大人達は無理だと言うかもしれない。その大人の言葉が子供たちの作る未来を潰しているじゃないか!
平和な世界を作るには、どうすればいい?
青い空に聞いてみても、答えは返ってこなかった。
それが答えなのかもしれない。返ってこなかった事が。
私たちは自分達で考えなければならない。
必ず、貴方を助けるよ。
同じ空を見ている人にこの思いが届くように、青い空にそう言った。
『どこまでも続く青い空』