『どうすればいいの?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目が覚める。
憂鬱な1日が始まる。
終わりは見えていた。
だから、終わりにした。
ただそれだけだったはずなのに、
今は何もわからなくなった。
すごくすごく好きだったから、
こんなに苦しい。
いっぱいいっぱい幸せだったから、
こんなに寂しい。
前に進みたいのに、
近くにいる君にぎゅってしてほしい。
近くにいるのに、
透明人間みたいに存在を消されているようで、
寂しい。
ここにいるよ?
もう届かない声を必死に叫びたくなる。
自分勝手で天邪鬼でどうしようもない自分を
好きでいてくれてありがとう。
さようなら。
まだ、消えないこの気持ちは
どうすればいいの?
今はただただ抱き締めている。
想い出がひとつずつ消えていくまで、
ずっとずっと大切にしたい。
好きな人がいて、
いっぱい幸せだったから。
ありがとう。
その言葉だけでも、
ちゃんと伝えられるようになりたい。
昔、当たり前のようにあった手足とは羽根だったのだ。
ふわりと浮かぶ体の感覚は、浮力だったのだ。
陸を、海を、空を縦横無尽に駆け回ることができているなどとは考えもしていなかったころ。体の機関として根付いた、失われることのない絶対だと確信していた。
これになら心を全部傾けてもいいと信じていた。
老いて今。
どうすればいいの?
「××来ないなー、」
!来たか!!、来てなぁい、
「△△〜〇〇が寂しそうだよ
いつでもこっち振り向いていいんだよ
私らがいるでしょ 」
彼女たちは私の元へ来て励ましてくれた
なのに。
私は笑うことも上手く話すこともできない
「■■がここにいるよ」
「△△もここにいるよ」
うん..
「!!××きた!」
こっちには反応できちゃったし
「〇〇またね〜」
「..またね」
何してんだ。
【どうすればいいの?】
いい子達ばかりなのに感情が左右される
こんなに恵まれてる..こんなに愛されてるのに
今思えばすごく、すごく幸せな空間のはずだったのに
なにしてんだよ私
「どうすればいいの?」
お空に飛んでくしゃぼん玉
この手にずっとずっと乗せていたいのに
つんと触ればすぐに弾けてしまう
そこに置いてあるマグネット
僕についてきてほしいのに
冷蔵庫や磁石についていってしまう
人間のぼくはその力には抗えない
ものと、ひとは違うから
どうすればいいの?どうすればいいの?
しゃぼん玉がずっとずっと手のひらに乗ってくれるためには
どうすればいいの?
どうすればいいの?どうすればいいの?
マグネットが僕についてくるにはどうすればいいの?
題 どうすればいいの?
ど、どうすればいいの?
私は朝起きて、ベッドの下に転がる死体を見て青ざめた。
一面の赤い血が広がる絨毯の上に横たわる死体。
しかも、それは私が昨日激しく喧嘩した悪友だった。
毎日のように喧嘩してて、昨日もいつものように些細なことで口喧嘩になって・・・。
2人とも居酒屋で飲んだ後で私が財布忘れたって言ったら責められて、そこで言い合いになったんだ。
何かそのまま激しく口論して、部屋に入ってそれから・・・。
記憶がない。
何で・・・・。
私殺しちゃったの?
喧嘩はしてたけど、そんなに殺したいほど憎んでたわけじゃなかったはずなのに・・・。
でも酔ってたら何しでかすか自分でもわからないしそもそも肝心の記憶がない。
動かなきゃいけないことは分かっているのに、私はそのまま動けずに固まっていた。
「にゃあ」
「きゃあああ!!」
いきなり猫の鳴き声がして、私はベッドの上で飛び上がった。
何故か家に猫がいる。
どうして?
猫?
ん?
猫は悪友の元へと行くと、悪友のほっぺたについた血をペロペロなめた。
「ん、んん〜?」
すると、死体が声を上げた。
私はびっくりして固まったままだ。
「くすぐったいなぁ」
って言いながら、死体だったはずの悪友は大きなあくびをして起き上がる。
「げっ、なにこれっ、服がケチャップだらけじゃん〜」
「え?ケチャップ?」
私が尋ねると、悪友が呆れたように私を見る。
「覚えてないの?昨日飲みの帰りに喧嘩中この猫が捨てられててさ、かわいそうって拾って帰って来たじゃん。でさ、チキンナゲットあげようと解凍したついでに私たちも食べようって話になったじゃない。そしたらこの猫が暴れてケチャップ踏んでそのへんケチャップだらけになってさ〜」
「あ〜断片断片だけ覚えてる」
覚えてるけど・・・今言われても途切れ途切れにしか思い出せない。
「そのまま寝たんだっけ?」
私が悪友に聞くと、
「うん、多分。2人とも怒って追いかけてたのが最後は笑いながら猫追いかけてさ、その後疲れて倒れた気がするけど覚えてないわ」
「よかっっっったぁぁぁぁ。私、あんたが倒れてるの見て、マジで人殺したかと思ったわ。だってケチャップ一面にうつ伏せで倒れてるって完全に死体じゃん」
その言葉を聞いて悪友は笑い出す。
「あはは、何それ、あんた面白すぎっ、そんなわけないでしょ。さすがに仲悪いけど殺人って、あははっ、あー面白いっ」
悪友が笑い転げるので、私はむくれる。
「そんな笑わなくてもいいでしょ、朝起きて人生終わったって絶望したんだからっ」
「あはは、ごめんごめん、確かにあんたにとっては一大事だもんね、まったくさー、この猫ちゃん拾ってきたからえらい目にあったよねぇ」
悪友は傍できょとんと見てる猫を抱き上げて私に視線を移す。
「ホントだよもう、今日大学で飼える人いないか聞かないとね」
私はにゃーんと呑気に鳴く猫を恨めしげに見て言う。
わかってる。猫に罪はないわよ。
「その前に、シャワー行きだね、私もあんたも」
死体に気を取られて気づかなかったけど私も服のあちこちにケチャップのしみが出来ていた。
私は一つため息をつく。
「とりあえずあんたが生きてて本当に良かった」
朝から恐怖体験をしてしまった私は心から安堵したのだった。
どうすればいいの?
どうしたらいい?
どうしよう、わからない、わからない。
それが積もっていくと、自分がわからなくなってくる。
ひとつひとつ難しく考えず自分の気持ちを大事にして決めていく。
難しい時もあるけど、大事なこと。
大丈夫、どうにかなるよ
「どうすればいいの?」
どうすればいいの?
わからない時は
一旦離れてみる
違うことしてみる
運に任せてみる
大変そうな方を選ぶ
らしくない方を選んでみる
もしくは…
まず寝る
それから考えてみる
何度もこの問いに躓いた
「どうすればいいの?」
投げたボールはどこにも当たらない
虚空に吸い込まれていく
僕はあの確かな壁に向かってボールを投げたのに
ここには音さえも無い
「いやいや(笑)、そんなのなしでしょ?」
「だって、そんなら、、、」
「どうすればいいの?」
もう自分の声さえ、、、
世界が遠ざかっていく
まって、、
置いて行かないで、
お願い、
誰か、
世界に去られたその後に
何があるというのだろう
、
、
、
、
阿
(*゚ー゚)vオハヨ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なんだ
こんなところにあったのか
僕の心が落ちていた
みんなの作品を眺めて
お題の単語が並びすぎてて
なんかちょっと 頭が痛くなってきた
今日ははやくねようとおもう
あなたも一緒にどうですか
ごめんなさいね、笑 おやすみなさい。
自分がもし、こんな性格じゃなかったら、と考える。
例えば、他人を気にし過ぎる性格。
そのくせ、納得いかないことに黙っていられない。
そして誰かとぶつかって、その後で気にしまくる。
これって、どうすればいいの?
こんな性格じゃなかったらな。
言いたいこと言って、平気でいられる性格。
もしくは、言いたいことがあっても抑えられる性格。
…んー、どっちも自分じゃない気がしてならない。
この性格でもう早幾年だしな。
これが自分なんだよな。
どうにもならない。
なら、どうすればいいのか。
まあ、もうこの年だ。
言いたいことは言わせてもらって、出来るだけ、後で気にしないようにしよう。
結局、「ま、いっか」が最強なんだよな。
どうすればいいのか悩むより、どうもならんけど、ま、いっか、で生きていく方が気が楽そうだ。
気楽っていいな。
何があっても気が楽でいられたら。
せっかく生まれてきたんだから、思い悩む時間なんか少ない方がいい。
どうすればいいの、どうにもならない、なんて、終わりのある人生には、無駄な思考回路だと思う。
だって、最終的には絶対どうにでもなるんだから。
少しずつ、少しずつ、自分の性格に「気楽さ」を足していこう。
これが、今出来ることの精一杯。
どうすればいいの?
どうすればいいの?って思うだけで
特に何も対処しない
そんな事が大人になって増えてきた
あれもこれも手を出すことに限界を覚えたり
膨大なタスクにやる気を削がれたり
諦めるのも忘れるのも必要だって折り合いつけてみる
そんなこんなで今日もおやつを食べました
おやつ一つで仕事頑張れるんだもん
ちょろくて偉いじゃんか
君は知らないかもしれない
私がどういう思いで
君に接しているのか
この『好き』という気持ちを
どこにしまえばいい?
日に日に増すの
減ってくれないの
耐えるには大きすぎるこの気持ち
_どうすればいいの?_
インスタのはなし
苦手な投稿が出てこないようにするには
開いてから「興味なし」タップするか
長押しして「興味なし」タップするかだと思うんだけど
長押ししたら拡大されるのやめてほしいんだが!
苦手だから開いて大画面にしたくないのにさ!
特に虫系とかまじでほんまにアアアア
一回結局がっつり見ちゃうの、アアアアアア
(お題スルーのぼやき回)
ファッションが分からない。私ほどの年齢だと服装だの化粧だのにお金や時間を費やし、美を求める方々が多数いる。私はその多数側にはなれなかったようだ。服はこれを着ていれば周りから浮かないと思うシャツ、ブラウス、ベストを着回し、なんだか同じようなコーディネートが続く日もある。メイクもいまいちやり方がわからず、すっぴんとほぼ変わらないような見た目になる。どうしたらいいの本当に、誰か助けて!垢抜けたい!
お題『どうすればいいの?』
口からたらり、と垂れた。
どうしようも無くて、もがいても掴むのは空気で。
心がしぼむ。
いつの間にか、私は一寸先すら見えない闇の中へ辿り着いてしまっていたことに気付いた。
周りを見渡せば、遠くにうっすら人が見える。しかし彼等は、どの人も、その人なりに頑張っているように見える。きっと彼らも手一杯だろう。彼らに声をかけるのは申し訳なく思えて、口を噤んだ。
助けて、ねえ、助言して。
そう言いたい気持ちを堪えた。
手を伸ばすのを躊躇った。
ふと、影ができたことに気付いた。隣を見遣れば、君がいた。
君は、撫でるような笑顔で、どうしたの。と問う。その手にはカンテラが揺れていた。
口を開けないでいれば、君が深呼吸をする。片目でこちらを見るから、私もつられて、深呼吸した。
それから、君は「少し眩しいかも。」と呟く。
「ゆっくり、見てみて」
君がそう言うから、一度目を閉じて、自分の爪先から、ゆっくり前を見た。
カンテラに照らされて、周りがよく見えた。
足の先には、芝生が広がっていた。柔らかそうで、寝転がったら心地の良さそうな。
すぐそこに、ベンチがある。公園、のような。目を凝らせば、遊具もある。他には?と空を見上げる。
星々をかき分けて、邪魔をしないように静かに泳ぐ飛行機がいた。気持ちが良さそうだ。
口を開けてそれらを見ていると、思わず、口角が上がる。私のまわりには、こんなに素敵なもので溢れていた。
そして、零れたのだ。
「どうすればいいの?」
それを聞いてから、君は歯を見せて笑った。
「どうとでもしちゃおう!」
どうすればいいの?
これはこれ、言われて困る言葉。これを人に聞く人は、本当は解決法を知っていて、でもそれをしたくないから人に聞く。
まれに本当にわからなくて聞く人もいるが、だいたいは、なんとなくわかるけど受け入れたくない、という事が多い。
ある偉い先生は言っていた「困った時は、三つの方法が思いついたらどうにかなる」。
だから私は、とても余裕がある時は、三つの解決法を提案してみて、どうかなぁと聞いてみる。でもほとんど「でも〜」と提案を聞き流され、エンドレスの「どうしたらいいの?」につきあう。偉い先生のようにはいかない。
そんな時は、私の考えを改める。これもコミュニケーションの一つだし、まぁいいか。
11/21 「どうすればいいの」
炎刃、燃ゆる、熱く、紅く、激しく
雷刃、闇を貫く、鋭く、強く、美しく
交わりて炎雷、穿つは霹靂、放たれしは必滅の咆哮!
「えぇ…」
なんというか、人間の脳みそって一定以上情報を一気に詰め込まれると逆に冷静になるよねって話。
放課後、学校の帰り道を歩いていたら急に光に包まれた〜とか、目を開けたら全く知らないところだった〜とか、目の前で今にもやばそうな魔法?が俺に向かって放たれそう〜とか
まぁ、色々言いたいことはあるけど、まぁ、現代日本人なら取り敢えず現状を話し合いで解決できないかは挑戦してみるべきだろう。
「あのー、すみません…」
「黙れ悪魔の手先!! 父の仇、今ここで!」
「助けてください! 勇者様!」
「えぇ…」
うん、カオスってこういう事を言うんだね!
それと、今話しかけられて初めて気づいたけど、いつの間にか俺の後ろに隠れてるそこの君? さっきのセリフで何となく分かったけど俺がこうなったの君のせいだよね?
何? 勇者って、俺ただの男子高校生ですよ? こんな見るからに殺意高そうな攻撃食らったら跡形もなくなっちゃうよ? あぁ、そのすがるような目を止めてくれ、俺には何もできないから。
「この期に及んで勇者召喚か! 往生際が悪いぞこの悪魔め!」
片やこれである。何? 親でも殺されたの? さっきのセリフ的にどうにも否定できないのがアレだが、正直彼女の言う通りだと思う。ちょっと往生際が悪いよね? そりゃ命の危機となれば出来ることは全部やろうってのは分からない話ではないけど、タイミングというか呼ぶとしてもこうなる前に呼んでほしかったよね!
「ふぅ…」
空を見上げる。
とっても綺麗で澄んだ青空だった。
大きな空を眺めてたら少しだけ楽観的になれた気がした。
平凡な高校生。
けれど誰にだって特技の1つや2つはあるものだ。
「…やってみるか」
これは言ってしまえば必殺技というやつだ。
現代日本人が使える数少ない必殺技。
効果があるかどうかは正直わからないが、俺も俺の召喚主にならってやれることはやってみようと思った。
「ゆ、勇者様?」
「な、なにをするつもりだ!」
勝負は一瞬。
相手を刺激しないようにゆっくりと膝をつく。
両手を上げる。
そして一拍。
この場の全員が俺の一挙手一投足に注目しているのを肌で感じてから一気に両手を地面につく。
そのまま霞むような速度で上半身を下げる。
「本当に申し訳ありませんでしたぁあああ!!」
でぃすいずじゃぱにーず土下座
裂帛の咆哮と共に相手がドン引く程の気合いで土下座をかました。
それはもう全力で、全身全霊をもって渾身の土下座をかました。
正直自分自身何に対して謝っているのかよくわからないが、大切なのはそこじゃない。相手の怒りを上回るほどの衝撃を与えてこの怒れる少女にほんの少しでもいいから落ち着いて話を聞いてもらうのだ。
悔いがないと言ったら嘘になるが、これが俺にできる最適解だった。
やれることはやった。あとは野となれ山となれ、だ。
上手くいくことを神にでもお願いしておこう。
あと、ついでだからもう一回。
「本当に! 申し訳! ありませんでしたぁあああ!!」
キャンドル
想い出
宝物
どうすればいいの?
「どれにしますか」
誰かに話しかけられたようで、重いまぶたを開けると紳士がいた。
知らない場所だった。店内は紳士と私しかいない。辺りはしんとしていて、広さも六畳くらいとそんなに広くはなさそうだった。アンティーク調の机の上にはずらりと火のついたキャンドルが並べられている。
きっとアロマ系のお店なのだろう。しかし私がなぜここにいるのかが分からなかった。
「すみません。ここは何のお店なのでしょうか」
と私は聞いてみた。
しかし目の前の紳士は私の疑問に答える気はないようで、
「どれにしますか」と返すだけだった。
どうしたらいいものか。正直をいえば、早くこの場所から逃げ出したかった。紳士は私を見つめたまま表情を変えないし、部屋は薄暗い。なによりキャンドルが何時までたっても消える気配がないのがなにより不気味だった。
もう紳士の要望に答えるしかないようだ。
「どれにしますか」
「じゃあこれにします」
適当に目の前のキャンドルを指差す。
「では火を消してください」
紳士ははじめて違う言葉を口にする。
私が選んだキャンドルの隣には既に火が消えたキャンドルがあった。私の前にもお客さんがいたのだろうか。何故か消してはいけないような気がしてならない。だから私は不安の気持ちを拭うように質問をした。
「火を消したらどうなりますか」
「では火を消してください」
また紳士は同じ言葉を繰り返す。
「火を消したらどうなりますか」
「では火を消してください」
「火を消したらどうなりますか」
「では火を消してください」
…
もう堪らなかった。一刻も早くここから出たい。
一刻もはやく。
だから私は
ふっ
キャンドルの火が消える。
その瞬間私の体が軽くなったような気がした。
手足はある。
心臓も動いている。
だが何かが足りない。
その何かが思い出せない。
「どれにしますか」
紳士は私に投げかけた。
目の前にはずらりと並べれたキャンドルが悠々と燃えていた。
カラカラ、カラカラ。
キーホルダー揺らして歩いた、いつかの帰り道。
久しぶりに歩く、かつての我が家への帰り道。
あの立て看板が。
あの駄菓子屋が。
あの坂が。
感じる夕方の匂いが。
雄弁に語るのは、あの頃の記憶。
さて歩道橋を登って、斜陽差す町並みを一望して。
「これから、どうしようかな」
ポツリこぼれるのは独り言。
あと7日。今日は国語について。
思えば、国語は好きだった訳じゃない。
ただ小学生の時から妙に自分だけ点数が良かったり、書いた文章が大人びてると褒められたりしてきた。
中学に入っても、高校でも、国語の先生に特別に目をかけてもらったような気がする。私はあの人達が好きだったんじゃなくて、そうゆう自分が好きだったんだろうなと思う。
いつしかそれは重荷になった。
「流石やね」「あなたには力がある」「文章書くの手伝って欲しい、得意でしょ?」「やっぱり」「勉強しなくてもいいじゃん」
「あれ、今回はどうしたの?」
いつかの模試の、子供は神様みたいな詩を書くという文が忘れられない。
人目を気にせず書くことは、もう怖くて出来ない。
才能が欲しいと思っていた。これは、ソレだと呼んでいいのだろうか?
自分の才能を生かせるから、あのとき褒めてくれた先生が好きだから。そうやって踏み出している教師への道は、本当に私のやりたいことなんだろうか。
そんなことがどうでもよくなるくらい、私はあの人に惚れているんだが。
本当は、歌が好きだ。ピアノは小3で飽きてしまったが、続けていればよかったかな。
歌う仕事ができたらすごくいいと思う。
いつか自分の言葉を歌にのせられたら、それは私の願い。