どうすればいいの?』の作文集

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どうすればいいの?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/23/2024, 6:41:51 AM

どうすればいいの?

君に会うといつも可愛くいられない。
憎まれ口ばっかり叩いて、思ってもないこと言っちゃうんだ。

君のことが好きだってバレたくなくて。

だってバレたらこうやって話すことも出来なくなっちゃうでしょ。

だから、虚勢を張って君のことなんてなんとも思ってませんって態度をとるんだ。

でも、ほんとはね。
こんなことやめちゃいたいんだ。

ほんとは可愛いって思ってほしい。
素直に、君のことが好きだよって言いたい。

君に特別に、なりたいんだよ。

どうすればいいの?ねぇ、誰か教えてよ。

11/22/2024, 5:38:36 PM

どうすればいいの?
------

少し先の未来しか見れない

もっと先の遠い未来を見なければならない時期はとうに過ぎているのに、見ることができない

見ようとすると、周りの情報に押し込められて暗い暗い真っ暗な未来しか見えない
すると、もう今で終わらせた方がいいのではないかと、ついつい考えてしまう
考えるだけで済んでいるからいいものの、見ようとすればするほど、もうそうとしか思えなくて
もう遠い未来が見れなくなってしまった

今は、少し先の未来を見つめて進んでいるけれど、不安は消えない
不安を消したくて、また遠い未来を見ようとするけれど辛くてしんどくて、最後には消えたくなってしまう

どうすればいいの?

どうしようもないから、ただ少し先の未来だけを見つめてただ進むしかないのだろう

11/22/2024, 2:42:42 PM

それは突如。なんの前振りもなく降り注ぐ――
「そーちゃん」
「うん?」
 環は目の前のお酒を仰いでグッと唇を引き締めて、隣に座る恋人をじっと見つめる。
「……結婚、しよ」
 壮五の瞳が大きく揺らぎ、開かれてゆく。離さないその強い視線が先の言葉に真実味を意味しているようにも思える。
「けっ……こん」
「そ。これからもずっと一緒って誓うやつ。形だけでもしたいなーって」
 結婚。考えたことならばごまんとある。だが、口にしたことは無かった。法律上日本では認められていない。旅行も兼ねて海外で……と一人悩んでいたものだ。その事を伝えると環はふわっと笑って顔の前で手を振った。
「そんな大掛かりじゃなくてさ。小さな教会で、神父はももりんに頼むとか」
「も、百さん!?」
「そー。あ、司会がいいかな?Re:valeに司会、ケーキはみっきーといおりんで」
 それから……と指を折って話す環。壮五そんな環に開けた口が塞がらず、ただただ見つめていた。
「そーちゃんっ」
「んっ……」
 開きっぱなしの口を埋めるように環は壮五の唇を奪う。
「俺と結婚、嫌?」
「ちがっ……嫌なわけが無いだろう」
 壮五は少し目線を下げ、左手の薬指に光るリングを見つめる。お互いの瞳の色の宝石が埋め込まれたかけがえのないもの。雪降る夜にふと何気なく入ったお店。壮五の提案により壮五が水色、環が紫と互いの色を交換した。付き合いたての頃の安物の指輪はネックレスにして飾ってある。
「これは、さ、最近、気づいたんだけど」
 環は壮五の左手に自分の左手を重ね、同じようにその手の指輪へと視線を移した。
 壮五は意を決したように指輪に向かって吐き出すように口を開いた。
「僕は自分が思っているよりも。と、とてもっ!」
「め、めんどうな性格で、お酒の力を借りないと甘えることすら出来なくて。さらには、お、思ったことも、すぐに口にできない、ません。結婚のいいところ、どこ」
「いいとこ……。そんなのいっぱいあんじゃん。このかわいい顔も、そのめんどうなせーかくも、ぜんぶ、俺だけのそーちゃん。独り占め」
 勢いよく顔を上げた壮五に口元の端を上げ白いを歯を覗かせた。
「それに」と重ねた手を握るとそのまま言葉を続ける。
「甘えらんなくても、俺が甘えさせるし。きょーせいてきに。……な?俺、メリットだらけじゃん?」
「そう……だね」
 先程までの悩みがすっと出ていく。そうして代わりに一筋温かいものが頬を伝う。一筋、また一筋と溢れ出る雫は止まらない。それを止めようと手でぬぐっても視界はぐにゃりと歪んだまま。
「あ……れ?た、たまき、くん、どうしよう」
 付き合いたての頃に虫除けに買った安物の指輪も、雪降る季節に何気なく入ったお店で見つけた指輪も、今もらったばかりのプロポーズも――
 これ以上の幸せを壮五は知らない。
「あふれて、とまらない」
 どう、すれば、いい?
 そう問いかけるように環を見つめる。
「……決まってる。目が枯れるまで、泣けばいい」
 いつの間にか自分も歪んだ視界。これは嬉し涙。ちっとも悲しくなんてない。大好きな人が幸せいっぱいで涙を流し、それに共鳴するかのように自分の頬にも温かなものが伝う。
「そーちゃん」
「なに?」
「結婚、してくれる?」
「答えなんて……聞かなくてもわかるだろ」
 環は溢れんばかりの笑みを浮かべると、握る手に少し力を込めてから壮五の唇を重ねた。
 二人でたくさんの幸せを積み上げていこう――

いい夫婦の日ということでプロポーズの環壮を。(二次創作です)
「どうすればいいの?」より

11/22/2024, 11:16:03 AM

白椿の咲く一本の木の前で、一人立ち尽くしていた。
これは夢だ。ぼんやりとそう思う。
記憶にあるそれよりも幾分か小さな椿は、溢れんばかりの白い花を咲かせ。風に葉を揺らし、時折花を地に落とす。
何にも縛られる事のない自由な椿は、何の力も持たないただの椿だった。

「どうか皆をお守り下さい。傷ついた者達に安らかな眠りを与えて下さい」

必死に祈る声が聞こえた。
いつの間にか椿の前に、幼い少女が一人。椿に水を与え、祈っていた。
いくら祈った所で、椿はただの椿だ。そうは思えど口には出さず。少女に習うようにして、椿に祈る。
祈る度、瞬きの度に少女は大人になっていく。やがて少女の姿が消えても、ただ一人椿に祈っていた。


「助けて下さい」

声がして、目を開けた。
椿の前。先ほどとは違う少女が倒れ伏していた。

「助けて」

少女の願う言葉は、椿にではない。
弱りながらも強さを失わない目は、椿ではなくこちらを見ていた。

「どうすればいいの?」

助けて、と言われても、何を求めているのか分からなかった。
誰を助ければいいのか。何をすれば助ける事になるのか。
問いかければ、少女の強い目が迷うように揺れて。

「名前がほしい。このまま消えたくない」

そう言って必死に腕を伸ばす少女に、応えるようにその手を掴んだ。





「目が覚めたか」
「神様?」

目を開けると、彼が奉られている社にいた。
随分と暖かい。彼の腕の中は酷く安心する。
夢うつつに微睡む意識で、彼の胸元に擦り寄った。

「黄櫨《こうろ》。俺の眼を欺くな。お前を失いたくはない」

静かな声に、目を瞬いた。
彼を見上げる。揺らぐ金色が怖れの色を浮かべているのが見えた。

「ごめんなさい、神様」

腕を伸ばし、彼の頬に触れる。ここにいるのだと、どこにも行かないと伝えるように、彼を呼んだ。

「許さぬ。暫くはここから出られると思うな」
「曄《よう》が心配するよ」
「炎が側にいる。問題はないだろうよ」

頬に触れた手に重なる手が、微かに震えている事に気づく。
怖ろしかったのだろうか。彼を一人置いていなくなると思われているのだろうか。
そんな事あるはずないのに。

「あれは黄櫨を求めていた。黄櫨の神になり、呼んでほしかったのだ」

消えてしまった一人きりの妖を思い出す。
妖は妖だ。妖が守る一族にとって式であり、守り神であったけれども、それだけだ。それ以外の者にとっての神には成れない。
それに私の神様は一人だけでいい。

「私の神様は御衣黄《ぎょいこう》様、ただ一人だよ」

言葉にして伝える。彼の金色を真っ直ぐに見つめて微笑んだ。
彼がいい。過去に縋るしかなかった弱い私の手を引いていてくれたから私はここにいる。未来に生きられるように、新しく名前をくれた彼だけが私の神様だ。

「何処にも行かない。離れてもちゃんと神様を呼ぶよ。最初から呼んだのは私だったでしょう。だからこれからも、あの時だって神様を呼べたんだから」

妖の庭で妖と対峙した時、無意識に彼を呼んでいた。
守るように現れた彼の背を見て、本当は泣きたくなるくらいにほっとしたのだ。

「黄櫨」

名を呼ばれる。頬に触れていた手を取られ、指先に彼の唇が触れた。

「どうしたの、神様」

彼は何も答えない。答えの代わりに手が離されて、そのまま彼の手が視界を覆った。
ほんの僅かな違和感と、穏やかで暖かな熱。

「暫し眠れ。怖かったのであろう」

優しい声。それでもどこか憂いを帯びた声音に、彼はまだ不安なのかと思う。
怖いのはきっと神様も同じだ。大丈夫だと言葉で伝えても、不安は消えてくれなかった。
言葉だけでは伝わらないのだろうか。どうすれば彼の不安を、怖れを取り除く事が出来るのか、分からない。

「神様、私はどうすればいい?神様のために私は何が出来るの?」

問いかける。さっき夢で見た少女にしたのと同じ問いを、彼にする。

「名を、呼んでくれ」

ただ一言。
その小さな囁きは、あの椿の元にいた少女達の祈りの言葉によく似ている気がした。

「御衣黄様」

彼の名を呼ぶ。何度も繰り返す。
想いを込めて、只管に。

「御衣黄様。私の名前も呼んで」

彼の名を呼ぶ合間にそう願えば、微かな笑う声と共に黄櫨、静かに名を呼ばれる。
彼が与えてくれたもの。今の私を定めてくれる大切な宝物。
段々と瞼が重くなっていく。緩やかに落ちていく意識の中、夢の中の少女が彼女と重なり、あぁそうか、と理解する。

転校生として彼女と初めて会った時。懐かしいと言われたのは、本当の事だった。
彼女があそこまで私達に心を砕いて動いてくれたのは、彼女に名付けたからか。
昔、椿の元で出会った彼女は、人でありながらも、妖のように消えかけていた。遠い昔、呪に蝕まれた亡くなった祓い屋の、その歪み捻れた魂を取り込んで生まれてしまった彼女は、生まれた時から妖に近い存在だった。
両親からもらった、祓い屋の名の一部である白という名がさらに彼女を不安定にさせ、きっと出会わなければあのまま消えていたのだろう。
名がほしい、と彼女は願った。存在を確かにするために。
だから差し出した。忘れ去られ、消えていくだけの名を。

「封が大分解けてしまっているな。それ以上思い出すな。お前は今、黄櫨なのだから」

眠れ、と今一度彼に促され、思考が解けていく。
目が覚めれば、二度と思い返す事もないのだろう。

「お前には俺がいる。孤独に彷徨った過去などいらぬだろう」

途切れる意識の間際。
それでも確かに聞こえた救いのような彼の言葉に、泣くように微笑った。



20241122『どうすればいいの?」

11/22/2024, 11:00:42 AM

どうすればいいの?

何かずーっと悩んで考えていると
どんどん頭が混乱してきて
どうしようもなくなってくる
悩んでいるその問題の解決を考えればいいはずなのに
なぜか解決じゃないことが浮かんできて
心がもやもやしながらどこか緊張している
誰かに、どうすればいいの?って聞いても
結局は自分の問題で自分が動くことでしか解決できないんだね

_________________________________________________
こんばんは、青春碧と申します。小説を書くよりお題を見た時に頭の中に浮かんだことを書く方が自分で納得というかなんというかできるような気がします。自然に頭に浮かんだことというのは過去の経験や感情故のものだからこそ、過去のことを浄化したような気持ちになるから納得できるのかなと思います。

11/22/2024, 10:51:26 AM

どうすればいいの?

突然なイレギュラーに「どうすればいいの!?」とパニックになってしまう私に彼はいつも穏やかに言う

「大丈夫、焦らなくていいんだよ
深呼吸してー」

彼の掛け声に合わせて深呼吸をするとだいぶ落ち着く

「ありがとう」

「どーいたしましてー」

私のお礼に間延びした返事にクスッと笑ってしまう
私達は今までもこれからも助け、助けられて生きて行く

11/22/2024, 10:16:53 AM

10月3日の塾帰り、同じ学校の友達Aと一緒に帰り、家まで送ってあげた。

友達Aは、こういった。

「最近親友の〇〇ちゃんが私と話してくれないの」

私はこういった。

「それは悲しいね、あのさ、明日私のに先生からの親友の△△ちゃんと友達Aで仲良くしてみてよ。私、明日〇〇ちゃんと仲良くして、話聞いてみるから!」

「△△ちゃんと仲良くできるかなー?」

そして友達Aの家に着いた時にわたしは、

「やっぱりやめとく」と言った


最近、親友だった△△ちゃんが私を避けるようになった。


そして、11月21日、昨日のこと、急に△△ちゃんに遊びに誘われた

「今日遊べる?」

「あ、うん遊べる」

私と△△ちゃんで遊ぶことになった。

「あのさ、話があるんだけど…」と言われた

私:「どうしたの?」

△:「私になにか隠し事してる?」

私:「別に何も?」

私:「しいて言うなら私の好きな人とか?笑」

△:「ほんとにそれだけ?よく考えてみて」

私:「隠し事なんかしてないよ?」

△:「噂で聞いたんだけど、うちの事とか、〇〇ちゃんのことモノ扱
いしてる?」

私:「そんなことするわけないじゃん」

△:「とある噂で聞いたんだけど、△△ちゃんと〇〇ちゃん交換しよ!とか、本当の友達が見つかったら今までの子は全部ポイッ!みたいなこと言った?」

私:「そんなこと言うわけないじゃん」

△:「あっそ」






今では、〇〇ちゃんと親友だ
毎日楽しいけど、心の中の何かが引っかかる。

11/22/2024, 10:01:35 AM

騒がしい居酒屋の、奥の個室で男女二人が話し合っていた。
一人はビールジョッキ片手に机に肘をついて、もう一人はレモンサワーをちびちび味わって飲んでいた。
ビールジョッキを持った方の女性は、レモンサワーを飲む男性に尋ねる。
「雪(ゆき)ぃ......彼氏とどんな感じ?」
「それなりにやってるよ」
「どこまで行った?キスした?」
「うわぁド直球ぅ。言わねぇよ」

顔色一つ変えず返事をし、レモンサワーを飲むのは雪。
なんだよ教えろー、と少し赤くなっているのが葉瀬(ようせ)。彼らは大学時代のよき友人で今でもこうして関係が続いているのだ。
「いいねぇお熱いねぇ、お熱ですかぁ?」
「おっさんかよ。乙女なんだからもっと可愛く言え」
「きゃー!尊い!」
「なんか違うな」
「人に言わせといてなんだその態度はぁ!」
「葉瀬が始めた物語だろ?」
むすっ!と頬を膨らませる葉瀬の顔は、お酒のせいで少し赤くなっていた。

「それで?俺を誘ったのってそういう話じゃないよな」

どうした、と一度レモンサワーから口を離して聞く。葉瀬は机に顔を伏せて無言になる。
「............」
「なんだ、俺に言いにくい話か?」
「いや.....」
「言ってみろ言ってみろ。言え言え」
「.......あー...のさ」
「何?」
くいっ、と雪はレモンサワーを一飲みする。

「............恋愛って、どうやってる?」

「...え?冷たっ!!」
雪は驚いてレモンサワーから口を離してしまい、膝にビチャッ、とかかる。
「あー...!...今恋愛って言った?」
「言った」
「本当!?」
「む、私が恋愛しないように見えるのか」
「違う違う。葉瀬ってそういう話、大学の時無かっただろ?」
「...そうだっけ?」
葉瀬は顔を上げて頬をつく。雪は興味津々で葉瀬に質問を始めた。

「それでそれで?恋愛に関する相談か?」
「うん」
「そうかそうか...聞きたいことは何だ?なんでも聞け」

「...この恋愛をさ、どうすればいい?」

「......ん?」
「どう、すればいい?伝えたらいい?でもまだ好きかよく分かんないんだけど...」
「.........あー」
雪は気づいた。葉瀬は恋愛初心者なんだな、と。葉瀬の頬の赤さは酒のせいだけではないだろう。
「そんな急に思うことなのかな、好きとか。なんかの気の迷いとかじゃないのかな?もっと仲良くしたいだけで、別に恋愛ではないのかな...」
「待て待て葉瀬」
葉瀬の思考がどんどん悪い方に向いていく前に、雪は止める。そして人差し指をぴん、と立てて話し始めた。

「まず、好きに早いも遅いもない。好きだと思うならそれは好き。好きかわからなくても、特別な気持ちなら特別な気持ちって名前でいい」
「...へぇ」
「次に、恋愛は迷うもの。今まで無かった気持ちなら尚更。無理に名前をつける必要はない」
「ふんふん」
「最後に、無理してその気持ちを伝える必要はまだない」

雪は指を上げるのを止め、手をもとに戻す。
「友達でいたいならそれでも構わない。付き合いたいなら付き合えばいい。それは、葉瀬が決めることだからな」
「そう、なんだ...」
そう言うと雪は嬉しそうに笑う。

「でもなぁ~葉瀬から恋の話が聞けるなんてな」
「あ、はは...」
「じゃあ今度は馴れ初めでも聞こうかな!」
「え、は!?」
「葉瀬だけ話すのもあれだからさ、俺も話すよ」
「そういう問題じゃ」
「葉瀬が言わねぇなら俺から先に話しちゃおっかな~」
「待って私が先に言うから!」

お題 「どうすればいいの?」
出演 葉瀬 雪

11/22/2024, 10:01:01 AM

「どうすればいいの?」

「前回までのあらすじ」───────────────

ボクこと公認宇宙管理士:コードネーム「マッドサイエンティスト」はある日、自分の管轄下の宇宙が不自然に縮小している事を発見したので、急遽助手であるニンゲンくんの協力を得て原因を探り始めた!お菓子を食べたりお花を見たりしながら、楽しく研究していたワケだ!

調査の結果、本来であればアーカイブとして専用の部署内に格納されているはずの旧型宇宙管理士が、その身に宇宙を吸収していることが判明した!聞けば、宇宙管理に便利だと思って作った特殊空間内に何故かいた、構造色の髪を持つ少年に会いたくて宇宙ごと自分のものにしたくてそんな事をしたというじゃないか!
それを受けて、直感的に少年を保護・隔離した上で旧型管理士を「眠らせる」ことにした!

……と、一旦この事件が落ち着いたから、ボクはアーカイブを管理する部署に行って状況を確認することにした!そうしたらなんと!ボクが旧型管理士を盗み出したことになっていることが発覚したうえ、アーカイブ化されたボクのきょうだいまでいなくなっていることがわかった!そんなある日、ボクのきょうだいが発見されたと事件を捜査している部署から連絡が入った!ボクらはその場所へと向かうが、なんとそこが旧型管理士の作ったあの空間の内部であることがわかって驚きを隠せない!

……ひとまずなんとか兄を落ち着かせたが、色々と大ダメージを喰らったよ!ボクの右腕は吹き飛んだし、ニンゲンくんにも怪我を負わせてしまった!きょうだいについても、「倫理」を忘れてしまうくらいのデータ削除に苦しめられていたことがわかった。

その時、ニンゲンくんにはボクが生命体ではなく機械であることを正直に話したんだ。「機械だから」って気味悪がられたけれど、ボクがキミを……キミ達宇宙を大切に思っているのは本当だよ?

それからボクは弁護人として、裁判で兄と旧型管理士の命を守ることができた。だが、きょうだいが公認宇宙管理士の資格を再取得できるようになるまであと50年。その間の兄の居場所は宇宙管理機構にはない。だから、ニンゲンくんに、もう一度一緒に暮らそうと伝えた。そして、優しいキミに受け入れてもらえた。

小さな兄を迎えて、改めて日常を送ることになったボク達。しばらくのほほんと暮らしていたが、そんなある日、きょうだいが何やら気になることを言い出したよ?なんでも、父の声を聞いて目覚めたらしい。だが父は10,000年前には亡くなっているから名前を呼ぶはずなどない。一体何が起こっているんだ……?

もしかしたら専用の特殊空間に閉じ込めた構造色の髪の少年なら何かわかるかと思ったが、彼自身もかなり不思議なところがあるものだから真相は不明!

というわけで、ボクはどうにかこうにか兄が目を覚ました原因を知りに彼岸管理部へと「ご案内〜⭐︎」され、彼岸へと進む。
そしてついにボク達の父なる元公認宇宙管理士と再会できたんだ!
……やっぱり家族みんなが揃うと、すごく幸せだね。

そして、構造色の少年の名前と正体が分かったよ。なんと彼は、父が考えた「理想の宇宙管理士」の概念だった。概念を作った本人が亡くなったことと、ボク以外の生きた存在に知られていないことで、彼の性質が不安定だった原因も分かった。

ボクが概念を立派なものに書き換えることで、おそらく彼は長生きするだろうということだ。というわけで、ボクも立派に成長を続けるぞ!

─────────────────────────────

「やぁ、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。裁判以来だね?」
「お久しぶり。今日はどんな御用なの?」
「今日は君に色々と伝えなくてはならないことがある。」

「……私が犯した罪のことに関係があるの?」
「いや、特には。」「そう。」「でも、気になるだろう?」「内容が分からない以上、答えられないわ。」「それもそうか。」

「えーと、ボクの父……君を使役していたあの博士のことだが───「あの方に何かあったの……?!」「反応が早すぎる……。」

「そう焦らずに、ゆっくり聞きたまえよ。」

「少し前、博士に会いに行ったんだ。」「え……?」
「ご存知の通り、彼はとうに亡くなっている。だが、偶然会うことができたんだ。」

「そこで思い出話をしたのだが、博士は君のことをとても心配していたよ。なんせ、君は最後の生命体と機械が合わさった宇宙管理士だったからね。」

「本当は話すべきではなかったのだが、君の話をした。」
「君からは機械の部分が取り除かれ、やっと元の姿を取り戻したとだけ伝えた。」

「彼はほっとしたようで、しばらくぼーっとしていたよ。」

「それで───「私もあの方に会いたい!」
「それはまだ……できないね。」
「どうして……?」

「私には命の期限があるの。貴方のそれよりももっと短い期限が。」「それに、私はもう宇宙管理士ではなくなった。」

「資格を取り直せばいいんじゃないかい?」
「それは……。」「君の言う通り、不可能に近い。なんせ、この宇宙管理機構は現在進行形で極度に高度化しているからね。」

「それじゃ、私、どうすればいいの?」
「もう……この命を捨てるしか───「そんなことを博士が望むと思うかい?」「……。」

「さっきから言っているだろう?そう焦ることなかれ、だ。」
「きっと君のもとに、彼の方からそのうち会いに来てくれるよ。……ボクはそう信じている。」

「どうして、どうしてそんなことが言えるの?死者が生者に会いに来る?そんなことがあり得るの?」「ボクから言えるのは、それも彼次第っていうことくらいかな。」

「きっと今頃博士も頑張っていることだろう。だから君も───。」

「頑張って生きてくれ。」

私は信じる。博士、貴方を信じるわ。
私もこちらで命を紡ぐから、貴方もどうか。

会いに来て。

11/22/2024, 9:59:00 AM

「――占いをしないか。オレの腕は百発百中だ」
「この状況でか?……笑わせるな」

 拳銃を突きつけ合って、俺達は互いを鋭く睨んでいた。そんな切迫した中で、突然相棒は胸ポケットからタロットカードを出し、俺を占ってやると抜かしたのだ。

「生憎だが、俺の未来は占わずとも決まってる――お前をここで撃ち殺し、裏金を独占して、単身海外へ高飛びだ」


 俺と相棒の出会いは、裏社会を牛耳るデカい組織の末端にあたる施設だった。同じような生い立ちで身寄りのない俺達は、すぐに打ち解けて寝食と「仕事」を共にした。

 互いの背中を預け、初めて信頼という感情を知った。
 殺されるならお前がいい、と冗談を言い合っていた。
 互いの存在が、心の拠り所だった。

――それなのに。俺達は今まさに殺し合おうとしている。


「えー、オレの占いによると……」

 俺に銃口を向けられているにもかかわらず、ぶつぶつと何呟きながら、相棒はカードを片手でめくり始めた。地面に奇妙な絵柄のタロットが散らばってゆく。

 およそ占っているとは思えない、相棒の舐めた態度に俺は心底腹が立った。いよいよトリガーに指をかける。

「――オレ『ら』の運勢は最低最悪。ここで死ぬ」
「……そうか。そいつは残念だな」


 俺達は、とある依頼をしくじった。なんとか掻き集めた金を明け渡そうとしても、組織は良い顔をしなかった。

 相棒によって、丁重に葬られるか。
 組織によって、惨い殺され方をされるか。

 二人とも生き残る、あるいはどちらか片方が生き残るというマシな未来の可能性は一欠片も無い。

 それならば、せめて相棒を弔った後に自分が囮となって相棒の墓を、臓器を、遺体を守り抜こう――そんな俺の勝手な願望を、俺の相棒は許さなかった。


 ふと、地面に落ちているカードが目に止まった。
――確か、『審判』だったか。

 占うと豪語したくせに、こいつは一枚も意味なんか知らないのだ。おおよそ、この状況を打開する方法が思いつかなくて、運任せにでもしようとしたのだろう。
 どうしようもない相棒に、呆れた笑いが込み上げる。

 最期に粋なことでも教えてやろうか。
 そう思ってから、やめた。
 こいつには、俺達には、希望的観測などもう無意味だ。


「どうすればいいの?……オレ達、どこから間違えた?」

 今にも泣きそうな声で、相棒が俺に問う。

「――多分、初めから」

 だから、やり直そう。
 そう微笑んで、俺は餞(はなむけ)の弾丸を撃ち放った。

  2024/11/21【どうすればいいの?】

11/22/2024, 9:57:39 AM

《どうすればいいの?》

あなたを思い出すと、自然と顔が綻ぶ。
あなたの声を聞けただけで、幸せになる。
あなたの笑顔をちらと見ただけで、その日は最高の日になる。

嬉しい。心踊る。そんな気持ちが凄く心地よくて。
ずっと、あなたの心の底からの笑顔を見ていたい。

あなたの隣は、きっと最高に幸せな場所。ずっと、そこに立ちたい。
でもそれを求めると、叶わぬ苦しさに胸が締め付けられる。

そしてそれが叶った時。それは、あなたの全てを間近で受け止めることになる。
笑顔も、喜びも。悲しみも、苦しみも。

あなたが悲しみ、打ちのめされたことも知っている。
それを乗り越えたことも、知っている。

それでも夢が叶った暖かな気持ちと、それに付いてくる不安に心をかき乱される。
私は、それを支える力を持っているの?
本当に私は、彼の隣に立つに相応しいの?

この不安を打ち消すには、どうすればいいの?


そんな苦しさを抱いていた時、彼はふと呟いてくれた。


「あなたがいてくれて、本当によかった。」


宇宙の星も、月も、青空の太陽さえも霞みそうな眩しい笑顔で、そっと。
私の隣で、私の瞳を見つめて呟いてくれた。

私の不安は、一瞬で消え去った。

私こそ、本当にありがとう。

11/22/2024, 9:56:48 AM

それは突然の出来事だった。思い思いにざわついていた休み時間、栗山が叩いた机の音はその雑音を一発で鎮圧した。
「うるせーよ!」
 怒鳴り声に私はビクッと身を縮めた。栗山はいつもおどけていて、怒っても笑いに変えるようなやつだから、こんな姿は見たことがなかった。それになにより、これは私に向けられた怒りだということが、背中に冷たい風を吹かせた気がした。今まで私が栗山を本気で怒らせたことはない。だから調子に乗っていたんじゃないかと言われたらそれまでだけれど、……今はただ、数学の解き方を聞いていただけなのだ。
「なに、いきなり……」
 恐る恐る聞きながら、妙に腹が立ってくる。なんなの、ガチで。意味わかんない。しかもみんなが見ている前で。恥をかかされた、という思いが、栗山を怒らせたショックを上回っていく。
「わかんないから、聞いただけじゃん!」
 私も手元の問題集を机に叩きつけた。こえー、と呟く声がする。こんなことで私が悪く言われるようになるのは耐え難い。
「なんなの、急に怒ってさ!」
 自分の無罪を表明するかのように声を張った。すると栗山は立ち上がり、つかつかとドアの方へ歩いていった。逃げるの?と引き留めたい気持ちが半分、このまま罪を背負って出ていってくれたら楽だと思う気持ちも半分。相反する思いに逡巡する間を突いて、栗山は振り向いた。私を睨む顔が悲しそうに見えたのはほんの一瞬。
「しつけーんだよ!」
 すごい勢いで閉められた引き戸のドアは、跳ね返ってまた開いた。
 涙は興奮からくるものだった。でも、友達はみんな、私を慰めた。栗山サイテー、と一方的になじる言葉が連発される。本当になにがなんだかわからない。
 どうすればいいの?
 心に浮かんだ言葉を反芻し、混乱しながらも思い出した。栗山がキレる直前の、私の最後の問いかけは、
「どうすればいいの?」
 だった。

 薄ら寒い会議室で、私と栗山は先生達に囲まれながら俯きがちに会話をした。
「……イライラしてて」
 栗山は、そう言い訳をした。なににイラついていたのか、いつからイラついていたのか、そういった肝心なことは全て「よくわからない」と逃げたから、結局全てがまさに「よくわからない」。とりあえず思春期の不安定さが原因と結論づけられ、栗山は先生にしっかり諭されてから放免となった。お互いに言いたいことはなにもない、というのが表向き。私達はちがはぐのままそれぞれの居場所へ戻り、言葉を交わすことも顔を見合わせることもなく1日を終えた。
 今年同じクラスになってから、栗山とは仲が良かった。むしろ他の女子より近い位置にいる気がしていたから、こんな形で離れるのは悔しい。でも、これはもう、だめなやつかもしれないな……。
 盛りのイチョウも見上げることなく、とぼとぼと帰路を歩く。こんな日に限って一緒に帰る人もいない。深まる秋がどんどん気持ちを暗く染めていくようで、私はため息をついた。
 公園の角を曲がり切ろうとした時だった。
「下田……」
 ぶっきらぼうな呼び声に、私は足を止めた。
「……なに」
 びっくりしたことも、待ち構えていてくれたことが嬉しかったことも、そう感じたのは栗山の表情が明らかに凹んでいたからだということも、私は表に出さなかった。意地?よくわからない。
「……ごめん」
 小さく頭を下げる栗山。さっき、会議室で、すごく嫌そうに謝ったばかりなのに。ちょっと笑える。
「……いいよ、もう」
 本当にどうでもいいと思った。これでまた元に戻れるなら、それでもう全てをチャラにしてやっていい。イラつくことは誰にだってある。たまたま、タイミングが悪かったんだ。いいよ、栗山。
 だけど栗山は、公園の柵に沿うようにズルズルとしゃがみ込んだ。
「下田、よく俺に聞くじゃん。どうすればいいって」
「……そんなに?」
 なんとなく隣に移動する。栗山は、うん、と頷いた。なにこれ、可愛いかも。
「なんか、嬉しいんだけど、いつも。でもさ、」
 少し言い淀んでから、栗山は顔を背けた。
「わかんなかったんだ、あの問題」
 ……は?
「わかんねーって言うの、なんか無理で」
「負けず嫌い?」
 今度はちゃんと笑った。栗山はさらに顔を背けた。
「俺、どうすればいい?」
 知らないよ、そんなの。可愛すぎる反応に私はただただ笑った。すると栗山は怒ることもなく、斜め上に私を見上げた。
「下田には、よく思われたい」
「……思ってるよ」
「俺、どうすればいい?」
 笑いでごまかす私。だけど、いつまでもそのままってわけにはいかない。
「いいよ、そのままで」
 やっとそう返すと、栗山は恥ずかしそうに、これまたやっと、私を見上げた。イチョウの葉がくるくると1枚、2人の世界を彩るように舞い落ちていった。

《どうすればいい?》

11/22/2024, 9:45:26 AM

今日も

上手くいかなかった。







失敗ばかりで
仕事が
嫌になりつつある。

自分なりに
色々と考えて
頑張っているつもり

なのに―――



 



わたし

この仕事




向いてないのかなぁ。





子供の頃からの



だったのに。





好きな仕事

だと思っていたのに。


#どうすればいいの?

11/22/2024, 9:44:29 AM

どうすればいいの?

どうすればよかったの?わからない。わからないよ。
私はこれから、どうすれば?

11/22/2024, 9:39:48 AM

『どうすればいいの?』


ほんと、どうすれいいの?
毎日大なり小なり自分に問いかける日々。

出来ない事。
困った事。
悩んでる事。
ちっちゃな事なら、すぐ解決出来るけど、ちょっと厄介な事は、
「どうすればいいの?」
なんて悠長に言ってられない。
「どーすりゃええねん!」
ってツッコミの合いの手のジェスチャー付きで言ってみる。
それで解決するわけないけど、
「どーしろってんだ!」
って拳で机を叩くより少しは気持ちが楽になれそうな気がするから。

11/22/2024, 9:30:06 AM

どうしたら、、、、どうしたらいいの?
こんな、私はやってない、、、お母さんを殺すなんて、、、私は人殺しじゃない違う、、、違う!違うのに、、、、どうして誰も信じてくれないの、、、?

11/22/2024, 9:28:52 AM

キープさせていただきます。

今週は忙しいので、もしかしたらずっと書けないかもしれません。申し訳ないです。

どうすればいいのか分からなくてパニックになったときは、落ち着くまでどうかそっとしておいてほしい…と思いますが、そんなときに限って色々と話しかけられたりするんです。

11/22/2024, 9:22:04 AM

消えるそぶりを一切見せない
貴方へのこの恋情は
どうすればいいの?
 
ーーーーーー

どうすればいいの?

11/22/2024, 9:15:26 AM

「どうすればいいの?」

このお題を見て、僕は以前20歳のニートと会話したことを思い出した。
彼との出会いは精神科での集まりだった。
社会復帰を目指す、あるいは社会復帰した者たちで構成された参加者たち。
精神科クリニックの一室に集められた数人。
僕と彼は、その参加者だった。

ニートである彼は運動不足と食欲のない貧相な身体つきでポツポツ呟いた。
小学五年生から不登校生活は始まった。
それから20歳。ずっと不登校でいる。
中学、高校とまったく通っていない。
今話題のフリースクールも通っていない。
中卒確定。だから、受験というもの、宿題というものなどまったく知らないという。
約九年間自宅で引きこもっていた。
それで、冒頭のセリフということだ。

危機感を持っていると言っていた。
危機感? ははっ。
危機感があったら9年間もニートしてないだろ。

不登校とニートについて、心のなかで蔑んだ言葉が湧いて出た。
今では恥ずかしいものだが、自己肯定感が低かったのだ。自分の存在を理解するために、ネットで不登校ニートや派遣社員などのブログを頻繁に読みあさっていた。自分も同じようなもの。コメントは残さない。感想として上手く言語化できない、ドロッとした醜い感情。

ファシリであるクリニックの先生が、悩める彼について僕にアドバイスはないかと話を振ってきた。
僕には不登校歴が1.5年、ニート歴も1.5年あった。
それでも、社会復帰できている。正社員をやらさせてもらっている。もう二度とこんな奴にはならないぞ、という、一種の同族嫌悪である。

ファシリには申し訳ないが、僕はアドバイスを送るような人間ではない。
ネットの世界で散々貶したのだ。
彼のような無職ニート、不登校に対し、努力がないとか、やる気がないとか。
言葉にして残していないが、同調したのだ。
そんな甘ったれたこと言ってんじゃねえというドロドロとした黒い何かを吐き出そうとした。
でも、そんなこと……。
口を閉ざす。
面と向かって話すほど、彼を傷つけることはできない。
ニート・無職像は、ネットに属する画面の向こう側だから、あんな言葉が湧いて出るのだ。

「アドバイスできません。僕の人生のどこを探してもありません。とりあえず、うつを治したらどうでしょうか」

それだけを答えて、あとは別の話題へシフトした。
以降ニートの彼が喋るターンは来なかった。
僕がずっと喋っていた。雄弁は銀、沈黙は金。
そんなわけがない。

11/22/2024, 9:07:40 AM

【どうすればいいの】


自分ではどうしようもないことって、あるんだよ。
あなたが頑張っても、変えられないことはある。
何度かチャレンジしてみていい。それでも変わらないなら、その時は勇気を持って手を離すんだよ。
そのうち、何かの力によってあるべき状態に向かって進んでいくから。
ほんとうにそう、あるべき場所に向かって進んでいくから。

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