たった1つの希望』の作文集

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たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/4/2024, 12:22:30 AM

普段あまりなつかない猫が、
 私がお風呂に行っている間に
 リビングの私の定位置で丸くなっていた。
 火の消えたようなわが家、
 君がいてくれることがわずかな救い。

 育ててあげているつもりで
 助けられていたんだね。



(たったひとつの希望)

3/3/2024, 2:45:17 PM

あなたさえいれば
それだけで
最悪な人生も
あなたさえいれば
最高な人生
あなた…?
どこにいるんだろう




#たった1つのの希望

3/3/2024, 10:58:06 AM

八、たった1つの希望
無性に心細くなる夜がある。無性に泣きたくなる夜がある。得も言われぬ不安に押し潰されそうで、ミアは震える指先をぎゅっと握り締めた。
「まだ起きてたのか」
扉が開くなり姿を現した仕事終わりのアルバートは、玄関先でひとり佇んでいた己のメイドの姿を目にすると開口一番にそう言った。視線が合ってミアは知らず知らずのうちにほうっと息を吐く。幾らか気持ちが和らいだ。
「お帰りなさいませ」
「今日は遅くなるから先に休めと言っただろ」
時刻は午前二時を回ろうとしていた。ミアは二時間後には起床して朝食の仕込みをしなければならない。
「申し訳ございません」
「謝って欲しいわけじゃ……どうした?」
ミアの異変を察知したアルバートは訝しんだ。上着を脱いでからミアに近付くと、アルバートは彼女の顔を覗き込む。
「体調でも悪いのか?」
アルバートの問いにミアは首を横に振る。
「なら眠れないのか」
「……」
何も言わないミアに、アルバートは「当たりだな」と呟く。
アルバートは逡巡した後、口を開いた。
「ミア、俺の部屋まで水を持ってきてくれ。喉が渇いた」
「あ……は、はい」
主人の命令にミアは頷く。
自分の部屋に戻れと言われなかったことに、ミアはただただ安堵した。

水を注いだグラスを主人の寝室まで運ぶと、アルバートが手招きした。
「悪いな。夜遅くに」
「いえ」
今のミアにとっては寧ろありがたかった。
アルバートはミアからグラスを受け取るも、それに口を付けることはない。
「お前、今日はここで寝ろ」
「え?」
「俺の寝台使え」
アルバートの言葉を理解した途端、ミアは顔を真っ青にした。そんなこと許されるはずもない。
「い、いけません」
「俺ならソファで寝るから問題ない」
問題大ありである。
「ちゃんとベッドで寝てください」
「まだ寝てないお前にだけは言われたくないな」
間髪入れずに言葉を返されたミアは口を噤んだ。
「明日の朝もゆっくりでいい。……ひとまずは寝ろ。体が持たないぞ」
「……でも」
ミアは目を伏せる。
「何をそんなに不安がっている」
アルバートがミアの頭を優しく叩く。
「俺がいるだろ」
アルバートの言葉にミアは顔を上げた。何がそんなにも自分を不安にさせているのか、ミアは考えたがやっぱりよく分からなかった。それでもこれだけは分かる。自分をそばに置いてくれたあの日から、ミアにとってアルバートは、たった1つの希望なのだ。

3/3/2024, 9:59:36 AM

たったひとつの希望

あの人が私にとってたったひとつの希望。
私に人間の感情を教えてくれた。
あの人が居なくなったら、私はどうなってしまうのだろう

3/3/2024, 9:55:53 AM

「たった1つの希望」

それが叶うのなら、何にしよう?
お金持ちになりたい! いいねぇ
美しくなりたい! いいねぇ
世界から戦争を無くす! いいねぇ

リアルに考えてみる。
「地球自身の問題を、すべて解決してほしい」かな
温暖化、不安だよね
地震、怖いよね
ついでに花粉や黄砂も無くなってくれたら
もっといいのになと鼻をかみながらふと思ったよ

3/3/2024, 9:51:09 AM

たった1つの希望
あの日、あなたが大好きをくれたおかげで息苦しさが楽になりました。

私にとってあなたがくれた大好きがたった1つの希望になりました。

3/3/2024, 9:49:09 AM

皆さんには希望がありますか?それは生きがいだったり、頑張る気力になったり、この生きづらい世の中では必要不可欠なもの。あるとないとでは大きな差になると思います。そんな私もつい最近希望と言えるものができました。それまでの人生は自堕落でとりあえず今を生きているそんな生活をしていました。学生時代は同級生からいじめられ、傷が癒える前に新たな傷を作っている日々でした。そして日を増すごとにできているアザは必ず目に入っているはずなのに親は無視。家での私はいてもいなくても変わらないそこら辺の雑草と変わらない対応を親から受けていました。なのでご飯も自分で作っていました。親が作ったご飯は小学生の頃が最後だった気がします。無視されている理由は中学生の頃から何と無く察しがついていました。私には兄がおり、兄は成績優秀でした。それに比べ私は勉強が大の苦手でした。小学生までは特に問題はなくそれまでは兄と同じように等しく親から愛情を受けていました。ですが中学生からは格段と難易度が上がったように感じ、そこから勉強についていけず、親からは無視される日々が始まりました。親から無視をされ始めると兄とも次第に会話が減っていき、私が高校生に上がってからは、とうとう喋ることすらなくなりました。就職してからは一人暮らしをしました。最後に家を出ていく時、両親の表情はどことなく笑みが混じっているように見えました。家を出ていくときですら兄とは会話を交わしませんでした。就職した企業はというと、そこはいわゆるブラック企業というやつでした。長時間労働はプライベートの時間が削られるのでもちろんいやでしたが、一番嫌なのは上司からのパワハラです。毎日毎日罵声を浴びせられ人前で泣いてしまうこともしばしばありました。まさに生き地獄のようなある日、自宅の近場にペットショップができました。ある日、久々に早く帰宅ができたので気晴らしに入ってみることにしました。するとそこは楽園でした。一瞬自分の死を疑ってしまうほど別世界のように幸せが詰まっている空間でした。それからというもの仕事帰りにペットショップに寄るのが日課になっていました。そんなに動物が好きならさっさと飼ってしまえばいいじゃないかなんて思うかも知れないが私の家はアパートでペットの飼育が禁止されています。なので買うわけにはいかないのです。ですがある時私見つけてしまいました。本当に些細なことではあるが奇跡だと思いました。私の誕生日は2月6日なのですが、ペットショップの犬のコーナーにいた純白のその子の誕生日は6月2日だったのです。私の誕生日の数字を反対にしたものがこの子の誕生日だった。そんな些細な奇跡が私の罪の意識を払い除けついにその子を飼う決断を下しました。その子が家に来てからは世界が一変。上司の罵声も、長時間労働も、家族問題でさえも苦にならなくなりました。その子が私の憂鬱を跳ね除けてくれた。そして希望をもたらしてくれた。

今日も遅くなってしまった。あの子がうちに待っているのに。早く帰らないとな。急いで家に帰る。もう1時か。そう言いながらドアの鍵を開ける。異変に気づく。鍵が空いていたのだ。出かける前たしかに鍵は閉めたはずだ。なのに空いているのはおかしい。恐る恐るドアを開ける。ドアが開けば開くほどに私の鼓動は速まった。完全にドアを開けきるとそこには大家の姿が見えた。

3/3/2024, 9:48:50 AM

希望よ
俺の道標よ

恒星の光の如く輝き続けてくれ

暗闇の中で迷わぬ様に

輝き続けるだけでいい

後は俺がその道を辿る

決してこの道を途切れさすな

一本の光の筋

俺は貴方の後ろしか歩けない

一生俺を照らして

3/3/2024, 9:45:51 AM

「たった一つの希望」

あなたのアイコンが私とのツーショット
ということ。

3/3/2024, 9:45:26 AM

第三十三話 その妃、淡い光に
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 丸二日もあれば、体制を整えることも、それなりの人数を引き連れて来ることも、そして辺境にある離宮の場所も、突き止めることができたのだろう。


 穴の空いた壁から漏れる松明の明かり。
 擦れ合う金属音。土を踏み締める足音。
 微かな草葉の青い香りと、雨の気配。



“少しばかり懲らしめて差し上げなさいな”
“相手はそれでも妃。脅す程度で結構です”
“愚かなことを、もう二度とさせぬよう”
“後宮の秩序を守るのも、我々の役目なのですから”


 多くの人の夢や記憶を渡り歩いた。その中には勿論妃たちもいる。
 その妃の瞳を通して見た従者や、雇われた所謂不成者たちも。そして、彼らの記憶も。



「徹底的にやるとは言ったけど、素人の命は奪わない方向で宜しく頼むわね」

「……それが絶妙に難しいことわかって言ってます?」

「でもできるんでしょう?」

「……ま、もうわかってますけど」


 「もう何も驚きませんよ」と、恐らく初めから予測をして呼び出していたのだろう。

 麒麟の鬣を優しく撫でてから、そっと耳打ちをすると、甘えるように鳴いてからすうっと姿を消した。


「好かれてるのね」

「あなたのことも嫌いではなさそうですよ」

「主人のあなたを扱き使ってるのに?」

「彼らは、あくまでも僕の友人ですので」

「……私、式神さんとお友達になりたいわ。すごくいい関係を築けると思うの」

「いいですよと素直に頷けると思います? 完全に何か企んでいるような顔してる人に」

「あら。失礼しちゃうわね」



 そうこうしていると、まるで蛍のような淡い光が、やさしく降り注いでくる。
 幻想的なそれに目を奪われていると、隣からそっと顔を覆い隠す紙を手渡された。


「鱗粉を見たり吸い込んだりなさいませんように」

「……せっかく綺麗なのに。残念ね」

「幻覚が見たいのであれば、止めはしませんよ」


 そう言いながら、結局自分よりも先に困った妃の顔を覆う辺り、彼もまた心配性の塊なのだろう。



「どんな幻覚が見られるの?」

「そうですね……強いて言うなら、自分にとっての“たった一つの希望”が叶う。そんな感じでしょうか」

「そう。……少し、見て見たい気もするわね」



 自分にとっての“たった一つの希望”とは、一体何なのか。

 ……ただの希望に、どうして彼の顔を思い浮かべるのか。






#たった1つの希望/和風ファンタジー/気まぐれ更新

3/3/2024, 9:45:09 AM

昔の人ならば、2つの車輪がまっすぐ前後についた乗り物で隣の村まで行ってこいと言われたら、どう考えても無茶だし倒れる、実際に乗れない。それでもどうしてもというなら、たった一つの手段は三輪にするか補助輪をつけるしかない、と思うだろう。
でも今では、誰もが考えもせずに自転車に乗っている。

たった一つの手段なんて、たいがいは今の条件と対応手段から短絡的に捻り出すもので、きちんと向き合って、しっかりいろいろと見てじっくり工夫して、人間の方が少し進歩すれば、なぜか簡単にできる方法が見つかる。一度できればどんどん安定していくし、なぜか誰でもできるようになる。

たいがいの問題点なんて、自転車に乗ることほど飛躍した理不尽な発想ではないし、自転車を渡されて呆然とした昔の人より絶望的でもないんじゃないかなと思う。

「これがもう最後の手段」に飛びつく前に、もう少し問題点と向き合って、膝を擦り剥きながらでもまず自分が進歩してみて。

3/3/2024, 9:42:04 AM

今日は期末試験の日。
 この結果次第では休み返上で補習がありうるほど重要な試験である。
 俺には休みのスケジュールはぎっしり詰まっているので、この試験だけは落とすわけにはいかないのだ。
 だが俺は答案用紙に何も書き込めないでいた。
 筆記用具が無いわけじゃない。
 純粋に答えが分からないのだ。

 これまでの試験は、授業聞いてちょっと勉強すれば何とかなった。
 それどころか、平均より上を取るのも難しくはない。
 だから今回は全く勉強しなくても大丈夫だろうと思ったのだが、この有様である。
 あと最近面白いゲームが出まくったのでそのせいでもある。
 ……いや、ゲームのせいにするのは良くない。
 すべては期末試験と言う制度が悪いのだ。

 だがそんな現実逃避をしても目の前の解答欄は埋まらない。
 こういう時、凡人ならばカンで答えるだろうが、俺はそんな無粋な真似はしない。
 秘策があるのだ。
 この絶望的な状況を切り開いてくれるたった一つの希望。
 それはサイコロ鉛筆である。
 断面が丸ではなく、六角形の鉛筆。
 これに数字をそれぞれの面に書けばあら不思議、答えを教えてくれる魔法の鉛筆に早変わりだ。

 昨晩寝る前に、『さすがに全く勉強しないというのは、いくらなんでも不味いのでは?』という不安に駆られ急遽《きゅうきょ》作ったものだ。
 使わないに越したことは無いと思っていたが、結局使う羽目になってしまった。
 反省すべきことはたくさんあるが、それは家に帰ってからの話。
 ともかくこれで合格間違いない。

 俺は鉛筆を転がし、解答欄を埋めていく。
 先生もそんな俺の様子を見ているが何も言わない。
 これはカンニングではないから当然だ。
 もしも口出ししようものならSNSで炎上待ったなし!
 最近の先生は大変ですな。

 すべての解答欄を埋めると、ちょうど試験終了のチャイムが鳴る。
 さすがに記述形式のものは埋めることはできなかったが、選択問題は全て埋めた。
 けっこう調子が良かったので、平均は堅いだろう。

 少しの休憩ののち、次の教科の試験が始まる。
 この試験もこの魔法の鉛筆さえあれば、赤点回避は確実だろう。
 配られた解答用紙を受け取り、教師の合図とともに書き込み始める。
 ぱっと見で選択問題が多い。
 これはサイコロ鉛筆の独壇場だな。
 勝利を確信し、回答用紙に名前を書きこもうとして、しかし鉛筆が止まる。
 俺は致命的なミスを犯したことに気が付いたのだ。

 さっきのテスト、名前書いてない

3/3/2024, 9:22:46 AM

#たった1つの希望

 1人の小説家がいた。家族も友人もなく、人間嫌いだった。細々と連絡を取る相手はいるものの、家から出ることもなかった。
 小説家は、自分の文章が好きではなかった。小説というものには他人の評価が付き纏う。表現がどうだとか、伏線がどうだとか、世界観がどうだとか、登場人物がどうだとか。幸いにも小説家の作品は世間では高評価を得ているが、自己満足で文章を書いている小説家にとって、高評価でも低評価でも、他人から評価されるというのはなんとも気に入らなかった。人間というのは感情に左右されやすいもので、評価されることを酷く嫌っている小説家は、いつしか自己満足で書いていたはずの自分の文章すら気に食わなくなっていた。
 信じられるものが何もない小説家にとって、それは致命的なことだった。今まで、文章だけが取り柄であり人生だったのだ。自分で書いた文章を自分で読むのが好きだった。しかし今では世間の声が頭を過り、吐き気がする。小説家は人生を失った。

 ところで、小説家が書く文章はラストが魅力的だと好評だった。誰もが想像できないものや、読み手の想像に任せ様々な意味に捉えることのできるものなど、ラストシーンで読み手を魅了していた。

 小説家が新しく執筆している作品は、もうすぐラストシーンに差し掛かるところだ。さて、「始まりがあれば終わりがある」と良く言われる。それなら意図的に終わりを作らなければどうなる?永久に始まったままになるのではないか。終わりという幕が下がらない物語も、たまには良いのではないか。

小説家は長年連れ添ったペンを大切そうに置く。

いつもより幾分か高い景色を見ていた。



裸足の足は静かに揺れていた。

3/3/2024, 9:19:38 AM

たった一つの希望

全員がたった一つの希望にすがって、見苦しいとは思わんかね。

3/3/2024, 9:16:49 AM

たった一つ希望

私にとってそれは
このたった一瞬の代わり映えのない穏やかな日々を
彼と送ることだ

年下の彼は
私が10歳の時にこの世に誕生した
私とは違い
両親ともに愛されて育った

ジェネレーションギャップは多少ある

私の精神年齢は14歳で止まっている
だから
今は彼の方が20も年上だ

だが出逢うのが遅すぎた
彼は戸籍上、他の誰かの夫だ…

その誰かを不幸にしたいわけでも無いし
その誰かから彼を奪いたい訳でもない

ただ
この歳まで誰かの愛を貰えなかった私に
小さな頃から
心が故障してしまった日々を過ごしている私に
心休まる彼との時間を
ほんの少し分けてはくれないだろうか?

ずっとは無理だろう
そんなことは承知だ

ただ今だけでいい…
彼との時間を過ごせること
それが私の
たった一つの希望 

この日々が少しでも長く続きますように

3/3/2024, 9:07:36 AM

たった一つの希望はあの人がくれた言葉
 
「心が弱い奴はね、最初っから強い人より
        大抵は強くなるもんよ。」

3/3/2024, 9:04:12 AM

なにもかも上手くいかない毎日だけどあなたの笑顔を見ると生きる気力が湧いてくる。その真っ白いすべすべとした触り心地の良い頬に触れるだけで明日も頑張ろうって思える。本当に産まれてきてくれてありがとう。

3/3/2024, 9:03:19 AM

たったひとつの希望は棺の中に。

(たった1つの希望)

3/3/2024, 8:59:04 AM

『たった1つの希望』

 あなたが、私のそれだった。
 何を失っても、何度打ちのめされても、あなたがいればそれでよかった。
 たったひとつ、それだけは決して譲れなかった。
 愛している。

3/3/2024, 8:56:08 AM

壊れても、失くしても、決して諦めてはいけないよ。
希望はいくつだってあると思うけどなぁ。
たった1つの希望って言われると、なんだか結構プレッシャーだよね。
僕はどんなに落ち込んでも、希望は沢山持っていたい派なんだよねぇ。


今日は僕の話になってしまいました、すみません。

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