『ずっと隣で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕たち あとどのくらい一緒にいられるかな
そう問いかけたのは16の僕だった。
いつか死ぬということがおそろしかった。
卒業式や結婚式が 僕の人生になくても、
僕の葬式だけはいつか執り行われる。
僕はおそろしかった。
それに応えたのは16の彼だった。
僕とまったく同じ身長で。
そう、中学のころの先生には
『ぐりとぐら』に例えられた。
双子ではないのだけど。
以下、
彼のことを『ぐら』と呼ぶことにする。
ぐらはなんて言ったと思う。
あいつ 飴をからんころんと口で
転がしながら
ずっと!
なんて無責任なことを言いやがる
僕は頭にきて 言い返した
ずっと、なんて言葉ない
ずっと、とか。存在しないくせに
言葉だけ独り歩きしてるんだ
地球もいつか終わる
おまえも僕もそうだよ
そしたら ぐらはキョトンとした。
それから少し飴を口の中で転がしたかと
思うと、床にぺっと吐き出す。
まだ溶け切ってない苺の飴。
そしてぐらはなんて言ったと思う。
死ぬときは
一緒に死の!
って。にっこり笑うもんで。
言葉と顔が合ってないし
吐き出した飴もふつうに汚いけど
そのチグハグさが 僕は 好きなんだ。
p.s
みんなの投稿で見かけた
貴女が元気になりますように
もしかして私?って思った貴女
そう貴女だよ
貴女の文章は 貴女の人柄を感じる文章
わたしはとても惹かれました
だから どうか貴女が元気でありますように
少しでもわたしの言葉が
貴女に届けばいいなと思います
貴女の言葉を届けてくれて有難う
苦手な人は注意
ヤンデレ
自己中
ややヒス?
バイセクシャル
メンヘラ?
欲しいものほど遠く、
要らないものほど残る。
欲しいものが遠ざかって、
跡にすがる。
貴方が欲しい、
狂っちいほど欲しい。
何に変えてもほしい。
ずっと隣で監視したい。
全ての物が手に入ると虚しい。
追い掛けてるときが幸せ、
それでも、
何に変えても
あの子が欲しい。
ずっと一緒にいたい
ずっとなりに
私の物として、
私に必要なのは
自立だろう、
もう、何年だろう、
僕は貴方とであって、ずっと見てきた。
友として、
僕はこんなにもアナタが好きなのに
ずっと隣で見てきた。
ずっとずっと、、
こんなにも好きなのに
僕は賢いから分かるんだ、
貴方に僕はいらない
貴方のせいで僕は、
生きてる意味を見つけた
貴方が居ることが
貴方の隣で
貴方のために、
友として、
女として
貴方がいなければこんなにも苦しまなかったのに、
ごめんなさい
「ずっと隣で」
愛犬の
部屋中ひびく
イビキ音
ずっと隣で
ロックのメロディー
ずっと隣であなたを見ていたい。
いつも優しかった。
わたしを守ってくれた。
笑わせてくれた。
悲しみを分け合った。
安心させてくれた。
隣にいるだけで、あったかい。
何も話さなくたっていい。
2人に言葉はいらない。
ただそばに居たい。
あなたの隣で、空を眺めて。
綺麗だねってひとこと、意味もないけど。
あなたにも言えないこと、いっぱいあるよ。
でも言わなくていい。
ただあなたの温度を感じてたい。
ゆっくりと流れる時を見つめたい。
ねえ、あともう少しだけ。
隣であなたを見てていいかな。
#ずっと隣で
君の隣の席は自分だけのものだと錯覚していた。
僕にとっての一番は君だから、君も同じものを返してくれるんだと、勝手に、無意識に、決めつけていた。
お前は一人でも前を向いて進めるんだ、と知ったのは何もかもが届かなくなってからだった。
僕は死んだらしい。何が未練なのか、現世を彷徨う羽目になってしまった。真っ先に心配したのは君のことだった。
これから僕がいないのに、君はどうやって生きていくんだろうと心配してやったのだ。
それなのにどうだ、お前、実際は、新しいコミュニティで新しいことをしてのうのうと暮らしているじゃないか。まるで最初から僕が隣にいなかったかのように。
僕がお前を失ったらきっと涙に暮れたし、これから先の生きる意味を見つけるのにだって随分苦労するんだろうな。
僕にとってお前は、それくらい大切だったのに。
僕はとても弱い生き物で、だから、多分、強くて逞しいお前と一緒に居るのが心地よかったのかもしれない。
ねぇ、僕は弱いから、ゆうれいになってもお前の隣に居るよ。
お前が新しい仲間と笑いあってても、
お前があの頃とはすっかり変わってしまってても、
お前が一人で感傷的になってても、
ずっと。
ずっと隣で
『おお 愛しなさい、あなたが愛しうる限りに!』
「あ、愛の夢。けどあなた、リストはあまり好きじゃないって言ってなかった?」
「うーん、そんなこと言ったかなあ?リストは素晴らしい。天才だよ。」
ピアノを弾くあなたが好き
言ってることがコロコロ変わるあなたが好き
私はあなたが…好き
『おお 愛しなさい、あなたが愛したいだけ!』
「ふふ…なにかいいことでもあった?なんだか、嬉しそう。」
「よくわかったね。実は昨日ある女性に愛の告白をされたんだ。とても情熱的だった!あなたの演奏をずっと隣で聴いていたいと、世界で一番愛してると言われたんだ!!」
「……そんなことがあったなんて、知らなかった。あ、あなたは、どう、返事をしたの…」
「あはは、キミが帰った後だったから知らないのは当然だよ。もちろん僕も愛していると伝えたよ!あはは、キミ、恋人がいないからってあまり嫉妬はするなよ!あはははは!!」
あなたの冗談が今は…嫌いだ
『そして気をつけるのです あなたの舌には十分に』
「…そんなことを言うようなあなたのことを本気で愛している人なんているわけないでしょ?あなた、その馬鹿な女に騙されてるんじゃない?」
こんなこと言いたかったわけではないのに
『間違ったことを言ってしまったあとですぐに』
「なんだって?彼女のことを悪く言うのはキミであっても許せないよ。」
『ああ神様、そんなつもりではなかったのです、と言っても』
「あ…ご、ごめんなさい。こんなこと言うつもりはなかったの!ただ私は…」
ずっとあなたの隣にいたかっただけ
『彼は去って行ってしまうでしょう 嘆きと共に』
「…いいや、僕も言い過ぎた。もう帰るよ、さようなら。」
待ってとは言えなかった
愛してるとは言えなかった
私はあなたに何も言えなかった
『おお 愛しなさい、あなたが愛しうる限りに!』
女は今も、愛の夢の中にいる。
[ずっとあなたの隣にいたい 、あなたを支えたいし、あなたと一緒ならどんな困難にでも立ち上がれる自信があります。]
それは初めての彼女からの初めてのプロポーズの言葉だった。
付き合って5年目の誕生日の時に手紙の最後に添えられた言葉だった。
前置きに[直接は恥ずかしくて伝えられそうにないのでこうして今伝えさせてください]
と彼女らしい言葉があった。
引越しの準備をしていると手紙を見つけた
その手紙に綴られていた内容がそれだったのだ。
[何を見てるの?]
手を止めているのが不思議に思ったのかその手紙の当て主が声をかけてきた。
[覚えてる?この手紙懐かしいなって思って]
[あ、覚えてる覚えてる、何度も失敗して考えて、今までのお手紙で1番時間をかけたからはっきり覚えてる]
懐かしそうに笑うのはあの時と変わらずに優しくて、はにかんだような笑みと全く同じだった。
[これからも隣で支えさせてね]
あの時と変わらない笑みで今回は手紙ではなくて直接そう口にした。
[こちらこそ、支えさせてください]
言われっぱなしはかっこ悪いなそう想い
自分の本音を伝えた。
お題[ずっと隣で]
No.84
ずっと隣で
初めて会ったのは、私が中学2年生、君が1年生だったね…図書委員をしていた私と、たまたま友達に付いてきた君…何度か会ううちに、何となくお喋りする様になって、追いかけっこする様になったね…ニコニコ笑ったり、ちょっと泣き真似したり、センパイって呼ぶ声…そんな1つ1つに、いつの間にか、ドキドキする様になって…色々あって、辛かったけれど、君との時間が、そんな事を、忘れさせてくれたから…こんな時間が、ずっと続きますように…ずっと隣でいられますように…って、秘かに思っていたんだよ…
「願い」
ずっと隣で見守ることしか出来ない自分が嫌いだ。
僕はなんて、馬鹿なのだろう。
君には時間が無かったのに。
明日が来る保証はどこにもなかったのに。
なにか、なにか、なにかなかったのか?
なんでもいい。ただ、見守ることじゃなくて、なにか、彼女に伝えられたことはあったんじゃないか?彼女に最後まで愛していると、伝えることが出来なかったのか。。
あぁ、結局後悔ばかりが残ってしまった。
僕は、僕だけはそんな無責任な人間では無いと信じていたのに。心のどこかで、まだ君が僕の隣にいるって、勘違いしてしまっていた。僕がずっと隣にいると、、そう、思っていたのに。君はあっけなく僕の前から消えてしまった。
最後の言葉は、「ありがとう。」で、終わろうと約束したのに。僕は、「ありがとう」さえ言えなかった。君が、とっても苦しんでいるのを見るのが辛かったから。涙を堪える事に必死だったから。でも、君はもう、この世界にいなくて、もう、「ありがとう」なんて、言えなくて。
僕がどんなにお金持ちであろうと、天才であろうと、君のことをどれだけ愛していても、、手を伸ばしても、伸ばしても、届かないこの想いを、、、あぁほんとに、なんて馬鹿なのだろうか。
なんで、僕は隣で見守ることしか、出来なかったのだろう。
君の命の中に、僕は入れただろうか?
ある日君が言ったね。「もし、何か一つ願いが叶うとして、あっ、私が死ぬのは確実で、私の寿命が伸びるとか。そんなこと以外で、何か一つ叶うなら、あなたは何をお願いする?」
その時の僕は、ほんとに無責任だったよね。
その時の僕は、君が僕の隣にいるのは当たり前で、普通のことだったから。
「そんなの、君が死んだら願いなんて叶わないっ。」って簡単に言ったよね。その時、君は申し訳なさそうな顔をして、
「そっか、、。」と、笑っていた。
でも、本当はさ、、ちゃんと、考えてたんだよ。もう、君に伝えることは出来ないし、叶うこともないけどね。でも、きっとどこかで君が聞いてくれていることを願うよ。
「君が死ぬ1秒前まで、寿命を縮めて-。」
「ずっと隣で」
ふとグリーン・デイの「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」
という曲の「影だけが、僕に寄り添って歩く」という一節を思い出したよ。
私の地道な努力も
黒歴史も
ドキドキも
ワクワクも
いつも一緒に体験してくれたのは、影。
これからも物言わぬ隣人として、
一緒にたくさんの経験をしようね!
【229,お題:ずっと隣で】
ずっと隣で笑ってほしかった人は、何故だかみんなせっかちで、いつも俺を置いて先へと走っていく
そんなに急がなくていいだろ、という暇もない程
俺の手を振りほどいて先へ先へと
だから俺の隣はずっと空いたまま
無条件にずっと隣にいてくれる人がいればいいのに。
敵だらけの世の中は疲れた。ただいるだけで疎まれる。発言するとその場が凍る。頼んでもいない私当番の人が他の人に慰められている。
何をどう改めればいいか聞いても答えがない。ただこの場からいなくなって欲しいと願われている。だからいなくなってあげている。
寂しい。隣に誰もいない。私の隣の席を誰かが押し付けあっているのをもう見たくない。
ずっと隣で
あなたの隣でずっと笑っていたかった
あなたの隣で一緒にマックを食べたかった
あなたの隣を手を繋いで歩きたかった
あなたの隣がよかったの
でももう
あなたの隣で笑うのも
あなたの隣で美味しいご飯を食べるのも
あなたの隣を歩くのも
きっと私じゃない
あーあ
勝手にずっと隣にいるものだと思ってたよ
もう隣にいるのはやめとくからさ
ずっと幸せでいてください
じゃあねばいばい
人見知りの私が君に会った時
ふと思った。ふっわとした。
初めてなのに初めてじゃない直感。
だけど今私の隣には君は居ない。
会いたいと思っても…。
君を守るために言葉にしないで
君の笑顔を空に願う。
「…………はい"いいいぃぃ!?!?」
ずっと、俺の隣にいてくれるて思うとった。
彼奴は俺とおんなじDNA持っとるし、俺がもう一人おるみたいで、俺が俺に追い付くための目印にしとった節もある。
そんな彼奴が。
「俺、飯屋やるわ。」
そんなことを言うもんやから、驚いてチベスナに、叫んだときの俺の変顔(やない!!)撮られてしもた。
「っちゅーか!飯屋!?急な告白やめーや!びっくりするやろがい!どうしたん急に!?」
「落ち着けよ」
「逆に知らんかったん?」
「知らん!聞いとらん!双子やのに!!」
「結構前から決めとった。最近は現実的や。
ただお前には、一番知らせたくなかった。
やってお前、この先"世界"にいくやろうし、なんやかんや俺がおらんようになったら、寂しいんちゃうか思て」
「だァれが寂しなるって!?」
「なっとったやろ。小学校ん時俺インフルなって寝込んどったときのこと、知っとんで!?
『サム早う治れやあ泣泣』って泣いとったってオカンから聞いてんねん!」
「え、治の名前ってそういうこと…」
「違うわチベスナ!」
この会話も、いつか聞けなくなるし、"青春"も"学生"も終る。
バレーだけは。治だけは。
ずっと隣で、お互いを高め合う唯一無二のライバルやと思うとったのに。
でも " それ " で終わってしまっとったら、昨日と一緒や。"昨日"なんかいらんねん。大事なんは、"今日何をするか"。
あの横断幕を思い出しながら、動揺する。
「ほな…
今年の春高は優勝せなあかんな」
「優勝はどっちでもいいよ。でもどうせなら、あの烏の羽は捥ぎたいね」
「言い方怖いねんチベスナ」
「せやでチベスナ」
「ねえチベスナってやめてくんない?」
「フッフ…ま、春高で優勝でもしたら、お腹いっぱいやから死んでまうわ笑」
「…!俺はずっと食っとりたかったんやけどな!!なんか高校生終わったら一緒に食ってくれる奴が一人減るみたいやけどな!!」
今日は寂しさを紛らわせるために、一人残って自主練を続けた。
本当は寂しくない、なんてないことはない。
_2024.3.13.「ずっと隣で」
HQ。おいなりさん。
三年引退後の二年生の話。
ずっと隣で
あなたの笑顔を見ていたい
別に私に気持ちを返さなくても
同じ温度にならぬたっていいの
ただただそばで見ていたいだけなの
それすら許されないの?
シロツメクサの花冠を作るのが得意な私と、
四つ葉のクローバーを見つけるのが得意な君。
春風はシロツメクサの花を優しく揺らし、
君の白いワンピースをなびかせた。
花冠を被り、はにかんだ君は
とても綺麗だった。
このままずっと隣で、
君を見ていたいと思う程に。
〈ずっと隣で〉
"ずっと隣で"
敵側となり、俺から離れていったあの時。俺はあいつへの恋心に気付いた。
ダメだ。性別云々じゃなく、この恋は実っちゃいけない。だからこの想いを告げずに、ずっと片想いのままでいようと思ってた。
けど、ダメだった。あの日の事は今でもハッキリと覚えている。
病室で二人きりの時に告げられた。向こうから。
向こうも同じだった。けれど想いを告げる事だけはしようと、今以上のチャンスは無いと思い、告げに来たという。
ただ、黙る事しかできなかった。
口を開けば、どの言葉を出しても《好き》が滲み出てしまいそうで、黙る事しかできなかった。
そんな俺に気付いたのか、根気強く俺の言葉を引き出そうとした。
粘って交わし続けたが、健闘むなしく根負けした。
期限付きで《恋人》となって、目指すその日まで隣で見守ってほしい。
なんて強情なのだと。この男は頑固だと、ある程度理解していたはずなのに、想像を遥かに超えていた。
提案に反論する所も突く所も無い。反対する理由は自白で完全に潰えてる。
やっぱり、ダメだった。
それで今に至っている。
今でも気持ちは変わらない。あの時、強引にでも無言を貫いていたらと思う時がある。
けれど、後悔はしていない。
俺は心のどこかで、あいつの《恋人》になって隣を歩きたいと思っていたのかもしれない。
もしかしたら、そこまで見抜いていたのかもしれない。当時も本人にそこまでの目は無いはずだから、強情だっただけかもしれないが。
隣に、良い考えを置いておく。自分が今の時点で起こしている感情の反応や、自分自身の洗練できない部分をあまり責めない。いつか、良い考えを自分の中にちゃんと取り込める。隣に置いておけるなら大丈夫だ。
「ずっと隣に」と考えてみると、よく見聞きする言いまわしは「誰かの隣に」というものだ。家族かと思い巡らすけど、私は一人二役の「マパ」だ。子ども達はいつか自分自身の独自な道を歩くし、寧ろそうでなければ心配というものだ。
じゃあ、日々をともに歩く伴侶が「隣」なのだろうか。しかし、「伴侶」なんて私にとっては夢みたいな存在なのだ。夢見ることを自分に禁じたりはしないけどね。でも、「隣」って距離はどうなんだ。距離ありすぎだろう。隣じゃすきまに風が吹いちゃうじゃないか。誤解の無いように断っておくが束縛はするのもされるのも嫌いだ。そういう意味じゃない。何処までも自由であれ最愛よ。…と、立て板に水の勢いで考える。
つまるところ、自分の心と命の真ん中に在る、と言った方がしっくり来るのだ、「誰か」なら。私は強欲なのだ。「隣」じゃ寂しい。だから私の真ん中にいて欲しい、そう思った。
君の隣でずっと座っときたい。
君の隣にいるだけで幸せなのに。今はそれすら叶わない。君の隣に行くことはできないし、いつも見ていた君の整った横顔を見ることもできない。
よく小説なんかで、「君の隣でずっと笑っときたい。」なんて良くある言葉だ。隣にいるだけで幸せで涙が出そうなのに、笑顔を見たいなんてどんだけ贅沢な事なんだろう。僕もそんなわがまま言ったら君は叶えにきてくれるのかな。僕も連れて逝ってくれるのかな。
また君に会いたいな。