さよならを言う前に』の作文集

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さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/21/2023, 7:56:54 AM

いつまでも捨てられないもの


「ねえ、あれ何?」
「……ああ、あれ」
一人暮らしを始めた友人の、落ち着いておしゃれな部屋。洗練されたインテリアに合わないくたびれたぬいぐるみが気になって訊くと、彼女は肩をすくめた。
「思い出の品ってやつ?」
「残念ながら、現役バリバリよ」
どういう意味だろう? 首を傾げると、彼女はため息をついた。
「捨てても戻ってきちゃうのよ」
「え」
「除霊が成功すれば戻らないの。修行あるのみだわ」
いやそんなダンベルみたいな。



誇らしさ


『優勝だー!!!』
歓喜に沸く観客たち。抱き合って喜ぶ選手たち。実況と解説の興奮した声で試合が振り返られ、その間にも飛び跳ねて健闘を讃えあう姿が映る。
チームメイトと肩を叩き合い泣き笑いを見せる息子の姿に、目頭が熱くなった。
身体の弱い子だった。鍛えるために運動を始めても、不器用で要領が悪くて、それでも楽しいと笑う子だった。
「こんなに大きくなって」
世界中から称えられる貴方が笑うのが、私は何より誇らしい。

8/21/2023, 7:48:27 AM

さよならを言う前にあなたの左の薬指を食いちぎった。
私は真っ赤な口で、あなたに、さよなら、と言った。
本当は、あなたにさよならを教えてほしかった。

8/21/2023, 7:36:10 AM

さようならを言う前に

あなたにさようならを言う前に言わないといけないことあるんだ。

私のことを好きでいてくれてありがとう。
こんな繊細持ちでわがままな性格の私だけど、嫌がらず付き合ってくれて本当にありがとう。

あなたのおかげで毎日が楽しかったよ。
だけど、もうそろそろ疲れちゃった…。
ごめんね。あなたのことを好きって気持ちがなくなってしまったんだ。
だから、もう付き合うこと無理…。
本当にごめんね。私は誰かと一緒にいるのは苦手なんだなって気づいちゃったんだよね。
1人で少し考えたいし、1人になりたいから…、あなたとはもう付き合うこと無理なんだ。最後になるけどあなたと付き合うこと出来てよかった。ありがとう。さようなら。

終わり

8/21/2023, 7:24:57 AM

さよならを言う方の事を
今までで1番考える
全てを語る
そうしてさよならをした時はとてつもなく
なにか不思議なものに包まれる
私はそれを知っている

8/21/2023, 7:16:37 AM

あいさつは気持ち次第で祝福にも呪いにもなるんだって。
普通気持ちをメタで意識することってないじゃん?
知らん間に誰かを呪っちゃってんじゃないかって思ってさ。
こえーw
はーあ、んじゃそろそろ帰るわ、さよなら👋

8/21/2023, 7:06:57 AM

彼とは大学のサークルで知り合った。
彼はサークルの活動で一人になっていた私に声を掛けてくれた。それから徐々に仲良くなり、お付き合いすることになった。
恋愛経験の無かった私は初めての彼氏に浮かれていた。彼は私の我儘をなんでも嫌な顔1つせずに応えてくれた。
私はそんな彼の優しさに甘えていた。依存し過ぎていたのだ。

ある日彼の家に行くと一人暮らしの部屋に金色の長い髪が落ちていた。
ココ最近、私は彼の家を訪れてはいないのに。
ふと友人の彼氏が浮気相手を家に連れ込んでいた話を思い出す。
まさかとは思ったが、私の中で渦巻き始めた疑念は日が経つにつれその大きさを増していった。

耐えられなくなった私は、彼が家に来た際に聞いてみたが、何やら歯切れが悪い。
私はますます不安になり、遂に言ってしまった。
「浮気なんて最低よ。さようなら。」
彼の荷物を乱暴に放り出し、彼の話もちゃんと聞かぬ間に追い出してしまった。

数日後、彼の姉を名乗る人物から連絡があった。
「彼が交通事故で亡くなった。葬儀に貴方も出て欲しい」と。

私は突然の事に目の前が真っ白になった。
少しして私は酷い後悔に襲われた。
私は彼女に、つい先日までの事も全て包み隠さずに話した。
彼女は
「知ってるよ、弟から相談されてたし。だから最後ぐらい仲直りして欲しいから。」
と優しく落ち着いた声でそっと呟く。

後から聞いたが件の髪はどうやら彼女のものらしく、相談するために呼んでいたという。

さよならを言う前にちゃんと話を聞いておけばよかった。
私はそう後悔しながら彼女と彼のお墓の前で今年も手を合わせている。

8/21/2023, 7:02:27 AM

サヨナラ の交換は

句読点もしくはPeriodみたいなものであって

その前からずっと、ずぅっと繋いできた文脈の

とりあえずの区切りの目印というだけ



だからそんなに泣かないで



君のこれからがまた始まるための

サヨナラ



[サヨナラっていう意味がこれきりって意味だと最後まで気がつけなかった]
[恋文_中島みゆき]

8/21/2023, 6:41:24 AM

【さよならを言う前に】

「さよなら」の前に「またね」と言わせてほしい。
再会できた時に「ひさしぶり」と言えるように。

8/21/2023, 6:38:19 AM

さよならを言う前に

考える
考える
考える

さよならで合ってる?私の中ではしっくりこない
さよなら言わずに去ったこともあったけど
考えて考えて考えて考えて
あーわかった
さよならじゃない

卒業おめでとうだ!
あーさよならよりしっくりくる
今まで出会ってきたあなた方という学びから卒業出来たことです

心のなかで卒業出来たことは良かったと思っておく!
出会いと別れは学び
卒業というものにも気づけた
学ばせてもらいありがとうございました

また新しい出会いに期待して生きる


過去の自分にさようなら
いろいろ学べた自分にこんにちは!

8/21/2023, 6:37:26 AM

あなたの本当を見せて。

嘘はもう要らない、本当の気持ちを聞かせて
私の嘘もみ抜けない
「嘘はつかない方がいいよ、見抜けるから」
あなたが見抜けたのは一つだけ。

あなたの笑った声がそこそこ好きでした
【さよならを言う前に】

8/21/2023, 6:14:20 AM

お願い、気づいて

貴方には私が必要なんだってことに。

いつだって貴方は

『ごめんね、僕が悪かった』

『だからどこにも行かないで、お願い』

そういって仲直りしようとしてきたじゃない。

頬を赤く染め、あどけない瞳に涙を浮かべて。

なのに今日はどうしたの?

何も言わないなんて、泣かないなんて、

貴方らしくないよ。

結局、先にどこかに行っちゃったのは貴方だったね。

私、絶対さよならなんて言ってあげないからね。

最後に、キスしてよ

安心できるあなたの身体で抱きしめて、

そうすれば私も安心していけるかな。

#さよならを言う前に

8/21/2023, 6:03:04 AM

彼女の言葉は、さよならの前にはふさわしくなさすぎた。二年前に死んだ母の、ポテトチップスはコンソメが好き、なんて最後の言葉よりもよっぽどあほらしかった。母の話は、しなくていい。大好きな人だった。勿論母のことだ。いなくなった彼女のことじゃない。あんな人のことははやく忘れたい。だけど、できない。昔バレーボールをやってた頃に言われたことがある。失敗したプレーの一つ前を振り返れ、それが失敗の原因だ。彼女の別れは何かの失敗だったのか。その一つ前だから彼女の言葉が忘れられないのか。本当に忘れられない。言葉だけじゃない。うん。いや、こういうのって野暮なやり方だな。忘れられないのは、忘れようとしてないからだ。結局彼女がいなくなるのがずっと怖いままなんだ。自分の前から、自分の思い出の中から。もういいんだ。あれこれそれって指事語ばかりの回想もしまいにして、ちゃんと終わりにしなきゃ。今までありがとう。それじゃあ、おはよう。さよなら。

さよならのあとのちいさなやり取りのあとのほんとのさよならが好き  山﨑修平

8/21/2023, 5:57:05 AM

さよならを言う前に

久しぶりに会った父は変わらなかった
小さい頃はこういうものだと受け入れていた
独特のファッションも変わらず
今見るとなんて変な格好なんだろうと思う
けど、それすら愛おしく感じる
もう私も幼くないな
父を可愛いと思える程度には大人になった

姉と3人で食べる夜ご飯会は
父が一人暮らしになってから始まった
もう何回目かわからない
今日もたくさんのご馳走を食べて
満腹と幸せに満ちた帰り道だ

帰り際、いくつになっても姉は父に抱きつく
姉は愛情表現ができる人だ
すごいな
いつからか恥ずかしくてできなくなった
でも感化されて手を出した
握手は親子の別れ際ではおかしいし
と、ハイタッチのようになってしまった
私の手に父は手を合わせて
恋人繋ぎのように握り返した

ゴツゴツとした
‘’父の手”だった
強めの力で握られ、
元気でやれよか何か言われた

次に会った時、
私が初めて触れた物はゴミ袋だった
血だらけになった父の服達が入っている
いつも身につけていた、
あの独特のファッションたらしめるそれ達だった

父の手はもう私を握らない
変わらずそこにあるけれど
もう、握ることはできない

さよならの前に握ったあの手は
私にさよならを伝えたかったのだろうか

8/21/2023, 5:53:54 AM

「過去の似たお題は、5月23日頃の『昨日へのさよなら、明日との出会い』、それから5月20日か19日あたりの『突然の別れ』が該当するのかな」
前者は「昨日にさよならして、『今日』じゃなくて『明日』と出会うって、『今日』はどこに置き去りにされてんだ」って切り口で童話風のハナシ書いて、
後者は、前回&前々回等々で丁度書いてた「捻くれ者の初恋と失恋話」にも繋がってるハナシ書いてたわ。
某所在住物書きは遠い遠い過去作を辿り、スワイプに疲れてため息を吐いた。

「過去作辿るの本当にダルいから、呟きックスに鍵垢作って自分専用にまとめてやろうかと思ってた矢先、例の『2014年以前の短縮URL』だろう?」
まとめ作っても、さよなら告知される前に仕様変更なり不具合なりされちゃ、ねぇ。物書きは再度ため息を吐き、ぽつり。
「結局いにしえの個人サイトが比較的安全なのか?」

――――――

最近最近の都内某所、某アパートの一室。
人間嫌いと寂しがり屋を併発した捻くれ者が、腕を組み、人さし指を唇に軽くあて、
ぼっち用の小鍋の中でコトコト揺れる、鶏肉とキャベツと玉ねぎと、コンソメスープに浮かぶ脂を見つめながら、長々考え事をしている。
名前を藤森という。
元々少なかった藤森の部屋の家具は、先月下旬から更に減って、最低限最小限しか残されていない。

まるで、すぐにでも部屋を引き払い、どこへでも逃げて行けるようである。
事実それを想定しての少なさである。
詳しくは過去作品7月20日投稿分あたりに丸投げするが、要するに藤森は諸事情によって、
昔あるひとに恋をし、執着強いそのひとに心を傷つけられ、ゆえに区を越え今まで逃げ続けてきたものの、
先月、ふたりバッタリ道端で、出会い見つかってしまったのだ。

(早めに、離れた方が良いだろうな)
部屋の退去に必要な書類も、費用も、どの移動手段を用い何処まで逃げるかも、藤森はある程度、準備とシミュレーションが整っていた。
(都内で恋して都内で失恋して、都内に逃げたんだ。向こうが私を探すなら、いずれ必ず、見つかる)
もう、逃げるのは「これきり」にしよう。
今度こそ、あのひとの手の届かない場所へ。己の故郷であるところの雪国へ逃げよう。
そこまで決心しておきながら、なお己のアパートに留まるのは、ひとえに今の生活が幸福であったから。

(誰にもバレないように、悟らせないように、準備して手配して、手続きも終わらせて、
……宇曽野とあの後輩に、さよならを言う前に、さよならも言わずに、東京を出ていく?)
ブラックに限りなく近いグレー企業、クソ上司とクソ業務に追われる毎日。あらゆる物価が高く、騒音も光害も故郷に比べればただ酷い。
その東京で、藤森は真の友情を誓い合う親友ひとりと、食いしん坊で少々おてんばで時に頼り頼られる後輩ひとりを得た。
週に1〜2度部屋に来る、不思議な不思議な餅売りとも、思い返せば約5〜6ヶ月の付き合いとなった。
彼等との別れが、ただただ惜しいのだ。

(どうしよう)
決められない。踏ん切りがつかない。
藤森は己の優柔不断な脆弱さに長いため息を吐き、腕を組み直す。
(あのひととは、もう会いたくない。だが宇曽野と後輩は惜しい。私は、どうするべきだろう)
失恋相手との絶対的距離をとるか、己の交友関係を固持するか。
どっちつかずが一番困るのだと、自分自身よく理解しているくせに、
結局のところ、その両端から最も離れた位置で、どちらが正しいだろうと途方に暮れている。

「分からない。 わからないよ。宇曽野」
誰にも聞こえないのを良いことに、藤森はぽつりと己の弱さを開示して、
「……、っ、あッッつ!!」
ピチャリ沸騰で跳ねた水滴ひと粒に、しっかりしろと腕をつつかれた。

8/21/2023, 5:47:54 AM

女は言った
今まで決して紡ぐことのなかった言の葉を
音は鼓膜をふるわせて
脳が勝手に理解する
冷えていく悲しみにおいていかれる

女は笑った
今までと全く同じ自分に向けた陽だまりのように
光は温もりを忘れて
先から先へ凍てついて
二度と動けない 動かない

「もう行くね。私を愛してくれてありがとう。あなたの愛は私の心(ここ)に一緒にあるよ」

泣くなよ。
最後にさよならは言えない




#さよならを言う前に

8/21/2023, 5:44:48 AM

さよならを言う前にキスをして。
そうお願いをすると、彼はちゃんとキスをしてくれた。
けれど、希望が叶ったはずの私の心は、何処か悲しくて、結局は何も言わずに彼の家から自宅へと帰ってる。

わかってる。わかってるの。
彼とはもう終わりって事くらい私は分かってるの。でも、さよならを言う前に、わがままを言って彼を最後まで困らせる女になりたかった。けれど、彼はそんな願いさえ叶えてくれなかった。

さよなら、バイバイ。好きだった。
貴方の最後の女になりたかったけれど、
無理だった。
さようなら。
さようなら、私の恋。

鼻をすする音。そして、ハイヒールの音だけが、明け方のまだ静かな道に響いている。

コツコツ、コツコツ。

8/21/2023, 5:37:16 AM

まずは自分の現状をノートにまとめる。

仕事がつらい。これが出来るが、これは出来ない。
昨日と比べて、今日はこのくらい気持ちが沈んでいる……

そして、その状態をより詳細化していく。

何故仕事がつらい?何がどう出来ない?今後何をどうしたら出来るようになって、そのためには何をすれば良さそう?



……ちょっと頭を使って疲れた。
一旦喫茶店のアイスカフェオレをストローで吸い込む。



そしたら最後に、自分が「どう変わりたいのか」と、
「どうしたら変われるか」を考える。



これが、さよならを言う前のルーティン。
現状の自分に別れを告げて、よりよい状態に自分になるための、私の習慣である。




……結果は、まあぼちぼち。
変われたり、変わらなかったり、
「やっぱりそんなに変わらなくてもいいかもな、自分」…と
思ったりする。

8/21/2023, 5:03:16 AM

【さよならを言う前に】
駅のホームで最後の時間をすごす。
「今まででありがとう引っ越し先でも頑張ってね」
その言葉を最後に私は新幹線へと乗り込むすぐに窓から顔を出しさよならを言う前に僕の本心を言ってやろう。もうどうせ会うこともない奴だから。
「お前のこと死ぬほど大嫌いだ!!さよならもう会うこともないだろうけど」
そう言い終わると同時に僕は一方的に窓を締めた。
さよなら偽りの僕・・・おかえり本当の僕。

8/21/2023, 4:59:32 AM

もやもや もやもや

心も 体も

もやもや もやもや

ほんとは言いたかった

君に好きということをさよならを言う前に

8/21/2023, 4:28:34 AM

「さよならを言う前に」#22

何を追うべきなのだろうか
次の約束、今日のお礼、感想、、、

気づいたらさよならと言っていた

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