『こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
こんな夢を見た
彼女とドライブしてて、心霊スポットを回っているらしい。
1箇所目何処かのいわく付きのトンネル
雰囲気はあって、手を繋いで怖いねぇって
2箇所目公衆電話
時間になると鳴るとか、女の幽霊が出るとか。
ポツンと佇む電話ボックスを車から見ていた。
時間になっても何も起こらなかった。
帰り道、がっかり感は無く、むしろ良かったと安心した。
霊感が少しあるという友達も誘ったのだが。そういうのは行かないと断られた。
その代わりお守りとして数珠を貸してくれた。
ちゃんとしたところで買ったちゃんと効くやつだという。
これのおかげかな。
心の中で感謝してポケットにしまった。
安心したら喉が渇いた。
脇道の自動販売機に寄った。
2人で飲み物を買って取り出したその時、
彼女の横に白い服を着た顔の見えない、
おそらく女性であろう人がいつのまにかいることに気がついた。
それと同時にポケットの中から、ブチッ
なにかが切れて弾けた音がした。
やばい。
彼女の顔を見ると満面の笑みで、
どうしたんですか?こんなところで!
良かったら乗っていきませんか?と言った。
白い服の女は何も答えない。
彼女 はい!もちろんですよ!乗ってください。
なぜか会話している。
彼女は後ろのドアを開け白服を乗せた。
どうしたの?行こう
彼女も助手席に乗ってしまった。
どうしようどうしようどうしよう。
パニックになったが、とにかく降りてもらわないと。と思い、白い服の女に話しかけようとドアを開けた。
ブー。ブー。ブー。
アラームが鳴って目が覚めた。
ポケットには弾けた数珠が入ってた。
こんな夢を見た
単位を落としまくる夢。
眠りから覚めても、夢だと思えなかった。
あぁ、本当に夢で良かった。
これまで見た夢で印象的だったものは、想像したものが、実際に夢になったものである。
残念ながら、詳細な夢の内容は思い出せないが、寝落ちする前に想像した状況が夢となり、夢の中で自分が行動しているのである。
今思うと、本当に夢なのか疑わしいところもあるが、とても有意義であった記憶がある。
現実では味わえないことを、せめて夢でもいいので実現できれば、自分だけの楽しみになるのではと思う。
こんな夢を見た
自分が死んじゃった後残された家族の夢
なんか私が病気?かなんかで死んじゃってそのあと家族がすごい泣いてて、まだ生きないとって思った
「こんな夢を見た」
ピアノか
バイオリンか
ギターかドラムか
ひとつの塊になって
シャンシャンした光とともに
最後の方にやってきたみたい
名前も知らない音楽の
余韻に浸りながら忘れながら
どれがなんの音だったか
思い出そうと足掻く
足掻いたことも忘れた頃
エアコンのゴーという音が
やたら大きくうるさかった
こんな夢を見たんだ。
寝起き早々夫が話しかけてきた。
実家の廊下でライオンが襲ってきてね、タテガミが凄い奴だよ。トイレの方から一気にこっちに駆け寄ってくるわけ。椅子で対抗しようとしたんだよ。そしたら攻撃を交わされて頭をかぶられそうになって、もう駄目だって堪忍した時目が覚めたんだ。
へぇー、と適当に相槌を打つ。どうせまたつまらない嘘だ。この人はよく、嘘をつく。それもしょーもない、何の意味もない嘘。
私がトイレに流される夢とか、フランス旅行で財布をすられた夢とか、大きな落とし穴にハマった夢とか。
毎朝決まって彼は私に昨晩の夢の内容を話す。それも事細かに。そんなに覚えていられるものだろうか。私なんか夢の記憶はほぼないに等しい。個人差はあるにしても、あまりにはっきりし過ぎていると言うか、具体的というか。覚えていたとして、もう少し解像度が低くてもいいだろう。それに毎日、というのがどうも胡散臭い。そんなに毎日奇妙な、面白い夢を見られるものだろうか。私の心のうちには、いつしか彼に対する懐疑心が生まれていた。
ただ、それが仮に嘘だとして、だ。一体何の意味があるというのか。私に嘘の夢を語って、何になるというのか。彼の頭の中がちっとも読めなかった。嬉々として不思議な夢の顛末を語る彼の異様さを気味悪く思うようにもなった。
ところが、ある日。突然、それは終わった。彼は夢の内容を語らなくなった。そして、酷く無口になった。背筋を嫌な汗が伝う。じんわりとした気持ち悪さを感じた。
思い切って彼に聞いてみることにした。
今日は何か、面白い夢見たの?
彼は真っ黒な瞳をしていた。
「こうでもしてないと、もたなかっんだ」
その瞳は、もう此方を向いていなかった。
「こんな夢を見た」
目を開けたのに
前が見えない。
【#28】
「....変な夢だったな、、」
「ん?どしたのー?」
「なんか変な夢見たんよね、、」
「えー?笑 どんな夢よ笑」
「んー、ハッキリは覚えてない、、けど、、うーん、、」
「何なに?笑 覚えてない感じ?笑」
「ごめんー、笑 そうみたい笑」
なんで見た夢をすぐ忘れるんだろう、
寝ている間、複数の夢を見るから?
人間の大半は起きる前に見た最後の夢しか覚えていないらしい
今日見た夢が楽しい・嬉しいとかならいいね、
暗い夢はあんまり見たくないな、
こんな夢を見た
目の前から大切な人が消えてしまう夢を見た。
彼女は申し訳なさそうにしながらも微笑んでいて、光に包まれ消えてしまうのだ。
夢から覚めると隣ですやすやと寝ている大切な人…妖精ちゃんが、いつもと同じようにそこに居た。大丈夫、ちゃんとここにいる。
蹴飛ばされた布団を元に戻すと、僕はまた目を閉じた。
こんな夢を見た
僕が見たのは例えばこんな『夢』だった。
みんなのスーパーヒーローになった。わるものをやっつけた。
かけっこで1番になった。日本で1位の天才だった。
好きな人と一緒にいた。大切な人が隣にいた。
いてほしかった。
世界を変える存在になりたかった。誰かにとっての一番になりたかった。
空は飛べなかった。魔法は使えなかった。僕は特別じゃなかった。運命もなかった。気付けば一人だった。
『夢』を見なくなった。
ただ眠って起きる、その間の時間は真っ黒で、起きている時間だって頭の中は真っ黒で。
いつからこうなのか、思い出そうとしても真っ黒で、見えるのは結局遠い昔の夢ばかりだ。
今日はもう眠ろう。真っ黒な時間に落ちよう。
眠ることを「夢を結ぶ」とも言うそうで。結ぼうにも、頭の中に黒色しかないのなら、どうしたって見える夢は黒色だけれど。
それでも結ばれる『夢』が少しでも残ってくれているのなら、その結び目は黒の中で彩りとなるだろうか。
黒色の中に沈みながら、僕は『夢』の残り香がゆったりと結ばれていくのを眺めている。
きっと、そんな夢を見る。
おやすみなさい。
こんな夢を見た、というテーマで一番に思いついたものは僕の一番と言って良いほど好きなアーティスト星野源の"夢の外へ"という曲であった。
理由は簡単なもの、テーマのタイトルとその曲に共通して夢の文字が入っていたから。
夢の外へは2012年発売のアルバムに収録されている曲で、僕がカラオケに行くと必ずと言って良いほど歌う大好きで、思い出の詰まりに詰まった曲なのだ。
ふと、思い出す、最近カラオケに行っていない記憶と星野源への愛情が溢れ出してしまったので、この本の良さと星野源の良さを語りたいと思う。
2012年やこの頃の星野源の曲は、何と無くバラードに近いものばかりな印象があった。だから、星野源の曲を古い順に只管聞いていた僕にとって"夢の外へ"は衝撃的に明るく、踊れるような曲だった。特に、タイトルからも分かるように夢の外へ出ようとする意思がとても尊いもののように思える。
踊れるような曲と言えば"恋"が星野源の曲の中では振り付けのあるダンスで圧倒的に印象を残していると思う、"恋"は恋愛特有のどきどきとかときめきとかそういうのを超えた愛を感じられて好きだ。僕は星野源の「俳優しているときの顔」も大好きだったから、逃げるは恥だが役に立つはもちろん、MIU404やコウノドリも見た。"夢の外へ"の次に好きなのが"familysong"である。その名の通り家族の歌。だけど家族という一線や四角い箱を飛び出したような曲だ。家族は、血縁関係だけの話じゃないし、養子とか義理の兄弟とかもいる。僕の親戚にも養子を取った人がいる。よく喧嘩をしている家族だけれど、その姿はまごうことなき家族なのだ。それを星野源特有の眼差しでみた歌だった。
話がそびれてしまったが僕は星野源が好きなのだ。星野源の声と曲と顔と垣間見える変態さと。チルいとかエモいとかそういう言葉じゃ表せない、強いていうなら「良い」曲なのだ。
とにかく僕が言いたいのは、この文をを見つけた人は今すぐプレイリストに星野源の曲を入れてくれということ。
もう2人の関係は終わってしまったはずなのに、あの頃の夢を未だに見る。この前は、初めて2人で出かけたあの日の記憶を、夢の中で辿っていた。元気にしてますか。何年時が経とうと、違う誰かと恋に落ちても、あなたのことは一生忘れられる気がしません。あなたも、そうですか?
悪夢ではない夢を見たときだけ夢日記をつけている。
最近だと父のバンド仲間の男が祖母(父の母)と結婚するという報告を受ける夢を見た。父には伝えるつもりはないらしい。
現実で見る夢はむなしさを感じて嫌になるが、夜見る夢は好きだ。無秩序で最初から最後まで「ない」話なのがいい。現実の父はバンド活動に関わったこともないし祖母は亡くなって久しい。バンド仲間の男はラッパーと聞いて思い浮かべるような風貌をしていた。そんな知り合いはいない。
二度寝の誘惑と面白かった夢の記録。夢うつつでなんとかスマホに残したメモは、時折解読不能になるのが玉に瑕だ。
夢十夜だ、と手を叩いた。
中学だったか、高校だったか、確かに聞いたことがある出だしであった。
十話あるうちのどれが好きかい、と問われて、少し黙り混んだ。
たったが十話だ。何処ぞの国の千夜費やす物語でもあるまいに。
私が覚えているのはたった一話。一夜目の話。
女と墓の美しさしか覚えていない。
<こんな夢を見た>
母は、いつも玄関に背を向けていた。
外へ行く時、それと帰ってきた時だけ、扉を開ける私を見るけれど。母の椅子はいつも玄関に背を向けていた。
私を叱る時、いつもその扉は閉まっていた。
チャイムの音なんて聞いたこともなかった。
だから、母が手を挙げたまま倒れていくのを、私は避けることしか出来なかった。
大丈夫かなと赤く染まった手を伸ばしたのは、私と同じくらいの女の子だった。
女の子の後ろで扉は開いていて、その向こうには不思議な銀色の小屋みたいなものが見えた。
女の子は、母を、不思議な、複雑そうな色で見下ろしていた。
私はあなたのお母さんだよ。と、女の子は言った。
私のお母さんを、たった今刺した人が言った。
過去から来たんだよ。と、女の子は言った。
私のお母さんと、確かによく似てはいた。
患っていた致命的な病理の名は知らなかった。
母が女の子であった時代から患う病だった。
娘に罹患する前に対処しなければならなかった。
けれど生きている限りその方法は無かった。
「だから私は未来の私を殺すことにしたの」
「未来で何を起こしたって、私の"今"にタイムパラドックスは起きないから」
「それに、この事件が原因で時空間移動は利用禁止されるから。誰にもこれを変えられないわ」
母は、いつも玄関に背を向けていた。
過去の自分が殺しに来ることを知っていて。
<タイムマシーン>
12日目【こんな夢を見た】
仕事で私に嫉妬して、引きずり下ろしてきた男性陣が、勢ぞろいで出てきた。全員、別々の仕事で出会っているから、彼ら同士は知り合いではない。
全員に共通するのは、やたら「漢」を強調し、自分ができる男だとアピールしまくる。そして、屁理屈で相手を説きふせるのがクセで、勝ち誇っている。
見事にモラハラ軍団だ。彼らの辞書に「謙虚」の二文字はない。
仲良く出てきて、モラ男同士、気が合うのだろか?血まみれになりそうなんだけど。
とにかく、私は関わりたくなかったから、気配を消していた。幸い気づかれなかったけど。
こんな夢を見た朝は、気分がよろしくない。
だから今日はレディファーストな、私をいつも褒め称える旦那様と、美味しい和紅茶を飲みながら、ホットケーキで朝ご飯しよう。
こんな夢を見た
あんまり夢は見ないんですよー。
見ても変な内容だし、時間が経つと忘れちゃうようなものなんです。
でも、よくサルが出てくるのは、私の住んでいる地域が田舎でサルが出るからなんですかね?
こんな夢を見た
吉鶴くんと伊福部さんとハガキ職人の人とマダミス行った。
吉鶴くんと私がいい感じだった。
お題『こんな夢を見た』
今朝、見た夢の話だ。しかしデジャブの様な···過去にも見た事のある様な、そんな夢。正直体験談なので、オチらしいオチは無いのだが、小説のネタにはなると思った。
主役はダメ人間でまともに働かず、金遣いも荒い荒くれ者の男だった。しかし、ある日『瓶詰めの少女』に会って人生は変わった。会って、とは言ったものの正直落ちていたと言うか転がっていたというか···しかも子供が入るサイズだ。相当怪しんでいたのが事実だ。
荒くれ者は、少女を瓶から出そうとするとラベルが貼ってあることに気付く。それは誕生日なのか、はたまた消費期限なのか。何も分からないが、とうに過ぎているものだった。少女を外へと出すと記憶が無いようで、男のことを父と呼び育つこととなった。少女には予言のような力が宿っており、男はそれを利用してギャンブルで金を稼ぐようになった。とは言ったもののギャンブラーと言う程ではなく、生活費を稼ぐ程度。荒くれ者なことには変わらなかった。少女も父親である男のことを「だらしない」「格好悪い」「頼りない」と、さほど信用している様子ではなかった。しかし二人は間違いなく依存しあって生きていた。
ある日、二人に試練がやってきた。何故か部屋に設置されていた『押すと何が起こるかわからないボタン』を来客が押してしまったのだ。過去にも押されたことがあり、その時の回想では押した瞬間外から銃撃の嵐に襲われたのだ。今回は恐る恐る様子を見ていたのだが···
そこで目が覚めてしまった。もっと夢を見ていたかった。最近面白い小説が書けていなかったのでネタとしては面白そうと感じていた。瓶詰めと言うと、一昔前にそんなソシャゲアプリのキャラがいたのを思い出したが、サイズ的に子供が普通に入る大きさの瓶、しかも蓋ができるタイプなので、明らかに非現実的だ。
大人になると、多忙なせいか夢を見なくなる。いや、見たとしても記憶に残らないのだ。目が覚めた時には忘れている事が多いらしい。それなのに未だに鮮明に覚えている夢なのだから、きっと印象的な夢だったのだろう。
印象に残ってる夢は
不審者にお店のヤクルトを思いっきりぶん投げた夢(?)
階段の下から大量のムッシッシが出てきた夢(やだわ)
学校を遅刻して諦めてる夢(これは3回見た。リアルすぎで怖い)
もう起きて支度してる夢(本当に怖い)
日常で行っているお店がめちゃくちゃでかくなったり違うお店にあるはずの専門店が入ってたり閉店してた夢(失礼すぎる夢)
起きるとすぐ忘れるのに
何故か覚えている夢ってあるよね
ヤクルト夢はずっと覚えてる...。
【こんな夢を見た】kogi
こんな夢を見た
『夢の警鐘』
主人公:女子高生
夢とは不思議なもの、見ても目を覚ましてしばらくすれば忘れてしまう。
それなのになぜ見るのだろう、摩訶不思議。
私はそんな忘れてしまう夢を忘れないように毎朝ノートに書き留めている。
そしてある日の夜変わった夢を見た。
全く知らない真っ暗な街を歩いているだけの夢を見た。
夢というのは自分の今までの経験を元に見るものだと思っていたから全く知らない街を歩いているのが不思議だった。
でもただそれだけなのでその日はいつものように夢をノートにまとめて学校へ行った。
そして次の日の夜も似たような夢を見た。
だがしかし、昨日と違うのは歩いている場所だ。
私の知っている街、そう私の住んでいる街だ、しかも朝の明るい時間帯だ。
謎に思ったが今日もいつものように夢をノートにまとめて学校へ行った。
そして次の日の夜も似たような夢を見た。
今日は私のいつも通っている通学路だ。
昨日までと違うのは朝の通学、通勤の時間ということもあって人通りがそこそこある。
今日もいつものように夢をノートにまとめて学校へ行った。
そして次の日の夜も似たような夢を見た。
朝の通学路を歩いている、そして前に歩いている女子高生にどんどん近づいていく、息が荒くなっていく。
腕時計を見ると2月21日8時32分となっていた。
だんだん足が速くなっていきみるみると女子高生との間が狭くなっていく。
そしてついには女子高生の背中に包丁を刺した。
こちらを振り向いた女子高生の顔を見て恐怖を覚えた。
それは、、、私だった。
私は朝起きたら汗で布団が濡れていた。
これはただの夢だと言い聞かせた。
そして今日の日付、1月14日と書いていつものように夢をノートにまとめた。
それからしばらく夢を見ないまま1ヶ月以上が経ち、この変わった夢のこともいつしか忘れていた。
そんな時、朝起きて久しぶりに夢ノートを開くとそこには以前書いた1月14日の内容を見て夢のことを思い出した。
そして今日の日付を見て鳥肌が立った、なんと2月21日8時5分となっていた。
夢の通りだと今日このあと私は背中を刺されるかもしれないと思うと怖くなり、学校へは行けなくなった。
結局今日は学校に行かずずっと家にいた。
そして夜、テレビでニュースを見てゾワッとした。
近所で殺人未遂で逮捕された男の人がいたとのニュースがやっていた。
何にゾワッとしたかというとその男の人がつけていた腕時計が夢で見たものと同じものだったのだ。
もし今日朝から学校に行っていれば死んでいたかもしれない、そんなことを思いながらも温かいココアを飲んで気持ちを落ち着かせた
最初に言ったように夢はなんのために見るのか不思議だったがこの日わかった。
死ぬ未来を防ぐためだ。
そして今まで夢をノートに書いていて良かったと思った、だからこれからもこの習慣を続けることにした。
おしまい。