『この世界は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界に色がついて見えるとしたら、どのような色に見えるだろう。どのような色を望むだろう。
視界に映る色が己の人生とイコールで、虹色の、パーフェクトな人生を願うのだとすれば、そんなものはあるはずはないと、夢物語だと思うだろう。
そうやって人生に例えるならば、視界に映っている色が単色でも、きっと視界を広げれば他の色が目に入るかもしれない。
傍から見れば単色に映る人物も、本人にとって目の前の景色は、その人物が抱く夢のように明るく、その色を掴もうと足掻く腕にはまっさらな筆が握られているかもしれない。
そのように考えるならば、きっとこの世界はカラフルだ。遠い星の誰かにとってモノクロに染まったものだとしても。
テーマ:「この世界は」
いつの間にか成長していたんだな
元から違う人生だった
それがあの時の奇跡で
たまたま交わっただけだった
僕の長い人生の中で
出会おうと思っても出会えないような
そんな思い出をくれてありがとう
また違う道に進んでいく
比べるのもバカバカしいくらい
思い出すのも飽き飽きなくらい
君といて笑った回数より
泣いた回数が上回って
怒涛の出来事だったものが
思い出になっていく
あの時駅の方向が分からなきゃ
君に出会えてなかったんだよな
こんなに沢山の人が行き交う
東京で僕ら
君と出会えて良かった
この世界は美しい 。
貴方が生きているから 。
例え一生叶わない片想いだとしても 。
同じこの世界に生きている限り
貴方と出会うことは出来るのだから 。
# 2 『 この世界は 』
今日も外は寒い。
視線をふとベランダに向けると、日差しを浴びた洗濯物が風になびいている。
その様子を室内から温かいお茶を手に望む時間は少し気分がいい。
同じ時であっても、存在する場所が、その向きが、人が、ほんの1センチ違うだけでがらりと変わる。
限りなく広く深く目に見えないものだらけのこの世界。
人生の半分程度を終えた今でも、その何億分の一だって経験していることはない。
ただ、その世界の中で針の先よりも小さな小さなこの場所で、ほんの少し気分の良くなる世界。
これは私だけの世界。
この世界は。
なんか知らんけど…
小さい時から
空を見るのが 大好きで…
空を羽ばたいてみたくて…
宇宙を覗いてみたくて…
天体望遠鏡で 星を見てた
もっと宇宙を知りたくて
宇宙についてググってみる
宇宙の大きさを体感出来る動画
ってのが 出てきた
自分が想像していた以上に
地球のちっぽけさと
宇宙の無限さに 脱力した
こんなちっぽけなちっぽけな
地球の片隅で
たかが 人生約80年
毎日毎日 一喜一憂しながら
私達は 一生を終えるんだ
この世界も ろくに味わえないうちに
命って 宇宙のどこかに
消えちゃうんだ
宇宙からしたら
この地球が 消滅したって
「え⋯? (キョロキョロ)
今 なんかありました?
ちょっと背中~ 痒いんですけど⋯
まぁ⋯⋯…いっか⋯」
くらい ささいな事なんだろうな~~~
なんか …
なんか 知らんけど⋯
⋯⋯⋯…(無になる)…………
#この世界は
白い地平線の上に明るく澄んだ青空が広がり、その所々に千切れたようにして広がる雲が点在していた。
高度一万メートル上空から眺める景色は、どこもあまり変化のないものだった。いや、変化などあるわけがない──地上にあって変化するものの全てが、何もかも消えてなくなってしまったのだから。空からかろうじて分かるのは、かつての陸地と海の境界くらいでしかない。
──今までは探査機の映像でしか分からなかったけど。最近は廊下を歩く度に、これが見えるんだよね……。
立ち止まり、窓を眺めながら彼女は思いを巡らせた。
大した役目のない自分ですら、この白い大地を目にする度に、何と表現したらいいのか分からない、とてつもなくやり切れない気持ちになってしまうのだ。これがもっと大きな役目を背負っている人間ならば、その苦しみはどれほどのものだろうか。
彼が真正面から歩いてきたのは、そんなことを考えていた最中だった。
「やあ、おはよう」
「……おはよ」
「随分と暗い顔をしているね。何か心配ごとかな?」
日常のほとんどを朗らかな表情で過ごしている彼は、その表情通りの声色で私に話しかけてきた。
「……心配ごとというか、取り越し苦労というか──杞憂というか。変に考えすぎて、要らない力を使ってしまって疲れてしまって、それで憔悴しているというか……」
「それはほとんど答えじゃないか! 何てすぐに解決できそうなお悩みなんだ、是非私に相談してくれたまえ!」
「……そういうの、恋愛関係しか受け付けないんだと思ってた」
「お悩み相談は大好きさ」
嘘か真か判然としない様子ながらも、さあさあと急き立てるようにしてこちらに話すよう促してくる。口先で人を丸め込むことに関しては海千山千の彼に私が敵うはずもなく、私は全てを彼に話した。ただし、なるべく簡潔に。廊下を歩いてこの白い世界を見る度に、落ち込んでしまうのだ、と。話を聞いた彼は、満面の笑顔で私に告げた。
「ふむ。ならば話は早い──しばらく廊下は、目をつぶって走り抜けるといい!」
「……の、脳筋!」
私の反応の何が面白いのか、彼は声を上げて笑った。
「常に何にでも取り組んで全て真面目にやり切る必要なんかないよ。疲れているときに、疲れることはしちゃダメさ。今の君に必要なのは、力を温存して回復に回すことだよ。悪夢を見るにしたって気力体力は必要だからね。あまりに疲れすぎると夢すら見ずに朝が来たりするだろう?」
「……それは、まあ、確かに」
彼もまた、窓から見える白い大地を見る。表情は相変わらずだが、その雰囲気はどこか人ではないもののようだった──実際、厳密に言えば彼は人ではないのだが。
「何も変わらない、ずっと同じ景色を見続けるというのは、君が想像しているよりも過酷なものだ。疲弊して当然だよ」
彼のそのことばが、どうにも実感のこもった声色に聞こえた私は、よせばいいのに彼に尋ねてしまった。
「……それって、自分もそうだったから……?」
彼は、黙って微笑んだまま、私に向き直った。
「そういうことにした方が君が納得しやすいというのなら、それでもいいよ」
「……うん」
私は、目を閉じて大きく息を吐いた。そして、目の前の彼を見る。
「じゃあしばらくは、窓は見ないようにするね」
「走らないのかい?」
「……廊下は走っちゃダメなんだよ」
あれ、そうだったかい、なんておどける彼を見て、私も思わず笑ってしまう。
「──ああ、そういえば君を呼んでくるように言われて来たんだった。なるべく急ぎで、と」
「えっ、そうなの!? じゃあ早く行かなきゃじゃん!」
私はすぐさま踵を鳴らして駆け出した。それに彼が余裕綽綽といった様子で続く。
「こらこら、廊下は走っちゃダメなんじゃなかったかな?」
「緊急事態は別! 急ぐよ!」
笑いながらもさり気なく窓際に回ってくれた彼に、後でちゃんと礼を伝えよう、と思いながら、私は目的地に向けて走った──とりあえずは、前だけを見て。
相も変わらず、この世界は鬼などの化生の類が跋扈している。
自分が鬼を斬る者を志したのは、両親がそうだったから。父は俺が産まれる前の大厄災で亡くなったと聞いた。
だから、母の背中を見て育った。
母は強い。家事、育児をこなしながら毎日鍛錬を欠かさなかった。そんなに忙しくしていて倒れないかと幼心にも心配していたが、あえてそうしていたのだと成長してから知る。
自らを追い込まなければ、多忙に飲まれなければ、父を失った悲しみを乗り越えられないのだと──。
剣の師範から、父と母はとても仲が良かったのだと聞いた。師範はかつて両親と同じ班で仕事をしていて、仲を取り持ったのだと自慢気に話していた。
俺はその話を聞くのが好きだ。父のことは母からも聞いていたが、一番の友だという師範から聞く父はまた違ったもので、飽きなかった。とても人間らしくて懐が深くて人望があって、でも母に対しては奥手だったとか。
稽古をしながら思う……父が守りたかったのは、きっとこういう日常だったのだ。
まだまだ鬼が人々の安全を脅かす日々──だが、この世界は、あたたかい人の温もりに満ちている。
それを守るために、俺もまた戦うんだ……母には恥ずかしくて言えないが。
師範に言うと、とても穏やかな顔で「君たちはやっぱり親子だね」と笑った。
【この世界は】
イン・ザ・ホスピタル
白衣を纏った美しい女の子が
僕の居る部屋に来た
その子の笑顔はまるで宗教画の聖母のよう
その子の声は教会の讃美歌のよう
その子の瞳は煌めくダイヤモンドのよう
僕の姿を見ても表情ひとつだって変えやしない
悲鳴なんか絶対にあげないんだ
だから好きだ
僕の両親は僕を気味悪がったのに
この白衣の女の子は受け入れてくれる
勘違いかもしれない
だけど、僕は今すぐ抱きしめたいんだ
両腕があるなら
だけど、僕は今すぐその子と踊りたい
両足があるなら
神様
あの子は僕を救いに来てくれたんだろう?
神様
僕はかつて貴方を呪ったよね?
でもね、今は貴方に心の底から感謝しているんだ
このベッドを飛び出して
この不自由な肉体を飛び出して
この病院の中を飛び回り
この世界のあちこちを歩き
この天使のような女の子に愛を告げよう
風に扇がされた白衣が、天使の翼に見えた
聴こえるのは、心電図の音
レントゲン撮影の音
他の患者の無数の呻き声…
この世界は、未来に対して、様々な不安を煽ってくるけど、
それと同時に、未来への期待を
発信し続けている人たちもたくさんいる。
未来をより良くするためにも、
不安を見て見ぬ振りはできないけど、
不安に怯えながら暮らしていくだけは辛いから、
できるなら私は、その不安を期待に変えていけるための
不安との向き合い方を伝えていきたい。
不安の裏では、本当に自分が守りたい価値観が
防音ガラス越しに叫んでる感じ。
何を叫んでるか、外からは分からないけど、
明らかに何かを怖がって叫んでいるのは、すぐ見て分かる。
不安の声を聞くために、
防音ガラスの部屋に入るための扉を探そう。
その扉は、小さな子供なら簡単に入れるけど、
小さ過ぎて、大人の視界になかなか入ってこない。
子供目線を思い出せば、その扉は見つかる。
「トドメだ」
勇者は剣を振り上げた。眼の前に崩折れる魔王に向かって。
――これで終わりだ。コイツを倒せば、またこの世界に平和が訪れる。そして僕は英雄になり、この先も、未来永劫僕の名は語り継がれるんだ。
「……何故トドメを刺さん」
その声で勇者はハッとした。そうだ。僕は今からコイツを殺そうとしていた。なのにどうして身体が動かないのだろう。コイツを討てば全てが終わり、皆が喜ぶというのに。
――本当にそうなのか?魔王の命ひとつでこの世界は元通りになるのだろうか。そんな、簡単なエンドロールで良いのだろうか。
自分で自分に問いかけてみても、そんなことさっぱり分からない。けど、ここであっさりとこの魔王を倒すことを躊躇してる自分がいた。
「どうした。ここに来て躊躇うというのか。それとも、俺様に情けをかけるつもりか?」
「違う。でも、世界を平和に導く方法に、お前を殺す選択だけじゃない気がするだけだ」
「フン。全くもって意味が分からんな。俺様を生かしたままで世界を治めようとでもいうのか。そんな真似、他の連中が許すわけなかろう。混乱を招きたくないのならさっさと俺様を殺ることだな」
魔王はもう戦う意志がないらしく、無防備に勇者の前で寝そべっている。本当に、やるなら今だ。だが剣を握る手は鉛のように動かなかった。
――もう、嫌なんだ。これ以上はもう、重ねたくない。
自分の心がそう叫んでいた。魔王が可哀想でも許したわけでもない。はっきり言ってコイツは憎い。でも、それでも。もうこれ以上血を浴びるような行いをしたくないと心が叫んでいた。それに気付いてしまったと同時に、勇者は戦意喪失してしまう。
「僕は、」
勇者だ。勇者は悪を倒すのが宿命。けれどその前に僕は1人の人間だ。これ以上はもう、無駄な殺生をしたくはない。
カラン、と音がした。剣が手から滑り落ちたせいだ。武器を手放した勇者は魔王に一歩近づく。
「僕は戦いを放棄した」
「……何だと」
「でもこの世界を平和へ導く気持ちは変わらない。それを、お前の命が有っても無くても出来るということを証明する」
「ハッ。とんだ世迷言だな。そんなことできるわけがない」
「できるさ。願えば、どんなことでも叶うんだ」
「おめでたい頭の持ち主だ」
「何とでも言え。絶対に、証明してみせるさ。そして、お前は俺のおかげで命拾いしたことがいつか正解だったと思わせてやる」
願えばなんでも叶うと思うのは浅はかだと言う者もいるだろう。けれど僕は証明する。強い願いが希望になるのだと。この世界は、救えるのだと。今にも昇る朝日に向かって、勇者はそう誓った。
お題『この世界は』
自分は、昔からある書籍が好きだ。その本の中で名言がある。
「世界は美しくなんかない そして それ 故に 美しい」
初めは意味がわからなかった。いや、今でも正確な意味などわかっていないのかもしれない。
この世界は美しくなどない、醜悪な面ばかり見えてしまう。しかし、だからこそ普段は大したことでもないのかもしれないが、ほんのちょっとした事が美しく見えてしまうことがあるのだ。
醜さの裏に美しさがあるよう表裏一体のものは多く存在するのではないだろうか。
この世界は、残酷だ。
いくら頑張っても報われないこともある。
『頑張れ』なんて簡単に言うが、そんな世界では頑張ることも出来ない。
しかし頑張ることから逃げて、臆病だから死ぬことすらも出来ない。
だからこの世界は、生き地獄だ。
「世界、せかい……?」
前回のお題が「どうして」で、今回のお題が「この世界は」である。某所在住物書きはスマホの通知画面を見た途端、第一印象で「どうしてこの世界は◯◯なんですか」を閃いた。
某灰白の猫が黄色い受話器持って、抗議している姿しか出てこない。ヒヤリハットネタ大集合である。
「多分出題者としては、『この世界は美しい』とか『この世界は残酷』とか書かせたいんだろうけど、
俺、その分野書くと、バチクソ厨二チックになるし、なにより説教臭くなるし……」
この世界、このアプリ、なかなかネタのチョイスが手強い。物書きは今日も途方に暮れる。
――――――
「この世界は」。今回もなかなか手ごわいお題がご到着の様子。こんなおはなしをご用意しました。
最近最近のおはなしです。童話チックで非現実増し増し、不思議な都内某所の稲荷神社と、「この世界」ではないどこかのおはなしです。
敷地内の一軒家で、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が家族で仲良く暮らしているその稲荷神社は、
草が花が山菜が、いつか過去の東京を留めて芽吹く、昔ながらの森の中。
時折奇妙な連中が花咲いたり、頭を出したり、迷い込んだり■■■したりします。
直近では6月27日、もう画面スワイプで辿るのがバチクソ面倒な過去の頃、「ここではないどこか」のお題のせいで、妙ちくりんな黒ウサギが、どこか知らない場所から稲荷神社に誤進入。
そういう妙な連中は大抵、都内で漢方医として労働し納税する稲荷神社在住の父狐に見つかって、『世界線管理局 ◯◯担当行き』と書かれた黒穴に、ドンドとブチ込まれるのです。
今回も約7ヶ月ぶり、その手のタイプのおはなし。
神社にやって来た妙な連中を少しご紹介しましょう。
ある時、某所のイチョウがどっさり葉を落とした頃、神社の参道に、見事なサシの入ったお肉にしか見えない模様のキノコが顔を出しました。
そのキノコは、たしかに高級和牛のメイラードチックな香りがするのに、そのメイラードを嗅ぐと何故か無性に野菜を食べたくなってくるのでした。
「この世界は野菜摂取量が不足している!」と、キノコはキノコのくせに、健康リスクを指摘します。
父狐はキノコを「ニクナシヤサイダケ」と呼び、周囲の土ごと掘り起こして、「世界線管理局 植物・菌類担当行き」の黒穴に放り込みました。
またある時、まだ早咲き寒桜のツボミもかたい頃、神社の薬草園で、青い羽のモフモフちょうちょが、ツバキの葉の上で休んでおりました。
モフモフちょうちょは羽と羽を叩き合わせ、「パチリ」、小さな音を出すと、その羽いっぱいに、キッチリ30年前の光景を映し出しました。
「そう、この世界は、昔こういう景色だったのね」
モフモフちょうちょは感慨深そうに言いました。
父狐はちょうちょを「カイコガ」、懐古蛾と呼び、ちょっとエモい虫かごに入れて、「世界線管理局 節足動物・昆虫担当行き」の黒穴に送り出しました。
そしてある時、都内が初雪で賑わった頃、神社の庭で、白百合のような花を右耳の裏か首筋あたりに付けた白い狼が、日向ぼっこをしていました。
狼は、「実は前にも、4月16日頃、一度迷い込んだんだ」と申告しました。とんだ大昔です。
「こことは別の世界の、恐ろしい裂け目に落ちて、気がつけばまたこの神社だ。……私の世界とこの世界はどうやら、ピッタリくっついているようだね」
父狐は彼を「迷子常習犯」と呼び、「世界線管理局 密入出・難民保護担当行き」の黒穴へ案内しました。
最近最近の都内某所。不思議な不思議な稲荷神社は、今日も「この世界とは違うどこか」と繋がり、関わり、送り返しています。
「エグい」
いや天気よ!!何この大荒れ(笑)
今めっちゃ吹雪いてるんですけど……萎える(苦笑)
だから雪国ってやつはもぉー!!
暖冬とか言うから積もんないと思ったのに
結局何回かはこんな日があるのね…萎える(←言いたいだけ)笑
たった数時間でめちゃんこ積もりましたよ…萎える(←クドい)笑
多分、1時間くらい外に立ってたら凍るでしょうね
だってさっき近くのコンビニ行ったら途中で髪が凍ってたもん
なんか前髪がおデコの真ん中でチョッキーんてしてるなぁと思って
触ってみたらパリッパリになっててビックリしたよ(笑)
寒いから暫くコンビニで時間潰してたら
溶け出した前髪から雫が下垂れ落ちてきて恥ずかしかったぁ…
やぁだぁもぉー(*✋✋)
…
…
やぁだぁもぉー(*✋✋)
(笑)
でも正直に言うと雪降ってちょっとホットしてる部分もある♪
だって昨日の昼くらいまで全く降んなくて
いつもの冬って感じがしなかったから
普通はめちゃくちゃ降るんだよ!
久しぶりにアスファルトが真っ白になってるの見たら
懐かしささぇ感じたよ♪
でも、もう雪はいいかな
いざ降ると…萎える(笑)
もう充分満足したから降るのやめて…もう要らない
てか降り過ぎ
…エグい!(笑)
はい!ただのグチでした(笑)
まったねん(^^)ノシ
『この世界は』とは、ずいぶんと壮大なテーマが来たものだ。
私の世界は自宅で完結する。
ブランケット、へたったクッション、コーヒー、ラジオ……スマホ片手にごろ寝する態勢を整えたスペースが私の主な世界だ。
外の世界では常に部外者。
生きていく便宜上外にも出るし、世間のニュースへの関心もそれなりにあるが、世界との一体感なんて持ったことはないし、遠く広がる世界へ羽ばたきたいと想いを馳せることももはやない。
ずっと狭く小さな世界で生きている。
ここまでくると死ぬまで変わらないだろう。
私にとってのこの世界はごろ寝するところで、結果論だがそれはそれで悪くない。なんか欠落している気はするけど。
『この世界は』
「茄子が食べられないんですけど」
これは茄子を使ったレシピです
「あいつは本当にバカ」
これ言う人に賢い人がいたことない
「私たちの時は当たり前だったわよ」
平成も終わり令和のいま昭和の話をされても
「きみは可愛いからおまけね」
あの子はキラキラのスーパーボールを手に入れた
(この世界は)
何度もキスをした。君の香りを忘れたくなくて。
冬の風に混じって白い花を思わせる香り。
柔らかくて切ない。こんなに庇護欲を掻き立てられることがあるなんて。生きててよかった。
この世界は
昔、弟や妹たちと戯れている時にふざけてオナラをして笑いを取ろうとした。
だがそれは間違いだった。
僕の放った物はオナラとは異なるものだった。
オブラートに包まずに言えば、僕は脱糞した。
弟たちは僕が出したそれに気まずそうな顔をしていたが、すぐに切り替えてトイレに行くように勧めてくれた。
僕は怖かった。
トイレから出たら軽蔑の眼差しを向けられると思ったからだ。
だが、僕の予想を裏切るようにみんなから体調大丈夫!?と心配された。
この世界は僕が思ってた以上に優しいのだ。
この世界は
この世界は、正しいと正しくないに分かれている
この世界は、男と女に分かれている
正しい方を選んでおけば、それなりにいい人生が待ってる
そう思ってきたけど
なんとなく誰か女の子に好かれて、好きになって、多分子供は二人くらいって、そう思ってたけど
自覚しないようにしてきた初恋は、隣の家に住む幼馴染に向いている
それは黒髪がつやつやと光る、肌は白く、オクスフォードスタイルの眼鏡がよく似合う、2歳年上の男だ
数年目のそんな沈んだ初恋は僕を根暗に仕立てるには十分で
なのに彼は笑う
「こんな世界で健康で楽しく生きる、人生なんてそれだけで十分だ」って
本当にそれだけで許される?そんな気持ちは晴れないけれど
この眩しい笑顔が僕の俯いた世界に差す光になっているのは間違いないみたいで、それが正しくないなんて絶対に言われたくない、そう思ったりする
スノードームの中にいるかのように
みんなのことはよく見えるんだよ
いろんなことをしてきたんだね
ここからでは
眺めることしかできないから
うらやましいなと思っているよ
旅立つ前の約束
思い出してくれたようだね
そろそろこの世界は…
〜この世界は〜