きらめき』の作文集

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きらめき』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/4/2023, 5:10:36 PM

『きらめき』 170


心が震え、熱が生じた。

温度は次第に高くなり、ある時を境に火花が散りだす。
きらきら きらきらと輝くそれは、見ていてとても気分が良い。

雅で美しく。
儚くて綺麗だ。

しかし永遠には続かない。
何時かは心の震えも無くなり、熱が冷め、その輝きは過去の栄光へと変わるだろう。

そうして最後に残るのは、焦げ付いた醜い心だけ。

ほらもう……きらめきの残穢はすぐそこに。

9/4/2023, 4:49:01 PM

にいやん、見て、見て。魚いるよ!

みずき!
待って、今行くから!
危ないから、覗き込むな〜。

はしゃぐ妹に急いで追いつくと、手をしっかりつないで抱え込むようにして、二人でそろりと防波堤の下を覗き込む。
テトラポットの合間を魚影が見え隠れする度に身を乗り出して喜び、

あれ、何て魚?ニモ?

何やろなぁ。

よく見ようと、もう少し乗り出したのが良くなかった。
いやな感じと共にスルッと滑り落ち、軽くなるのを感じた。
一瞬の出来事で手を伸ばすこともなく、ただただ呆然と目で追うのが精一杯だった。

あぁ…。




まるで木の葉のようにユラユラと身をよじる度に夏の日射しをきらめき返しながら沈んで逝く。

キレイ!あれ、何?

………にいやんの眼鏡や。

「きらめき」

9/4/2023, 4:11:31 PM

たまに視界の端できらっと光が見えることがある。実際にはない光だ。
ネットで検索すると光視症というらしい。
前からたまに見えていたが、つい先日はまるで流れ星みたいに光が流れたのを見た。
症状としてはあまりいいものではないみたいなので複雑だが、昼間に見た流れ星はなんだかとても神秘的で、綺麗だった。
いずれにせよ定期的に眼科に行った方がいいかもしれない。飛蚊症もあるので、なんだか視界がごちゃごちゃする時がある。加齢だろうな!

9/4/2023, 4:11:22 PM

青春。それは、人生で「あのころは良かった」と思う時期ランキングを作れば、かなり上位に君臨するのではないだろうか。若さと大人っぽさが上手い具合に絡まりあってつくられ、あーだこーだ言いながらも笑い合って成長していく。泣いたり笑ったり、蛇行しながらそれぞれ人生行路を歩んでいく。その輝かしき笑顔というのは、自由と苦しみの兆しを見せていくのであろう。
責任を親に押し付けられる時期というのは、疲れが残ることを知らない。だからこそ華やかな時代をつくることができるのであろう。





#きらめき

9/4/2023, 4:07:49 PM

きらめき
 漢字で書くと“煌めき”火の皇(すめらぎ)ファイヤーエンペラーってことかな?火の王様だから嘸かしキラキラずっと輝いていたんでしょう。
 漢字の時代かな、周字、秦字、殷字その前の象形文字の時代の皇帝かな?      
 殷の時代の前の神話の時代の王は顔だけ馬の顔で躰は人間だったとか!単に暗喩を訳し損ねただけではないか! 
 今でもあの人は馬面だ!とか言うでしょ。数千年もたてば、故、藤田Mさんは顔は馬でその他は人間だったとか。ちなみに秦の始皇帝の子、弓月の王子は渡来系大和人です機織り部の秦(はた)さんの先祖ですね。       ちなみに拙者も末裔だと思います。
              徳博

9/4/2023, 4:05:31 PM

きらめきの正体は全能感

できるかの是非は問わず

できそうかどうか

思い込んだもん勝ちなら

君にもできそうじゃないか

何になら本気になれる?

9/4/2023, 3:54:51 PM

ビー玉になぜか惹かれる

サイダーの瓶のビー玉が大好きで、
いつもねだってた

頑張っても取り出せないから悔しくて泣いた

瓶の中でコロコロ転がるビー玉
少し重たそうな音が耳に心地よい

太陽にかざすとキラキラしていて、
幼いわたしには星を手に入れたように思えた

9/4/2023, 3:49:57 PM

沈んでいく、暗く冷たい水底へ。

水面に煌めく月光は、もはや手を伸ばしたところで届きはしない。

それでも、伸ばそうとした腕は鉛のように重くピクリとも動かない。

こぽり、こぽり、と薄く開いた口から出る小さな泡が、くるくると螺旋を描きながら水面へ昇っていく。

 落ちていく、静かな海の底へと。

肺の中の空気を全て吐き出して、たくさんの泡が昇っていくのを目を細めて見つめる。

不思議と、苦しさは感じなかった。

粉雪のように舞い降りるマリンスノーが美しかった。

 抱き上げられる感覚に、ぼんやりと目を開ければ君の浅黒い顔が目の前にあった。

ああ、そうだ、デートしてたんだった。

寝起きのたどたどしい口で君の名を呼ぶと、ゆったりとした優しい手つきで頭を、背を撫でられる。

温かい大きな手、甘い薔薇の薫りのする手にあやされて、再び訪れた睡魔に抗うことなく目を閉じた。

テーマ「きらめき」

9/4/2023, 3:49:44 PM

「きらめき」

幼い頃
大切に宝箱に仕舞い込んだ
きらめき達

時間の経過とともに
記憶の喪失とともに

あんなに輝いていたはずなのに
あんなに大切だったはずなのに

色褪せてしまう前に
もっと遊べば良かったね

9/4/2023, 3:48:19 PM

『きらめき』

があった時期は多分もう過ぎてしまったように思う



少し今日は暗めな話になるので

読みたくない方はそっと閉じて欲しい




きらめきのあった時期はただ前向きにがむしゃらだった

頑張れば認められ褒めて貰えた

ただただ出来ることが増える事が楽しかった



でも歳を重ねる毎に状況が変化してきた


頑張れば頑張る程

周りから浮くのだと


それどころか 頑張ると同僚や同じ立場の人間から


「自分達が仕事をしていないように見えるから
やめてくれないか」

など言われる有様だ


確かに自分が動けば同じ立ち位置の人間は

同じ仕事をしなければならなくなり

結果的に仕事を増やすことになってしまう



周りは仕事をしたくないんだなと感じる事が増えてきた



ただ生きる為に仕事をしなければいけないから

その場で適当に動いているだけなのだと

そういう人間こそそつなく仕事をこなしているように

不器用な僕には見えた



僕はかなり不器用だから人の倍努力しないと

仕事がまずこなせないのだが

そこを中々分かってもらえないのは

結構生きずらい


僕の中で力を出す時どうしても1か100なのだ

そこは課題だなぁと思うので

そこを50や60に調節できたなら

もっと生きやすくなるだろうか



このまま周りに流されていければ楽なのに

それが中々できない日々だ

9/4/2023, 3:44:02 PM

僕は、七色に光る流れ星を見たことがある。


もうすぐ流れるよ。お願いごとはもう書けた?
母さんが僕の手元を覗き込みながら柔らかく微笑む。

「かけたよ!」
僕は竹灯籠を頭上に掲げ、母さんに見せてあげた。

辺りはすでに大分暗く、まだまだ寒さも残る季節であったが、それでもそこには多くの人々が集っていた。

それぞれが手元に抱える願いが書かれた灯籠には、書き終わったものから順にぽつぽつと明かりが灯り、辺りに少しずつ広がってゆく。

知らない人たちとみんなで流れ星を待つ。
それは今思い返してもとても不思議な体験だったように思う。


どれほど待っただろう。
やがて遠くの方でざわめきと歓声があがる。
熱は伝播し、興奮が津波のように僕のところにまで届く。

それは闇を切り裂く一筋の光だった。
遠くでちかりと瞬いたそれはぐんぐん速度を上げて、僕らの目の前を走り抜けていく。
七色の光の束を空へ放ちながら。

僕らの手元には願いを灯した温かな光。
闇夜の中あちらこちらで瞬いている。
まるで、きらめく星空の中に浮かんでいるみたいだと子供心に思った。


綺麗だねぇ、と母さんがぽつりと呟く。
あの流れ星が、みんなの願いを運んでくれるんだって。
そう言って流れ星が流れていった方角を名残り惜しむように見つめていた。

その時の僕は、心ここに在らずな母さんの様子に段々と不安になり、無意識のうちに母さんの服の裾を引いてこちらを向いてもらおうとした。

ハッとした様子でこちらをみた母さんは優しく僕の髪を手で梳くと、明るい調子で帰ろっか!と僕を抱き上げゆっくりと歩き出した。


「母さんは何てお願いしたの?」

ゆらゆらと揺られながら、たくさんの願いが灯った星空の中を進んでゆく。
そうねぇと答える母さんの答えに耳を傾けようとするも、与えられる腕の温もりにだんだん瞼が落ちてくる。

みんなのお願い事が届きますように、かな。

優しく答える母さんの顔が見たいが、眠くて意識がぼんやりとしてくる。

本当に、色々なことがあったから。
みんなみんな、叶うといいねぇ…

ゆらゆら、ゆらゆら

眠りに落ちる直前、最後に聞こえた母さんの言葉だけは、やけに記憶に残っている。



辺り一面の星空と、願いを運ぶために流れていった七色の光。


僕はあの日のきらめきを今でも覚えている。




『きらめき』
/流れ星新幹線のCMを観たので…

9/4/2023, 3:42:56 PM

#69 きらめき


残暑の季節になって、やっと知っている夏の暑さになってきた、今日この頃。
私たちは硬いアスファルトの道から外れて、公園の林へと足を踏み入れた、のだが。

「うわ、わっ」

足から伝わる、土の上に落ち葉が積み重なった柔らかな感触に驚いてしまい、思わず体がよろめいた。

「っ、大丈夫か」

隣の彼が咄嗟に腕を掴んだのに、内心また驚いた。

「う、うん。もう大丈夫」

「念の為、このまま繋いで歩こう」

そうして改めて握られた手を振り解くのはハードルが高い。恥ずかしさを我慢して、共に歩き出した。

「地面がふかふか、っていうかモフモフしてる」

「アスファルトから来ると変な感じだよな」

自然の刺激の多さと緊張もあって、落ち葉を踏む音を供にして、しばらく無言で歩く。

そのうち手の温度にも、土の歩き心地にも慣れてきて、周りを見回す余裕が出てきた。

風が吹き抜けて髪を揺らしていく。

「風が気持ちいいね」

「そうだな、涼しく感じる。きょろきょろしてると転ぶぞ。そこのベンチに座ろうか」

気恥ずかしさを感じつつも、勧められるままにベンチへ座った。
彼に倣って上を見上げれば、
日光を受ける葉の揺れ動く煌めきが視界いっぱいに広がり、ざあざあとした音に包まれる心地がした。
ここは、まるで海のようだ。

(さしずめ、ここは海底かしら)

思いっきり息を吸い込めば、潮ではなく土の香りがした。

「気に入ったか?」

掛けられた声に顔を向けると、思っていたより顔が近くて息を呑んだ。
微笑んだ彼の瞳が、木々の隙間から差し込んだ光を受けて、きらめいた。

9/4/2023, 3:39:26 PM

僕が辛いとき、きみは優しく寄り添ってくれる

僕が嬉しいとき、きみも優しく微笑んでくれる。

僕が悩んでいたら、きみも一緒に考えてくれる。

きみとぼくは太陽と月で

きみがいないと僕は輝けない。

きみは僕の人生にきらめきをくれたんだよ。

9/4/2023, 3:32:36 PM

「きらめき」

海に行きたいなんてアイツが言うから着いてきた
冬の夕方なんて寒い時間にも関わらず、アイツはいつも
みたいに俺に向かって馬鹿みたいな嬉しそうなそれで
いて楽しそうな顔で笑いかける

「相変わらず間抜けな顔してんな」

「えー?酷いよ!ふふ、でも、うん一緒に海に来れて凄く幸せだよ。ありがとう」

「そーかよ、良かったな」

うん、とこちらに笑いかけるアイツは冬の海と
相まってキラキラ煌めいて見えた

9/4/2023, 3:31:07 PM

『こころのきらめき』


こころのきらめき

それは、みんながもってる、すてきなもの
だけど、いつか、なくしてしまうかもしれない
とてもとても、せんさいなもの

あなたにも、やどってる
あなたにも、ともされている

こころのきらめきは、いつだって、あなたのみかた



お題:《きらめき》

9/4/2023, 3:30:13 PM

今日も最高の朝だ。学校に行けば、片思いしてる彼に会えるの。彼と話せるの。席替えで彼と隣の席になって私の人生がきらめきはじめた。楽しみでしかたない。恋っていいな。

9/4/2023, 3:28:42 PM

テーマ“きらめき”

小学生の時、とても人気がある男の子がいた。
明るい訳でも、暗い訳でもなく
優しくて運動神経が良くて頭も良い。
クラスメイト全員が彼の事を好きだった
(恋愛感情の有無は別)
クラスの男の子の中で、彼は一番身長が低く
可愛がられていて、クラスで【花いちもんめ】とか言う遊びではすぐに
彼の取り合いになっていた。

私も、そんな人気者の彼が好きだった。
私みたいな、人見知りでネガティブで
目立ちもしない(否、悪目立ちはしていた気もしないでもない)、そんな人にも
分け隔てなく言葉をかけてくれる。

そんな優しい人だった。

場所が場所なら、彼は芸能人になっていたんじゃないかと、そのくらいの
オーラ、輝きがあった。

だから、殆どの人は彼を『こーちゃんは、皆のもの。』
そう言っていた。
『抜け駆けは許されない』
そんな暗黙のルールがいつの間にかできるくらい
彼は人気だった。(本人は気づいていない様子)

彼のきらめきが増していくに連れ
周りの暴走も増していく。

私はいつしか、彼になるべく関わらないように
なっていった。

学年が上がり、彼と別のクラスになったら
彼の噂は全く耳にする事は無くなった。

たった、2クラスしか無いのに。
隣のクラスの事なのに。
彼の噂をしないのは、彼の周りにいる人達が怖いから。だと思う事にした。

運動会で、久々に見た彼は、やっぱり
凄いきらめきを放っていた。

同じクラスだったらきっと、彼の眩しさに、浄化してしまいそうなくらいだと思った(気のせい)


それと同士に。ああ、やっぱり私は彼を好きなんだなと、そう理解した。
好きだからこそ、周りの人よりも、きらめいて見える。

多分そういうこと。

9/4/2023, 3:26:03 PM

きらめき

あの子はいつみても、きらめき輝いてる。
特別になにかを与えられた子なんだね。。

9/4/2023, 3:16:28 PM

あなたはきらきらしたものが
好きですね

わたしにそう声をかける

私が好きな
きらきらは
東の窓にサンキャッチャー

お出かけは
大きめでゆらゆら揺れる
イヤリングを

一番好きなのは
お月見

闇を照らす月のように
きらめいて
生きてみたい

9/4/2023, 3:16:18 PM

【お題】煌めき

「下校途中で君と寄り道をした時の夕焼け一生忘れないよ…」ふと君がそう言っていたのを思い出した
あの時はみんなが輝いてて楽しかったな
ただ、そう思った所で今いる劣悪な環境は変わらない
落とし落とされ貶され騙され裏切られ、たった30人程の関係でここまで荒れるのかと考えながら今日もかつての友達だった君を見ている。今の君はくだらない自尊心とプライドで外側を固めたハードグミのような食感の悪さを放つ人間になってしまったね。
ただあの子がこうなってしまったのはなにか原因があるのかもしれないな
何とかして昔の輝きを取り戻せないものか?
そんな事を考えていたら3時限目のチャイムがなり、 クラスに先生が入ってきた。
「数学初めまーす」
(数学教師の小荒井先生だ…苦手なんだよな)
小荒井先生は男子に厳しく、ちょうどその時教卓に座っていたかつての友達がこれまでかという声の大きさで注意される。教室が一気に静まり返る
この時僕は少しドキドキしていた。
(堕ちてしまったあの子はどう言い返すのかな?)
そう思い、耳を澄ませる
「そんなん知らねえよ!教卓は俺が使ってるんだからお前は床で授業しろよ!!!」
自己中な彼の言葉に僕は一喝された気分になった
今まで他人中心で生活していた僕にとって、この言葉は目が痛くなる程の煌めきを纏っていた。
本当に気持ち悪い人間はあの子じゃなくて僕じゃないか?
そんな考えが頭を埋めつくし、自分という存在が嫌になってくる
ふと僕は思った。あの子のような人間になってみたら何か変われるかもしれないと
「自分を変えよう、新しい視界で物事を見てみよう」
僕はいつの間にかそう思ってしまっていた

今日からあの子は僕にとっての害悪な人ではなく
僕だけに煌めく光になった。

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