『あなたに届けたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「あなたに届けたい」
今日も今日とてざわめく胸の中、いつも心の大半はあなただ。
このざわめきのおかげでぼくはまっすぐ進むことができる。
今日もありがとう
「あなたに届けたい」
本当を伝えたいよ
でも、ダメだよね
我慢してバラバラになって
粉々になって壊れてしまうよりも
貴方の困る顔をみる方がきっと辛い
貴方が困ってしまう未来が怖い
だから届けるよ
嘘だけを
逃げる事と嫌な奴をやるのは得意なんだ
あなたに届けたい。
どっかの誰が向いてた事を、その誰かが属する2分の1に当てはめて、勝手に役割付けた。
それの片方が社会で、片方が家庭での労働。
各個人の向き不向きや不満が、共有されにくかった時代では、現行維持の方がみな基本楽だから、その様に流され、育てられ、学んだ。
学習能力の高さ、識字率の高さが付随して、固定観念という物は年をとる程強くなる。
その時代を作った時に、偶々立場が上だった一方。
物理的に力があり、顯示欲があり、声が大きく通りやすかった。
社会の仕組みを作ったのも、役割を細分化したのも、その役割の価値に上下を付けたのもその時の権力者。立場、力が上かつ、権力を持った人間が、その時その人に利益がある様に制度を整えた。
そしてそれを変更せず、再利用に留めているから、社会に大きな変化は無い。
それが安心かつ安定感がある現在。
特に大きな変化を嫌い、調和を求めがちな日本人は、現行制度に甘んじる事が1番の選択肢だった。
そこに漬け込む人、会社、国がいても、社会制度へ無知に探求心を閉ざした、謙虚で一般的な日本人には分からない。
この国の政治も、老若男女の在り方も、教育も、基盤となる物を歴史的と言えば聴こえはいいが、一昔前の時代に取り残された遺物を、捨てきれていないだけだ。その歪みは次第に顕になる。
革新、革命、ストライキ。
瞬間的な労力、お金のコスパも悪く、安心安全、結末の補償は無い。だからこそ、個人単位での変革は起きない。
起こすなら精々、会社、業種、組織、それこそ分類される2分の1の結束が必要だ。
通したい意地や意見、討論したい疑問点や疑念点や変更点があるのならば、やはりただの文字よりただの声だと思う。
生憎今は、意見の発信が簡単な社会だ。
その分埋もれてしまいやすいデメリットもある。
だけど、同じ考えの人が集まりやすく、複数集まり徒党を組めば、その声も大きくなる。
昔の権力者に近づこう。声を大きく、表題を大きく提示して、討論の場をもぎ取ろう。
草場の隅で、肩寄て、小突き合うのは無意味だ。
真剣に問題視するのであれば、善は急げと言う様に、手法を案じてみては如何か。
《あなたに届けたい》
「理解されないことが私にとっていちばん悲しいの」
君は座り込んだ。
「言いたいことをわかってくれて、それでも合意してくれないことはとても虚しいの」
君はそう言った。
「何もかも嫌になって、あぁ、きっとこの人は私を知ろうとしてくれているように見えて自分の中で解釈する為に素材を集めてるだけなんだなって思うから」
君は泣いていた。
「私を知りたいんじゃなくて、あなたの中での私をしっかり形作りたいだけなんだなって分かるから」
君は僕に笑った。
「……でも、きっと全部がそうって訳じゃないの」
君は立ち上がる。
「そうじゃない人もいるから、諦めてはいけないと自分で自分を奮い立たせなきゃいけないの」
君はそう続ける。
「だから、頑張ってとも言えないし、そうして生きてとも言えやしない」
君は手を伸ばす。
「ただ……あなたの傍にいる、って人もいるから」
僕は握り返した。
「それを忘れないで、ね」
僕は泣いていた。
「……僕にとっては君がそうだったんだよ」
僕は座り込んだ。
「君が居てくれたから頑張れる、君が居てくれたから前へ進むきっかけを貰える」
僕は少し笑った。
「それを教えてくれたのも君じゃないか、なぁ、そうだろう……?」
僕はそう呟いた。
「君には、もう届かない……弱音なんだよね」
僕は座ったまま。
ps
随分とご無沙汰しておりましたm(_ _)m
また色々投稿して行きます……!
ピリピリとした空気が漂う。今にも心臓が口から飛び出そうな程である。君が私を庇う瞬間に向けたあの表情を忘れることができずに。私は自分の心拍数を数えながら、「大丈夫。大丈夫」とただひたすらに唱えることしか出来なかった。
君の未来がかかっているこの瞬間はきっと、私の人生の中1番、時の流れを遅くした。赤いランプが消え、先生がやってきた。「先生ッ!あの子は、彼はどうなりましたか、?」
私は彼の親御さんより先に先生に駆け寄って質問を投げかけていた。どんどん心拍数が上がって呼吸が浅くなる。
眠っている君の横顔は、なんて美しいんだろう。
まるで天使のような。そう、君は天使になってしまったのかな。地上にはもう二度と舞い降りることのない天使に。
私はまた心拍数を数える。「大丈夫。大丈夫。私のせいじゃない、」
君は学校中の人気者。
そして、私は日陰者。
でも、そんな私にも君はみんなと同じように接してくれた。それがとても嬉しかった事を覚えている。夏の廊下は蒸し暑く、誰も教室から出ようとしないのに、君はわざわざ私の教室まで来ては、にこりと笑って手招きをしてくれていた。
ただ、そんな私を良く思う人などいるわけがなく、いつしか私はイジメられるようになった。それは耐えれた。何故か。君が私の事を必要としてくれているかのように、毎日迎えに来てくれていたから。
そんな考えが甘かった。どんどんエスカレートしていくイジメ。笑い者にされ、貶され、惨めな思いばっかりするようになった。それでも君は、私の変化に気づかず、傍にいた。
「ねぇ、アンタさ、王子の前で階段から転げ落ちてよ。そしたらイジメ無くしたげる。」
主犯格の子がそう、私に提案してきた時、すぐに受け入れた。だって、私の変化にも気づかずに、ずっといるやつなんて迷惑でしかないのだから。
頭から血を流す彼。
「大丈夫、大丈夫。私のせいじゃない。私のせいじゃない。」
今はつらく
やるせない気持ちでたくさんだよな
それがいつまでも続くだなんて
思わないで
今のうちに目が乾くまで
たくさん泣いていい
いつか
つらくても泣かない大人に成長するから
時を超えてこの言葉を
あなたに届けたい
いつの日かあなたに届くように…
私はひたすら想いのままに歌い続けるんだ。
あなたに届けたい
溢れ落ちる言葉を必死に拾い集めた。文節も文法も無視して並べ立てたそれは不格好で、到底どこかに出せるものではなかった。
指先から逃げる音をどうにか積み上げた。拍に押し込めたそれは窮屈そうにひしめきあって不協和音を奏でた。
精査して、組み直して、推敲して、調律して、書いて、消して、弾いて、止まって、奏でて、採譜して、編集して、書いて描いてかいてかいてかいてかいてかいてかいてかいてかいて──
──消した。
「好き」、というたった二文字がどうしても紡げなかった。
クシャクシャになった紙は、今もまだ机の引き出しに隠してある。
なぜかふとKANの♪まゆみ という曲を思い浮かべ、“まゆみ”を君の名前に替えて唄い贈りたい…なんて妄想した。語呂が悪いし、照れくさくてそんなこと出来る訳ないけれど。
#あなたに届けたい
夫の車が、会社からの帰り道で、死んでいた熊にぶつかり壊れた。警察も呼んで、事情聴取やらなんやら、レッカー手配やらなんやらの金曜日だった。
車は修理するよりも、新しい車を買った方がよさそう。
誰も怪我しなくてよかった。無事に帰ってきてくれてよかった。
夫の車は、10万キロ以上走ってくれた。最後に痛い目に遇わせてしまって、心が痛む。自己流だけど、供養してあげようと思う。ネットにもやり方は載っていた。やり方よりも、感謝と、何よりも撫でて泣いてあげたい。身代わりになってくれて、なのにもう直してはあげられない。
レ
ゴ
リ
ス
は
冴
ゆ
太
陽
を
傷
痕
に
--30--
あなたに届けたい
私の隣で幼馴染の恋の話が進んでいる
どうやら向こうの座っている爽やか男子が好きらしい
私の幼馴染が好きな奴ね
あの人は昨日先輩に告白されていた
しかも3人、後輩には5回されたとか
そんなあなたに伝えてあげたい
私が育てた純粋で一途な幼馴染の視線
あなたに届けたい
幼馴染のこの気持ちを
お題[あなたに届けたい]
仕事で疲れたとき、人間関係で悩んでるとき、ひとりで寂しいとき、あなたの事を考えると元気になれた。
だからね、あなたも私の事を考えて元気になって?
私が助かったように、あなたのことを助けたい。
空気読むのって難しいよね。
我慢するのって大変だよね。
でも貴方は貴方らしく生きていいんだよ。
電車に乗った記憶がないから勝手がわからないと言うと、アオイは信じられないものを見るような目をして、それから丁寧に切符の買いかたを教えてくれた。
「最近は切符を買う人そんなにいないけどね……」
「そうなんだ」
「タッチで乗るから」
「?」
じゃあどうするんだろう。言葉にはしなかったが、アオイは本当に電車乗らないんだね、と笑った。いつも見ているのより随分自然な笑みで、すこし安心する。
駅にはあまり人がいなかったし、電車も似たようなものだ。アオイとおれは隣同士に腰掛けて、ぼんやりと窓の外を見る。白かった。
「積もってるね」
「うん、積もってる」
ここから大きな駅まで移動して、そこから特急電車で西に移動するらしい。アオイが昔住んでいた街。海が近くて、魚が美味しい。
そんな話を聞きながら、おれは景色に目を奪われていた。なんせ(記憶の中では)初めての電車だ。かたん、かたん、という音と振動、流れていく町、街。雪景色はすぐに姿を消し、四角い建物の群れが姿を現す。ベランダにタオルが揺れている。大きな窓の向こうで、黒い格好の人たちが机に向かっている。キャットタワーの上から猫がこちらを見ている。目まぐるしく変わっていく。
二つ目の駅で、おれたちと同じ年頃の女の子たちが何人も何人も乗ってきて、急に電車の中が騒がしくなった。黒、白、いろんな色の上着の一方で、足元は揃って同じ革靴と黒いスカートだ。きんと響く声があちこちを飛び交う。思わず耳を塞ごうとして、片方の腕が動かないことに気づく。見ると、アオイがおれの腕にしがみついていた。震えている。そういえば、アオイも同じ革靴とスカートだ。
「大丈夫?」
小声で聞くと、アオイは答えずにぎゅっと腕の力を強くした。アオイの横に座っている妙齢の男性が、ちらりとこちらを見て眉を寄せのが見える。遠くからくすくす笑う声が一瞬聞こえて、それが別の笑い声にかき消された。ゴホン、咳の音。なにか不満を話す声と、それに被せる別の声。ざわざわ、と脳みそが混ぜられるような不快感。腕に縋り付いてくる腕に触れて、目を閉じる。遠く昔に、同じようなことがあった気がする。だとしたら、隣にいたのはおそらくユキだ。
ユキ。
心の中で呼ぶ。本の中で読んだおいのりとか、母親を呼ぶ子どもとか、そういうのはこういう気持ちだったんだろうか。ユキ。そういえば、アオイの目指す街はどれくらい遠いんだろう。晩飯の準備に間に合うんだろうか。間に合わなかったら、と考えて、物語の中の人々に思考が移る。家を抜け出し、夜を走る。故郷を出てたどり着いた先で身を立てる。そうやって、物語が進んでいく。
うっすら目を開くと、相変わらずいろんな色が、それぞれの意思を持って生きていて、その合間から流れていく景色が見えた。
進んでいく。どこかに。
貴方に届けたい事
人生どんな困難があっても、じっちゃん・ばっちゃんになって振り返って、案外悪く無かったって思えたら、文句無しの「人生勝ち組」なんだと思うんだよね。
実際優秀だったからと言って、幸せって訳じゃ無かったし、思い出すのは机ばっか。それはそれで楽しかったけど。その人なりのストーリーがあって捉え方がある。
だからどんなエピソードを作るかは自分次第で、チャレンジする事が大事なんだなぁって最近気付いた。
そこで、ある人物が微笑んでいた、、、、
ルロイ修道士は右の人さし指に中指をからめて揚げる。
「幸運を祈る。しっかりおやり」と。
あなたに届けたい(オリジナル)(秘密の手紙続編)
俺は最期の手紙配達員の見習いをしている幽霊だ。
思い残しがあって成仏できない人の、伝えたいメッセージを本人に代わって相手に伝える仕事だ。
今日の依頼人は小さくて可愛いお婆さんだった。
70年連れ添った旦那さんに言い忘れた事があるという。
俺はお婆ちゃんっ子だったので、もうそれだけで泣きそうだった。親不孝にも、祖父母不幸にも、俺は事故で先立ってしまったわけだけれど。
閑話休題。
スマホ操作が苦手らしく、音声録音を手伝ったので手紙の中身を聞いてしまったのだが、俺は号泣してしまった。
「敏夫さん、ちゃんと食べていますか。ちゃんと寝ていますか。心配です。あなたを看取ってあげたかったけれど、先に亡くなってしまってごめんなさい。あなたの好きな筑前煮が冷蔵庫に入っているので、腐る前に食べてくださいね。ずっと一緒にいてくれてありがとうございました。私は幸せでした」
俺は涙と鼻水を袖で拭きながら、何が心残りで成仏できないのかと尋ねた。
お婆さんはふふふと笑って、
「冷蔵庫の筑前煮。もったいないじゃない?」
などと言う。
そんな馬鹿な。照れ隠しだろうか。
俺は手紙を実体化すると、配達先に飛んだ。
その家は、人が住んでいるのが不思議なほどの、崩れたあばら屋だった。
呼び鈴などなく、玄関をノックする。
「すみませーん!」
耳が遠いかもしれないので大きな声をあげると、戸がガラガラと音を立てて開いた。
現れたのは、腰が曲がり、髪がボサボサの、覇気のない老人だった。
「お届け物です」
俺は手紙を差し出した。
彼は手紙の差出人を見て、驚いたように顔をあげた。
俺は小さく頷く。
彼は震える手で手紙の端を破った。
すぐに封筒は消え、音声が流れ出す。
お爺さんは黙って聞いていたが、最後に両手を顔に当てて唸った。
指の隙間から、涙がボロボロと溢れている。
俺も一緒になって泣いた。
やがて、彼は語ってくれた。
ふたりはお金がなく、日々の食事にも困る生活をしていたこと。
昨日が自分の誕生日だったこと。
おそらく日々の生活費や通院費を切り詰めて、サプライズで好物を用意してくれていたこと。
電気も止められる事があったので、冷蔵庫はあまり使っていない。しかも自分は料理をほとんどしないので、冷蔵庫を開ける機会があまりない。気づかれずに腐ってしまう事を、彼女はもったいないと思ってこんな手紙を残したのであろう事。
「あいつはそういうヤツだったから」
お爺さんはしみじみと、笑みを浮かべながら言った。
お婆さんの心残りを的確に言い当てるお爺さんに、俺はいたく感動してしまった。
(いいなぁ。こういう関係)
俺はもう幽霊なので、羨んだとて決して真似できない未来なのだけれど。
ちょっとチクリとした。
お爺さんは空に向かって顔を上げると、
「和江!ありがとうなぁ!」
大きな声を張り上げた。
お婆さんに届くように。
俺は役目を終えて透明化した。
お爺さんは顔を戻して俺がいない(見えない)ことに驚いたようだったが、手紙も含めて何も残らない。
夢でも見たのかと首を捻りながら、家の中に戻っていった。
昼下がり。男がノックすると、
老婦人がドアを開けた。
男は、
「貴女に届けなければならないものがあり、
伺いました。」
老婦人はそれにこう返す
「察しはついてますよ。
光栄なことです。」
老婦人は微笑み、穏やかにそう言う。
「息子さんからの手紙が
3通ほど。そして、勲章。
国の英雄です」
渡された。国旗に包まれて。
「喜ぶでしょうね。
ありがとう。大変なお仕事ね。」
老婦人はお辞儀をした。
「そして、残念ながら伝えなければなりません。
司令官より貴女の息子が戦死したことを
深い遺憾の意と共に伝えるよう委託されました。」
「えぇ、わかってます。」
空は晴れ渡っている。
明日提出の課題学校に忘れていきやがってアイツ……っ!!!!!
【あなたに届けたい】
______
でも届けてもやってこないからいっか、で放置して帰るまでがセット。
新鮮な水を井戸ひとつ分
あの子に届けて雨の神
#あなたに届けたい
あの頃、全部雁字搦めに動けないせいだと思っていた自分に「誰もあなたを悪く思っていないし、何も期待しちゃいなかった」と伝えたい。
「勝手にしろ」でよかった。
「勝手な奴」が許せなかった。
「勝手にする」が出来ないのに、模範を走りきれることも出来ず、好きにしたらいいと背中を押されても何も言えなかった。
大人になってから、全部折れて、何も残らなかった。
私がしたことしか、手元には残らないから。
【あなたに届けたい】