私の物語

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1/13/2026, 4:50:53 PM

たまに、ふとこんなことを考える。


目を開けると周りには一面海しかない。
波が顔にかかって苦しく、生き物の気配は無い。
海は冷たくも暖かくもないちょうどいい温度で、
顔にかかる波の音は、息苦しいが、心地よく美しい。
苦しいのはひと思いにと諦めて目を閉じる。————


目を開けると海の上にある謎の建築物のすぐ近くにいる。
懸命に泳いで建築物に登る。
床はツルツルとしていて角が丸い階段が何個も建っている。
体がひえたら寒いだろな。お腹空くのかな。
そんな不快感と不安が心をよぎり目を閉じる。————


目を開けると道路の真ん中に立っている。
空は晴天だけど、現実味を帯びていない。
海外のようなピンクの壁の家が何軒があるが、人はいない。
ノイズを帯びた道を、行き宛もなく私は歩き続ける。
遠くに誰かがいて怖くて目を閉じる。————-


目を開けるとゲームセンターにいる。
電気は着いているが、人の気配は無い。
ゲームのBGMだけが鳴り響いて、ラップ音がたまに聞こえる。
お金も持っていないから何もすることがない。
足音が聞こえた気がして目を閉じる。————-


「ドリームコア」の世界に行ってみたい。

でもずっと出れないのは怖いから嫌だ。



それでも、もしあそこに自由に行き来が出来るなら、

私はずっとあそこにいるでしょう。



「夢を見てたい」ўциа

1/4/2026, 8:14:12 PM

いっつも一緒にいた私たち。

これからもずっと一緒にいれると思ってた。


そんな思いは、私の願いでしか無かった。



大好きなあなたたち2人は両想いだった。


私は、どうしても
心から喜ぶことができなかった。


このままでいたいと思ってたのは私だけだった。

酷く、偏った自分の本音を、私は飲み込めなかった。



このままずっと、気づかないで。
そばに居て。—————-



私はどこまでも傲慢でわがままだった。


2人を思って流れた雫は祝福の色なんかじゃなかった。


心でずっと願っていた2人の幸せは、

本当は私を苦しませるものだと気づいてしまった。


本当に私は。どこまでもわがままで傲慢で醜かった。




「幸せとは」ўциа

12/24/2025, 12:31:07 PM

街中は鮮やかな赤に包まれている。
みんなの笑い声の数だけ街には暖かい光が灯っていた。


1人はバイトにいそしみ、

1人は大切な人と綺麗な町あかりを眺め、

1人はかけがえのない友人とゲームをしている。


予定なく友達とLINEをしている私もまた目を瞑って思い出した。


あの日の街に流れる華やかな音楽を、

あの日降り積っていった冷たく暖かい雪を、

暗黒の夜に鼓動をともした煌めきたちを、

プレゼントに胸を踊らせ布団にくるまった温かさを、



私はこれからも、誰と過ごそうとも、この日が大好きなんだろう。————-



いつの間にか口元は微笑んでいた。



「遠い日のぬくもり」ўциа

12/22/2025, 12:52:54 PM

シャラン—————。
シャラン—————。


光で何も見えない外から舞う光りの粒に合わせ、
澄んだ神楽鈴の音が鳴り響く。

雪なのか。桜なのか。


分かりそうで分からないこの光の粒を私は体で受け止めた。



美しく整備された床板と朱色の柱



まるで私は選ばれた光の巫女のようだ。————


この特別感をいっぱいに空気とともに吸い込んだ。


なれるはずのない夢を心の隅に弾き、

今この場所にいる事実だけと手を握った。



目を閉じて祈った。


このずっと、これからも、永遠に回廊が終わらないことを。



冷たくも暖かくもない風になびく髪を感じながら、


私はまるで光の巫女のように、厳かに足を進めた。




「光の回廊」ўциа

12/18/2025, 10:12:20 PM

空は確か澱んでたかな。

部活のみんなでご飯を食べに行った。


また孤独を認識させられる気がした。


それなのにあなたは、

ナゲットを1つくれた。

ふざけてくれた。

笑ってくれた。

袖の中に手を突っ込ませてくれた。

30分も立ち話に付き合ってくれた。


あなたの袖の中は人の温もりがしてホッとした。

ここに居ても良いって言ってくれてるみたいだった。



こんな日々がずっと続いて欲しい。————-



そんな叶わない泡沫の夢を私は捨てることなく留めた。



帰りの空は、オリオン座が良く見えた。




「心の片隅で」ўциа

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