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11/19/2025, 10:30:20 AM

なんだっけ。思い出せない。自分でも吹き抜けた気がした。
ははっ…バカみたい。私自身も忘れたんだもの。
貴方との辛かったこと。そして、貴方に対する私の気持ちも。
最近、私は貴方を好きなのかという事実すら怪しくなって
きた。そりゃそうだもの。自分でも吹き抜けた気がしたんだ。
なんでだろうね。あんなに好きだったのに。貴方を見たら笑顔になる。けど、その笑顔の裏に自分の憎い所が写ってる。まるで仮面を被っているみたいだ。分からない。自分が他の誰かに取り憑かれてる気がした。足元からじっくりじっくりと…
そんな自分が怖くなって。
自分の事なのにまるで他人事のように思えてしまう。
世界に色が無くなった。白黒で相手の顔すらも白黒でよく
分からない。
感情を殺す方法ならよく知っている。まず、自分の体の中に
大きな氷を作るんだ。そしたらその氷をずっと溶かさないで
いる。意識することで自然と感情が無くなる。
でも、貴方はそれを溶かしたんだよね。私の氷を。けど氷は
固まる。固まるのは早いけど溶かすのは大変だ。だからだと
思う。世界が白黒でよく分からない世界なのは。まるで、貴方と出逢う前の私みたいで。
学校の帰り道。石を蹴って帰っていく。意味もなく、
ただずっとーずっとー。

私の前に風が吹き抜けた。その前にいたのは紛れもない、貴方だった。その瞬間、私の世界にまた色が出来たんだ___





テーマ 吹き抜ける風

11/18/2025, 10:54:18 AM

私の心をいつも明るくしてくれる記憶のランタン。
貴方にとっては、すごく些細な事だったかもしれないけど、私にとってはランタンが強く心の中で灯っている。
ある日の学校の帰り道。友達と一緒に公園のベンチで恋バナを
する。その子は彼女持ちの人だけど好きになったっぽい。私は全然良いと思った。だって、別に彼女持ちを好きになっては行けません!なんてルールはないもの。
そして、友達に聞かれた。「いないの?」って。
正直いうか迷った。けど信頼しているから言うことにした。「実はね…」って。その友達は大きく目を見開いて私を抱きしめる。それが強かったけど嬉しかった。つい、私も抱きしめ返す。「お互い頑張ろ!」そう言った。
そうこうしているうちに、私の好きな人と友達の好きな人が
公園に来る。私達は喜んだ。自然と、友達と別れた。私と貴方で話す時間。楽しくて嬉しくて、泣きそうで。それでも平常心を保って話を続ける。その時、足元にあった石を踏んでしまい体制を崩してしまった。幸い、かすり傷で済んだ。貴方が
慌てて言う。
「大丈夫?!!すいません、助けてあげられなくて。」
焦った貴方の顔、そして何も悪くないのに謝る貴方。慌てて私の傷を見る。そうすると貴方はポケットから絆創膏を
取り出す。それを私の腕に貼る。
「はい!出来ましたよ。ただの応急処置ですけどね。」
思わず泣いてしまった。こんな擦り傷全く痛くない。痛くて
泣いているんじゃない。嬉しかったんだ。私の為に絆創膏を
取り出して、貴方は何も悪くないのに謝って。その気持ちと
行動が。貴方が慌てる。その姿が愛おしくて思わず笑って
しまう。貴方は困ったような顔をした。
「ごめんなさい笑泣いたのは痛いわけじゃないので安心して
下さい。絆創膏、ありがとうございます。」
貴方は微笑んだ。そしてお互いがお互いを笑う。その瞬間は、私と貴方だけの時間な気がした。
私は石に感謝をする。おかしいかもしれないけどこの石が
無かったら、私はこんな経験出来なかったんだもの。
そして今でもその絆創膏は保存してある。キモイって思われてなんぼだ。だって自分でもキモイって自覚してる。けど多分
貴方から貰う、最初で最後の絆創膏だから。

その出来事の入ったランタンが私の生きる原動力だ___




テーマ 記憶のランタン


꒷꒦‪✝︎ ❥┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❥‪ ✝︎꒷꒦
こんにちは!作者の♡です。
まだ、このアプリを入れて1週間ちょっとぐらいしか経って
いませんが、♡が100になったんです߹𖥦߹ 皆様のおかげです。
いつも私の作品を読み、♡を押してくださっている何処かの誰か様。本当に有難う御座いますᐢ ᴗ ‧̫ ᴗ ᐢ
まだ、学生の私が書いた小説がこんなにも評価されるなんて
思っても居ませんでした。本当に有難う御座います߹𖥦߹
これからも私の小説を読み、心が救われる人がいることを
願って描き続けます!
これからも、よろしくお願いします(><)♡
꒷꒦‪✝︎ ❥┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❥‪ ✝︎꒷꒦

11/17/2025, 10:38:34 AM

もうすぐ寒い冬が来る。
吐息を吐く。その息は白くて雪みたいだった。冬でも可愛く
ある為に。コート、マフラー、手袋。全て女の子っぽいものに変えて。貴方に少しでも可愛いって思ってもらえるように。
でも、私は冬が嫌いだ。冬は寂しい。貴方との距離がまるで冬の寒さと比例するように遠くなる気がしたから。
そして、貴方とのお別れが近づいているから。
寒くて寂しい。私の"冬"のイメージはこんなもんだ。
冬に向けて心の準備をしとかないと。そして身体も。
私は昔から、身体が弱かった。冬は寒くて、外に出るとすぐ
風邪をひいてしまう。だから私の両親は必要以上に上着を
着せたがる。そして冬はあまり外に出させてくれない。だからみんなと雪で遊ぶとかなんてことはした事がなかった。皆の
楽しそうな声を聞いていることしか出来なかった。いつも身体が弱いからと言われたけど寂しかった。いつも"独り"だから。
それでも貴方は私に冬の暖かさをくれたんだ。
「貴方は身体が弱いんですから。はい、僕の上着です。僕は
身体が強いので心配しないでください。それより自分の身体
大事にしてください。」
そうして自分の上着を着せる。暖かい。貴方の温もりが
かすかに残っていて。嬉しかった。貴方は微笑む。
「それじゃ、僕は行きますね。その上着、僕から貴方が冬を
楽しんでもらえるようにするプレゼントです。笑」
えっ…?私の心の中を読んだのだろうか?初めて気付いてくれた私の気持ち。
貴方と出会った初めての冬。

"初めて差し伸べられた冬のぎこちなくも温かい手に、
堪えきれず溢れ出した感情は、行き場を見つけられぬまま
やがて雪と一緒に溶けて消えていった___"




テーマ 冬へ

11/16/2025, 10:43:27 AM

深夜の遅い時間。貴方と2人で夜道を歩く。街灯も何もなく、
私達の道を照らしてくれているのは、夜空に浮かぶ月だった。
公園のベンチに座り、貴方と月を見る。そうすると、貴方が口を開く。
「たまには夜も良いですね。月で明るいし。」
「そうですね。月が照らしてくれていますね。」
私は夜が好きだ。誰も居なくて、誰にも邪魔されない、私だけの時間を過ごせるから。そして、今日は本当に月が綺麗だ。
月の下の貴方と、太陽の下の貴方では違う。どっちも好きだ。
月は、離れているから綺麗だと思う。だって、近くで見たら、こんな輝きは見れないと思うから。触れられないからこそ
美しい。月にはこの言葉がぴったりだろう。
「僕、月って遠くから見るから綺麗って思うんですよね。」
…!まるで私の心の中を読んだかのような言葉だった。
「偶然ですね。私もそう思ってました笑月の輝きは遠くじゃ
ないと見えませんしね。」
「そうそう笑僕たち似た者同士ですね。」
貴方が微笑む。月に感謝したい。月の輝きがなかったら貴方のこの笑顔は見れなかったから。私は貴方に微笑み返す。
しばらくして、私達はまた歩き出す。今度は上の方まで行ってみることにした。頂上に着くとより一層綺麗だった。
貴方と一緒に月を見る。
「今日は月が綺麗ですね。」
頭の良い貴方はこの言葉の意味が分かってしまっただろうか。それともそのままの意味で捉えるだろうか。なんだっていい。貴方にこの気持ちが届くのならば。そう、思った。
しばらくの間、沈黙が続く。余計なことを言ってしまったの
かと不安がつもる。貴方の方を怖くて見れなかった。
貴方は、私の手の上に自分の手を乗せる。私は貴方を見る。
貴方の顔はまるで少し触っただけで崩れてしまいそうな優しい笑顔だった。見惚れてしまう。貴方の顔から目が離せない。
どんな感情かも分からない。それでも

月の下の貴方の微笑みは、貴方を照らす月と変わらない___





テーマ 君を照らす月

11/15/2025, 10:58:56 AM

綺麗な空の晴天だった。雲1つ無い空。
貴方と歩く。
「いい天気ですね。」
私が貴方に言う。思わず手を繋いで見たくなる。
「そうですね。思わず寝ちゃいそうですね笑」
貴方が笑う。その笑顔が太陽より眩しくて胸が高鳴る。
レジャーシートをひいて貴方と座る。今日はピクニックだ。
私が作ったサンドウィッチを貴方に差し出す。頑張って貴方の為だけを思って作ったなんて言えないけど…そして貴方と一緒に食べる。
「うまっ!」
貴方が目を見開く。その顔を見れたなら私はもう十分だ。私は失敗したサンドウィッチを食べる。
「良かったです笑」
そうした途端、貴方が言う。
「失敗したやつ食べてるんですか!?僕が食べます。」
えっ…?まさか気付いてくれてるとは…慌てて返す。
「いや、大丈夫です。美味しいの…食べてもらいたいので…」
そうすると貴方は顔が赤くなっていた。そして私も赤くなった。
貴方と笑いあって、語り合って。そんな、人生で1番楽しいと
思える程の時を過ごす。
少しして、散歩をすることにした。周りからはどう見えているのだろう。そんなことを思いながら貴方と歩幅を合わせる。
いつの間にか貴方の方が身長が高くなっていて、少しドキッとする。今日の為に、お気に入りの服を着て、何時間もかけて
メイクをして、髪型も変えて。この日の為だけに努力をする。
そんな事を考えているうちに樹林が沢山見える。
その樹林の枝葉の間から差し込む日光が貴方と私に当たる。
まるで"2人だけ"を照らしてくれているようなスポットライトだ。この瞬間だけは、貴方だけのヒロインになれた気がした。
私は1歩さがり、その木漏れ日の光を当たっている貴方を撮る。幸い、貴方は気付いていなかったみたいだ。
そんな、楽しかった思い出が書いてある日記を見て、私は今日も涙を流す。そして、その公園に行った。楽しかった思い出が蘇ってくる。ふとその時に撮った写真みてみる。楽しそうに
笑う貴方。

そんな場所に名前を付けるなら、"木漏れ日の跡"だ___





テーマ 木漏れ日の跡

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