綺麗な空の晴天だった。雲1つ無い空。
貴方と歩く。
「いい天気ですね。」
私が貴方に言う。思わず手を繋いで見たくなる。
「そうですね。思わず寝ちゃいそうですね笑」
貴方が笑う。その笑顔が太陽より眩しくて胸が高鳴る。
レジャーシートをひいて貴方と座る。今日はピクニックだ。
私が作ったサンドウィッチを貴方に差し出す。頑張って貴方の為だけを思って作ったなんて言えないけど…そして貴方と一緒に食べる。
「うまっ!」
貴方が目を見開く。その顔を見れたなら私はもう十分だ。私は失敗したサンドウィッチを食べる。
「良かったです笑」
そうした途端、貴方が言う。
「失敗したやつ食べてるんですか!?僕が食べます。」
えっ…?まさか気付いてくれてるとは…慌てて返す。
「いや、大丈夫です。美味しいの…食べてもらいたいので…」
そうすると貴方は顔が赤くなっていた。そして私も赤くなった。
貴方と笑いあって、語り合って。そんな、人生で1番楽しいと
思える程の時を過ごす。
少しして、散歩をすることにした。周りからはどう見えているのだろう。そんなことを思いながら貴方と歩幅を合わせる。
いつの間にか貴方の方が身長が高くなっていて、少しドキッとする。今日の為に、お気に入りの服を着て、何時間もかけて
メイクをして、髪型も変えて。この日の為だけに努力をする。
そんな事を考えているうちに樹林が沢山見える。
その樹林の枝葉の間から差し込む日光が貴方と私に当たる。
まるで"2人だけ"を照らしてくれているようなスポットライトだ。この瞬間だけは、貴方だけのヒロインになれた気がした。
私は1歩さがり、その木漏れ日の光を当たっている貴方を撮る。幸い、貴方は気付いていなかったみたいだ。
そんな、楽しかった思い出が書いてある日記を見て、私は今日も涙を流す。そして、その公園に行った。楽しかった思い出が蘇ってくる。ふとその時に撮った写真みてみる。楽しそうに
笑う貴方。
そんな場所に名前を付けるなら、"木漏れ日の跡"だ___
テーマ 木漏れ日の跡
11/15/2025, 10:58:56 AM