crew10

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3/17/2025, 1:23:57 PM

遠かった、ここまでの道のり
叶わぬ夢だと思っていた
貴方に会い、僕は街を飛び出した
見知らぬ街で、沢山の恋をした。

雨の日も、日食の日も僕は街が変わりゆく姿を、見つめていた

遠くに星を眺めながら、イヤリングを静かに外す。

貴方と顔を合わすと、何度も互いは無言になった。言葉を超えて僕も同調する
その世界は、まるで全部を受け入れてくれているようで、全部を拒まれている気がしていた。

大きなクリスマスツリーは、僕のところにはない。その、拒絶が自立ともいえるのか。時は過ぎてしまい叶わぬ夢。

貴方の、凛とした姿に、もう出会えない。
僕は別の道をゆく
貴方と約束をしないまま、別の約束の場所へ向かう。
相変わらず、僕は生き合ったりばったりの旅だ。

ただ声が、聞きたかった深夜
だれにも言えない想いを、ただ
文字にして見つめている

たぶん・・会えるのは
叶わぬ夢
姿を目に焼き付けたまま
あの頃の記憶さえも消し去るしか無い現実

僕は、元気だよ
笑顔だよ
誰も知らない貴方へ
また、どこかですれ違えるのを
期待して、僕は旅を計画する

キレイナ、ホシゾラですか
隣に僕はもういない
角度が違うけれど同じ空を眺めている夜に乾杯。貴方からの乾杯の声は聴こえないまま僕はグラスの中のアイスティーに少し嫉妬をした・・・

3/15/2025, 4:37:30 PM

吹いた煙草の煙の中に
一番近い記憶が蘇る
煙は、魔法のランプからそっと縦に伸びるように天上へ上がっていく

それから、僕は不思議なたびに出た。心のざわめきとともに空には大きな虹が射していた。色んな人達が僕をよぎっていき
声を掛けていく。
厳しい声も、優しい声も、叱咤激励
味わった。

忘れ去られていく自分と
もがいて、木の枝になる僕。
彼は綺麗すぎて、目の前に現れると
心臓がバクバクして息が止まりそうだった

・・・一度・・止まったかもしれない
そしてまた、煙草を吹かす
生きていくことはドラマチックだ。
世界は広い

と、大抵このタイミングでくしゃみが出る。心のざわめきは無いに等しい
大きな大きな夢を見させてもらった僕はラッキーだった。
終わった今、優しさがほんのり顔を上げる。みんなが笑顔を見れてホッとし

優しくないと、嫌われるこわさを知る

一瞬、泣きかけてやめた。
ちゃんと人の幸せを、黙って見守れる
自分がいた
この先のドラマはわからない
心がざわつきを、そっとなだめて
おだやかに、一日をしめた

3/14/2025, 5:34:42 AM

単純に好きという透明な感覚の
遠い君が、僕を束縛する
涙なんか・・泣くもんか。

君の遊びの徹底さに、
ふと、軽い気持ちになれるはずなのに
自然と流れ出る涙は
理由さえも解らない

気持ちを吐き出す場所さえ奪われてしまった。
そんな僕を、タバコの煙が覆い
また間接照明を増やそうと考えている自分がいる。
君が言う通り何だと思う
僕の答えも同じなんだけれど
無常にして、刹那な答え

行きてる証拠だと、絶賛したいのと
合い反対に、君からの予想外のプレゼントに、魂が飛んだ気がした。

最近、またよく泣くようになった。
極力、ボーイッシュを心がけている
君の愛の、がんじがらめに
心が剥がれそうになる

僕の小さなアパートにいた数日間
浮気とも言えない
君の透明なやんちゃは
確かに優しかった

透明の爽やかな風が
そっとベランダから入ってくる

どこ?ここ!
それだけの会話だったぼくたちは
なにもしてないのに
叱られた・・・


3/6/2025, 11:10:36 AM

風が運ぶ島
君の記憶が消えていくなか
鮮明に君が蘇る

遠く離れた土地では
多く収穫された樹の実が
市場へたどり着く

食する果実の実ははたして
同じだったのだろうか
最初から・・・

僕がたどり着いたこの島は
風によって記憶が運ばれる
僕の喜びは時を超え
時空を旅し、差し伸べられた手を
繋いできた

遠い昔の記憶と、身体に刻まれた刻印が
静かに時を戻す

戻る記憶と、ゆっくりと流れる時間の中で
僕は、未知への扉を開く

今度は、どこへ行き
なにをするべきか、運河のように
運命は交差していく

少しばかりの心の軽さと
胸を打つ残像が僕の心を弾ませる
何もしたくない
そう、いいながら
キッチンにある酒を眺める

綺麗なグラスを買おう

そんな僕を、君が心配する
大丈夫、

綺麗に飲む姿を魅せたいから・・
その風が扉を開けて
カウンターへ、座るまで

僕の風は止まらない

2/28/2025, 12:51:36 AM

牛乳瓶のコーヒーって、
美味しかったよね
生産おわったんだって。

笑い皺をよせながら
君は、何も言わずにテレビを見ている
笑ったらキュートなのに
君はよく泣く

一瞬、天気が曇ったように泣く
その瞬間、心が一瞬離れるけれど
私が、一つづつ思い出を置いて触れるから
君は、また顔を近づける

君と飲んでいた、ビンの珈琲も
思い出が終わる

気づいた君は、急いで電話をかけてきた
そう、あふれるほどの思い出は
僕達の時代が持っていたもの

心のなかに、あるもの
経験したもの。

邪魔されないもの。

それでも、進化を求められるのは
仕方のないこと
止まりながら、進化をしなければ
意味がないこと
昔を忘れたら、老いの桜になってしまうこと。

と、メモに書き留めた

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