crew10

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牛乳瓶のコーヒーって、
美味しかったよね
生産おわったんだって。

笑い皺をよせながら
君は、何も言わずにテレビを見ている
笑ったらキュートなのに
君はよく泣く

一瞬、天気が曇ったように泣く
その瞬間、心が一瞬離れるけれど
私が、一つづつ思い出を置いて触れるから
君は、また顔を近づける

君と飲んでいた、ビンの珈琲も
思い出が終わる

気づいた君は、急いで電話をかけてきた
そう、あふれるほどの思い出は
僕達の時代が持っていたもの

心のなかに、あるもの
経験したもの。

邪魔されないもの。

それでも、進化を求められるのは
仕方のないこと
止まりながら、進化をしなければ
意味がないこと
昔を忘れたら、老いの桜になってしまうこと。

と、メモに書き留めた

2/28/2025, 12:51:36 AM