遠かった、ここまでの道のり
叶わぬ夢だと思っていた
貴方に会い、僕は街を飛び出した
見知らぬ街で、沢山の恋をした。
雨の日も、日食の日も僕は街が変わりゆく姿を、見つめていた
遠くに星を眺めながら、イヤリングを静かに外す。
貴方と顔を合わすと、何度も互いは無言になった。言葉を超えて僕も同調する
その世界は、まるで全部を受け入れてくれているようで、全部を拒まれている気がしていた。
大きなクリスマスツリーは、僕のところにはない。その、拒絶が自立ともいえるのか。時は過ぎてしまい叶わぬ夢。
貴方の、凛とした姿に、もう出会えない。
僕は別の道をゆく
貴方と約束をしないまま、別の約束の場所へ向かう。
相変わらず、僕は生き合ったりばったりの旅だ。
ただ声が、聞きたかった深夜
だれにも言えない想いを、ただ
文字にして見つめている
たぶん・・会えるのは
叶わぬ夢
姿を目に焼き付けたまま
あの頃の記憶さえも消し去るしか無い現実
僕は、元気だよ
笑顔だよ
誰も知らない貴方へ
また、どこかですれ違えるのを
期待して、僕は旅を計画する
キレイナ、ホシゾラですか
隣に僕はもういない
角度が違うけれど同じ空を眺めている夜に乾杯。貴方からの乾杯の声は聴こえないまま僕はグラスの中のアイスティーに少し嫉妬をした・・・
3/17/2025, 1:23:57 PM