こぼれたアイスクリーム、で浮かぶ場面。
こぼれたアイスクリーム、色々な場面が浮かぶが…
まぁ、最初はアレじゃないだろうか。
「悪ィな、おれのズボンがアイス食っちまった」
くぅーっ、そこに痺れる憧れるゥ!
みんな大好きスモーカー大佐の名言である。
これを初めて知った時、あまりにもカッコよくて「自分も絶対こんな大人になる!」と決意した記憶がある。
多分実際にやられたら普通に悲しんで「ア、アハハ…ダイジョウブデスヨ〜!!💦」になるけど。
「スモーカー大佐に憧れてますから」くらい言えたら上出来だ、5段分の金を渡せる余裕は無い。
そして次に浮かぶ場面といえば…
ちょっとセンシティブ注意なので気をつけてほしい。
早くも溶け始めた棒アイスを慌てて舐めるアイツから、俺は目が離せなくなった。
ポタ、と俺の手に垂れた生温いアイスの温度でハッとして、頭を冷やすようにアイスを食べる。
頭がキーンとなる俺を見て、アイツは無邪気に笑った。
うん、夏の風物詩ってやつだね。
この変態が!と思った君とは、仲良くなれそうだよ。
ちなみにこの場面、あえて「アイツ」の性別をぼかした。
みんなの「アイツ」は女だったのか、男だったのか…
ちなみに自覚のある変態の自分は、この場面が実際に見られないかと、意中の相手にアイスを買ったことがある。
普通にかじられた、まぁそうなるわな。
相当な知覚過敏でない限り、舐める方が稀だ。
というか、こんなにフェチズムを暴露する事になるなんて思わなった。
巧みな罠に引っかかってしまったようだ。
もし同じ思考回路だったら♡を送ってあげてほしい。
このままでは居た堪れない。
こぼれたアイスクリームで、こぼれた本音。
やさしさなんて、いらない?
よくドラマで「やさしさなんて、いらないわ」と強い女ヒロインがヒーローに言うシーンがある。
まぁ、気持ちは分からなくもない。
意中の相手から、やさしさで誤魔化され続けるのは割とメンタルにくる。
「一思いに突き離せよ!」と思うこともある。
ただまぁ…やっぱり欲しいよね、やさしさ。
好きな人や意中の相手からは、やさしくされたい。
嘘でも誤魔化しでも、それが結局心地いい。
そう思う自分は、弱い人間なのだろうか。
本当に相手からのやさしさを「いらない」と思い、それが現実になっても後悔しない人が強いのだろうか。
それなら、暫くは弱くてもいいかな。
いつかは強くなりたいけど、今はまだ。
まだ現実と真っ向勝負できるレベルではないかなぁ。
あと、例のシーンを見ると思うことがある。
折角なので、今日の小説にしよう。
「やさしさなんて、いらないわ」
彼女はそう言って、最終バスに乗り込んだ。
これはアレだ、やさしさの裏を見抜かれる系のやつ。
次からは本音で向き合うのが正解の、アレ。
…これ、裏がない場合の正解って何だ?
僕は純粋に彼女が好きで、好きな人にはやさしくしたいタイプの男なだけだ。裏も嘘も、誤魔化しもない。
僕は慌てて、人類の叡智ChatGPTを頼る。
「それは大変ですね。でもきっと、真摯に向き合えばお相手の方も分かってくれるはず!大丈夫ですよ☺️」
傷付けない為か、フワフワとした回答が返ってくる。
僕は心の底から叫んだ。
「やさしさなんて、今はいらないよォ〜!」
ギャグ寄りの小説になってしまった。
なってしまったというか、したの方が正しいかも。
必ずしも強い女の検討が正しいとは限らない。
やさしさに裏も何も無かった時、相手は一体どうすればいいのだろうか?
これは毎度思っていたことなのだ、スッキリした。
やさしさなんて、いくらあっても困りませんからねぇ!
夢じゃない、という台詞。
「夢じゃない」という台詞を渡された時、アナタならどんな風に読むだろうか。
夢じゃない。
夢じゃない!
夢じゃ、ない…
夢じゃない?
夢じゃ、ない〜ッ!!
前後の状況によって、色んな読み方ができる。
こういう一言が、自分は好きだ。
だからあの…はぁって言うゲーム?が欲しい。
あれは面白い所を突いた良いゲームだなぁと思う。
一緒に遊んでくれる人居ないし、買わないけど。
いや、買おうかな?
演劇のワークショップとかで使えるだろうか。
…使っていいのか?権利的に。
法律は本当にややこしい。
守ってほしいなら分かりやすく作れってんだ。
まぁ、自作が無難かな。
一つの台詞で、シチュエーションやニュアンスを被らせずに何通りの言い方が出来るか?
みたいなゲームがあったら楽しそうじゃないだろうか。
最近はこういう演劇にまつわる夢をよく考える。
団体名を考えたり、アイコンを作ってみたり。
そんな事より具体的な企画を考えたら?なんて正論パンチをかまされそうだ。
嫌だ、前にも言ったが自分は形から入るタイプなんだ。
外枠がシッカリしてないと、どうもやる気が出ない。
優柔不断が一人で…ChatGPTは二人になるのか?
まぁほぼ一人で考えているから、これが中々決まらない。
いつかこの夢が、夢じゃなくなるように。
消極的な意味じゃなく、できる事なら実現の方で。
その時に言う「夢じゃない」は、どんな響きだろう。
心の羅針盤、で何処へ行く?
心の羅針盤って何だろう。
人生という大海で迷わない為の道標…
夢とか目標とか、そういう事だろうか。
それなら自分は演劇やお金かな〜と思うけど、羅針盤より燃料と言われた方がしっくりくる。
生きるのに必要なエネルギーって感じだ。
…心の羅針盤って、何だろう。(二回目)
道標…行き先を示してくれるもの…
自身を取り囲む環境、特に人のことだろうか。
なるほど、ここで2人の男の話をしよう。
僕は三人兄弟の真ん中に産まれた。
兄は成績優秀で、弟は芸事に長けている。
僕はどちらも持たなかったが、ただ心優しかった。
親はよく「好きを、得意を大切にしなさい」と言った。
僕は一日一善をモットーに、穏やかな日々を過ごす。
成長して兄は医者に、弟は有名な画家になった。
僕は普通のサラリーマンになったが、僕を好いてくれる妻と子供に恵まれた。
いや、ずっと前から恵まれていたのだ。
僕の今を選ばせてくれた親に、花束を選んでいこう。
俺は三人兄弟の真ん中に産まれた。
兄は成績優秀で、弟には芸事の才がある。
俺はどちらも凡庸だったが、心根は優しかったという。
親は執拗に「お兄ちゃんみたいになりなさい」と言った。
競争の中で俺の心は疲弊したが、やがて順応した。
成長して兄は医者に、弟は親と縁を切ったらしい。
俺は商社に入社したが、周囲のレベルに追い付けず鬱になって2年で退社した。
どうして、俺の人生はこんなに惨めなのか。
俺を今に導いた親が、「どうして」と嘆いていた。
いやぁ、親って羅針盤として割と中心にいるよね!という事が言いたかった短編でした。
バッドエンドを後にしたのは、ただの趣味です。
アナタの心の羅針盤は、狂っていませんか?
またね、って良い響きですよね。
自分は意識的に「またね」と「バイバイ」を使い分けるタイプの人間である。
「またね」はまたその人と会いたい時に。
「バイバイ」はもう会わなくてもいいかなって時に。
(無意識に「バイバイ」と言う事もあるけれど。)
だからこそ、人の言う「またね」にも敏感だ。
去り際に言われなかったら、何か悪い事でもしたかな…なんて悩むくらいには。
逆も然り。
「またね」と言われると付け上がるタイプだ。
次もある、と舞い上がってしまう事がしばしばある。
つまり、どちらにせよ面倒な人間なのだ。
あと、出来れば「またね」と言ってほしいだけだ。
これを意識的に使い分けている人は、どれくらいの割合で存在するのだろう。
たまにこういう、考えすぎとも言えるような事を母に話すと、「みんなそんなに考えてないよ」と一蹴される。
はて、本当にそうなんだろうか?
物事を考える事を苦手とする母は、考えてないだろうが。
アンケート機能なんかがあったのなら、アンケートを取ってみたいものだ。
まぁ、ここに居る人は考える人が多いかも。
自分に有利な条件で、母に間違いを突き付けたいだけなのかもしれない。
ネットの世界は、考える人にとって生きやすい。
現実の世界は、考えない人にとって生きやすい。
自分も考えない人が良かったなぁ…と思う事が多々ある。
だが、よく考えるから演劇ができる、のかも?
それなら考える人なのも悪くない。
久々に大きく脱線した気がする。
まぁ寄り道もいいじゃないか、気長に行こう。
じゃあ、またね。