こぼれたアイスクリーム、で浮かぶ場面。
こぼれたアイスクリーム、色々な場面が浮かぶが…
まぁ、最初はアレじゃないだろうか。
「悪ィな、おれのズボンがアイス食っちまった」
くぅーっ、そこに痺れる憧れるゥ!
みんな大好きスモーカー大佐の名言である。
これを初めて知った時、あまりにもカッコよくて「自分も絶対こんな大人になる!」と決意した記憶がある。
多分実際にやられたら普通に悲しんで「ア、アハハ…ダイジョウブデスヨ〜!!💦」になるけど。
「スモーカー大佐に憧れてますから」くらい言えたら上出来だ、5段分の金を渡せる余裕は無い。
そして次に浮かぶ場面といえば…
ちょっとセンシティブ注意なので気をつけてほしい。
早くも溶け始めた棒アイスを慌てて舐めるアイツから、俺は目が離せなくなった。
ポタ、と俺の手に垂れた生温いアイスの温度でハッとして、頭を冷やすようにアイスを食べる。
頭がキーンとなる俺を見て、アイツは無邪気に笑った。
うん、夏の風物詩ってやつだね。
この変態が!と思った君とは、仲良くなれそうだよ。
ちなみにこの場面、あえて「アイツ」の性別をぼかした。
みんなの「アイツ」は女だったのか、男だったのか…
ちなみに自覚のある変態の自分は、この場面が実際に見られないかと、意中の相手にアイスを買ったことがある。
普通にかじられた、まぁそうなるわな。
相当な知覚過敏でない限り、舐める方が稀だ。
というか、こんなにフェチズムを暴露する事になるなんて思わなった。
巧みな罠に引っかかってしまったようだ。
もし同じ思考回路だったら♡を送ってあげてほしい。
このままでは居た堪れない。
こぼれたアイスクリームで、こぼれた本音。
8/12/2025, 8:26:55 AM