ページをめくる、タイミング。
最近は朗読公演の練習をやっているのだが、台本のページをめくるタイミングに気を遣う。
大きく2つの場面で気を遣うことが多い。
まず、セリフがページをまたいでいる時。
これは言わずもがなだと思う。
スムーズに朗読をする為には、セリフまたぎのページをめくるタイミングを見計る必要がある。
ある程度セリフが頭に入ってきたとはいえ、一字一句間違えないように読むには、やはり台本を見る必要がある。
自分は割とニュアンスで台本を覚えてしまうから。
脚本家の方の気持ちを考えると、直すべきなのだが…
中々直らない、癖なのである。
役者続けるんだから、直そうとは努力するけど。
話を戻すと、ページをめくるタイミングが早すぎても遅すぎても、セリフが上手く言えないことがある。
ただ、ここは練習をすればタイミングが掴めてくる。
今回もセリフがページをまたいでいる箇所があるのだが、そこのめくりにも慣れたものだ。
セリフもある程度は頭に入ってるし。
…などと調子に乗っていたら、本番でミスしそうだ。
この辺で口を慎んでおこうと思う。
もうひとつ気を遣うのは、他人のセリフの途中。
他人のセリフの途中でページをめくる時、音が鳴って邪魔をしてしまうのが忍びないのだ。
ここも練習次第…と思われるかもしれないが、特に練習という練習をしない箇所である。
そんなところに時間を使っては勿体ないし。
個人的には出来るだけ邪魔をしないタイミング、他の人と同じタイミングでページをめくりたいが…
正直、そこまで気になるものでもないのかもしれない。
観客目線で考えると、全然気にならないな。
そりゃあ必要以上にペラペラ聞こえたら気になるかもしれないが、そんな奴は居ないだろうし。
でも、いざ役者の立場になると気になる。
立場(視点)が変わると気になって仕方がないこの現象、何か名前があるのだろうか。
まぁ、本番でも気を遣えたらと思う。
その余裕を持てるように、今は練習を頑張りたい。
本番でページをめくり終えると、舞台が終わってしまう。
この瞬間がいつも寂しいというのも、言っておこう。
夏の忘れ物を探しに、ってまだ夏だけど。
9月、秋の部類に入る月…だった。
最近は専ら「残暑」の月として認識されている気がする。
夏が、長すぎる。
初夏から残暑まで含めたら4ヶ月はあるような。
4ヶ月て。1年の3分の1も使いやがって。
自分はまだ夏という季節が好きだからこれくらいのお小言で済ませてやろうと思うが、夏嫌いからすれば近年は地獄みたいなものだろう。
もっと夏に対して文句を言いたいはずである。
自分も冬が長かったら文句を言いたい。
と、夏の長さに言及するつもりだったが。
今日、なんかちょっと涼しい。
雨が朝から降ったというのもあるのだが、外に出た時にひんやりした空気だったし。
刺すような日差しも和らいでいる気がするし。
もう煩い蝉も鳴いていないし。
(下書き)
8月31日、午後5時。帰り道で、行き道。
丁度その時間は、観劇からの帰り道だった。
そして、仕事をしに行く途中でもあった。
つまり、帰り道であり行き道だったというワケだ。
観劇の場所では、色んな演劇関係者と会った。
地方の演劇界隈というのは狭い。
今日は丁度、演劇ユニットの発表をした日。
狭い界隈なので、つい数時間前に発表したばかりの演劇ユニットの情報が既に知れ渡っていた。
「演劇ユニット始めるんだって?」「頑張ってね!」
色々お声掛けいただけて嬉しい限りだった。
今日のことは忘れないだろう、恐らく、多分。
そしてそこからの帰り道、自分は焦っていた。
「17時前後にお伺いします」
と言っていた取引先へ遅れそうになっていたのだ。
赤信号で停まって、午後4時50分。
「すみません、もう少しかかりそうです」
と曖昧なLINEを送る。
「オッケー」
取引先は、割と時間にルーズでも怒らない人だ。
「○○はもっと気楽に構えた方がいいと思う笑」
などと、むしろもっと楽にしろと言うようなタイプ。
喧嘩っ早いところはあるが、根はいい人なのかも?
「根はいい人」と似た言葉に「悪い人じゃないんだけど」があると思う。
自分はあの言葉が結構嫌いである。
この言葉を言う時、大抵は悪口を言っている。
そして最後に「まぁ悪い人じゃないんだけどね」と言う。
どういう意図で言っているのかは知らないが…
それで全てチャラになると思うなよ!と思ってしまう。
そんな意味で言っているワケじゃないだろうけど。
母にも「そこまで考えてないよ」と言われたし。
あまり考えずに言う人が多いのだろうか…
それはそれでどうなんだ…と、また考える。
まぁ、そんな事はどうでもいいのだが。
来年の8月31日午後5時は、何をしているだろうか。
夏草、兵どもが夢の跡。
夏草、夏に草を引っつけた単純な単語。
単純な単語は、多くの場所で使われているイメージだが…
夏草って、「夏草や〜」の短歌でしか聞いた事がない。
他に使っているシーンはあるのだろうか…
いや、知らないだけであるんだろうけど…
というか、春草も秋草も冬草も聞かない。
全部雑草っぽいからだろうか。
○○草でよく聞くのは、猫草かな。
あの、猫ちゃんがむしゃむしゃ食べるやつ。
猫ちゃんを飼っているからか、よく見聞きする気がする。
猫を飼っていたら猫用の生活用品が目に付いたり、猫のグッズが目に入るとか…あるよね。
犬もハムスターも蛇もあると思う。
人が何となく集めちゃうものって興味深い。
動物に限って見ても癖が出る気がする。
例えば自分は、猫や龍、蛇のものを集めやすい。
飼っていたり、名前の一部に入っているからだろう。
そういえばこの間、演劇関係の知り合いが「クマちゃんのものは沢山持ってる」と話していた。
熊が好きなのだろうか…
いや、熊じゃなくクマちゃんが好きなんだろうな。
犬が好きだと言っていたあの人は、犬のグッズをついつい集めてしまうのだろうか。
苗字に猿の入るあの人は、猿のグッズに目が行きがちなのだろうか。
…ビックリするくらい話が逸れてしまった。
何の話だったっけ、とタイトルを見に行ってしまった。
夏草ね、はいはい。
夏草、夏草…やっぱり何も浮かばない。
コメント機能があれば有識者に教えてもらえるのに。
コメント機能が無いのが良い所なんだろうけど。
仕方が無いので、後で調べようと思う。
ChatGPTにでも聞こうかな。
○○草、ネットスラングみたいでなんかヤダな。
素足のままで、他人の家にあがる奴。
近年、素足で他人の家や公共施設(靴を脱がないといけないところ)に来る人が多い気がする。
自分自身はそれを特に気にするワケでは無いのだが、親から習わなかったんか?という気持ちにはなる。
え、習わないんか?ウチが特殊なんか?
少なくともウチでは、他人の家や靴を脱ぐ公共施設に素足であがってはならないと習って育った。
だから自分は基本的に夏でも靴下を履いている。
サンダルを履く時は、靴下をバッグに忍ばせている。
他の家では特に習わないのだろうか…
それとも、習ったけどやっていないのだろうか…
別に素足が泥まみれだとか、水虫だとか。
そういう事情が無いなら好きにすれば良いと本当に思う。
素足だから何があるとかも無いだろうし。
ただ、習ったのか習わなかったのか知りたいのだ。
「怒らないから正直に言いなさい」の本当のヤツ。
あと、お題に合わせて「素足」と言い続けているが、この話題は「裸足」が言いやすかったなぁと思う。
「素足」はなんかもっと、キレイな話で使えば良かった。
最後に「素足」をテーマに素敵な小説でも書くか。
ウチの高校は、プールの授業が無い。
水泳部はあるのだが、プールが若干遠い場所にあるのだ。
だから、この案もボツ。
昼寝のせいで目が冴えている僕は、一人夜中に考え事をしていた。
僕の右斜め前のその前に座る、あの子の事。
彼女は艶やかな黒髪と、涼し気な目元。
そして夏でも毎日、黒タイツを履くという特徴がある。
彼女の白い肌が、毎日黒タイツに守られている。
その不可侵領域が、気になって仕方ないのだ。
いつか、彼女の素足を見てみたい。
これ、「素足」じゃなくて「生足」か。