ね。

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12/20/2025, 12:56:47 AM

光の輪が輝いていて、あまりにもキレイだったから、思わずボクは手をのばしたんだよ。それは、キラキラとまわりながら近寄ってきてさ、よくみるとたくさんの粒でできていたんだ。で、輪から形を変えて、ボクの手を包み込んで、ふわっとした温かさを残して消えちゃったんだよ。

ボクはそっと手のひらをのぞいてみたんだ。そしたら、ちいさなちいさな万華鏡があったんだよ。かわいい模様の七色の万華鏡。中をのぞけるかな?ってちょっとみてみたらね、不思議不思議、ボクはその中に入っちゃったんだ。でね、小さい頃の夢の宇宙飛行士になっていた。宇宙空間を漂っていたんだよ、びっくりしたなあ。びっくりしたけど、宇宙は美しくて、壮大で、とにかくそのままでいたくて、しばらくぼーっと身を任せていたんだよ。
するとね、宇宙船がやってきて、ボクに乗るように言ったんだ。乗り方分からないなあ、と思った瞬間には宇宙船の中にいたんだ。面白いよねえ。でさ、中にはみたこともない生き物がいてね、こわくはないんだよ、すごくあたたかい感じがするからね、いろいろボクに見せてくれたんだ。ボクがこれからなれる未来を。たくさんの可能性を。すごかったな、なんでもできるし、なんにでもなれるんだ、って思ったよ。


どうやって戻ってきたのか、って?それがさ、ボクも分からないんだよ。気づいたら光の輪をみつけた場所にいたんだから。結構長い時間、宇宙船にいたと感じたんだけどね、時間は全く経っていなかったんだ。


え?
立ったまま寝ちゃったんじゃないか、って?
ははは、そうかもね~。
でもさあ、だったらすごくリアルな夢だよねえ。
ああ、あの万華鏡、またのぞいてみたいなあ。

12/19/2025, 7:11:41 AM

わたしの話を聞いてくださるのですか?
ありがとうございます。


『わたしは、たまに、いままで出会ってきた人たちを思い出すことがあります。もう二度とあうことはないとおもいますが…
はなればなれになってしまったあの人たちは(正確には私からさよならしたのだけれど)、いま笑っているのかな?泣いているかな?誰かといるのか?ひとりなのか?と


 
いまのわたしは、笑っているように見えるでしょうか?笑顔つくるのが得意なのでね。でも、本当は泣いているのです。ずっと。心はいつも泣いています。


わたしは、酷くワガママで、自分勝手でした。偽りの愛情で周りを不幸にしてきました。もしかしたら、それは思い込みかもしれないけれど、誰かといると、わたしはその人たちを苦しめてしまうのです。
結局わたしは、わたしが一番大切で周りなんてどうでもいい。腹の底ではそう考えていたのですね。たぶん。
それに気づいたとき、恥ずかしく恥ずかしくて死にたくなりました。でも、死ねなかったのです。わたしは、死ぬこともできない、情けない存在です。



わたしは、わたしが生きていていいのか、いつも考えます。
わたしは、わたしが死んでいい理由をいつも考えます。
わたしは、わたしが生まれた意味をいつも考えます。
わたしは、わたしのことを認めたい、でも認めることができないままで、います。




わたしの話を聞いて、バカみたい、あまりにもおかしい、など、不快に思われましたでしょう。本当に申し訳ありません。わたしは本当にくだらない人間で…


まあ…
この広い世の中には、生まれてからずっと生きづらくて、こんなくだらないことばかり考えている、わたしのようなおかしなものもいるのですよ。』




ひさびさにわたしのことを人に話しました。話していて、わたしもいい気分にはなりませんでしたね。本当にくだらない話を聞いてくださって、ありがとうございました。

12/18/2025, 8:09:35 AM

「わあ!これが雪なの?きれいだねえ。」
南国で育った君は、目をキラキラさせて言ったっけ。それから、はあーっと白い息を吐いて、楽しそうに歩きはじめたんだよな。可愛かったな。

それは、″大人になるまでには雪をみたい″という君の願いが、ギリギリに叶った日だったんだよ。嬉しそうだったな。

寒いのが苦手なくせにさ、コートも羽織らず外に飛び出しちゃって。鼻のアタマを真っ赤にして、満面の笑みで僕に言ったんだよな。
「19才の誕生日の朝に、雪が降るなんて!なんて素敵なプレゼント!」
って。大はしゃぎであちこち走りまわる君の姿が、本当に本当に愛おしかった。



❄❄❄



静まりかえる雪の朝に、僕はひとりコーヒーを飲みながら、君を思い出す。
ずっと一緒にいることはできなかったけれど、君との記憶は、すべてあたたかい。

12/17/2025, 8:31:54 AM

映画館のスクリーンいっぱいにひろがる、ボクの笑顔。こんな風にみえていたんだなあ、と少し気恥ずかしい。自分の顔ながら、だいぶ優しい表情だ。そりゃそうだ、ボクはキミが大好きだったから。キミをみるたび嬉しくて愛おしくて、いつも笑っていたと思う。


キミが天国にいってしまった夜、あまりに悲しすぎてボクは星空のした、あてもなく歩いていた。気がつくと知らない公園にいて、ボクはなんとなくブランコに座った。ゆらゆらゆれながら、涙が頬をつたっていくのを感じた。目を瞑ると、キラキラしたキミの笑い顔が浮かんでくる。どうしてこんなことになるのか、もう二度とキミに会えないのか、といろんな気持ちがぐるぐるし、ボクはブランコをおり、地面に座り込んだ。


とんとん、と肩を叩かれ顔を上げると、知らない少女が立っていた。


「ついてきて。」
と、その少女はひと言だけ言葉を発し、歩きはじめた。ボクは、言われるがままついていった。着いたのは、町外れの古びた映画館だった。ボロボロの椅子にボクを座らせ、少女はどこかにいってしまった。

しばらくすると、スクリーンが明るくなり、何かが始まった。古い映画だろうか?


『○○の夢』 
タイトルは、キミの名前だった。びっくりしたボクは身を乗り出し、続きを見守った。次々と映し出されたのは、ボクの笑顔だった。キミを笑顔でみつめるボク。話ながら笑うボク。どれもキミからみたボクの顔なんだ、と気づいたとき、涙が溢れ止まらなくなった。ああ、キミもこんなにボクのことを想っていてくれていたんだね。涙でスクリーンが見えづらかったけど、最後まで全てボクの顔だった。



「○○、ありがとう。」
と、ボクはちいさくつぶやいた。

12/16/2025, 2:34:36 AM

「きょうは どのくらい わらったかな?」
まいばん おじいさんは こどもたちに たずねます。


「ぼくは いっぱい はしって たのしくて わらったよ」
「わたしは たくさん たべて おいしくて にこにこ したわ」
「えっとね えほんが おもしろくて あはは って わらった」
「おばあちゃんの くしゃみが ゆかいで わらいが とまらなかったよ」
などなど…


こどもたちは そのひの えがおを たくさん おしえてくれます。
おじいさんは それを きいて にっこりと うなずき こう いいます。

「わしたちの えがおは あしたのひかり に なるんじゃ。みなから つくられた ひかりたちは あしたへ うけつがれるんじゃよ。きょうも たくさん えがおを ありがとう。」

それを きいて こどもたちは また えがおに なります。あしたへのひかり が さらに ふえました。




「ねえ おじいさん。えがおより なみだが たくさんの ときは どうなるの?」
いちばん ちいさなこどもが ききました。


「いい しつもんじゃのう。
そういうときは しばらく あめが つづくのじゃ。あめが ふると ひとびとは えがおが たりない と きづく。だから えがおが ふえるようなことを たくさん するんじゃよ。 たのしくて ワクワク することを。 たくさん たくさん みなそれぞれに すきな ことを するんじゃ。ちなみに わしは ほんを たくさん よむぞ。ほっほっほっ。」



おじいさんの はなしを ききながら
こどもたちは うとうと しはじめました。きょうは たくさん えがおが あったから あすは きっと はれる でしょう。こどもたちは みな あしたはれたら なにをしようかな?とワクワクしつつ ねむりに つきました。おやすみ。

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