優しい陽の明かりと頬杖

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4/22/2024, 9:55:11 PM

たとえ間違いだったとしても


長い 雨が スカート 濡し
鼠のように 急ぎ足
はねた 水滴 泳いだ 視線
太陽が 切れ間から 覗いた 景色
急いで お家へ 帰ろう

お気に入りの 服を 脱いで
シャワーを 浴びて 寝転ぶ
エアコンから 吹く 風の 冷たさに
この先 曇りの 天気 幾つ 数えるのか
雨の 音を 嫌がりながら

たとえ 間違い だったとしても
薄紅色の ルージュで 
春を えがいた 日々は 
君と 笑顔で 開けない 空を 歌った
あれは きっと 晴天を 祈る
庭先の 花の ように


長い 言葉 コーヒーに 浮かぶ
ミルクのように 波紋模様
深層を 心さえ 描いて 廻る
長くも 感じる 時間だね

微睡んでる つかの 間でさえ
滲んだ 心は 苦くて
携帯だけ 置く テーブルの 上で鳴る
シグナル 鼓動と 合わせ 幾つ 鳴り響く
映る ガラス 細くなる影

たとえ 間違い だったとしても
白いドレス 長い髪
夢が 真っ白に 見えた
君と 思へば 遠くの 空を 見上げて
あれは きっと 晴天に 光る
雨粒を 数える ように


きっと きっと どこかの 呼吸で
君は 君は 探して
遠くへ 行けと 叫ぶけど
霹靂の ような 霞は 消えない

もう少し 涼しい 風が 吹いたら
立ち上がって 雲の 切れ間の 太陽を 探すから

4/18/2024, 7:02:55 PM

銀色の世界


透き通る ような 心の 奥に
君にも 見つけ られない
銀色の 世界が あるの
誰にも 開けられ なかった 扉の 向こう

君は 僕を 見つめて くれた
あんなに 悲しくて 切ない 空の 下も
君は 少しだけ 笑顔を 見せて
暗がりの 朝焼けに ため息を ついて

これから 毎日が 私の いない
世界が 始まろうと しても
君の 優しさが 消えて 行きそうな 
夜の 静けさに 泣きそうな 時も

あのとき 見つけてた 空を いっぱいに
泳ぐ 星たち 忘れ ないで
きっと 夢の 中
きっと 長く 忘れてた
まどろみが あるの

透き通る 心の 深く
君に 見せた ことの ない
銀色の 世界
誰も 開けられない 扉の 向こう

誰にも 見せた ことの ない
悲しみの 向こうに 広がる 空は
果てしなく 何も なかった ように
私を その 透明な 世界に 隠す

4/15/2024, 12:27:47 AM

神様へ


このまま 君の 魔力に 取り憑かれていくよ
何回 見たって 君は 不思議な 魅力
溢れ出すよ きっと このまま 夏の 誘惑に
負けそう だから お願いさ このまま 僕の
隣に いてよ もうすぐ 始まる 時は
どこまでも 続く 空と 眩しかった 太陽が
口づけを 交わす 季節に 
君と 出会えた ことを 神様へ 祈りを 捧げよう


君の 名前は 確か 暑い 夏に 生まれた
Sunny それで いいかな?
気まぐれで 優しい ハートは どこかの
都会を 身にまとった センスを 感じるね

いつか 映画で 憧れた あの actress
航空線 乗り越えて エアポートから 吹く風に
周りも 振り返り フラッシュ ライト 浴びて
まるで 太陽の 反射を 浴びる みたいに

五分で いいから 止まって いてくれないか
君の 周りを 跳ねる 風が どこからか
記憶の なかで 遠い 昔 何処かで 君と 出会った
懐かしい あの ハーバーの 前にある
コーヒーショップで 笑い ながら
夢でも 見ていたよ Sweetsの 匂いと
甘い ムスクの 香りと 君の 笑顔が もう一度
ここで 見させて

神様へ 祈るよ なんどでも
遠い 楽園で はぐれた 君を もう一度
暑い 季節が 跳ね回る 光の ベールに 包まれた
あの夏を もう一度

時の 波間を 超えて 君を 捕まえて
パンプスから 伸びた 白い 脚元
よりかえす 時間の 波に 足を 跳ねながら
もう少し 時を 捕まえて
このまま 何千年の 時の 向こうまで
走り 抜けてく 長い 神話の 中へと

神様へ 祈るよ 願いを 込めた
遠い 世界から 溢れる 光 もう一度
朝の 日差しに 包まれた 始まり 予感を させるよな
あの夏を もう一度

4/13/2024, 1:23:47 AM

遠くの空へ



憧れは 彼方に 君の 言う 
楽園は 何処?
僕は 背中に 羽が あるなら
遠くの 空へ 飛び立つ 夢見る

人は 何故か 悲しみ 背負い ながら
人は 何故か 別れを 何度も 繰り返す

それでも そばに もっと 近くに
流れる 時が 巡った 数だけ
思い出すのは あのとき
君が くれた 優しさと 太陽が 素敵な あの街

終わりが 来ること 君が 言う
最後さえ 知らず
僕は 自由が 続く このとき
遠くの 街へ 旅立つ 人がいる

人は 何故か 優しさ 持って 生まれ
人は 何故か 見知らぬ 人さえ 手を伸ばす

それでも そばに もっと 近くに
溢れる 時が 胸を 焦がした
思い出すのは あのとき
君が 言ってた 言葉だけ 太陽が 何度も 昇るよ

遠くへ 羽を 広げて 風に 乗って どこまでも
悲しみ 捨てて 君と 出会えた あの庭
優しさ こみ上げ 太陽の 下で
流れる 時と 忘れる ことの できない 日々よ

4/11/2024, 10:58:33 AM

言葉にできない


君を 果に 愛は むなしき
友は 何故に 別れ 告げゆく
追う風や 背丈を 超えて 吹付けし
さんざめし 心 突き抜け 雲に 消ゆる
言葉にできない 君は いづこへ
黄泉の ついぞ 少し 寒かりて
胸ぞ 温めし 歌は 波と こさずとも

あぁ 涙よ 帰りて 君は さりとて かたし
何度も 夜は 静かに 更け行き 過ぎて
長き 思いよ 返して 時は 流れて
ただ 若かりし 日々を またなみ 
眺めし ままに 花は 散るらむ 折しも 惜しき

おぼろに 覚えた ことのは 美しき 響き
始まり 知りし 我は 夢の またなむ
この方や 誰とて 名を告げて 春を 待てしは
この上 陰り 月は 妖しく 光 煩い
我 何処へ 去り際 叶う いでし 
加茂の 声を 聞きたく 日々を 待てざり

乙女 心に 名残 残す 春の香 込めて
文書けば 君を 思へば 歌は みだれり 月夜
忍びて 世に月影の 金冠を 残せるは
ものの あわれと 泣き出した
行く人 しらね 袖も 合わさず ゆきて
この声や 終と なりぬる 露と 落ち行く 音に






夏の 始まり 記憶の 中
君が 少し 薄手の シャツに なって
太陽を 背中に サンダル 履いて
通りの 風を 集めて 僕に ウインク するよ

あぁ 心臓が 張り裂け そうさ
そう 太陽は 君を 味方 してる
言葉に できない この 思いは 
もっと 刺激的な 季節を 予感 するから

長い 髪と 戯れて
通りに 君の オレンジの コロンと
優しさ 溢れた 君の 笑顔に
通りの 視線は 釘付けに なるから

あぁ このまま 夏が 来れば
始まる 恋の 季節に
この 心 止めないで サンダル 脱いで
砂地へ 足を そっと 下ろし ながら
裸足で 駆けてく ビーチに
光の スコールが 降るから

君は 写真で見つけた 天使だから 
このまま 時が 色づいていく  
街の景色に 溶け込んだ Venus 
フォトグラフに 微笑んだ 魅惑の Venus

あぁ ときめきが 煌めいて 弾けてく
あぁ 切なさが 時間を 止めて しまう けれど

何年も 向こうから さざなみが 押し寄せる
君を このまま 遠くの 島へと 運んで 行くよ

このまま 僕の 視線 だけを 見ていて
裸足の Venusの 小麦色に 少し 灼けた 
裸の 心を 捕まえて 夏は やってくる
もうすぐで ここは 楽園の Beach

あぁ 写真の ように スローモーション
風が はねてく 光の 粒が
1秒 ごとに 君の ドレスを 跳ねて
僕の 瞳に 映る 世界は 原色の 色を 描き
君が 空から 降りてきた 神話の Venusに 見えるから

このまま 楽園の スコールが 晴れて
君が 濡らした 髪を かきあげて
もうすぐ 恋が 始まる 

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