優しい陽の明かりと頬杖

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言葉にできない


君を 果に 愛は むなしき
友は 何故に 別れ 告げゆく
追う風や 背丈を 超えて 吹付けし
さんざめし 心 突き抜け 雲に 消ゆる
言葉にできない 君は いづこへ
黄泉の ついぞ 少し 寒かりて
胸ぞ 温めし 歌は 波と こさずとも

あぁ 涙よ 帰りて 君は さりとて かたし
何度も 夜は 静かに 更け行き 過ぎて
長き 思いよ 返して 時は 流れて
ただ 若かりし 日々を またなみ 
眺めし ままに 花は 散るらむ 折しも 惜しき

おぼろに 覚えた ことのは 美しき 響き
始まり 知りし 我は 夢の またなむ
この方や 誰とて 名を告げて 春を 待てしは
この上 陰り 月は 妖しく 光 煩い
我 何処へ 去り際 叶う いでし 
加茂の 声を 聞きたく 日々を 待てざり

乙女 心に 名残 残す 春の香 込めて
文書けば 君を 思へば 歌は みだれり 月夜
忍びて 世に月影の 金冠を 残せるは
ものの あわれと 泣き出した
行く人 しらね 袖も 合わさず ゆきて
この声や 終と なりぬる 露と 落ち行く 音に






夏の 始まり 記憶の 中
君が 少し 薄手の シャツに なって
太陽を 背中に サンダル 履いて
通りの 風を 集めて 僕に ウインク するよ

あぁ 心臓が 張り裂け そうさ
そう 太陽は 君を 味方 してる
言葉に できない この 思いは 
もっと 刺激的な 季節を 予感 するから

長い 髪と 戯れて
通りに 君の オレンジの コロンと
優しさ 溢れた 君の 笑顔に
通りの 視線は 釘付けに なるから

あぁ このまま 夏が 来れば
始まる 恋の 季節に
この 心 止めないで サンダル 脱いで
砂地へ 足を そっと 下ろし ながら
裸足で 駆けてく ビーチに
光の スコールが 降るから

君は 写真で見つけた 天使だから 
このまま 時が 色づいていく  
街の景色に 溶け込んだ Venus 
フォトグラフに 微笑んだ 魅惑の Venus

あぁ ときめきが 煌めいて 弾けてく
あぁ 切なさが 時間を 止めて しまう けれど

何年も 向こうから さざなみが 押し寄せる
君を このまま 遠くの 島へと 運んで 行くよ

このまま 僕の 視線 だけを 見ていて
裸足の Venusの 小麦色に 少し 灼けた 
裸の 心を 捕まえて 夏は やってくる
もうすぐで ここは 楽園の Beach

あぁ 写真の ように スローモーション
風が はねてく 光の 粒が
1秒 ごとに 君の ドレスを 跳ねて
僕の 瞳に 映る 世界は 原色の 色を 描き
君が 空から 降りてきた 神話の Venusに 見えるから

このまま 楽園の スコールが 晴れて
君が 濡らした 髪を かきあげて
もうすぐ 恋が 始まる 

4/11/2024, 10:58:33 AM